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2015年6月の記事

2015/06/30

刹那のような瞬間ながら

水商売系のお店ってのは、だいたい“4年サイクル”だ。

主としてお店で働く子のサイクルが、普通大学によるものだからだ。


なじみのガールズバーも震災直後にオープンしたお店なので、かれこれ4年。

昔から知っている店員さんもだいぶいなくなってしまい、今夜もザンギョーを片付け日付が変わる頃に渋谷のネオン街に消え、長きにわたりお世話になった店長の勇退を見送ってきた。


何にしても別れは寂しいものだけれども、こういうお店はアイドルグループのように従業員の変遷を客が見てゆくものだし、

中には逆に、

「あの子全然卒業しないけど、大丈夫なの…?」

と心配される子もいるくらいなのだから、巣立ちは、とても前向きで、いいことだ。

ネ、ネオンが呼んでいる…

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2015/06/29

モッタイナイ

紆余曲折あって…
プロレスリングゼロワン「天下一ジュニア」がきのうようやく開幕。

多くの他団体からの参戦もあり、もちろん所属選手の気合いの入り方はいつもにも増していて、好勝負揃いだった。

ご当地対決

異次元対決実現

バッチバチ!

黄色いキャンバスに黄色い特攻服

ちんちん

ブランド化した日高×カズ

日高のテーマはカッコイイ


ここにもあるぞ、ジュニアの祭典!

願いが叶うクリスタルボール


それにしても毎回この団体に行くと思うのが、進行のつたなさ。

開始時間は絶対に遅れるし、
全体的にメリハリがないし、
(テーマ)曲出しは間違えるし、

とにかくまぁ…グダグダなのだ。


おまけに、

続かない抗争や団体対抗戦
告知なくフェードアウトさせた“ゼロワンガールズ”に代表される、イベント・キャンペーンの不誠実さ
発表しない観客動員数
どこを探しても見つからないカードやニュースなど、スカスカのネットコンテンツ

と、団体の運営も非常に宜しくない。


会場を見渡すと、動いているのはオッキー沖田氏1人。
なぜ彼が、1から100まで全部のことをやっているのだろうか。

人手が足りないの?
完璧主義者で他人にやらせたくないの?

どちらにしてもそれでこの体たらくなのだから、今すぐ後進を育てなければいけないと思うのだ。


所属選手はいいレスラーが多い。
それなのに彼らがイマイチ振り切れていないイメージになってしまっているのは、この団体の未熟さによるところが大きいと思う。

本当に本当に、モッタイナイ。

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2015/06/28

夏だー!

今日は朝から真夏のようだった。

起床して、
カーテンを開けた時の日差し「ピカー!」
マドを開けた時の空気「モヤッ…!」

が、完全に夏のそれであって、ビックリした。


いよいよ到来したシーズン対策に、夜ご飯はあえて鍋にした。

水菜が食べたかった


エネルギー充てん!

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2015/06/27

青春時代

かつて大仁田信者だった自分。

川崎球場他プロレス会場に通い、試合後救急車で運ばれる彼を泣きながら追いかけたりしたものだ。
もう20年も前の話だ。


ここ十数年はすっかりごぶさただったけれども、久しぶりに“湘南プロレス”の興行で大仁田厚を近くで体感したら、(お酒に酔っていたというのもあるけれども)あの頃の気持ちが鮮明に甦り…
気づけば近くに走り寄って、水びたしになりながら、リングキャンバスを叩いていた。

今日は矢口が相手コーナーだ!

パワーボムは上がらないけどまだまだ元気

大仁田劇場


2度目の復帰以降、本人的にもプロレス的にも色々なことがあり過ぎて…
かつてはプロレス界の誰からも嫌われたヒールも、今や全てが1周回って多くの人に愛されるレジェンドに。

その変わらぬしぶとさ、その変わらぬ情熱…やはりこの男はカリスマだった。

「高杉正彦デビュー40周年カウントダウン」というマニアックなプロレスでした

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2015/06/26

奪取

5月病の時期を越え、6月病の時期を越え、何とかたどり着いた6月最終シューマツ。

さすがに精神的肉体的限界を感じて、がんばって休みをとった。


朝起きてつまらないワイドショーを見ながらお酒を飲み、たまに外を覗いては、仕事をしている人たちに労いの念を送る幸せ!


