カテゴリー「登山」の記事

2013/05/03

ロックガーデン!

お天気もよかったので奥多摩にハイキングに出かけた。

みどりみどりしい!


立川から乗った快速特急ホリデーおくたま1号は大混雑。

しかし奥多摩にはたくさんの山があるのでお客さんは分散され、どこものんびり歩くことができるのだ。

まさにホリデー


今回は初心者にピッタリの、御岳山のモデルコースを散策。

--------------------
JR御嶽駅【8:55】

御岳登山鉄道滝本駅【9:40】

御岳登山鉄道御岳山駅【10:00】

武蔵御嶽神社【10:35】

七代の滝【11:20】

天狗岩【11:40】

ロックガーデン【11:40】

綾広の滝【12:15】

天狗の腰かけ杉【12:50】

長尾台【13:00】
--------------------

○JR御嶽駅→御岳登山鉄道滝本駅

バスが出ている(増発しているのでラクラク!)のだけれども、歩いて行った。
滝本駅直前が急坂で、大変シンドかった…。

ひっきりなしにバス動いてました、さすが西東京バス!


○御岳登山鉄道御岳山駅→武蔵御嶽神社

自然と参道、いい景色や国の天然記念物、たくさんの商店があって飽きない。

スカイツリー見えました

おみやげもどうぞ

イヌじゃなくてニホンオオカミなんだって


○武蔵御嶽神社→七代の滝

「せっかく今まで登って来たのに、また下るの…?」
と文句を言いそうになるが、滝があるんだもの、しょうがない。

たてせん

滝に癒される


○七代の滝→天狗岩

鉄の急階段!
キツい!


○ロックガーデン

今回の目的はココ!
苔むす渓流、新緑にまみれ、とても気持ちがよかった。

生まれ変わったらコケになりたい

おみず

気持ちよくサクサク歩けました


○綾広の滝

滝行って一度体験してみたい。


と、いうわけで、あっという間の道程だった。

チカで、バスケーブルカーも通っていて、気軽に自然にふれることができるとてもいいハイキングコースだ。

芽吹き!

八重桜も咲いてました(長尾台)


B級グルメ立候補中の“御岳汁”を食べて帰宅。

薄味です、アイデアはいいと思う!


御嶽神社にはおいぬ様が祭られているとは前々から知っていたけれど、これにより最近はペットの祈祷やペットと一緒にハイキングが流行っているという。

確かに今回も結構な数の“おいぬさま”連れがいた。

ま、誰でも行けるところだし、御利益があるのだからしょうがないのだけれども…
イヌは好きだけれども愛犬家が苦手な自分としては、少し閉口させられた。

おいぬさま〜

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012/11/25

もみじリベンジ

2日前に雨で中止になった紅葉狩りに行ってきた。

予定では陣馬山高尾山縦走の行程(数年前に経験アリ)だったのだが、やっぱりのんびり行こうと思い直し、遅く起きて陣馬山のみのハイキングにした。

いいお天気で!


--------------------
JR藤野駅【9:42】

陣馬山登山口【10:20】

〈一ノ尾根〉

一ノ尾根・和田分岐点【11:38】

陣馬山山頂(855m)【12:13】

休憩(1時間10分)【13:23発】

〈栃谷尾根〉

栃谷尾根・陣馬の湯分岐点【14:20】

陣馬山登山口【14:56】

JR藤野駅【15:30】
--------------------


○JR藤野駅→陣馬山登山口

3分後に駅前から発車する神奈中バスに乗ろうと思ったら、アリの入る隙間もないくらいの満員!

臨時バスも数十分後に到着するようだったが、運転手さんに「いつ来るんだよ!」などと怒鳴り散らしている他の登山客のオッサンに閉口させられ、歩いて登山口まで行くことにした。


駅の横のトンネルを抜けた、澤井の自然は素晴らしかった。

澄んだ川に、大きな銀杏。

ご神木


帰りには夕陽で金色に輝く山々。

ゴールドラッシュ


集落には神社も点在していた。

バスに乗っていたら見られなかったステキなものがいっぱいあった。
歩くのオススメ。

わたしもきれいずき


○一ノ尾根

展望がよく、光もたくさんふりそそぎ、赤や黄色に色づいた木々もたくさん。

紅葉のカーテン!


