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2015年2月の記事

2015/02/27

あたらない

「自分なら絶対当てられる!」

と、根拠のない自信で買いはじめた“LOTO6”


毎週2回、1口ずつ(200円)購入して、かれこれ2年経とうとしているが、

まぁー…

ーー

ーーー

ーーーー

ーーーーー

当たらないね!


正確には、初回の5等(1,000円)当選以降、2回くらい同じ等賞を当てたくらいだろうか。

はじめは当選番号発表翌日にワクワクしながらHPで確認していたものだが、ここ半年くらいはあまりに当たらないので確認もせずにくじ券を溜めてしまっていた。


と、いうわけで、職場のデスクを片付けしているついでに50枚ほどの未確認のくじ券を、宝くじ売り場に持って行き、照合してもらうと…

ハズレ
ハズレ
ハズレ
ハズレ
ハズレ

ハズレ
ハズレ
ハズレ
ハズレ
ハズレ

ハズレ
ハズレ
ハズレ
ハズレ
ハズレ


ギャー!

(案の定)全っ然、当たらないね!


このまま手ぶらで帰るのかと恥ずかしい思いをしていると…最後の最後に、

「お客様、1枚当選されてますよ!」

3等!


このまま銀行の窓口へ。

初めて“当せん金支払用紙”というものを見た。

記入する手が震えるくらいの経験がしたい


なぜかこの回の当選本数が多くて、せっかく6つの数字内5個も当てているというのにこの金額は不満だが…
これで今までのハズレ券たちも報われるというものだ。

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2015/02/26

プロレスらしく、プロレスラーらしく

 女子プロレス「スターダム」は25日、都内のゼロワン道場で緊急会見を開き、22日の後楽園ホール大会で起こった世IV虎(よしこ=21)対安川惡斗(あくと=28)の凄惨マッチについての声明を発表した。
 会見には世IV虎とロッシー小川社長のほか、風香GM、所属選手が出席。会見冒頭で小川社長、風香GM、世IV虎、高橋奈苗、木村響子の5人が頭を下げた。
 小川社長は「プロレスの範ちゅうを逸脱した行為が起き、安川惡斗選手が重傷を負いました。ご迷惑とご心配をおかけしたことを深くおわびいたします。申し訳ありませんでした」と陳謝し、世IV虎にワールド・オブ・スターダム王座の剥奪と、無期限の出場停止処分を下したことを明らかにした。また、世IV虎のTKO勝ちとされた裁定もノーコンテストに変更された。
 さらに小川社長と風香GM、最年長選手の高橋奈苗が3か月間、30%減給を科されることになった。
 黒のスーツ姿で会見に出席した世IV虎は、目に涙を浮かべながら「このたびは、ケガをさせてしまった安川惡斗選手、選手のみなさん、プロレス界のみなさん、本当に申し訳ありませんでした」と謝罪した。
 また手術のため入院中の安川は頬と鼻、左眼窩底の骨折を負ったことが発表され、両目の網膜浸盪症(しんとうしょう)と診断も下されたという。(後略)
 (15.2.25『東スポWeb』

プロレスが「エンターテイメント」と「格闘技」という言葉を併せて標榜している以上、このような事態におちいる可能性・リングに立つ人間の感情が必要以上に爆発してしまう危険性というのは常にはらんでいる。

業界の歴史的にもそのような、

“不穏試合”
“ケンカマッチ”
“制裁マッチ”

というのは多々あった。


ただそんな時でもそこには、当事者同士の拮抗した技量があったり、一抹の良心が発生したり、団体や先輩レスラーからの厳しい教育があったり、それにイチ早く気づいた第三者の介入があったりと、様々な事象により事態は最小限にとどめられていたように思う。

