カテゴリー「プロ野球」の記事

2019/10/06

CS

 <セ・CSファーストステージ:DeNA6-4阪神>◇第2戦◇6日◇横浜
 今日こそ勝って、下克上日本一の夢をつなぐぞ! 阪神福留孝介外野手(42)が、土壇場同点弾でナインを勇気づけた。


 1点を追う9回。ゲームセットまであと1死から夢を見させた。試合は乙坂のサヨナラ2ランで敗れたが、プレーオフ、CS史上2位の年長弾は、最終決戦となる7日のファーストステージ第3戦への大きな活力。敗れても爪痕を残した虎が、巨人への挑戦権を勝ち取りにいく。 (後略)
 (19710.6『日刊スポーツ』

プロ野球クライマックスシリーズの存在に対しては相変わらずペナントレースおよびペナント優勝チームへの冒涜だと懐疑的だし、阪神タイガースがこの成績でCSに滑り込んだところで日本シリーズに出るなんておこがましいくらいに思っているけれども、それでも1試合でも多く試合が見られる・選手が見られるというのは幸せなことだと思う。

1日目、躍動する高山木浪近本北條…若い世代というのが嬉しく頼もしい!(ここに大山も乗ってくれなければ)
2日目、若いやつらに負けてられるかというかのように出た福留の1発!圧倒的アゥエーの9回2アウト、でも当の選手たちは諦めてなかった!


毎年尻すぼみが多かった中、こういういい雰囲気で終盤を迎えられているのは、来年につながる素晴らしい材料だと思う。

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2019/09/29

すべりこみ

 ◇29日 阪神6-3中日(甲子園)
 CS逆転進出を、阪神は今季最終戦に持ち込んだ。1敗もできない状況から早めの継投策で5連勝。最近8試合では7勝1敗だ。30日の最終戦も勝てば、広島を抜いて3位に滑り込める。
 矢野監督の超積極的采配が流れを向かせる。2回から早くも代打策。2死一、二塁で2番手の高橋遥に代打・原口。ここは中飛に終わったが、5回には3イニング無失点の3番手ガルシアに代打。その陽川が的中した。
 「長打を期待して陽川というところ。見事に素晴らしい打撃をしてくれた。ムードが一気に変わる一打になった」
 5回の2死無走者で代打の陽川が、柳から左越えへ先制3号ソロを放り込んだ。直球をとらえた一打に「甲子園で本塁打を打つのは久しぶりなので、ダイヤモンドを回るのが気持ち良かった」と充実感にひたる。

 60試合を要して、勝率を5割に戻した。7月8日以来、実に83日ぶり。CSが始まってから真弓監督、和田監督、金本監督は就任1年目がいずれもBクラス。歴史を変えられるかどうか瀬戸際の一戦に向け、矢野監督は「普通にやれる空気感ではないが、苦しいときも楽しく。あすもそういうゲームをします」と語気を強めた。(吉川学)

 (19'9.29『中日スポーツ』

ここにきてのタイガースの連勝とAクラス入りは驚いた。

シーズン後半終盤から“4番大山”と“先発投手勝利”にこだわらなくなった結果だろうか。

まさか今年数球団が賛否両論の中導入し中途半端な結果に終わっていたオープナーという制度で結果を出すのが阪神になろうとは…。


CSがどういう戦い方になるのか、監督の手腕が問われる時だと思う。


そして、メッセンジャーにありがとう。
(来年の開幕投手どうするんだ!?)


そしてそして、鳥谷にもありがとう、ごめんなさい。
アスリートにとっての引退という自分で決断すべきものに口を出したフロントは今後6年猛省すべし。

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2019/09/23

花道

生粋の千葉ロッテマリーンズファンの友人うまやさんがシーズン始まった直後からおさえていたZOZOマリンスタジアムの“バルコニースイート”。

ここが彼の予想通り福浦和也引退試合と相成り、「家族で初めてのプロ野球観戦にどう?」とご招待いただいた。

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三塁側の上に並ぶスイートルーム。

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暑かったら室内に入りお酒を飲みながら広い窓から観戦。(飲食の注文は全て室内の電話1本)
球場の空気を感じたければ目の前のデッキに出ればいい。

なんて快適なの!


