保母さんはもういない
「男性保育士に娘の着替えや排せつの世話をやって欲しくない」。こんな保護者の意見は、男性保育士に対する「性差別」にあたるのか。千葉市の熊谷俊人市長(38)がツイッターで投げかけた問題提起が、いまインターネット上で盛んな議論を呼んでいる。
千葉市幼保運営課によれば、市内の公立幼稚園・保育園では、男性保育士が幼児のオムツ交換や着替えの業務を「外される」ケースが目立つという。こうした状況について、熊谷市長は「女性なら社会問題になる事案です」と訴えている。
千葉市は2017年1月18日、「男性保育士活躍推進プラン」を策定した。プランの中では、(1)男女の性別に関わらず同じ業務を行えるようにする、(2)男性用のトイレや更衣室など環境面の整備を計画的に進める――といった目標を掲げている。
こうしたプランを策定した背景について、千葉市幼保運営課の担当者は23日のJ-CASTニュースの取材に、
「昨今、女性の活躍を推進する施策は盛んに取り組まれています。一方で、女性が多数を占める職場での『男性の活躍推進』という点については、あまり重要視されていない部分がありました」
と話す。(後略)
(17'1.24『J-CASTニュース』)
世の中の幼児への性犯罪者の9割が男性ということを聞いて、男性保育士の存在に嫌悪感や危機感を抱く人がいるのも致し方ない部分があるとは思う。
施設にただ預けてハイお願い、だとどうしてもこういったように性別だけにとらわれてしまう。
大切なことだからこそ、労力的にも時間的も人材的にも経済的にも難しいことはもちろんわかっているけれども…
人対人で、「信頼できるこの人に預ける」みたいなシステムにはできないものだろうか。
それにしても、やはり人間には性差というものが確実に存在し、それによる職業適性もあるものなのだ。
何でもかんでも男女平等・性差解消と叫び、何かにとりつかれたように弾劾し「保母」なんて言葉を無くした途端にこの有様とは…
そんなことをしていた時間を上記のような是正に使ってもらいたかった。
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