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2016年8月の記事

2016/08/31

巣立ちはビールの香りを残しながら

おとなりさんバルのシェフが、今夜で卒業した。

地域にとどまらずたくさんの人の胃袋をつかんできた彼なので、ここ1週間は別れを惜しむ人たちが大勢押しかけ、閉店時間を過ぎても日付が変わっても、お店は大にぎわいであった。


もちろん私もそのひとり。

毛布1枚抱えて引っ越してきたその日に、数週間前にオープンしたというそこへ転がり込み…

以来おいしい料理で胃袋を満たされる幸せと、家から6秒で酔っ払えるところがある幸せを、幾度もかみしめさせてもらってきた。

パクチーアラビアータ


あれから我が家もお店も3年経ち…
やはり3年ってのは人間のひとつのキャリアを形成し、また色々と心境に変化があったり何かに芽生える期間なのだろう。

寂しい…寂しいけれど…新しいステージに挑戦するという、輝ける彼の未来にカンパイだ!

やっぱりビール!

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2016/08/28

プロレスの未来と団地の未来。

団地好きとしては、商店街プロレスを追いかけると定期的に団地での開催があるので、まさしく一石二鳥なのだ。

結果的に横浜市内の色々な場所の色々な団地を巡ることができている。


今日の本郷台も、駅前でたくさんの団地やマンションに囲まれ、子どもからお年寄りまでたくさんの人が足を止めていて、とてもステキなロケーションであった。

老若男女

アーケードからこんにちは


プロレスの試合の合間に周辺をフラフラしながらウォッチング。

レトロ

レトロ通り越してアレ

ハマの

閉鎖されているところもありました

ノスタルジア…。


その性質上、駅から遠いというのが通例かと思いきや、こういうしごく便利なところもあるのだ。

まさしく高度経済成長期における、地域一体となってのまちづくりの例。


かつての冬の時代を超え、客足が戻り若い選手が登場し、プロレスは復興してきていると言われている。


では、団地はどうだ。

URが今改めて「まちづくりと一体となった団地再生」を掲げ、力を入れている。

きっとそのやり方によってはいい未来が待っていると思うのだ。

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2016/08/27

破壊の神、降臨

土曜日と日曜日のどちらかは、およめさんの実家まで下って母子に会う日だ。

今日足を運んでみると、私の妹が娘を連れて遊びに来ていた。


その2歳になった、我が子から見ると…従姉は、キャアキャアと叫びながら家の中を走り回り、我が子にいただいた誕生祝を根こそぎ開封し、遊び疲れたら電池切れのように眠り、嵐のように去っていったのであった。

ビリビリ…


その姿はまるで破壊神。


およめさんはそんな光景に目を細めながら、

「ウチの子もこれくらい大きくなるのが楽しみだわ…」

なんて言っていたけれども…


正直、自分は恐く、

「もしかしてウチの子、今がイチバンカワイイ時なのでは…」

と思っていた。

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2016/08/26

大人になってからの友だち

学生時代は、「クラス」「部活」「バイト」など、活動する世界が限られていて狭く、その中で共同生活・共同作業が多いため、深い“友だち”という関係がができやすいし、むしろできなければ生きづらかったわけだけれども、

大人になると、それら価値観が多様になるため、そういったものは極端にできになくくなるものだ。

よっぽど相性がよかったり気が向かないと、「別にいいや…」って言えるんだもの。


友人のうまさまは30歳を過ぎてから知り合った人。

しばらくTwitter内でお互い存在は認識している程度だったのだけれども、同じプロレスファンで、同じプロレス団体を応援していて、同じプロレスの価値観で観戦していて…

