帰還
夏前に2度目の脳疾患(前回はくも膜下、今回は脳梗塞だったそう)を発症して入院→リハビリ入院をしていた母。
不幸中の幸いか、リハビリ病院の先生には「がんばればがんばっただけ回復します」と励まされ、早く家に帰りたいとグチりながらも退院を数度延ばしていた。
その間父はお見舞いをしながら、部屋の照明を自動点灯のものにしたり、いたるところに手すりをつけたり、2階にあった母の家財道具を全部下におろしたりと帰宅の準備を進め…
晴れて先週末、退院となったのであった。
当日、仕事終わりにちょっとだけその実家に顔を出したら、家の中をお気に入りだというファンシーな色の杖をついてよちよちと歩いていた。
本人は家に帰れて嬉しそうだったが、病気をしてからの彼女は180度人が変わりアクティブではなくなってしまったため、ここにいると“一日中テレビを見ていた”みたいなことになりそうで心配ではある。
それにしても気づけばすっかり両親も老け込んだ。
母はこのようにチンプンカンプンだし、父もずいぶんと耳が遠くなり、はたして家族の会話は成り立っていたのか不安である。
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