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2015/06/14

蓼科

テレビ東京『日曜ビッグバラエティ』
「開店休業!?お客がいない…気になる店を覗いてみたSP」

という番組に、いいのか悪いのか…なじみの居酒屋が出ていた。


「取材した当初はお客さんがいなかったけれども…
最終的にはにぎわう店で、そこには店主と客の間に人情があった。」

という“体”の番組にするためロケをしていたのだが、本当にお客さんが来なかった日があって焦ったこともあったそう。

しかし結果的にはいい絵がとれて、スタッフさんもいい人で、最終日には撮影を早々に切り上げてお店で飲んで帰ってくれたそうだ。


それは渋谷センター街のド真ん中で45年続く居酒屋、“蓼科”。

ビルの谷間にポツリとたたずむ小さなビルの、小さな引き戸を開けると、急階段。
昔ココでアルバイトをしていたという職場の同僚に連れられて、自分は初めてこれを見た時、目の前に書き割りがあるのかと思ったほどだ。

がんばってそれを上がると広がるのは、まるでドラマかコントのセットかと見まがうほどの、まさに昭和・昔からまんまのお店の光景。

昭和ー

「とりあえずビール!」


そしてそれを仕切るのは、今年米寿を迎える、文字通り「蓼科」出身のママ。

人情に厚く厳しく、下ネタとお酒が苦手な彼女による、手料理と、時にはじけ時に通じなくなるチャキチャキトークが楽しめる。

ボトルは上です


何か特別なお酒や料理があるわけではない。

でも半世紀近く営業し、

「ババァまだ生きてたのかよ!」

なんて口では文句を言いながらもたくさんの人が訪れる理由は、みんなこのママに会いに来ているのだ。

歴史の重なった常連のボトル


とある出版社の編集長とか、テレビでよく見るモデルさんとか、渋谷にビルいくつも持ってる地主さんとか、あの有名作品の作家とか、地元のその筋の人とか、新進気鋭の実業家とか…驚いたことに有名人もよく見かける。

その人柄・店柄で、
エライ人から普通の人、お年寄りから若者、エネルギッシュな人から疲れた人…
渋谷らしい、色んな人が訪れる“人種のるつぼ”。


自分のためにもみんなのためにも、渋谷のためにも…
健やかに、少しでも長く続いてもらいたいお店だ。

渋谷の夜はふけてゆく…

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