そう。
何年か前の小橋建太が復帰戦を行ったNOAHの大阪大会で同じ会場にいたので、
「一度ご挨拶を」
となって、

それから数日後のアイスリボンの道場マッチで同じ会場にいたので、
「帰りにちょっと一杯飲みますか」
となって、

今では大日本プロレスの観戦帰りに必ずビールジョッキをぶつからせるようになっている。


会ってみるとネットの世界そのままの人だったし、プロレスだけじゃなく年齢も同級生で、お互いのおよめさんも1つ上で同い年。
親が病気で倒れた経験も1年ズレであったし、色んなものを共有できて、以来非常にいい刺激をもらっているのである。


と、いうわけで、今日はそんな友人一家に会うため、彼らのホームタウンである船橋へ。
夫婦が出会ったという常連のハンバーガー屋さんで。

ダブルチーズダブルバーガー


愛娘もゴキゲンでよかった。


結婚は私の方が1年早かったので以前はあれやこれやとえらそうに講釈をたれていたのだけれども、子どもは彼らの方が1年早く、今夜は子そだての先輩に色々と教わって、その後酔っ払って半分以上失念して終電で帰ってきたのであった。

ムチムチ

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2016/08/25

TOTSUZEN私的ベストナイン〈(現役)AV女優〉

1.【右】AIKA
2.【二】大槻ひびき
3.【左】天使もえ
4.【遊】紗倉まな
5.【一】里美ゆりあ
6.【捕】吉沢明歩
7.【中】湊莉久
8.【三】跡美しゅり
9.【投】鈴村あいり

【継】立花はるみ
【抑】つぼみ

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2016/08/24

TOTSUZEN私的ベストナイン〈SMAPのシングル曲〉

1.【中】SHAKE
2.【二】俺たちに明日はある
3.【左】$10
4.【三】ダイナマイト
5.【一】世界に一つだけの花
6.【右】Fly
7.【遊】Dear WOMAN
8.【捕】朝日を見に行こうよ
9.【投】らいおんハート

【継】夜空ノムコウ
【抑】オリジナル スマイル

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2016/08/23

マツコの番組はおもしろい

『月曜から夜ふかし』にしろ、

『マツコの知らない世界』にしろ、

マツコ・デラックスの人気番組は、本人の常にバランスを保つ立ち位置やトーク相手を上手にいじる力、そしてその番組自体の企画力に加え、全編が編集によりいいテンポで進むから、飽きないし、もっと見たくなるし、途中からでも入っていけるし、で、とても見やすいのだ。

あと、画面中にたくさんの人が映らないというのも落ち着いていて、いい。


演者と制作が一体となった優良番組、安定した高視聴率というのもうなずける。

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2016/08/22

早くも機が熟してしまった

 聖火が消され、17日間のスポーツの祭典が閉幕した。ブラジルの女性歌手、マリエネ・デ・カストロの歌に合わせて、ステージ中央に設置された聖火台の火がゆっくりと消された。
 最後にサンバの「シダージ・マラビリョーザ」(素晴らしい街)という曲にあわせて、色とりどりの衣装を着たダンサーが飛び出してきて、リオらしく明るく式典を締めくくった。
 次回20年の東京大会をアピールする演出では、ゲームキャラクターのマリオに扮した安倍首相が土管から登場するサプライズ演出を披露。椎名林檎、中田ヤスタカ、MIKIKOといったトップクリエイターが手掛けた踊りや楽曲が披露された。
 (16.8.22『デイリースポーツ』

結果が全てじゃないと言いながらも、やはり日本人選手がメダルを獲得する瞬間が見られるのは嬉しくて…

開幕から絶えず続いたメダルラッシュで、今回のオリンピックはとても楽しかった。

毎日一喜一憂し、珍しく睡眠不足になったもんなぁ…!