午後になり、ほろ酔いで市役所に行き書類を提出してから、電車に飛び乗りちょうど1時間下り、秦野の温浴施設“はだの・湯河原温泉 万葉の湯”へ。

ぷちぜいたくして、おフロも部屋も借り、入浴して→お酒飲んで→ご飯食べて→そのままごろ寝して→また入浴して→お酒飲んで…

おフロー!

おルービー!


たまに外を覗いては、仕事をしている人たちに労いの念を送る幸せ!


いーい背徳感を得て、リフレッシュできた。

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2015/06/24

「〜なめるなよ」とまでは言わないけれど

アイスリボン終了後に催された世羅りさプロデュース興行で、デスマッチ史上、イヤプロレス史上初の、
“人毛デスマッチ”
が開催された。

何でも、蛍光灯が団体NGとなり、「背筋が凍るようなデスマッチアイテム」を探した結果、こうなったようだ。
おまけに衛生面や健康面で大変危険らしい…。


袂を分かつこととなったかつてのタッグパートナーに対する、恨みや嫉妬や憧れや…
こらえきれなかったドロドロとした感情をぶつけるために、そして全ての遺恨を精算するために、デスマッチというイバラの道を世羅は選んだのだと思っていた。

しかしいざフタを開けてみると、

完成された煽りV
試合中の実況解説
“公認凶器ルーレット”などのよくできた演出

と、上手なおもしろエンターテイメントになってしまっていた。

ハッスル星野

ハッスルハッスル星野

成宮キャラ変わり過ぎ問題

戦の跡


もちろん、世羅の苦労や覚悟は相当にわかったし、目の前でくり広げられていたものは間違いなく今までにない新しいモノだったのだけれども…

覚悟の


やっぱり、デスマッチってそういうものじゃない。

自分の頭が堅いだけかもしれないけれど、やっぱり自分がデスマッチに求めているものは、そういう雰囲気のものとは真逆にあるので、残念だった。


戦前、木高イサミが最後までずっとネチネチ怒っていたのは、デスマッチファイターとしての良心だったのかもしれない…。

潔癖症

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ハッピーチャンプ

後楽園ホールアイスリボン9周年興行。

メインでは団体最古参・希月あおいが、初解禁のファイヤーバードスプラッシュでついにシングル初戴冠。

躍動

元王者も立派でした

まさかの秘密兵器!


試合前まではそこはかとない緊張感を漂わせていたあおいも、試合後はいつもの傍若無人なまでのハッピーメーカーに。

初戴冠!


亀田大毅以来かと思われる、リング上での熱唱!
さらには客にもマイクを向ける!

もうなんでもありだ!
今夜は祭りだ祭りだ!


回り道もたくさんしたけれど…デビュー10年目にしてようやくつかんだ栄光。

かつて会場に来る女性客女性客に、満面の笑みで、
「プロレスやりませんか?」
「プロレス一緒にやりませんかっ?(ハキハキ)」
と声をかけてた小娘が、今やチャンピオンだよ!


ホールに響くあおいコールに、笑顔と涙。

最高のエンディングだった。

プロレスでハッピー!

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2015/06/23

規則風化

 18日、「バイトル新CM発表会」に登場した「AKB48」の柏木由紀(23)。「NEWS」手越祐也(27)との浴衣抱擁写真が報じられて以降、初のイベント登場となったため、会場には80人を超える報道陣が集結。ステージ上には警備員が常駐するという異例の対応だった。
 しかし、「囲み取材」とは名ばかりの代表質問のみで、ほとんどの質問を同席した指原莉乃(22)が答える形となり、“新・神7”メンバーでの撮影についても指原が「メンバーがみんなヌルッとしてた。“ピリピリ感”まったくのゼロ!」と明るくコメントしたが、現場の“ピリピリ度”は最高潮だった。
 一昨年、熱愛が発覚した峯岸みなみ(22)は丸坊主になり、指原は福岡へ“島流し”の憂き目に。先の総選挙で2位に輝いた柏木なりのケジメのつけ方が期待されたからだが、騒動についてはダンマリ。3月末に発表された「NGT48」との兼任についても「新潟も頑張ります」と話すのみにとどまった。
 結果、みそぎの場をみすみす逃す形となった柏木だが、その選択は吉と出るのか凶と出るのか――。(後略)
 (15.6.20『日刊ゲンダイ』

“制服を着る”
“資料は持ち出さない”
“遅刻しない”

組織にいる以上、守らなければいけないルールがどこにでもある。

それが守れない、さらには例え守れなくても脇が甘い、自覚のないなんちゃってアイドルにはガッカリさせられる。


しかし。

ファンは悲しんでいるのだろうが、総選挙で、スキャンダルにまみれ、それをあろうことか開き直ってキャラにした指原さんを一位にした時点で、自分たちで「“恋愛禁止”破り」を容認したということじゃないのか。

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2015/06/22

両国へ

大日本プロレス後楽園ホール大会へ。

団体の20周年、そしてそれを記念した両国国技館大会まで1ヵ月を切って、ストロングBJ、加速中!