ハァハァ言いながら少し登ったら、平坦なところがあって、自然を眺め癒される。
それをくり返していたらあっという間だった。

周りの登山者も多過ぎず少な過ぎず、足元もとても歩きやすかった。

のんびり歩けました


○陣馬山山頂

難なく山頂にたどり着くと…すごい人!
みんな高尾山方面から来ていたのだろうか。

おしり


もちろんトイレも大渋滞。

どこの茶屋もこの時間なのに売り切れ続出。

どうやらきのうおとといの荒天の影響だそうだ。


コレ(↓)は富士見茶屋で、
「もう最後で具が少ないから〜」
と、値引きしていただいたけんちん汁。

それでもこんなに具だくさん!<br />


真っ白く雪化粧をした富士山も見られて、ついつい長居してしまった。


○栃谷尾根

一ノ尾根に比べると、展望もあまりなく、足元も悪く、おもしろくない。

しかし陣馬の湯への分岐直前、山から人里に出た瞬間、ポッカリと眼前にひらける深い谷と茶畑の美しい光景には、感動する。

ゆずが名産


○栃谷尾根・陣馬の湯分岐点→陣馬山登山口

川沿いのアスファルトの道なので、登山靴では歩きにくい。

えっちらおっちらやっていると、何やら頭上に気配が…
サルだ!

川の向こうにもう一匹いましたっキ


野生のサルが3匹、電線を伝ってコッチへやって来る…!

ビックリしていると、彼らは、キッキキと鳴きながら、華麗に木々へ跳び移って林の中に消えて行った…少し怖かった。


と、いうわけで、予想外のできごとでたくさんの自然にまみえたハイキング。

やっぱり陣馬山は、電車の駅から近く、歩きやすく、景色もよく、標識は多く、茶屋も多く、人は多過ぎず、とってもいい山だ。

秋満喫で、リフレッシュ!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010/05/01

行列の山

高尾山に行った。

高尾山口駅は人でいっぱい。
1号路はまるで遊園地のアトラクション待ちのように。
山頂もギュウギュウ(しかも富士山はほとんど見えず)。

おそば屋さんには長蛇の列ができ、帰りのリフトは整理券配布があって30分待った。

富士山モヤってるね…モヤってるね…モヤってるね…


ゴールデンウィークにここに来たのはかれこれ5年ぶりだから、改めて“ミシュラン三ツ星”の影響力を実感した。

高尾で整理券


ところで。
高尾山のお土産といったら、何だろう。

私は、

老舗の定番!有喜堂の“高尾せんべい”
『出没!アド街ック天国』でも紹介された、日光屋の“高尾山ペナント”
ここだけ!境内にそびえる自販機もステキな、薬王院の“天狗力茶”

をオススメしたい。

当たり付きだから運試しにも!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010/02/20

ケイケン

コスモアースコンシャスアクト
「野口健講演会in渋谷」へ。

会場であるC.C.Lemonホールは満員。
中年夫婦から子ども連れの家族、若いカップルまで、客層が幅広かった。


超満員だった!地球温暖化にしてもチベット問題にしても、富士山のゴミ問題にしても、彼の話すことは実際に現場で経験していることだから、とにかく説得力がある。

これはネットが発達し何でも情報が手に入るようになり、世の中の誰もが知ったかぶりのできる今、そしてヲタク文化が市民権を得出し、とってつけた知識量だけで優劣がつけられやすい今だからこそ、大切なことだ。


小さなことから、自身の稀有な人生だからこその「生と死」などの重いことまで、独特のひょうひょうとした語り口で休みなく話は続けられ、ドンドン引き込まれ…あっという間の2時間半だった。

