その航海とは
今年はじめに突如としてZERO1を退団し崔領二が立ち上げた新団体、“LAND'S END”(ランズエンド)。
プロレスに限らず全てのプロスポーツを、そして日本にとどまらず海外までをも巻き込んだネットワーク構想をブチ上げ、旗揚げ早々韓国やベトナムでの興行を成功させる。
以降多角的プロモーションやタイアップを展開し、さらには自社ビルを建設。
今日も新木場1stRINGという会場に不釣り合いなほどの豪華な選手が居並び、札止めであった。
客席を見渡すと熱心なプロレスファンというよりも、様々なところから一見さんが、ランズエンドという旗の元に足を運んでいる印象。
この関係者感…初代タイガーマスクに惚れ込んでいる人たちが集うリアルジャパンプロレスの会場と似た雰囲気を感じた。
試合後代表は新たにイギリス遠征を発表。
全ての諸経費が1,400万円かかるとしながらも、
「全っ然こわくありません!希望しかない!」
と、言い切った。
全ての裏には大きなスポンサーがあるのは容易に想像できるし、こういうカタチはかつてプロレス界に忌み嫌われたものであったけれども…
今は時代が変わった。
ここの「航海」とやらがプロレス界に、様々な業界に、潤いを与えてくれるのならばそれはいいことだ。
何より、ZERO1所属後期の迷走していた時とは異なり、自信満々でファイトし、胸を張る崔は頼もしかった。
自身もまだまだこれからの選手。
リング外もリング内も大切にしながら、走っていってもらいたい。
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コメント
崔領二の目指す希望は途方もなく、ぼやけた感じに見えます。
ですが、最近目にする彼の試合は力の充実、緊張感を感じさせるもので、いいなと思っています。
プロレスの価値はスポンサーで決まるものではないと思いますが、「崔領二に賭ける!」と融資してくれるなら、さらにランズエンドのダイナミックな戦略を期待できます。
見逃したくないですね!
投稿: ばーにんぐK | 2016/09/10 18:19
ばーにんぐKさま、こんばんは!
元々注目してなかったのもあってか突然の大風呂敷感はありますよね〜色々と心配になります…。
でも彼がいいレスラーというのは確か。
しばらくその航海とやらを見てみようと思います!
投稿: かんげ | 2016/09/13 12:19