岡林!

関本!


一方のデスマッチは停滞中…。(王者欠場)

伊東!

塩!(両国だから)


それにしても、これだけ大迫力の熱戦を見せつけられると、両国のカードが弱い弱くないなんて言っているのがどうでもよくなってくる。

特にメイン(関本大介×岡林裕二)は、すさまじい試合になる予感…!

怪物激突!


だからこそ、この極上のプロレスを、1人でも多くの人に目撃してもらいたい・満員の会場で見せてもらいたい、強く強くそう思った。

7月20日は大日本プロレス両国大会!

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2015/06/21

ラム酒かブゥードゥー教

“世界の料理を食べようの会”に参加。
(っていうか幹事)

前回サイコロが「ハイチ共和国」を指したので、新宿の老舗“カフェ・ハイチ”新宿2号店におじゃました。

南新宿駅からもわかりやすい

手描き


横浜店があった頃はよく通い、コーヒー飲みながら向かいのHMVのお客さんをボンヤリ眺めていたものだアイラブペパーポッド!

調度品の数々


「ハイチ料理が食べたい」というリクエストに応えてくれて、コース料理。

キノコ歯ごたえよかった

(野菜やキノコのオードブル)


オクラの煮込みは総じてなんとかっていう料理名になるそう(忘れた)

(イカとオクラのイカスミ煮込み)


上品な味でした

(クロダイのムニエル)


おにくー!

(ハイチ風角煮)
これがくど過ぎず、角煮が苦手な自分にもとってもおいしかった!


この安定感

(店の定番ドライカレー)


グレープフルーツ

(プリン)


もうちょっとだけ入れて…

(コーヒー)
たっぷりラムを入れるのがカフェ・ハイチ仕様。


料理のあれこれを教えていただいたり、小さな子どもにも気を遣ってくれて、ココもいいお店だった。

「また来なよ」


ちなみに、料理以外でハイチといえば、ブゥードゥー教。

1次会で何か呪術を学べるカフェなどないか探したものの、さすがに見つからなかった…。
あったとしても、こんな気軽に触れられないか…。

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2015/06/20

オナカフェふたたび

2月以来の、焼き菓子ユニット“Onaka”によるカフェがオープン。

青山の奥で


今回はお笑い芸人“Hey!たくちゃん”ともコラボ。
せっかくだからもっと俗っぽく、アゴアゴ感かラーメン感があってもよかったなぁー。

数が変わるだけ


店内は安定のバタバタ・ゆるゆる・グダグダだったが…

ケーキやアイスやコーヒーが、それをカバーするくらいおいしかったから、よしとしましょう。

「AGO」…

ゆる化の主役

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2015/06/19

耐える観光地。

 日本列島に中国人観光客が大挙した今年の春節(中国正月)シーズン。1月だけで、中国国内にある日本領事館では約25万人分の韓工ビザが発行され、1カ月の記録としては過去最高のものとなった。日本各地では、彼らの“爆買い”による経済効果を歓迎する声が上がる半面、マナー違反に対する苦言も相次いだ。
 一方、大陸からの観光客に関しては、日本よりも付き合いの長い香港で、中国人観光客に対する“排外運動”が巻き起こっている。
 香港ではここ数年、大陸からの訪問客による食料品や生活用品の買い占めや転売行為に批判が高まっており、集団で飛来し災害をもたらすという意味で、彼らを「イナゴ」と呼ぶ風潮もある。(後略)
 (15.2.28『日刊サイゾー』

先日、久しぶりに銀座の中央通り(歩行者天国)を歩いて、改めて中国人観光客の多さに驚いた。

テレビのワイドショーで見たまんま、みんな大きなキャリーケースか、抱えきれないほどの家電量販店の袋を引きずり、そして大声で叫び合い、道路の両脇の地べたに座り込み…
その姿には、どうしても眉をひそめざるを得なかった。