この人は、すごい人なのに、あまりすごさを出さない人。
そこがすごい。


「エコ」や「自然との付き合い方」といったことを飛び出して、「人とは」「国とは」といったことまで、その全てが経験に裏打ちされた説得力と分かりやすさで語られた、ステキな講演会だった。


驚いたのは、多くの人が素晴らしいと思うことでさえ、表と裏があり、100%の信頼や賛同を受けられることなんて絶対ないということ。

よってかつて自然に挑戦していた野口さんは、今、人の悪意や国と戦っている。

一体、どっちが手強いのだろうね。

 『コスモアースコンシャスアクト』

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/12/19

忘年会は山

友人のSTRさんと、6時半の電車に乗って高尾山へ向かった。

朝の高尾は、超ーーー寒い!
東京都とは思えない寒さだった。

しもばしらガツーン!


そんな中、鼻水をたらしながら登山。

一番乗りだろうと颯爽と歩きはじめたら…もう下ってくる人がいる!

地元の人!?何時から起きてるの!?
参りましたー。

人気なしかと思いきや


話しながら歩いているとあっという間。
頂上からは澄んだ空気の中、富士山がキレイに見えて、絶景。

久々のリフト下りも楽しかった。


10時開店ありがたいふもとに帰ってきて10時。

“高尾山ペナント”のお土産で有名な「日光屋」でおそばをいただいて、11時。


山へ向かう人達がピークの時間に、逆に駅へ向かう快感。

でもずっと、
「(我々よりも)上には上がいるのだよ…。」
と思っていた。

ふーじー!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/06/07

遥かな尾瀬(2日目)

(きのうのつづき)

朝から元気☆高血圧睡眠十分!
朝4時15分に起きて、外に散歩に出かけた。
しらじらと夜が明ける様を期待していたのだが、もうすでに明るくなっていた。
遠くのをものすごい早さで朝もやが駆け抜け、山の姿を出したり隠したりともてあそんでいるようだった。

朝ご飯もしっかりいただき、しゅっぱーつ!


〈本日のルート〉
6:40見晴発→7:45白砂峠
クマザサやブナに囲まれながら、少々の登り。
場所によっては雪がまだまだ残っていたり、キレイな水芭蕉に出会えたりと、尾瀬ケ原の方より寒いようだ。

まだ雪があるとは…


朝なのでクマが出て来やしないかと少し怖かった。


→8:15沼尻
寒い!
湖畔は風がビュービュー吹いて凍えるような寒さだった。

8:30沼尻発→9:00富士見峠分岐
沼沿いを歩くため、足元が悪く、アップダウンもある。
途中からついにお陽さまが出てきた…すると一転、暑い!暑くなったー!

晴れてよかった


→9:15尾瀬沼(尾瀬沼休憩所)
尾瀬沼を半分歩いてたどり着いた湖畔の広い休憩所。
少々休憩。

9:40尾瀬沼休憩所発→10:45一の瀬休憩所
最後の一踏ん張り!
三平峠を越えるとゴツゴツとした岩場の急な下り坂が続き、さすがにヒザが笑った。

一の瀬で、宿でつくってもらったお弁当で昼食。
大きな梅とおかかのおにぎり。
おいしかった!

魚肉ソーセージつきー


11:10一の瀬休憩所発→12:00大清水
歩きやすいなだらかな砂利道。
だけれども風景は全く代わり映えがなく、とにかくつまらなかった。
逆ルートでスタートして初っぱなからこの道だったらと思うと、ゾッとした。

地元では聞いたことがない虫?鳥?
とにかく何だかわからない大量の生物の鳴き声にずっと囲まれていた。
一体あれは何だったのだろう。

きのうから尾瀬を突っ切って、ついに大清水に到着!
アスファルトや車を見るのが久しぶりの気がした。
ちょっと達成感。


帰りは大清水からバスで戸倉へ。

おフロに入って(必須)、ビールを飲んで(必須)、行きと同じ関越交通のバスに乗って東京へ戻った(渋滞)。

戸倉は「尾瀬の玄関口」を名乗るだけあって開けた場所なのかと思いきや、宿がほとんどで、尾瀬土産を売っているお店なんて無くて焦った。
絶対ここで買い物して帰る人多いと思うのだけれどもなぁ。
ガンバレ戸倉


