濃厚インフレ
中国・武漢市からのツアー客を乗せた奈良県内在住のバス運転手の男性(60歳代)が、新型コロナウイルスによる肺炎に感染したと確認されてから1週間となった4日、県は記者会見を開き、状況を説明した。入院中の運転手は快方に向かい、県内の濃厚接触者17人も発症はしていないという。また、県は、県保健研究センター(桜井市)で検体検査を始めたことも明らかにした。
記者会見した鶴田真也・県医療政策局長によると、バス運転手は、県内の感染症指定医療機関で室内の空気が外に漏れないように気圧を下げた陰圧室にいる。当初は脱水症状がみられたため、点滴を受けるなどしているが、熱は下がり、せきなどの症状も緩和している。ただ、「現時点では退院のめどはまだ立っていない」という。(後略)
(20.2.5『読売新聞オンライン』)
「濃厚接触者」って言葉、なまめかしいよねェ…。
濃厚ですよ、「濃厚」。
きっと粘膜と粘膜を接触させ合ったくらいの関係…だとするとバスの運転手とバスガイドの濃厚接触関係ってもしや…!
なんて思っていたらそんなことはなく、
「感染者と衣食住をともにしたり、2メートル以内で会話したりする」
だけで「濃厚接触」と言われるそうだ。
この「濃厚」のハードルの低さ…改めて新型コロナウイルスの脅威を感じるというものだ。
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