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2019/03/08

現場主義の勝利

金曜ロードショーで恥ずかしながら初めて、かの話題作『カメラを止めるな!』を鑑賞した。

“答え合わせの物語”は斬新といった感はなかった。

しかしこれは事前情報を入れていないと言いつつも公開から1年以上が経ち、ちょこちょこと作品についての話題が耳に入ってきてしまっていたこともあるだろう。
案の定退屈な物語前半を眺めながら、「早く後半になぁれ」と待ち遠しく思ってしまっていたくらいなのだから。


この前半と後半でのギャップはやはりお金を払って実際に劇場に足を運び、

「なんじゃこりゃあ!」
「退屈な映画だ…」
「途中で帰ろうか…」
「金返せ!」

と本気で思った人が勝ちなのだ。


そんな人たちに後半部で訪れる、いい意味での裏切りこそが最高なのだから。


しかしそれでも次々と明らかになる舞台裏のドタバタ劇と「そういうことだったのか」という発見がおもしろかったのは確か。


しかも途中まで「おもしろいだけで何のメッセージ性もないのか、これで映画として成立するのか」と心配していたが、終わってみれば心から「ものづくりの現場ってステキだな」とほっこりさせられていた。

他にも家族愛親子愛や最後まであきらめないことなど、この上質コメディに普遍的なメッセージを詰め込み最終的に大衆娯楽に昇華させていて、そのヒットにも納得したのであった。


最後に何よりも言いたいのは、撮影助手の女優さんのコケっぷりに感心したということだ。

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