京都に出かけていた友人に話を聞くと、
街も観光地も、大陸の人でいっぱいだったそうだ。

最近はビジネスホテルも予約が取りづらく、いざチェックインしてもホテル内は中国語しか飛び交っていないそう。
たまに日本語が聞こえてふり返ると、スタッフだったり。


もちろん、こうして日本に観光に来てくれて、お金を使ってくれるのはありがたいことだけれども、どうも、その「郷に入っては~」というものが感じられない姿には違和感を覚え、見たくない・出会いたくないと思ってしまう。


聞く耳を持たない国民性を相手だと、教育はもちろん、日本の民度・態度をより美しくし気づいてもらう…
なんてことはとうてい通用しないだろう。

このまま、嵐が過ぎ去るのを耐えるかのように、いわゆるバブルのようなかの国の好景気が弾けるのを待つしかないのだろうか。難しい問題だ。

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2015/06/16

新世代の旗手

〜20代前半の新世代女優陣で最も実力があるのが、高畑充希だと思われる。

フジテレビ『問題のあるレストラン』での、オンナを武器にするオンナ役が、とにかく腹立たしくて…
何回ドラマを見ても腹立たしくて…

物語が進んで、役での素性や心の傷が見えても腹立たしくて…

っていうか放送終了後も腹立たしくて…


今思えば、すっかり彼女の掌の上だったように思う。

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2015/06/15

つくづく思う

思ってもいないことを言うのは、思っていることを言うよりずっとカンタンだ。

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2015/06/14

蓼科

テレビ東京『日曜ビッグバラエティ』
「開店休業!?お客がいない…気になる店を覗いてみたSP」

という番組に、いいのか悪いのか…なじみの居酒屋が出ていた。


「取材した当初はお客さんがいなかったけれども…
最終的にはにぎわう店で、そこには店主と客の間に人情があった。」

という“体”の番組にするためロケをしていたのだが、本当にお客さんが来なかった日があって焦ったこともあったそう。

しかし結果的にはいい絵がとれて、スタッフさんもいい人で、最終日には撮影を早々に切り上げてお店で飲んで帰ってくれたそうだ。


それは渋谷センター街のド真ん中で45年続く居酒屋、“蓼科”。

ビルの谷間にポツリとたたずむ小さなビルの、小さな引き戸を開けると、急階段。
昔ココでアルバイトをしていたという職場の同僚に連れられて、自分は初めてこれを見た時、目の前に書き割りがあるのかと思ったほどだ。

がんばってそれを上がると広がるのは、まるでドラマかコントのセットかと見まがうほどの、まさに昭和・昔からまんまのお店の光景。

昭和ー

「とりあえずビール!」


そしてそれを仕切るのは、今年米寿を迎える、文字通り「蓼科」出身のママ。

人情に厚く厳しく、下ネタとお酒が苦手な彼女による、手料理と、時にはじけ時に通じなくなるチャキチャキトークが楽しめる。

ボトルは上です


何か特別なお酒や料理があるわけではない。

でも半世紀近く営業し、

「ババァまだ生きてたのかよ!」

なんて口では文句を言いながらもたくさんの人が訪れる理由は、みんなこのママに会いに来ているのだ。

歴史の重なった常連のボトル


とある出版社の編集長とか、テレビでよく見るモデルさんとか、渋谷にビルいくつも持ってる地主さんとか、あの有名作品の作家とか、地元のその筋の人とか、新進気鋭の実業家とか…驚いたことに有名人もよく見かける。

その人柄・店柄で、
エライ人から普通の人、お年寄りから若者、エネルギッシュな人から疲れた人…
渋谷らしい、色んな人が訪れる“人種のるつぼ”。


自分のためにもみんなのためにも、渋谷のためにも…
健やかに、少しでも長く続いてもらいたいお店だ。

渋谷の夜はふけてゆく…

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2015/06/13

商店街プロレス2015

大日本プロレス×横浜市商店街総連合会による“商店街プロレス”シリーズが今年も開幕。

初日の二俣川銀座商店街大会が雨で中止になり、幸先が危ぶまれたが…

先週のプララ杉田大会、そして今日のサンモール洋光台大会と、大成功をおさめた。


洋光台の駅出てすぐ、マンモス団地の真ん中に置かれたリング。

駅スグの団地ってめずらしい

様式美

おおにぎわい!


団地のお祭りも開催され、会場には地元の飲食店の出店、イスやテーブルがたくさん並べられ、ビールやおつまみを広げて観戦。

お手頃価格で嬉しかった

背景団地のドラゴンスプラッシュ!


そして周りでは、子どもたちが元気に走り回っていた。

こわごわ…

ショッピングストリートスーパースター!