この地球の裏側の熱狂で、一連のゴタゴタで懐疑的になっていた東京五輪に向けての期待が、またムクムクとふくれあがってきているのを感じる。


閉会式での引継式も素晴らしかった。

日本文化のキャラクターたちはゆうに国境を越えた。
さまざまなサプライズ、さまざまなギミックで、TOKYOへの期待が高まらずにはいられないステージであった。

そしてそんな舞台をつくったのが業界の若いクリエイターたちというのも、文句のつけどころがない。


さぁ4年後。
まだまだ問題は山積みなのだろうが…せっかく盛り上がったのなら、この熱を冷ますことなく繋げてもらいたいものだ。


 16日間の大会で選手も観客もくたびれはて、リオデジャネイロ五輪の閉会式を眺めていた21日、マラカナン競技場ではオリンピックの閉会式におなじみの光景が繰り広げられていた……と思ったら……いきなり安倍マリオならぬ、スーパー・マリオに扮した安倍晋三首相が巨大な土管から登場して、世界の度肝を抜いた。
 人気ゲーム「スーパー・マリオ・ブラザーズ」は日本が世界に提供してきた最も有名な輸出品のひとつだ。東京・渋谷の真ん中からマリオがリオまで土管を通して、そして現れたと思ったら安倍首相だったというこの演出は、次の2020年東京五輪がどういうノリのものになるのか、世界へのヒントとなった。日本のポップカルチャーの様々な有名キャラクターを、何のためらいもなく次々と繰り出してくる大会になるのだろう。
 東京五輪の主催者がリオの閉会式に用意した歓迎ビデオでは、興奮した様子で東京を走り回ったマリオが、有名な緑の土管に飛び込む。ビデオはそこで競技場の映像に切り替わり、中央からせりあがる緑の土管から、マリオのような服を着てうずくまった姿が浮かび上がる。
 そこにいるのは、実は安倍首相だった。特に外交的とも、ポップカルチャーに造詣が深いというイメージも特にない首相が、マリオの赤と青の衣装をまとって立ち上がった。衣装が落ちて普段のスーツ姿になりながら、赤い帽子を手にあいさつした首相の姿に、ソーシャルメディアは大騒ぎとなった。
 五輪旗を着物姿で受け取ったのは、東京都の小池百合子知事だったが、式典の主役は明らかに安倍首相だったと言う人もいた。
 安倍氏が手にしていた赤いボールを高く持ち上げると、それは日本の国旗の日の出のように赤く輝いた。(後略)
 (16.8.22『BBC News』

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2016/08/21

研鑽の場所

今年も参加した横浜弘明寺“プロレス道場”新日本プロレスG1クライマックス予想大会「D1クライマックス」、今夜はその打ち上げだった。

2016年の夏はにぎやかしにもなれないくらいの完敗、だったので、基本おとなしくしていたのであった…。

唯一の勲章はおよめさんと赤ちゃんによるもので


それにしても開幕戦の波乱に次ぐ波乱と、そして中盤戦の鉄板はどういうことなのだろう…天山も永田もマホンも被害者だよ!

星取表は見たくない


ここのお店には、最近プロレス会場やプロレスイベントに足を運んでもあまり体験できなくなった、

「W☆INGの旗揚げ戦、最前列で見てたよ!」とか、
「猪木×藤波の8.8横浜決戦は忘れらんねぇよ…」とか、

お客さんやマスター、プロレスファンとしてのキャリアが自分と同じくらい、さらには自分以上の人たちと話す機会があり…

やはりこういう時は昭和プロレスファンならではの知識や言葉を研ぎぶつかり合わせる必要があるので、背筋が伸びる思いをすることになるのだ。


“プロレス道場”は、改めてファンとして自らを省み、エリを正す場所だと思っている。

フードもしっかりおいしいのがここのステキなところ(有刺鉄線電流爆破チキン)