しかし今回の場合は、全てがいたらな過ぎた…。

そしてメインイベントで、タイトルマッチで、ここまで一方的に、ここまでヒドいケガになるまでの惨事になってしまったことは、非常に問題だと思う。


これはもちろん当事者だけでなく、レフリー、セコンド、そして団体、全ての問題。


もちろんイチバン悪いのは世IV虎

プロレスラーは常に客席を見ていて、オーディエンスの求めるファイトをするもの。
対戦相手を全て受け止めて、その上で相手をさらに上回り、勝者となるべきもの。

相手に恨みがあったのか、団体に恨みがあったのか、プレッシャーに負けたのかはわからないが、自分の感情だけで一方的な試合をしてしまったことはあまりに未熟過ぎた。


全て受け止めようと思ったのか、意識が飛んでしまったのか、技術的にも精神的にも対応できなかったのか、安川惡斗

反則を過度にくり返す選手を・試合を、止められなかったレフリー。

仲間がやっていて、仲間がやられていて、危険な状態なのに、何が何でも止めようと出られなかったセコンド陣。

プロレスとはどういうものかを教えられなかった先輩レスラー。

そして何より、選手を教育できなかった、そんな未熟な選手をメインに据えてしまった団体。

全てが悪いと思う。


ただ、人生と人生のぶつかり合いがプロレスだから、リング上で行われたこの件を、
「これはプロレスじゃない」
と突き放すこともできない。

もちろん、業界の恥部だし、人には見せるべきではない、イチバンダメなプロレスだけれども…。

事実解明や処分をしっかりしろという思いもあるが、上記のような理由から、タネアカシのように、
「あいつはホントは弱かった」
なんて言ったり、
当事者以外が事件を拡げるようなことはして欲しくない。

今後関係者には、できるところまでプロレスラーらしく、真摯にファンの方を見て、これからの対応を考えてもらいたい。


イチバン腹立たしいのはセミファイナルで行われた感動劇、はたまた同日違う会場で行われた素晴らしい試合、それらがこのようなニュースで消されてしまうことだ。

「プロレス人気再燃」と言われていることにも水を差しかねない。

何より先日行われた女子プロレスの試合、遺恨満載で感情的になりながらも、素晴らしいプロレスをみせてくれた紫雷美央紫雷イオの顔に泥を塗ったように感じてしまう。

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2015/02/25

とにかく、もう1回、とにかくもう1回

セロリの会第五会公演『渦中の人』。

前半、戸惑うほどにスピーディーな俳優たちの掛け合い。

それに目を白黒させながら笑っていると…急転直下。


それからは、怒濤のように過ぎていった時間を一生懸命反すうしながらの観劇になり、その“してやられた感”が心地よかった。


とてもおもしろい話だった。

「もう1回見たい!」


男にイラつく女
女が理解できない男

そんな、お互い振り回される男女の部分もまたリアルだった。


この劇団、セットもすごくよくて、とっても重厚。

役者が「雪が降ってきた」と言いながら入ってきたシーン。
開けっ放しの扉から、寒い空気が流れ込んでくるような気配さえも感じたのだ。

セロリの会『渦中の人』

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2015/02/22

変わりゆく家族のカタチ

先月自分の食中毒で延期になった一族の新年会が、改めてひらかれた。

列席者は父と母、そして妹夫婦&姪、祖母、そして我が夫婦。


昨年母が倒れ、必然的に家族で会話することが多くなり、結果その関係性が強くなったように思う。

正直おととしまでは、父親と話すことなんて1年に1度あるかないかだったし、結婚してかわった妹の名字さえ忘れていた。

家族の一大事が、家族の色々なものを変えた感がある。
幸か不幸か、いい方向になのか悪い方向になのか、それはわからないけれども。


今日はお寿司屋さんでランチだったのだが、席に座った途端豪華で食べきれないほどのボリュームのコース料理が出てきて、幹事の父親のハリキリ具合がうかがえた。

まぐろづくし


昨年夏の定年退職と同時に孫もでき、彼は人が変わったように家庭菜園と孫に夢中だ。


はちょっと見ないだけで、あっという間に大きくなる。
今日も前回よりも一回り大きくなった姿で父の膝上に鎮座していた。


昨年から施設に入った祖母は、予想通り足腰がさらに弱まり、軽度の認知症をわずらうようになってしまった。
しかしボケボケしながらも内蔵だけは元気で、今日は誰よりもごちそうをほうばっていた。