お祭りなんだけれどもどことなくのんびりもしていて…とてもいい雰囲気だった。
これぞまさに商店街プロレスの真骨頂!


激しいプロレス、楽しいプロレス…
プロレスのたくさんの魅力が、プロレスを知らないたくさんの人に、今年もとどきますように。

「プロレスみるなら大日本!」
「買い物するなら商店街!」

お祭り男健在

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2015/06/12

あれから6年。

テレビの速報を見て目を点にし、そこからふわふわと実感がないまま過ごした数ヵ月。

その後全てのプロレスファンが、忘れて前を向かねばという思いと、どうしても忘れられない・忘れてはいけないというもどかしさの狭で苦しんでいたはずだ。

…あれから6年。

プロレス界は変わらず、動いている、廻っている。

でも、そこには確固として、彼の遺したものがある。


あしたは三沢光晴さんの七回忌。

なかなか考えはまとまらないけれど…

とにかく、これからも、色々あるだろうけれど、三沢さんが命を賭した…
イヤそして、全てのプロレスラーが今、命を賭しているプロレス業界が、よりよいものになりますように。

 「三沢光晴メモリアルナイト」(13日、広島グリーンアリーナ)
 リング禍で死去したノアの三沢光晴さん(享年46)の七回忌追悼大会「三沢光晴メモリアルナイト2015」が、命日の13日に亡くなった広島グリーンアリーナで開催される。生涯最終試合で、最後にバックドロップを放った斎藤彰俊(49)がこのほど、ディファ有明で収録された日テレジータス(G+)の特別番組「三沢光晴七回忌メモリアルナイト弔辞」で、6年間の思いを天国に語りかけた。
 毎朝お経を上げ、かばんには三沢さんの写真を入れるなど、一日たりとも、あの日を忘れることはなかった。遺影の前で一礼した斎藤の口からは、6年間の思いがせきを切ったようにあふれ出た。(後略)
 (15.6.7『デイリースポーツ』

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2015/06/11

タイガー愛

後楽園ホールで開催されたリアルジャパンプロレスの10周年記念興行へ行った。

初観戦のリアルジャパンは、想像に違わず独特の雰囲気に包まれていた。

他のプロレス団体とは明らかに異なる客層。
周りで飛び交う大量のあいさつや名刺交換。

イタリアンレザーのしおりいただきました


リング上に目をやると、試合より長い、スピーチやセレモニー、協賛や来賓者の紹介。

10周年だからしょうがないのかもしれないけれど…


試合をみても、

メンバーは豪華ながらまとまりの全くないバトルロイヤル
回らないムーンサルトや上がらないパワーボム

リングに上がって戦ってしまう素人(しかも国会議員)
格闘技から転向してきた選手や、昭和のレジェンドに対する接待プロレスも多かった。


しかし何より衝撃的だったのは、それらを喜々として享受する観客。

みんな…みんな本当に、昭和のプロレスと、何より初代タイガーマスクが大好きなのだ。


観客も関係者もスポンサーも、ホールの全員が、みんな惚れ込んで惚れ込んで、惚れ込んでいるといった雰囲気が伝わってくる、愛に包まれた、とにかくスゴい空間であった。

5000万円の黄金マスク公開

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2015/06/06

鬼門の親戚づきあい

15年…20年ぶりくらいに、父親の田舎・山梨に行った。

思ってたより遠かった


母親の病気のどさくさに紛れたように入籍をして、元々小さな頃から親戚付き合いが苦手で疎遠だったこの地には、全くそのお知らせをしていなかった。

そこで今回、わざわざ妹が気を遣ってくれて、およめさんはもちろん、両親まで連れて案内をしてくれたのだ。

風林火山!


甲府市内、そして父の実家のある身延まで数軒を、菓子折抱えめぐる。

水がキレイなトコ


訪れるところ訪れるところで、
「久しぶりだなぁー!」
「懐かしいなぁー!」

なんて、おじさんおばさん従兄弟、たくさんの人に言われたのだけれども、自分は昔の記憶を消去してしまったようでずっとキョトン顔であった。

「何でこの人たちは初めて会ったのにこんなになれなれしいんだろう…?」
って感覚。
イヤ、実際は小さな頃よくよく会ってるのだけれども…。

父の実家はド田舎です


とにかく慣れない人慣れないことばかりで疲れたが、それでも先々でもてなしてくれ、信玄餅やさくらんぼなどのお土産まで持たしてくれ、自分もなんとか上辺トークをくり出し、ようやく少し自分も大人の階段を登ったような感覚になった。