わがこも広い球場と熱い応援にキャッキャとはしゃぎ、隣に並ぶそろってタテジマを着て時にワンナイトカーニバルをカンペキな振り付けで踊り時に涙を流すマリーンズファンたちを眺めていた。

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この素晴らしい席での貴重なプラチナチケット観戦…
素晴らしい経験をさせていただいた、が、子どもたちにとってはこれが野球観戦のデフォルトだとは思ってもらいたくないものだ。

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そして、地元のヒーローの引退。
金色に染まる空の下舞う紙吹雪は、切なくも美しかった。

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彼をこうやって素晴らしいカタチで送り出したファンや球団のあり方にも感動を覚えた。

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2017/10/15

雨だから休もう

 「セCSファーストS・第2戦、阪神6-13DeNA」(15日、甲子園球場)
 阪神が雨中の決戦に敗れ、1勝1敗のタイとなった。CSファイナルS・広島戦(マツダ=18日から)進出は、16日の第3戦に持ち越しとなった。
 試合前から雨が降り続き、グラウンドには水たまりが生じる中で第2戦は行われた。試合後、杵渕和秀セ・リーグ統括が強行開催について説明した。
 「クライマックスという試合の性質も考えまして、判断させていただきました。大変なコンディションでしたけど、できるだけ試合を行うというのが基本だと思いますので。また、試合をやったからには審判の方は九回を目指すというのが基本ですので。中止で次のステージに進出するとか、普段とはまた違う要素もありましたので、とにかく試合を行うということを一番に考えて判断しました」。
 約1時間遅れで開始した試合は、厳しいコンディションの中、通常ではありえないようなプレーも発生する中でフルイニングを終えた。
 (17'10.15『デイリー』

全くもってヒドい試合だった。

イヤ、ヒドかったのは選手やプレーではなく、コンディションとその開催強行について。


もちろんもう後がないベイスターズのことを考えたりプロスポーツ興行としてのことを考えると、中止にしたくないということは重々わかるのだが、
あの悪天候の中試合をさせて、当の選手が体調を崩したり、ケガなどを負ってしまったら元も子もないと思うのだ。

今回ばかりはNPBの決断の方向性が間違っていたとしか思えない。

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2017/07/06

そうそう、こういうのが見たかったのだよ

久しぶりに横浜スタジアムへ行った。

ベイスターズ×タイガース

「ヨコスタ」と言います


中谷→原口の連続HRなどで阪神が16安打10得点。

投げては今年ついに覚醒した秋山が試合をつくり、終わってみれば5-10の完勝だった。

フレー、フレ、フレ、フレー


この満足感…それだけ目の前で勝ち名乗りを受ける猛虎の姿に飢えていたということか…。

おかげでビールもおいしかった!
オリジナルクラフトビール…DeNAがスポンサーになってここはホント変わったものだ。

ラガーももちろん飲みました


ペナントレースももうすぐ折り返し地点。
阪神は開幕から好調だったベテラン勢が調子を落としてきている今、やはり若手の奮起が待ち遠しいものだ。

1人、誰か1人でいいから、頭一つ抜きん出る存在が出てきてくれれば…
そこから同世代は切磋琢磨し、上の選手は尻を叩かれ、相乗効果でチームに勢いが出ると思うのだけれども。

