カテゴリー「書籍・雑誌」の記事

2019/03/14

近づくお別れの時

衝撃と悲しみの卒業発表がされたEテレ『おかあさんといっしょ』。

4月の半ばにポニーキャニオンから『最新ソングブック』のDVDが、講談社から卒業時の定番『〜ありがとう』ムックが発売されるが、まず最初におとずれるよしおにいさんりさおねえさんとのお別れが同講談社の2月に1度の恒例雑誌
『NHKのおかあさんといっしょ 4月・5月号』
だ。

『NHKのおかあさんといっしょ 4月・5月号』


表紙だけでも泣けるのだが、中は卒業セレモニーの速報や4人のおにいさんおねえさんのインタビュー、よしおにいさんりさおねえさんのポスターに、付録はブンバ・ボーン!のデラックスカード(缶がスゴくカワイイ!)とプレミアムでもっともっと泣ける構成。

2冊買ってひとつは子ども用、ひとつは保存用、としたい。

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2018/11/17

じゅんばん じゅんばん かわってよ

セレオ八王子の上の有隣堂に行ったら、偶然ノンタンがいた!

デカい!


私はもちろん『ノンタン〜』シリーズは育ててもらった本の1つだし、

先日ボールあそびに目覚め・保育園でおもちゃのとり合いをしているであろう・夜なかなか寝ようとしない、そんなわがこにも半年くらい前に『ボール まて まて まて』『ブランコ のせて』『おやすみなさい』の3作を教育のため与えていたばかりだったので、家族みんなで大興奮であった。
風船ももらえたし。

おまけのおまけの


せっかくスーパースターが来ているというのに、告知がしっかりされていなかったようでお客さんはまばら…
張り紙ビラまきHPはもちろんのこと、イベント直前に館内放送とかすればいいのにこんなに子どもたちがビルの中にいるというのにみんな気づいていないよ!と歯がゆく思ってしまった。

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2018/02/07

いっさいはん に なりました

わがこが“いっさいはん”になった。(おめでとう)

花束を君に


minchi氏『いっさいはん』が、かわいくて、あるあるで、時に子どもの成長の指針になり、とてもステキだ。

ほっこりあるある


このポーズ。

おむつパンパン


同作品では、
「ぜんてんしたくておしりをおされるのをまっているポーズ」
だけれども、

わがやのいっさいはんは完全によしおにいさん(『おかあさんといっしょ』)派なので、『ブンバ・ボーン!』のかのポーズとなっている。

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2017/07/12

この時代それじゃあダメだ。

「ネット本屋」
「書籍をネットで注文、お近くの本屋さんに送料無料でお届け!」

といううたい文句の“e-hon”というサービスがあるのだけれども、とにかくレスポンスが悪かった。


通常本屋さんの店頭で注文すれば、次の日かその次の日には何らかの返答が来るものだけれども、このサービスだと全くもって返事が遅く、

2週間待たされた上で、
「出版社に問い合わせましたが現在品切れでした」
の返事がメールできた時はさすがに怒りを通り越して呆れ、呆れていたことさえも忘れ、ハッと我にかえりすぐさまこのサービス会員から脱退したのであった。


何というか、
「顔を合わせてないネットの世界のことなんだから後回しでいいだろう」
というような、前時代的な雰囲気を感じたのであった。

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2017/04/26

「初恋の活字プロレスに乾杯!」

熱狂的ターザン山本(元『週刊プロレス』編集長)チルドレンだった弘明寺“プロレス道場”のマスターであったが、

「あの人に実際触れたら、価値観が、人生が、変わってしまう。」

という理由で何十年と意図的に関わりを持たぬよう生きてきたとのこと。

それが昨年、偶然プロレス会場で座席が目の前で、

「この道をゆけばどうなるものか…」

と2時間悩み抜いた末、ついに声をかけパンドラの箱を開けてしまった。


するとそれからはもう堰を切ったようにターザン愛が溢れ出し、毎日彼に思いを馳せ、四六時中パピプペポ川柳を考え、周囲に彼の魅力を吹聴し、意識的にか無意識にか彼のキャラである“自虐”や“たかり”までコピーし、熱病のような半年ばかりを過ごし…

ついにそんな「先生」の誕生日である4月26日当日、

『ターザン山本!誕生日イベント』

開催にこぎつけたのであった。

『シン・ザッツ・レスラー』


と、いうわけで、私も参加してきた。

もちろん自分もあの頃は『週プロ』派であったし…

というか昭和時代にプロレスをみていた者ならばプロレス観に彼の影響を受けていない人は絶対にいないわけで、プロレスファン全員のかつての師であるわけだ。
『ザッツ・レスラー』は今でも色褪せない。


そのためオープン前から緊張感に包まれる店内であったが、マスターによる午前中からの良席宝塚観劇に老舗レストランでのランチ、宿泊ホテルと送迎の手配、さらには送迎車中のBGMにまでわたる丁寧なおもてなしで、主賓は上機嫌。

着席早々の、

「オラァ今日は何でも喋るよ!」

の言葉通り、自身の生い立ちから、馬場さんや長州さんのこと、さらには編集部での部下の話からあの軋轢まで…何でもサクサクと!