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2016/08/20

むしろ遅過ぎる

 アジアで最も人気のある人気歌手グループのひとつ「SMAP」が今年末で解散し、四半世紀余りの活動に幕を下ろす。
 昨年末までに合計3500万枚以上のアルバムを売り上げている日本の「ボーイバンド」、SMAPの解散のうわさは年初から何度も浮上していたが、そのたびメンバーらが否定してきた。
 現在39歳から43歳の5人のメンバーは個別に活動を続ける予定。1988年に結成されたSMAPは、多数の映画やドラマ、テレビコマーシャルなどに出演し、日本だけでなくアジアでも多数のファンを獲得してきた。
 SMAPは、「Sports Music Assemble People」の略で、料理番組やリオデジャネイロ五輪を伝える日本のテレビ番組に登場。
 幅広い人気を背景に、日中韓の外交関係を強める親善大使としての役割を務めたこともある。
 2011年には、領土問題をめぐって日中関係が悪化するなか、約10年ぶりに中国を訪れた日本の人気歌手グループとなった。北京で開かれたコンサートには4万人が集まった。
 5人が所属するジャニーズ事務所は14日、解散を発表する文書で、CDデビュー25周年のイベントを企画するなかでの「苦渋の選択」だったと述べた。
 (16.8.15『BBC News』

惜しんだり、悲しんだり、「解散して欲しくない」なんて声の方が多くメディアから流れてきて意外だった。

1月にテレビであんなお通夜のような公開謝罪会見を見せられてしまったら、もうファンじゃなくても、

「早くそれぞれの道に進んで楽になりなよ…。」

と、思ってしまうものだろうに。


こんな状態のままの『スマスマ』を、それでも見ていたいものなのだろうか。


しかもそれがSMAPという、個々でも活動ができる実力者揃いのグループなのだから、なおさらというものだ。

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2016/08/19

松友さんの前衛スゲぇ!

 「タカマツ」が日本バドミントン界に初の金メダルをもたらした。女子ダブルス決勝で世界ランク1位の高橋礼華(26)松友美佐紀(24=ともに日本ユニシス)組が同6位のリターユヒル、ペデルセン組(デンマーク)を2-1で下し、頂点に立った。08年北京五輪4位、12年ロンドン五輪銀メダルと着実に育まれてきた日本女子ダブルスの系譜を受け継いだエースペアが歴史を塗り替えた。
 世界の「タカマツ」が、日本バドミントン史上初の五輪金メダルをつかんだ。183センチで左利きのリターユヒルと178センチのペデルセンの男子並みの強烈なショットを粘り強く拾い、高橋、松友両方が多彩な形で攻める。第1ゲームこそ落としたが、10年かけて熟成させたレシーブ力とコンビネーションで逆転した。(後略)
 (16.8.19『日刊スポーツ』

素晴らしかった!

このペアは、まるでマンガかゲームのキャラクターかというくらいに個々のスタイルや個性が異なり際立ち、役割分担がキッチリしていて、見ていて本当におもしろかった。

2人の試合からは改めて、
「ミスしなければ負けない」
というスポーツの…イヤ、勝負事の根本みたいなものを見せつけられた。


日本のバドミントンの歴史が動いた日。
そしてそれはこれからますます加速してゆくことだろう。

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2016/08/17

若さってやっぱりスゴい

 2大会連続のメダルに輝いた試合後は涙を流した3人だったが、約8時間後の表彰式では笑顔いっぱいに手をつないで表彰台に上った。勝利の立役者はシングルスとダブルスの2試合を制した伊藤だったが、強気に攻める15歳を支えたのは「心強い先輩」という福原と石川の2人だった。
 日本が2-1でリードして迎えた第4試合。世界ランキング4位のフェン・ティアンウェイとの試合を前に、伊藤は2人の先輩に囲まれていた。福原がタブレット端末「iPad(アイパッド)」で相手のサーブをまとめた映像を見せれば、第2試合で対戦した石川が相手の雰囲気や調子を伝える。好不調の波が激しい伊藤がミスを重ねても「大丈夫」と声を掛け続けた。格上にストレート勝ちして両手を突き上げた伊藤は「五輪のメダルはこんなに厳しいと改めて感じた」とほっと胸をなでおろした。(後略)
 (16.8.17『毎日新聞』

押し寄せるプレッシャーと闘う福原石川の横で、その明るさと前向きさで時に先輩たちを鼓舞し引っ張り…伊藤、スゴかった!