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2017/05/30

待ってるぞ西岡

 2005年にスタートしたセ・パ交流戦も、今年で13年目を迎える。「リーグの威信をかけた戦い」とも称される交流戦だが、これまでの通算対戦成績を見ると、セ・リーグの821勝に対して、パ・リーグが925勝(引き分けが54)と、パ・リーグが優位。年度別の成績を見ても、12年間でパ・リーグが11度の勝ち越しと、パの独壇場と言わざるを得ない状況だ。
 今年はセ・リーグの巻き返しはあるのか。さらに、現在上位をキープしているチームはその座を守れるのか。逆に低迷球団の浮上のきっかけになるのか。個々の対決も含めて、交流戦の見どころを探る。
 セ・リーグの逆襲の鍵を握りそうなのが阪神だ。金本監督が2年目を迎えたチームは、ゴールデンウイークの広島との首位攻防戦に3連勝して首位の座に立った。その後は交流戦前の3カードで、いずれも負け越して2位に転落したが、チーム防御率2.86は12球団トップを誇る。昨季の交流戦成績が防御率0.82で、今季もリーグトップタイの6勝をマークしているメッセンジャーを中心とした先発陣に、マテオ、ドリスのリリーフ陣も好調で、パの強力打線にも対抗できそうだ。打線も今季FA移籍した糸井嘉男を中心に福留孝介、鳥谷敬のベテラン勢が好調で、高山俊や中谷将大、原口文仁などの若手も力を付けている。
 ここ8年間の成績はいずれも6位以下と、交流戦を苦手としている阪神だが、今年は日程面でも有利な状況にある。一昨年から18試合となり、ホームとビジターの3カードずつとなるが、敵地でのオリックス戦が地元の大阪ドームで行われるため、遠征は千葉と福岡の2回のみとなっている。交流戦期間の3週間のうち、2週間を地元に腰を据えて戦うことができるアドバンテージを生かしたい。(後略)
 (17'5.30『AERA dot.』

阪神タイガースの調子がいい。

何と言っても鳥谷・福留・糸井のベテラン勢。

きっと彼らをけしかける若手の突き上げがあってのことだろう。
まさに両輪回ってるー!


毎年交流戦が始まる時は「(パ相手に)星の配給か…」と憂うつに思っていたのだけれども、今年は「どこまでやれるか!」ととても楽しみに思っている。

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2017/03/07

いざ開幕

 野球日本代表「侍ジャパン」の第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)が開幕。日本は1次リーグ初戦でキューバに、14安打11得点の猛攻で乱打戦を制した。
 初回、2死二塁から4番・筒香(DeNA)の右前適時打で先制。先発の石川(ロッテ)が4回2安打1失点で試合を作ると、五回には松田(ソフトバンク)の3ランを含む打者一巡の猛攻で一挙5点を奪った。七回に2番手・則本(楽天)が3失点し、3点差まで詰め寄られたが、流れを引き戻したのはまたも4番だ。
 2死一塁で打席に立つと、3ボール1ストライクから5球目。内角高めの直球を狙った。見逃せばボール球だったが、フルスイングした打球は大きな弧を描き、ゆっくりと右翼スタンドへ。ダメ押しの2ランになった。
 八回に2点を返されるなど、キューバに最後まで粘られたが、裏の攻撃で松田が4安打目の右前適時打。3ランを含む4打点の活躍で勝利を決定付けた。このリードを平野(オリックス)-秋吉(ヤクルト)-牧田(西武)が必死に守り抜き、日本が大きな1勝を手にした。
 開幕戦を乱打戦で制した小久保監督は「独特の緊張感でスタートして初回の菊池のプレーが大きかった」と初回無死一、二塁から好守で二ゴロ併殺に仕留めた菊池(広島)のプレーをたたえた。続けて「8番の松田もよく返してくれたし、守りで青木のプレーも大きかった。今日のことは終わりなんで。全部勝って2次プールに行かないといけないんで、明日も勝ちます」と次戦に目をやった。
 8日はオーストラリアとの第2戦。弾みを付け、日本はエース・菅野(巨人)で連勝を狙う。
 (17'3.7『デイリースポーツ』

