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2017/10/19

そこだけは貫いてほしかった

 大手自動車4社が19日、品質検査データを改ざんしていた神戸製鋼所製のアルミ板などを使った車種の安全性を確認したが、改ざんがあった鉄鋼製品などすべての部材の調査を終えたわけではない。神戸製鋼が問題のある製品を納入した企業は国内外の約500社に上り、各社が安全性などの調査を終えるにはなお時間がかかる。神戸製鋼はハードルを一つ越えたに過ぎない。
 自動車や航空機、新幹線などを製造するメーカーは、神戸製鋼から直接購入しているアルミなど金属素材だけでなく、取引先が加工して納入する金属部品なども安全性を確認する必要がある。自動車メーカー幹部は「確認作業は数週間かかるのか数カ月かかるのか、全く見通せない」とため息をつく。
 神戸製鋼の梅原尚人副社長は「(自動車など)最終製品の安全性には影響しない」と説明したが、別の自動車メーカー幹部は「私たちは消費者の安全を担っている。軽々しく安全性に影響しないと言ってほしくない」と憤り、「安全性に問題があれば当然、費用を請求する」と話す。
 影響は海外にも広がっている。欧州航空安全庁は航空会社に対し、代用が可能な場合は安全性が確認されるまで神戸製鋼製の部材を使わないよう勧告した。米司法省も、神戸製鋼側に資料の提出を求めるなど調査に乗り出している。米企業では、航空機メーカーのボーイングや自動車メーカーのゼネラル・モーターズなどが部材を使用しており、司法省が悪質だと判断すれば、罰金の支払いを命じられる可能性もある。
 過去には自動車部品メーカー「タカタ」がエアバッグの不具合を巡る問題で、罰金など計約1100億円を支払うことで米司法省と和解した。日本企業と取引する米企業は高額の賠償金を求める傾向にあり、「国内よりも米企業の出方が心配」(関係者)との見方も広がっている。(後略)
 (17'10.19『毎日新聞』

三菱自動車タカタ東芝日産自動車、そして神戸製鋼

日本の製造業が、日本が今まで海外に胸を張ってきた“メイドインジャパン”が、自らの首を絞め自ら破滅の道をたどっているのはイチ企業の問題にとどまらずこれからの国益や信用問題として考えても大問題であり大打撃だと思う。


隠蔽や、不正、偽装。
どこに忘れてしまったのか真摯さマジメさ…これだけは日本人の、日本企業の根底に流れている魂みたいなものだと思っていたのに。

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