スポーツ界に時として彗星のごとくあらわれる若い選手の勢いと“怖いもの知らず”は、とても頼もしいし清々しいし、若さってやっぱり素晴らしいことなんだと思わされる。


そしてこの3人が最後笑顔になってくれてよかった。ホントによかった。

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2016/08/14

最高水準

 個人総合決勝で、内村航平(27=コナミスポーツ)が奇跡を起こし、44年ぶりの偉業を達成した。5種目を終えトップのオレグ・ベルニャエフ(22=ウクライナ)に0・901点のリードを許したが、最終種目の鉄棒で逆転。合計92・365点で、12年ロンドン五輪に続いて金メダルを獲得した。五輪連覇、団体 総合との2冠はともに72年ミュンヘン五輪の加藤沢男以来。体操ニッポンが誇るキングは、20年東京五輪で黄金のキャリアを締めくくる。
 いつからだろう。戴冠が当然と周囲に思われるようになったのは。「最近じゃ、個人総合で勝ってもあんまり“おめでとう”って言われなくなっちゃった」。いつ以来だろう、こんな窮地に追い込まれたのは。「負けたかなと思った」。絶体絶命の状況から、奇跡の大逆転。五輪の女神は、やはり内村を愛していた。
  「疲れ切りました。出し切りました。もう何も出ないところまで出し切って獲れたので、うれしいよりも幸せです」
 悲願の団体金メダルから中1日。夢舞台で“完璧VSほぼ完璧”の熱いバトルが繰り広げられた。「1種目も1秒も気持ちを緩めなかった」。内村もベルニャエフも好演技を続け、0・901点のリードを許して鉄棒へ。演技中に腰を痛めながら離れ技を全て決め、微動だにしない着地で締めた。「これで負けても悔いはない」。死力を尽くしたから、ベルニャエフの演技には背を向けた。(後略)
 (16.8.12『スポニチアネックス』

とにかくシビれた。
内村×ベルニャエフのありえないほど高水準での戦い。

どちらも大きなミスすることなく演技が続いていき…それでいて最後の大逆転劇!


テレビながらオリンピックの歴史に残る闘いを見れて、光栄だ。

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2016/08/13

父の涙

出産日を0日としてそれから6日後の今日は、およめさんと赤ちゃんの退院の日だ。

場所によっては出生日を入れて5日後に追い出されるように退院させられたなんて話を聞いていたので、これだけ入院させてもらっていたのはありがたいことだ。


明るく親切な助産婦さんや看護士さんには出産時にはげまされ、産後も赤ちゃんのことでわからないことがあったりパニックになったら授乳室へ相談しに駆け込んだりと、大変お世話になった。

そして新生児がいよいよ外気に触れ、太陽の光にさらされた瞬間に、どういう顔をするのか。

色々なことを楽しみにしながら、そのお迎えにと病院へと続く駅に向かった。


が…

どんな理由があったにせよ飛び込んだ奴をゆるさない…!


もし8月13日の昼前、電車の止まった府中駅のホームで惚けながらも血の涙を流している人を見ていたら、それは私だ。


と、いうわけで、お迎えをおよめさんの父母に託し、予定より2時間遅れで直接彼女の実家へと行き、我が子と対面。

ホワイトスペース


「小っちゃ!」

病院では小さなベッドに入っていたし、周りに小さい赤ちゃんもたくさんいたので気付かなかったが、いざ普通の家に入るとこんなにも小さい存在なのかと驚いた。

とりあえず我が家のベビーのお守り・セキモティートと、私の父がきのう手土産にと持たせてくれたメロンと、記念撮影。

背中にサインと「ガンバ!」の文字が入ってます

めでたい日はメロンという発想


何か…おもちゃみたい。

だが一旦泣き出すとモンスターに豹変するけれども…!(いまだアタフタさせられる)