というわけで、尾瀬は大自然と誰もが簡単にふれ合えるところ。
登山や山歩きよりもお手軽に、だ。

だがその便利さに比例して観光客も多く、さらにそれに比例してマナーの悪い人も目に着いた。
例えば木道を外れた川で靴を洗っている人がいたり、宿でハミガキコを使っている人がいたりと尾瀬初心者でもわかるようなものから、バスの中でずっと山小屋や帰りの新幹線の予約の電話をしている人がいたりと都会の日常生活においてもおかしな人まで。

自然とふれ合いに行ったのに、人が印象に残って…少し複雑な気分になった。


もちろんすばらしい尾瀬ケ原の風景も心に残っている。

そしてこの地で個人的に一番感銘を受けたのは山小屋で経験した、超☆健康生活だったかもしれない。
2日目の一日が長いこと長いこと!
こんなに時間を有効に使えるとは、すばらしい体験!

帰ってちょっとは実践してみようとして、1日もできなかったのは言うまでもない。

カエルのような生活を

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009/06/06

遥かな尾瀬(つづき)

(つづき)

夜お世話になったのは“原の小屋”

「夕食18時~」
「消灯21時」
「朝食5時~」

山小屋デビューの私には、黒板に書いてある文字に驚かされるばかり。

「朝ご飯5時って…普段なら寝る時間だYo!」
「朝4時に起きたとしても、7時間も寝てる!普段の倍だYo倍!」
あまりに自分の日常とかけ離れたタイムテーブルに不安になる。

ルール


でもそれ以外はいたって普通のお宿。
お風呂もあるし、食事はおいしいし、ビールやおつまみも売っているし、トイレはウォシュレットだし…
ここが尾瀬であることを忘れてしまうほどだった。

しかし夜ご飯をいただいて部屋に戻って、あしたの計画を練り終えたら、何もすることがない!
テレビが無いと、こんなにも手持ちぶさたになるものなのかっ。

なーんてブツブツ言っていたら…疲れと、満腹と、少しお酒が入ったせいもあったのか眠くなって、みんな消灯前に寝てしまうのだったグー。

(あしたへつづく)

いたれりつくせり

| | コメント (0) | トラックバック (0)

遥かな尾瀬

「♪遥かな尾瀬~。」

歌でしか知らず、ずっと憧れだった、尾瀬に行った。


職場の上司のお兄さんは、尾瀬に行って感動し、自然を何よりも愛でるようになり、北海道に移住したそうだ。
まさしく“尾瀬に人生を変えられた”パターン。

私も人生、変えられちゃうかも!


〈本日の電車とバス〉
6:15横浜駅(JR東海道線)→7:00東京駅(関越交通高速バス「尾瀬号」)→11:00尾瀬戸倉(関越交通バス)→11:40鳩待峠
東京駅と新宿駅から尾瀬戸倉直通のバスが出ていて、とても便利だ。

鳩待峠に着くとたくさんの人がいて、乗り合わせバス内の乗客が一斉に(自分を棚に上げて)ため息をついた。
家族連れから高齢者まで、そして完璧な登山装備の人から街を歩いているのと変わらない姿の人まで、幅広い。

またここは、すでに相当な標高の場所なのにお土産屋さんやトイレが完備。
食事はもちろん、装備まで整えられて、いたれりつくせり。
バスの中で、
「向こう行ったら何もないぞ!どこが最終売店ラインだろうか…ドキドキ。」
と言っていたのがバカらしく感じるほど。

