さんさい
うえのこの七五三をどうしようか、とずいぶん前から悩んでいた。
晴れ着はどうしようか、写真はどうしようか、祈祷はどうしようか…
子どもがメインの撮影スタジオを予約しようか、どこの神社に行こうか…
すると代々、というと大げさだが一族親族間で回している3歳用の着物がちょうど回ってきたので、それを着て、髪だけ美容院にお願いして、カメラは私が持って、地元の鎮守さまへお参りに行こうということになった。
と、いうわけで、バタバタと早朝から準備。
なぜ朝早くからなのかというと、ご祈祷をお願いした神社の宮司が出張を入れていてその時間しかいなかったからだ。
「その日仏滅ですよ?いいんですか?」
と念を押すように聞かれたので元々期待していなかったのだろう。
早朝料金を追加して狛江駅横の“Cestlavie(セラヴィ)”へ。
口紅も引いてもらって本人はそこはかとなく緊張感を出していた。
家にトンボ返りをして着物を着て、
タクシーで狛江の鎮守“伊豆美神社”へ。
色々と勝手がわからず本殿の隣の建物に入って違うよと言われたり、初穂料を置く場所が違うよと言われたり…家族でアタフタ。
以後は言われるがままにしていた。
ちなみに初穂料は、
「三千円以上でお気持ちを」
とのことだった。
ご祈願の普段体験したことのない空気に怖いとベソをかいていた本人も、それがつつがなく終了した後はいただいた千歳飴を提げてドヤ顔で撮影されていた。
それからは、歩くのさえおぼつかないばあば(私の母)が来ているのでお昼ご飯は家で食べようということになっていた。
お願いしたのは、なじみのご近所のお店“四季彩 春風”×仕出し割烹“しげよし”のお弁当。
お店のマスターとおかみさんには大変よくしていただき、おいしい本格日本料理が家で食べられて大満足。
子ども用のお弁当も大好きなものばかり入っていてモリモリ食べ、それを目を細めて眺めるばあばとじいじ…改めて年寄りにとって子どもの食事ってのは最高のパフォーマンスなのだなと思った。
成長の証を見せられて、色んな人におめでとうと言ってもらって、晴れの日はこうして無事に幕を閉じた。
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