しばらくこのままお世話になり、夫婦の住む狛江の家に帰ってくるのは約1ヶ月後。

それまでに家を大そうじするのが自分の仕事だ。

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2016/08/12

脱皮

生後4日を過ぎ、我が子の全身の皮が剥けはじめた。

手なんかもうおばあさんのようになっている。

小さな体で戦っている


現世に姿をあらわし、今ものすごい勢いで世の細菌や微生物、ホコリなどと戦っているのだろう…!
何か胸の熱くなる思いだ。

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2016/08/11

ドライではありえない

いわゆる“職場の酒宴”で、上司が部下よりお会計を多く払わないのはとても失礼だと思う。

そこにどんな立派でためになるお説教があったとしても、そういう会ではたいてい部下の方が気を遣う環境にあるからだ。


しかしながら逆に、気前よくお支払いしてくれた上司が、
「もう一軒行こう!」

と言ったというのにそそくさと帰る部下も、相当に失礼だと思う。


結局は人対人の問題だと思うのだ。

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2016/08/10

野獣の哀愁

 リオデジャネイロ五輪第4日(8日=日本時間9日、カリオカアリーナ)女子57キロ級で前回ロンドン大会金メダルの松本薫(28)=ベネシード=は3位決定戦で連珍羚(28)=台湾=に優勢勝ちし、銅メダルを獲得。地元ブラジルのラファエラ・シルバ(24)が制し、開催国に今大会初の金メダルをもたらした。日本は男子73キロ級で大野将平(24)=旭化成=が優勝し、ここまで男女6階級すべてでメダルを獲得した。

 準決勝はわずか24秒で一本負け。日本女子4人目となる五輪連覇の夢は散り、松本は畳の上でうずくまった。銅メダルはせめてもの意地だった。
 「悔しさと、メダルを取った安心感と…。銅かあ、と。甘酸っぱい」
 一瞬の隙をつかれた。開始早々、過去3勝1敗のドルジスレン(モンゴル)の背負い投げに「全然効いていない」。油断からか、再びかけられた背負い投げを完璧に食らった。鋭い眼光と、闘争心を前面に押し出す姿勢からついた「野獣」のニックネーム。その牙は抜かれ、目を赤くした。
 「最初の投げを防ぎ、大丈夫と思ってしまった。試合中に大丈夫ということは絶対にないはずなのに。腹の中は煮えくり返っていますよ」

 2012年ロンドン五輪は日本勢でただ一人、金メダルを獲得。その後は右肘や右肩のけがに加え、椎間板ヘルニアで1年以上休養した。「引退を考えたことは10回以上」。折れそうになる心を奮い立たせ、戻ってきた大舞台だった。
 代表最年長の28歳は苦闘から一夜明け、ジャパンハウスでの会見にすっきりした表情で現れた。銅メダルを再度「甘酸っぱい気持ち」と表現した後、32歳で迎える東京五輪については「出たいよね、出たい」と繰り返した。
 (16.8.10『サンケイスポーツ』

言葉にはされないのかもしれないが、日本のお家芸柔道の選手として、

「金メダルで当たり前」

の雰囲気を周囲からかもされる中、3位決定戦に進むことになってしまった選手の悔しさとか身の置き場のなさ、そしてそれらを全部切り替えて戦わねばならぬ精神の状態などは、想像を絶するものがある。


そんな試合前の松本さんの姿、そしてそれでも変わらぬかの鋭い眼光を見ていると、グッと来るものがあった。

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2016/08/08

すくすくよ

と、いうわけで、我が家に娘が誕生した

名前は…一応、数ヶ月前から考えていた。

しかし、自分が父親から継いでいる漢字があったのだけれども女の子なのでなんとなく使いづらく、イイナと思った名前を思いついたのだがネットの姓名判断サイトに入れてみたら「大凶」に次ぐ「大凶」で…
お手上げ状態になってしまった。