「またいいようにMLBに搾取されて…」とか、
「こんな時期にムリヤリ調整してシーズンに影響出たらどうするの…」とか、
「フルメンバーじゃないし」とか、

何かと今まで冷ややかな視線を送っていたWBCであったが、いざ開幕してしまうとやっぱり、

「日本代表には負けて欲しくない!」
と、応援してしまうというものだ。


監督が焦っていたのかそれとも何も考えていなかったのか全てその場のノリだったのか、テレビ解説陣も苦言を呈するほどだった後手後手の継投策…
その采配を選手個人個人が己の力量でカバーしなんとか勝利をおさめた、そういった印象の初戦であった。

とどのところつまり、戦略的課題は山積みということだ。


筒香に松田、小林と、目立った選手はたくさんいたけれども、やっぱり今夜は菊池涼介、この人に尽きるだろう。

再三のチームのピンチを救い空気をガラリと変えた華麗で鉄壁の守備、これぞまさしく日本のプロ野球の素晴らしさだ。

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2016/03/25

当たらない例のアレ

プロ野球開幕!

直前に業界から悪いニュースばかりが報じられてしまったので、あとはもう選手本人たちがグラウンドのプレーで返すのみ。
真摯に、がんばってもらいたい。


と、いうわけで、毎年やんわりとしてみるものの絶対に当たらない、2016順位予想!

【セ・リーグ】
1.スワローズ
2.タイガース
3.ジャイアンツ
4.ベイスターズ
5.カープ
6.ドラゴンズ

【パ・リーグ】
1.ホークス
2.ファイターズ
3.マリーンズ
4.ライオンズ
5.バファローズ
6.イーグルス

実力揃いのパリーグが本当に難しいわからない。
3位〜5位なんて特に!

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2015/11/19

若き監督

 野球の国際大会「プレミア12」は19日、東京ドームで準決勝1試合を行った。世界ランキング1位の日本代表「侍ジャパン」(1次ラウンドB組1位)が韓国(同3位)と対戦、先発の大谷(日本ハム)が7回11奪三振の力投を見せたが、救援陣が九回に打ち込まれて3-4で逆転負けし、優勝はならなかった。
 魔の九回だった。日本は継投が後手に回って3点のリードを守れず、まさかの逆転負け。小久保監督は「(九回に猛攻を見せた韓国の)流れを止められなかったのは僕の継投ミス」と悔しさをかみしめつつ責任を認めた。(後略)
 (15.11.19『毎日新聞』

その時々の選手の調子や、経験、そして対戦相手との相性などは全く関係なく、自分が名前をよく知る選手を並べて、決まった順番決まった場面で出していって、全てをグラウンドに任せっきりだったような…

「ここでコイツが打ったら(抑えたら)、ドラマティックだよなぁ!」采配だった。


あれだけのメンバーがいながら、ただただ監督の若さが出てそれが足を引っ張ってしまったという結果になってしまった。

今後も小久保監督が国際大会の監督を続けるというのならば、何よりこの大会の反省を大いなる糧にしてもらいたいと願う。

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2015/08/15

ダメだこりゃ。

神宮球場阪神タイガース戦へ行った。

トルクーヤ


相手の先発館山を前に、毎度ヒットは出るもののその後が続かない。

こういう展開って、3回くらいまでは、
「おっ!今日は打線調子いいぞ!」
って思うのだけれども、

さすがにそれが4回5回と続いてくると、
「何やってんだよ!攻めあぐねてるだけじゃないか!」
って気付くもの。

福留何やってんだよ…


こうして点が入らないとヤキモキしていると、気付けば点を取られていて…

ミスも連発し…

最終的には替わった若手中継ぎ陣が崩壊し、大量失点…


打てない・守れない、全くいいところがない、ストレスだけが溜まる完敗であった。
「来なきゃよかった…。」

こんなぶざまな試合やっていて首位なのだから、やっぱり今年のセ・リーグは、おかしいよなァ。

花火だけは楽しみました

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