このお客さんの幅広さと便利さ、やはり尾瀬は有数の観光地なのだ。

原の小屋パンフレットより


〈本日のルート〉
12:00鳩待峠発→12:50山の鼻
この辺はまだ木々に囲まれて歩き、尾瀬ケ原までゆっくりと下ってゆく。

しとしと小雨が降ったり止んだり程度のお天気。
レインウェアを着ることもなく歩けて助かった。

尾瀬といえば整備された木道。
ここの土地の7割を所有する東京電力の尽力には感謝せずにはいられない。

しかしこの雨で…滑る!
もっと空とか木々とか周りを眺めたいのに、足元を見ていないとツルリとなってしまう。
現にたくさんの人が転んでいて、傷だらけのおじさんはともかく、足を大きく腫らして歩けなくなってしまったお姉さんまでいて、気を引き締めた。


13:10山の鼻発→14:25竜宮
尾瀬ケ原到着。
広い広い!
ずーっと向こうまで広がる広大な湿原。
これぞ尾瀬という風景だ。
日本は広いなぁ。

ひろー


そしてたくさんの人!
木道は大渋滞で、まるでドラクエを並んでいるかのよう。
カメラを構えて立ち止まることもできず、流れに身をまかせてじわじわと歩いた。

ひとー


→14:50見晴
牛首を越えたくらいから、あれだけあった人波がぱったりとなくなる。
どうやら日帰りの人が多かったようで、そのスケジュールだとここら辺までは来られない(ある程度のところでUターンする)のだ。
視界に自分達以外誰もいなくなる時もあり、近くのカエルと遠くの鳥の鳴く声だけを聞きながら、目の前の風景をボンヤリと眺めたり、カメラを手に思うがままに動き回ったりして、ようやく自分の思うがままに歩け、落ち着くことができた。

水芭蕉は終盤


たどり着いた見晴は、集落のように山小屋がまとまっているところ。
今夜はここで1泊だ。

(つづく)

サクラ!?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/11/01

秋が年内最後(つづき)

(つづき)

今日のお宿は、御岳神社参道にある、“御岳山荘”

いわゆる歴史のある“宿坊”である。


“宿坊”なんて聞くとね。

料理は質素で、「お酒はありますか?」なんて言ったら叩かれるとか、
お部屋はふすま1枚で仕切られて、すきま風ピューピュー吹く中雑魚寝せねばならないとか、
朝は5時に起きて滝に打たれに行かねばならないとか、

そういうことを考えて、正直、ドキドキしていた。


訪れてみると案の定、門構えは老舗・歴史を感じさせる重厚さで…さらにドキドキ。

歴史ある由緒ある

しかしお出迎えしてくれたのは、とっても上品で丁寧なおかみさん。


歴史ある建物だけれど内装はキレイにリフォームされていて、ひろーいお部屋に通されるとすぐ、お茶を出していただいた。
窓からは東京の夜景を一望。
お風呂で一日の汗を流した後は、浴衣を着て、手の込んだおいしいおいしいお料理にビール飲みながら舌鼓。
お腹いっぱいになって部屋に戻ったら、すでに布団が敷かれていて…ホント驚いた。

ハッキリ言ってこの施設・サービス・お料理では料金が安過ぎる!
これじゃ2万円台の旅館だよ!

贅沢な時間


この贅沢さに、なぜか若者言葉が止まらない。

部屋でお茶すすりながら「ヤベぇヤベぇ。」(何が?)
お風呂入りながら「ヤベぇヤベぇ。」(何が?)
食事いただきながら「ヤベぇヤベぇ。」(何が?)


