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2016/10/06

炎上プロモーションはもはや時代遅れだ

 元フジテレビのフリーアナウンサー・長谷川豊(41)がTOKYO MX「バラいろダンディ」(月~金曜後9・00)を4日の出演を最後に降板した。5日に放送された同番組で発表された。
 (中略)
 長谷川アナは9月19日、「自業自得の人工透析患者なんて、全員実費負担にさせよ!無理だと泣くならそのまま殺せ!今のシステムは日本を亡ぼすだけだ!!」と題したブログを投稿し炎上。これを受け、テレビ大阪「ニュースリアルFRIDAY」、読売テレビ「上沼・高田のクギズケ!」を降板していた。
 「バラいろダンディ」3日放送回の冒頭には、人工透析患者を批判するブログを書いたことについて「個人的なブログ内で書きました人工透析患者の方に関する記事にまつわりまして、大変多くの方に多大なるご迷惑をおかけしております。大変申し訳ございませんでした」と謝罪した。
 長谷川アナは騒動前、「バラいろダンディ」、「ニュースリアル」、「上沼・高田のクギズケ!」、BS12チャンネル「未来展望」にレギュラー出演していたが、「未来展望」は9月に番組終了。残りの3番組を降板し、全てのレギュラーを失うことになった。
 (16'10.5『スポニチアネックス』

長谷川アナが言わんとしていることはわかる。

増え続ける医療費を前に、生まれつきその病気やケガを患い、長い間向き合い悩んできた人と、自らを省みなかったり医者や周囲からの忠告を聞かなかったり、色々なものを裏切った末後天的にそうなった人、
それが同等に扱われるのはあまりにも不公平だ。

そしてそんな後者のような自業自得な1人の存在のせいで、あした生まれる子どもへ医療の手が届かなかったとしたら…と思うと、こうしちゃいられないとなるのも当然のことだ。


この不公平さの是正こそ、医療費助成だけじゃなく生活保護など社会保障制度全体の問題であろう。


そしてそこで彼のキャラクター的に、透析患者を引き合いに出し、過激なセリフで問題提起してやろうというのも、よくわかる。


だからこそ、なぜ超えちゃいけないラインを見誤ったのかと残念に思う。

言葉を生業とする職業の者として、その言葉のチョイスを大切にしてもらいたかった。


さらにはそこで、他人事なのに鬼の首を取ったように騒ぐ外野に腹が立つのもわかるが…
売り言葉に買い言葉で不特定多数の人たちとケンカしヘソを曲げるのではなく、ただ真摯に謝って、仕事で弁明・説明・フォローしていけばよかったのにと思うのだ。

今のままだと論点がズレたままワイドショー的に騒がれて、そのまま終わり。

こんな時は、真摯な“アフター”の行為があってこそ、問題提起になるのではないのだろうか。

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