結局、ほとんどおよめさんの案を採用し、2案を用意しつつ、顔を見て決める、ということになったのであった。


そしていざ我が子と対面して…「ピン!」としたものはなかったが…

用意していた1案の、「樹」(いつき)に決まったのであった。

「よろしくおねがいします!」


元々大きいけれども…この時期の木々のようにすくすくと育ったらと思う。


そうと決まれば早速、職場でしこしこ作った名前(プレート)の入ったいい写真を撮ろうと思って待ち構えていたのだけれども、経験不足の夫婦には理由のわからぬ号泣がくり返され…2人でアタフタ…オムツなのかおっぱいなのか眠いのか調子が悪いのか…
わからぬ!もう全然わからぬー!

あっという間に今日も1日が終わったのであった。

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2016/08/07

うまれました

(きのうのつづき)

朝5時に起床して、およめさん入院中の高尾の病院に着いたのが7時半。

その時は10分間隔の陣痛で、痛みの波に全身を硬直させ耐えた後は、笑顔で会話のできるくらいであった。


しかし1時間2時間と経つにつれ、その間隔がせばまり、段々と疲弊してゆく…

お昼くらいになるともう疲れと睡眠不足も相まって意識も朦朧となり、近くにいても息をしてないんじゃないかと思う瞬間が度々あって気が気ではなかった。


しかし呼吸を整えないとエコーでわかるお腹の赤ちゃんの心拍がみるみる異常値になり…

自分はずっと彼女の腰をさすりながら鼓舞するよう大げさに深呼吸を先導するだけなのであった。

(後から聞いたところ、この頃の“終わりの見えない感“がイチバンシンドかったそうだ…)

電子音ドキドキする…


入院から14時間を過ぎて、母体の体力も考慮し陣痛促進剤を投入し、16時間後にいよいよ分娩室へ移動する。

ちなみに今夫婦間で多い“立ち会い”は、
「お互い恥ずかしいからいいよね…」
と、いうことでパーティション1枚隔てた外で、義母と待つことに。


看護婦さんや助産婦さんの励ましの声を聞きながら…
45分後、オギャアとドラマのように聞こえてくる我が子の声が!


と、いうわけで、8月7日午後4時47分。
およめさんが元気に元気な、鼻の穴がハート型の赤ちゃんをうんでくれました。

この鼻の穴大丈夫…?


早速「夫に似てカワイイ」と親バカぶりを発揮する妻の横で、私はどことなく他人事のように感じながらも「自分のくせ毛と、毛深いのだけは継いでもらいたくないな…」と強く祈っていた。


最後も、3320gとなかなかの大きい子だったのもあって大出血。

産後も処置などで3時間動けなかったのだけれども…
計約20時間、我を忘れ叫ぶことも「痛い」と口にすることも一言もなく、がんばってくれた。


かのように酔っ払いながら入院の一報を聞き、次の日もお酒の匂いをただよわせながらただただおよめさんの腰をさすり続けただけのふがいない自分に対し、

彼女は修羅場をくぐりぬけ、何か人間的に1つ上のステージというか、どこか遠いところに行ってしまった、そんな寂しさを感じていたのだが…
それも早速赤子のギャン泣きによるぷちパニックでかき消されたのであった。

子どもの話しかすることのない女性は哀しいばかりだと常々思っていたので、これからなるべく自分もがんばって赤ちゃんに気に入られて、なるべくおよめさんの時間もつくってあげられるようにと思う。

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2016/08/06

“予定日”ってのはなかなかムシできないものだ

毎年地元の友人たちと前売り券で最前列に座っていた六角橋商店街プロレスであったが、さすがに今年は我が家の出産予定日とダダかぶりだったので観戦を諦めていた。

しかしここ数日のおよめさんの報告を聞く限り、

「どうやら来週…ヘタしたら今月半ばを越えるんじゃないか。」

と勝手に思い、仕事終わりにかけつけ当日券で入場したのであった。
(その上あした日曜日にもプロレスの予定を入れた)


無事に狂乱の興行も終わり、その足でなじみの横浜子安“スナックM”へ。

「ちょっと!?来て大丈夫なの!?」
なんて言われながらも、先ほどの試合の感想をさかなに楽しく飲み仲間たちとお酒をいただき、

甲類


そろそろ終電を気にし出す11時過ぎ、突然およめさんから電話が…

「ちょっとお腹が痛くなって…病院で診てもらってきます。」

そして未明にリダイヤル。
「陣痛でした…そのまま入院となりました。」


「わーどうしよう!」
大混乱!

