前田日明氏は日本刀鑑定協会の銀座支部長
プロレス道場主催、
“『前田日明の不道徳教育講座』聞き手:山本隆司”@闘道館
へ。
自分の年齢的にもプロレス観的にも、前田日明という人物にはあまり触れたことのなかった自分であったが、とても楽しかった。
前田氏は相変わらずのぶっきらぼうな物言いながら、その根底には文学や伝統文化に造詣の深いインテリジェンスがあって、興味深いセリフがたくさん聞けた。
「異性を口説くには面と向かって会話してとことんデータをとること。そうすれば見えてくるものがある。」
「聞き上手?話上手じゃなきゃ聞き上手にはなれないよ。」
「レスラーなんてみんな神経質で気が小さいんだよ。」
「オレ、『ドアを開けろ』(矢沢永吉)を聴きながら入門したんだよ。」
「ジョージ(高野)は本当に天才だったね。」
「“かみなりおやじ”とか“かんしゃくもち”とか…昔はそういう人を受け入るれ土壌が日本にもあった。」
「人間はみんな素質や才能を持っている。先祖が病気や事故に遭わず生き残ってきたという、今を生きるための素質や才能。」
「最後の晩餐は大勢と迎えたい」
などなど…。
なかなか聞けない日朝関係と在日朝鮮人の話や、いじめの話や教育の話も。
中でも子どもの話をする時は楽しそうで、奥さんの話をする時は喋りにくそうで、日本刀の話をしている時がイチバン饒舌であった。
“聞き手:山本隆司氏”との関係もまた絶妙で、距離があるんだかないんだか…。
「『金権編集長』読んでひっくり返ったよ!『それみたことか!』と!」
「ターザンは俺のファンに手を出したんだよ!」
「あんたはうぶ過ぎるよ!」
バッサリと切り捨てられ、山本氏がタジタジになる珍しい場面も度々。
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