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2016/12/12

「日本死ね」ブログについて

 1日に発表された「自由国民社『現代用語の基礎知識』選2016ユーキャン新語・流行語大賞」で「保育園落ちた日本死ね」がトップテン入りしたことに「ひどい言葉を選ぶな」「反日企業か」とユーキャンへの非難が殺到している。今年2月に国会で取り上げられた際にもカンカンガクガクの議論となったが、トップテン入りで、またもぶり返して、炎上してしまった。
 ユーキャンの公式ツイッターは「日本死ね」を選出後、非難の声であふれ返っている。
 「人に教育する人が『死ね』って言葉を選ぶのは最悪」「ユーキャン生涯教育受講して試験に落ちたら『ユーキャン死ね』でいいんですね?」「『日本死ね』なんて言葉は流行っていないし、聞いていて不愉快」
 さらに怒りが止まらない一部の過激なネット民は、ユーキャンのウィキペディアの項目を「株式会社ユーキャン死ね」に書き換えたり、資料請求の無料ハガキを大量に送りつけようと呼びかけるなど“暴徒化”する勢いだ。

 「保育園落ちた日本死ね」は、待機児童問題をクローズアップさせた“功績”が受賞理由とされた。このタイトルの匿名ブログがネット上に寄せられ、当時、民主党の山尾志桜里衆院議員(42)が国会で取り上げた際、賛否が巻き起こる騒動となった。
 元外務省主任分析官で作家の佐藤優氏(56)は、3月の新党大地の大地塾で「自民党の保育所に対する政策はとんでもないが、公共圏で使っていい言葉といけない言葉がある。憲政史上、『死ね』と言う言葉が政策に関連するところで出てきたのは初」と疑義を呈していた。
 その後、騒動は沈静化していたが、今回よもやのトップテン入りだ。さらに反対派の怒りに火を注いだのが、授賞式に山尾氏がドヤ顔で現れたことだ。タレントのつるの剛士(41)はツイッターで「『保育園落ちた日本死ね』が流行語。。しかもこんな汚い言葉に国会議員が満面の笑みで登壇、授与って。なんだか日本人としても親としても僕はとても悲しい気持ちになりました」とツイートした。
 「日本死ね」賛成派からは、児童待機問題の実態を分かっていないとの批判も寄せられたが、つるのは「ワード元のブログも話題時読みました。現社会の歪みから生まれた悲痛なワードであれば尚更流行語なんかで一括りしたり国会議員が笑顔で受賞は違和感です」と反論した。

 新語・流行語大賞を巡っては過去にも「特定秘密保護法」(13年)、「アベ政治を許さない」「SEALDs」(ともに15年)など安倍政権へ批判的なワードがトップテン入りした際、「恣意的な選考」との声が上がった。
 ITジャーナリストの井上トシユキ氏は「政治色が強いのは余計な混乱を避けるために選ばないのが常とうなのに、ユーキャンの場合はガッツリ選んでくる。『日本死ね』は非常に強い言葉で、ネット右翼と左翼で非難の応酬になっている」と指摘する。(後略)(16'12.6『東スポWeb』

「日本死ね」ブログを最初に知った時は衝撃を受けたし、色々と考えさせられた。

乱暴な言葉遣いの中に包み隠さぬ無念さが横たわり、同時に未来へのエネルギーも感じ、だからこそ響くものがあった。
インターネットという匿名な場所だからこそできることだってあるんだと実感させられた。

いいことも悪いことも、きっと国民の大勢が何かを考えるきっかけになったと思う。


だからこそこれが政治利用されたのがモッタイナイ。

誰かの思想が介入した途端、全てがうさんくさくなり、全てが虚無と化するわけだから。

もう今ではズレた論点でギャアギャアと騒がれてしまっているだけだ。


これさえなければもう少しこの問題は、日本は、議論が重ねられていい方向に転がったんじゃないかと思うのだ。


諸説あるというこのブログの筆者。

もし本当に一般人だとしたら、その悔しさをさらに増幅させる結果となってしまったことにすごく共感する。

もし本当に政治家だったとしたら、この人は日本をよくしようなんて思っていないのだろうなと、この稚拙な茶番に悲しみを覚える。

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