メディアなどでは氏の変態っぷりばかりがフィーチャーされていたが、(5年前10年前は知らないが)しっかりコチラの話を聞いてくれてそこからブワッと話を膨らませる喋りのスタイルは、まさに懐の深いベテランプロレスラーのよう。

おかげでにぎにぎと会は進んだのであった。

氏はお酒は1杯だけ、それでムチャクチャ喋るのだ


無念だったのはこちら側の問題。
気後れもあってなかなかアグレッシブになれず、もっと会話のキャッチボールがしたかったし氏もそれを望んでいたはずだと思った。


ちなみに自分がした質問は、

「ターザン山本はなぜ現代プロレスでデスマッチしかみないのか」と、

「ターザン山本はなぜ“ジャイアント馬場とお金”の話を墓場まで持って行かなかったのか」

特に後者は挑発的な質問の仕方も用意していたのだけれども度胸が足りずおもしろくない聞き方になってしまったので、反省している。


会中ターザンさんの一番おもしろかったセリフは、

「この頃はオシャレに無頓着だったな~。」(『夢の架け橋』のVTRでの自分を眺めながら)

愛し過ぎ


やっぱり一時代を築いた人はスゴい、そう思った夜となった。

色褪せない

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2016/12/14

クリスマスとお正月

有隣堂恵比寿店で開催中の、

『さかざきちはる 冬の小さな展示』へ。


ペンちゃんたちの原画や書籍、そしてクリスマスグッズやお正月グッズがいっぱい!

Suicaは15周年


あまりの人気に季節のプレートや小皿はすでにほとんどが売り切れ…

散財を危惧しながら行ったので、悔しいようなホッとしたような…何この気持ち!?


しかしステキなクリスマスツリーが見られたからよしとしよう。

カワイイ!


サイン入りの『ペンギンのいるところ』を買って帰った。

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2016/12/01

異論!

 その年に話題になった言葉から選出される「ユーキャン新語・流行語大賞」の年間大賞とトップ10が12月1日に発表された。大賞にはプロ野球・広島東洋カープ緒方孝市監督の「神ってる」が選ばれた。
 トップ10に入ったのはこのほか「聖地巡礼」「トランプ現象」「ゲス不倫」「マイナス金利」「盛り土」「保育園落ちた日本死ね」「ポケモンGO」「(僕の)アモーレ」「PPAP」。選考委員特別賞には、熊本地震で被害を受けた熊本城の支援を募る制度「復興城主」が選出された。
 トップ10に選ばれなかったノミネート語は「アスリートファースト」「AI」「SMAP解散」「センテンススプリング」「おそ松さん」など。
 (2016'12.1『ITmediaニュース』

今年の新語・流行語大賞は絶対に、

その渦中に表立った絶妙のタイミングとインパクト、
一周回って気持ちいいほどの語彙センス、

さらには発信者の開き直りの境地ともとれる清々しさ、

Line流出”という前代未聞の事態による広まり方、
騒動に油を注ぐカタチとなりますます炎上を進めることとなった影響力、

で、

「センテンス スプリング」
だと思ったのに。


もしくはいい加減、インターネットでめちゃくちゃ目にするこの言葉、

「※なぎは弓ヘンに前の旧字の下に刀」

に、この絶好のタイミングを利用し大賞をあげて欲しかった。
(ちなみに前回のチャンスはもちろん数年前の泥酔逮捕時)

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2016/09/06

ねないこ だれだ

自分の思い出の絵本は数冊あるが、その中の一冊がせなけいこさんの作品だ。

「ねないこ だれだ」

「あーんあん」

「もじゃ もじゃ」

「ふくれっつら ぷくー」

どれもカワイくて、でも怖くて、戒めがあって…すごく印象に残っている。


もはや自分はこのおばけに育てられたと言ってもいいくらい。


そんなせなさんの自伝的絵本、
『ねないこは わたし』

『ねないこは わたし』


内容は、彼女の歩んできた人生や、子どもとのやりとり。

それぞれの作品誕生に際する思い出。


そして、“おばけ観”など。

最後の方では、言葉がいき過ぎているのを承知で言うが…
どこか“遺書”のような、そんな雰囲気をも感じた。


それらを自身の切り絵や、その下絵、自宅の写真などいっぱいで飾ってあって、全てのメッセージが優しく入ってきたのであった。

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2014/07/09

ふぁんしぃ

80年代のファンシーカルチャーを特集した、
『ファンシーメイト』
が秀逸。

『ファンシーメイト』


ファンシーグッズ特集
観光地メルヘングッズ特集

80年代原宿タレントショップ特集

兵藤ゆき×高田純次対談
酒井法子インタビュー

マル文字特集

クラッシュギャルズ特集etc…


自分が物心ついた時には、すでに世間はファンシーなグッズや情報であふれ返っていた。
つまり思春期がおとずれる少し前に、ファンシー全盛期を迎えたようなカンジだ。


クラスメイトの誕生会に行く時は必ずサンリオショップでプレゼントを買って(おまけにつけてくれる小さなおもちゃが何より嬉しかった)、

クラス全員が同じテレビ番組を見ていて、

原宿にもいつかは行ってみたいとずっと思っていて、

気づけばマル文字になっていた。(男子なのに)


あんなことあったこんなことあったと懐かしみ、ピュアな気持ちを蘇らせてくれる、いい本だ。

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2014/02/25

彼について悩むことも快感の一部なのだけれども。

『タモリ論』のヒットと『笑っていいとも!』の終了発表以降、“タモリ評論本”がたくさん刊行されている。

タモリタモリタモリ


が、評論すればする程、タモリという人物がわからなくなるような気がするのだ。


お笑い芸人でも文化人でもない異質の存在、野望があったんだかやる気がないのだかわからないその出生と人間性…
この、元々カタチのないものを、ムリヤリ型にはめているカンジ…

それはまるでカゴで水を汲んでいるような行為。


この時点でもう、みんなタモさんの掌だ。

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