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2016/07/13

デスマッチ、今一度立ち止まり、今一度変革を。

デスマッチファイターの円熟化と技術の進歩、そして何より目が肥えエスカレートしてゆくファンの存在により、いつからかデスマッチにおけるアイテムの存在が希薄になってきているように思う。

かつて1試合に1つだったアイテムは、“蛍光灯&画鋲デスマッチ”のように複数となり、
「被弾するかしないか」にハラハラしていたのは過去の話、当たり前にクラッシュするようになってしまった。

デスマッチアイテムは血を流すための道具に成り下がり、試合はただのタフネスマッチに…
これではアイテム、そしてデスマッチに対しての哲学的なものがないというものだ。


想像しただけで背筋がゾクリとする感覚や、
「見たい…けど見たくない…でもやっぱり見たい」と言いながら会場に向かう思い。

「この試合形式・このデスマッチだから観戦しよう」という盛り上がり。

レスラーによって異なり際立つアイテム使用のセンスや、
「あの凶器の一撃が試合結果を分けた」などと評すること。

試合前・試合後に語れるようなものがなくなってきているように感じるのだ。


本来は、ガラスボードやカミソリボードにクラッシュするだけでそのままカウント3になってもいいくらいなのに…
時にレスラーのスゴさとファンの怖さを感じるというものだ。


そんな中、今夜の「デスマッチカーニバル」竹田誠志が持ち込んできた“ハサミボード”は、久しぶりに上記のように語れる、そして極めて恐ろしく危険なアイテムで、その一撃で試合が終わったのであった。

ザックリじゃなくてグッサリ


もちろん、最後についてきてしまった対戦相手の病院送りはいいことではないが…
今一度、デスマッチは厳しいもの、危険なもの、という原点を改めて思い出させてくれた。


この気付きをきっかけに、そろそろ業界はファンも含め、色々と戦い方やみせ方をシフトチェンジしなければいけないのかもしれない。

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