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2015/07/08

助走が丸わかり

 放送をめぐって物議をかもしていたお笑いトリオ・森三中の大島美幸の第1子出産シーンについて放送後、ネット上には「感動した」との声が多数あがっている。
 先月22日に第1子となる長男・笑福(えふ)君を出産した大島。夫で放送作家の鈴木おさむ氏は、大島の出産シーンを撮影し、さらに大島自身もCCDカメラ付きの“ヘルメットカメラ”で撮影したことを明かし、その映像を5日の日本テレビ系「世界の果てまでイッテQ!」で放送するとブログで告知していた。
 生々しい出産シーンを放送することに対して、番組オンエア前からネット上では賛否を呼び、鈴木氏に対して「出産商売」などと批判する声もあった。また「産めない女性に対して配慮がない」との批判意見を紹介した一部メディアの報道を受け、作家の乙武洋匡氏は4日にTwitterで「すごい言いがかりだな。『健常者をテレビに映し出すなんて、手足のない人に対して配慮がない!』とか言い出す人が出てきたらどうするんだ(笑) 」と反論していた。
 物議をかもした大島出産シーン放送だが、放送後には視聴者からは「大島出産めっちゃ感動するな笑 これは泣くわ 女子って大変なんやなって改めて思った」「イッテQの大島出産で一家号泣」「大島出産物語、感動したー!! 大島の顔がすごかったけど… うちも赤ちゃん欲しいよー!!!!」との声が多数あがった。
 (15.7.6『RBB TODAY』)
 放送作家の鈴木おさむ氏(43、写真)が6日、妻でお笑いトリオ「森三中」の大島美幸(35)との間に6月に誕生した男児の子育てのため、放送作家の仕事を1年間休業すると自身のブログで公表した。所属事務所によると、担当するテレビ番組は順次休み、自宅で本や脚本の執筆は続けるという。
 ブログでは「この数カ月間いろんな方とお話しして」決断したと報告。「僕の中では育休というより、父親になるための勉強」「“父勉(ちちべん)”をさせてもらおうと思ってます」と造語で思いを明かした。(後略)
 (15.7.7『スポニチアネックス』)

第一線の女リアクション芸人として、ここまで体を張った大島美幸はスゴいと思う。

元々プライベートを切り売りしてきた夫婦といえども、出産の状況をテレビで流すというのは個人的にも対外的にも倫理的にも色々はばかられる部分があったと思うので…
それに踏み切った2人、そしてテレビ局側も、大きな決断だったに違いない。


ここ最近の“芸能活動休止”活動も、これから子どもを産む人たちにとってよりよい環境のモデルケースとしての先陣を切っているし、それがエールにもなるとも思う。


だがしかし、ちょっとやり過ぎの感もある。

「妊活(にんかつ)」
「父勉(ちちべん)」
などとわざわざ造語をつくってのアクション、そして度重なるメディアを利用しての詳細報告からは、

「“いいお父さん”“いいお母さん”“いい夫婦”と呼ばれたい。」
「流行をつくってやろう。」

そしてそこから、
「パパタレント・ママタレントとしての地位を築いてやろう。」

という大きな野心を感じてしまう。


自身のラジオ番組でも元々芸人至上主義であるため、ミュージシャンや文化人が来ても全く興味を示さず、
「へぇー。」「へぇー。」
と空返事をくり返していた鈴木氏が、突然社会学者や遺伝学者などをゲストに呼んで、身を乗り出して夫婦問題や出産問題を問い出したのには違和感を抱かざるを得なかった。


こうして色んなことをやり過ぎてしまい、いわゆる“自己愛”や“金の臭い”がプンプン感じられてしまって、興ざめしてしまっているのだ。

業界に居続けるためには並大抵の努力では足りないこともわかるが、それに性的なものや子どもを利用するのは、少しズルい感じがしてしまう。
中には生理的に不快感を抱く人もいるだろう。


やっぱり人間は、男女は、夫婦は、何でもあからさまにするべきではなく…
“秘めごと”は、ある程度そのままにしておくべきだということか。

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コメント

「産めない人に配慮がない」というクレーマーの批判はさておき、
感動を受けた人には申し訳ないですが…何でも番組の題材にすればいいのかよ、と思いました。

投稿: ばーにんぐK | 2015/07/12 00:18

ばーにんぐKさま、こんばんはっ。

プライベートの切り売りは大変そうで、見上げた根性だとも思いますが、ちょっとやり過ぎですよね…。
制作にもたずさわってるからなんでもアリかよぅ!

投稿: かんげ | 2015/07/13 17:30

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