昼間ストイックに歩いていたそのギャップがなんだか恥ずかしくなるような、至れり尽くせりのホント、素晴らしいところであった。

宿の方はみんな丁寧で…我々も最後は、何度も振り向き何度もペッコペコ頭を下げながら、帰路につくのであった。

(あしたにつづく)

夜はストーブ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

秋が年内最後

厳しい季節はスルーして、決まって年3回活動の、地元“山あるき部”。

今日は今年3回目・年内最後の部活動として奥多摩へ向かった。

鋸山・大岳山を経て御岳山へ。

ルート的には御岳山からスタートする、我々のそれとは逆のコースを歩く人が多いと思われるが、この時期の御岳山とケーブルカーのこみようといったら…
「せっかく非日常を求めて来たのに…山でも通勤ラッシュ?」
と、それこそ朝から気持ちが折れてしまうくらいなので、本ルートをオススメしたい。


〈本日の電車〉
横浜駅→(JR横浜線)八王子駅→(JR八高線)拝島駅→
(JR青梅線)奥多摩駅

感じる登山ブーム。
拝島駅から乗り込んだ“ホリデー快速奥多摩号”にはたくさんの登山客(高齢者中心)が乗り合わせていた。

奥多摩駅では地元の山岳救助隊が、
「観光の延長気分で山に入らないで!」
「今年はすでに死亡5人・重軽傷21人!」
「行方不明者捜索のご協力ありがとう」
などのビラを配っていて、同時に事故も増えていることを実感し、いやが応でも気を引き締めさせられた。


はぁとさて。
奥多摩の紅葉はまだ五分といったところだったか。
しかしながら天気もよく、青く高い空・澄んだ空気…秋ならではの爽快なお出かけだった。

深呼吸し、肺の中に溜まっていた都会の汚い空気を循環させると、意識までもが日常生活を離れ…
そういえば友人から5年間文庫本を借りたままだなぁとか、そういえばいつもこの時期に出るボーナスが出なかったなぁとか、どうでもよくないことまでどうでもよくなるような雰囲気であった。
…よくない!


〈本日のルート〉
9:50「奥多摩ふれあい森林浴コース入口」→10:15愛宕山→
10:50天聖神社→

すごいのよこれが!愛宕山に向かう途中に突然現れる急な石段。
これがものすごい角度なの!
たぶん急階段日本一。
遠くから見たら壁画かと思った。トリックアート的な。

しかしその後はなだらかな道のりに変わる。
展望もないけれど、歩きやすい。

また、周りに人が全くいなかった。
あまり人気のないコースなのだろうか。
天聖神社は天狗を祭る。

12:15鋸山山頂→
鋸山周辺なると岩場が増える。
鎖場などもあってちょっと辛かった。
鋸山山頂も展望はなし。


13:55大岳山山頂→
なだらかな景色のよいところを歩いたり、急斜面に出会ったりと、コロコロ道が変わっておもしろい。
ここまで来ると登山客が急に増える。

大岳山山頂からは富士山。
東京都心も見下ろせる。
お陽さまがポカポカ照っていて…風は冷たいのだけれどもとてもいい陽気だった。

見下ろしてるぜTokyo


14:25大岳山山頂発→14:40大岳神社→
岩場多し。
でも景色がいいところも多いので楽しめる。


15:30ロックガーデン・綾広ノ滝→16:10七代ノ滝→
いよいよ御岳山、秩父多摩国立公園入山!
ロックガーデンは苔むす清流沿いの登山道。
歩くだけで気持ちがいい。

16:40長尾平展望台→17:05御岳神社
「御岳神社周辺は思ったよりも広く、高低差もある。」
それに気付いたのは七代ノ滝まで下った後のことだった。
のんびりと滝を眺めてマイナスイオンを吸い込んだ後、そこから長尾平展望台までの登り道が辛いこと辛いこと…。
もうすっかり道程も終わったものだとばかり油断していたら、ヒドい目にあった。

しかしながら、ほうほうの体でたどり着いた展望台からの眺めは素晴らしかった。
緑に囲まれた空間。
遠く、ピンク色に染まる大都会。
感動した。

ピンク色


道のり的にはそんなに厳しいものではなかったと思うが、歩いて歩いて7時間。
時間がそれなりに長かった分、さすがに疲労困ぱいであった。

と、いうわけで、御岳の神様に、「あした筋肉痛になりませんように」と追加でお祈りしたのであった。

(つづく)

岩場イヤだー

| | コメント (0) | トラックバック (0)