「こういう時に何もかもを捨ててもかけつけないと、後々まで文句言われますよ…!」
「よし!今から奥さんの実家の方まで急いで帰るぞ!」
などと、常連みんなでアタフタしていると…


「大丈夫!まだ産まれないよ!あした朝起きてから行け!」

という、ママの一喝でみんなの目が覚めたのであった…さすがママ!ヨッ経験者!


と、いうわけで、事態は誰もが予想外の急転直下。

あしたは何が何でも早起きせねば…!


(あしたにつづく)

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クレイジー!

「日本一クレイジーな商店街」、横浜六角橋商店街で今年も“元祖”商店街プロレスが開幕!

蜜月


ここ定番のメインイベントでの客席を巻き込む大乱闘は、よりエスカレート。(主に小林×宮本)

やりすぎ!


このイスの山(↓)は、全試合終了後ではなく、試合中。

Kannge082016rokkaku03


まさに「六角橋だったら何をやっても許されるのか!?」といった面目躍如の興行だった。

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2016/08/04

性愛の象徴はお腹

女性の出っぱったお腹は赤ちゃんを宿した“母性”の象徴だ。

ではその逆の、ぺったんこのお腹やウエストのくびれなどは何かと考えると、それは“若さ”と“sex”の象徴なのだろう。


ハイウエストとかヘソ出しとかビキニとか、これら女性のファッションは、やはりその暗なるアピールなのだろう、と思ったのであった。

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2016/08/03

那須晃太郎自主興行は8月7日

今夜は月イチ恒例、プロレスラー那須晃太郎のお手製カレーをみんなで食べながらああだこうだする、

“ナスリン☆カレーナイト”

だった。


今回は隠し味にと張り切って投入したバナナが隠し切れない…
といったアクシデントに見舞われ客席のテンションは下がってしまう結果となったが…

カレー甘いよ…


週末に自主興行を控えた本人は怪気炎。

先輩である竹田誠志との7年越しのシングル初対決に向け、
「竹田さんに買ったらお祝いとして次回のカレーにキャビア入れます!」
と力強く宣言してくれた。

ガンバレナスリン!


正直おいしくなる予感は全くないが…縁起物なのでがんばってもらいたい。

食べたい!キャビアカレー!

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2016/08/02

パンツへのこだわり

 8月2日は数字の語呂合わせで「パン(8)ツ(2)の日」。
 一部の下着メーカーが1980年代に始めたキャンペーンで、もともとは本命の男性に女性がパンツをプレゼントする日として始まった。ツイッターでは現在、イラストや、自身が着用した写真などをアップして盛り上がるなか、通販会社がツイッターで紹介したある商品にも注目が集まっている。それは女性用の縞パンで作った「ぱんつ帽子」で、おまわりさんにも声をかけられること間違いなし!なのだそうだ。(後略)
 (16.8.2『J-CASTニュース』

今日は「パンツの日」なのだそうだ。

たまに、グラビアを見たり盗撮のニュースを耳にして、
「パンツなんてただの布じゃないか」
なんて言う人がいるが、この意見はあまりにも愚かなことだ。

例えて言うなら、
「1万円札なんてただの紙じゃないか」
と言うくらい愚かだ。


ただの布1枚に対するリビドー…
芸術のジャンルでも映画のジャンルでも何でもそういったものへの執着により、人間はより人間らしい、深みのある俗生活を送れるのである。

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