宝石のようじゃー

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2015/06/05

東横線はマナーが悪い

2年前、横浜市から都内に引っ越し、通学通勤で10年以上利用していた東急東横線を離れた。

それまでは何とも思っていなかったこの路線だが、今たまに乗ると、

東横線の乗客はマナーが悪い”

ということを強く感じる。


電車で騒いだり、酒盛りしてたり、お化粧してたり…
そういう民度の低さというか、わかりやすいマナーの悪さではないのだ。


必要以上に自分のスペースを確保したり、ちょっと肩が触れただけでキッと相手をにらみつけたり、わざと周りにカバンをぶつけながら車両の奥に向かったり…
各々が自己中心的、

「自分が王様」
「自分だけは周りと違って疲れているのだ」

という雰囲気を出し、とにかくギスギスしているのだ。


きっとこれは横浜市民東横線沿線住民のプライドなのだろう。

同じようにハイソと言われる地域を走る井の頭線にもあるけれども、コチラは若い人も多いのでそこまでヒドくはない。


プライドのムダに高い働き盛りの世代は、非常にやっかいなのだ。

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2015/06/04

きかないときもある

電車に揺られている時、音漏れが大きかったり、提げているカサがグサグサすねに刺さっていたり、隣人のマナーがなっていなくて不快な時がある。

でもこんなご時世、
「やめてください!」
なんて言うこともはばかられる。


そんな時はおもむろに携帯電話を取り出し、SNSなどに書き込む雰囲気で、

「電車なう。隣の人の音漏れがスゴくてクラブ感なう。」
「電車でカサ1本に気を遣えない人っていますよね。ダメ人間ですよね。」

なんてやっていると…

たいていの人は他人のケイタイの画面をチラ見する(特に女性の)習性があるため、ひっそりと止み改善されることが多い。

またそこに、液晶を“のぞき見している”という罪悪感が発生するため、問題の当人はそれにケチをつけにくく、非常に安全性が保たれるのである。


先日の帰宅時、満員の井の頭線

身動きもできないような車内で、真後ろに立ったオッサンの鼻息がものすごい勢い&臭くて、ヒドかった。
ブシューブシューと遠慮なくストレートに後頭部へとかけられ続ける鼻息。

「少しは抑えろよ…。」

首筋のザワザワ感と、悪臭…もう死にそうだ!

(こんな時は…そうだ、ケイタイだ!)


なんとか携帯電話を取り出し、

「後ろのオッサンにスゴい勢いの臭い鼻息をかけられて死にそうなう。」
ピッ、ピッ、ピッ…

(よぅし、これでおとなしくなる。)

と思っていたら…


数秒後そのオッサンは、わざとらしくさらに私の方へ顔を近づけ、鼻息をかぶせながら小声で、

「見えてるぞ…見えてるぞ…」

と語りかけて来るではないか!


ピャー!
罪悪感を持たないモンスターであったか!


と、いうわけで、その声は無視して、続けてケイタイに、
「わざとだよ。」
と書き込んだのであった。

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2015/06/02

季節の変わり目ですね

寝る時は猛烈に暑いんだけれども、朝になるととっても寒い。(部屋が)

就寝時にふっ飛ばしたフトンが、朝無意識でまさぐるものの見つからなくて…

おかげで案の定、ぷち体調を崩している。
(お気をつけください)


寝る時少しエアコンでも入れた方がいいのかなァ…。

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2015/06/01

遠くを見通す

れんこん料理と言ったら、「天ぷら」か「からしれんこん」くらいしか思いつかない。
その存在もあまり目立たない、完璧な脇役である。

しかし上野“れんこん”(店名)には、数々のれんこん料理が!

ピクルス

きんぴら


味も方向性も全然違うこのバリエーション、どやー。
しかもどれもシャキシャキしてておいしい!

オススメは「フライドれんこん」のムリヤリアメリカンパッケージ!

コロッケとフライドれんこん


「R」!


れんこんってこんなに主張できるんだねぇ。
やるな~。

れんこん麺


アメ横のすぐ脇、喧騒のド真ん中。

ひっきりなしにお客さんが入ってくる人気店だが、古材で建てられたお店は落ち着いた雰囲気。

もちろんれんこん料理だけじゃなく、お造りやすっぽん鍋や串などもあり、どれもおいしく・早くて、お店の人は元気で・チャキチャキした、とてもいいお店だった。

名店でした

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