鬼門の親戚づきあい
15年…20年ぶりくらいに、父親の田舎・山梨に行った。
母親の病気のどさくさに紛れたように入籍をして、元々小さな頃から親戚付き合いが苦手で疎遠だったこの地には、全くそのお知らせをしていなかった。
そこで今回、わざわざ妹が気を遣ってくれて、およめさんはもちろん、両親まで連れて案内をしてくれたのだ。
甲府市内、そして父の実家のある身延まで数軒を、菓子折抱えめぐる。
訪れるところ訪れるところで、
「久しぶりだなぁー!」
「懐かしいなぁー!」
なんて、おじさんおばさん従兄弟、たくさんの人に言われたのだけれども、自分は昔の記憶を消去してしまったようでずっとキョトン顔であった。
「何でこの人たちは初めて会ったのにこんなになれなれしいんだろう…?」
って感覚。
イヤ、実際は小さな頃よくよく会ってるのだけれども…。
とにかく慣れない人慣れないことばかりで疲れたが、それでも先々でもてなしてくれ、信玄餅やさくらんぼなどのお土産まで持たしてくれ、自分もなんとか上辺トークをくり出し、ようやく少し自分も大人の階段を登ったような感覚になった。
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