年の差90歳の手と手


当事者の母は、一時は思うようにいかない言葉を発することに嫌気が差していたようだが、今はわけのわからない単語をベラベラと喋っている。


ちなみに私は二日酔いで終始ヘバっていた。
せっかく飲み放題の席だったというのに…。

実のところ、自分だけ何も変わっていないのかもしれない。

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2015/02/21

「新年会」って「しんえんかい」ってタイプミスしがち

今日は高校時代からの友人たちとの新年会。

友人カマキリくん宅まで各々シークレットで具材を1品持ち寄る、“おウチおでん”の会だ。

素、明朗デザイン


「ぞうりとか持ってくる奴いたらどうしよう…。」
「みんな揃ってちくわぶを持ってきたらどうしよう…。」

などの杞憂もあったが、そこは大人。

さらにはかぶりが発生しないという奇跡も生まれ、そこそこの鍋が完成したのであった。

トマトは私です

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2015/02/20

かむかむほっぺ

左右ほっぺの内側、奥の上の方。

一生懸命舌を伸ばすと、斜めに筋が通ってませんか?


コレ、人間の・ホモサピエンスの、構造的にデフォルトのものだと思っていたらどうやら違うようで、自分のほほがたるみ、さらに寝ている時に噛んでできているようなのだ。

えっえー。
ただの傷!?


歯の治療で左奥歯をいじってもらった次の日の朝、逆側右のその傷が肥大化していて…

「あぁ左側気にして右側いき過ぎちゃったんだな…。」

と気づきつつ、染みるそいつのせいで食事の時歯みがきの時常に眉間にしわを寄せている。

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2015/02/17

つまづき

ちょうど1年前

職場を早退し狛江市役所に行き、婚姻届を提出し、その後地元商店街の路地にひっそりとたつフレンチレストランで食事をした。


小さくてかわいらしいお店で、家庭的でおいしいフランス料理が手頃なお値段でいただけて、いいお店だったのだ。

ワイングラスを傾けながら、
「また来年も…毎年、結婚記念日にここに来れたらステキだね。」
なんて会話をしたのであった。


と、いうわけで、今日は結婚記念日。

去年の誓いの通り、夜はささやかながらお祝をしようと、かのレストランに寄ることになった。


定時と同時に職場を飛び出し、地元の駅でおよめさんと待ち合わせをし、張り切ってそこへ向かうと…

そこには中が真っ暗なお店と、ドアには「臨時休業」の貼り紙が…。


なんてこったい!

まぁ予約をしていなかった自分たちが悪いのだけれども…
詰めの甘い夫婦、2年目のスタートだ。

結局和食を食べました

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2015/02/16

見えないものを受ける能力

いわゆる“女性脳”の特徴に関して、「感覚的」「感情的」などとよく言われるが、NHK『あさイチ』なんかで度々組まれる“女性の悩み特集”で見る、

「他人が『○○○』と言っているような気がして傷ついた。」

という言葉を見ると、まさしくそうだと思う。


「その時姑が、『子どもを生まない女は価値がない』と言っているようで傷ついたんです。」

「働いてる友人が、『専業主婦は時代遅れだ』と言っているように聞こえて傷つきました。」

だれも実際はそんなこと言ってないのに!


そこで聞きただすわけでもなく、文脈やその発言主の心中を考えることもなく、一方的な思い込みで勝手に答えを出し完結させる…とてもとても感覚的だと思うのだ。


「何となくイヤな思いをした。」
というグチをよく聞かされるのも女性からが多い。

「言わなくてもわかってよ!」
と言うのも女性が多い。


「論理的」と言われる男性脳からはどうしても理解できない意識だ。

目に見えないもの・カタチのないものってのはなかなか信じられないものだけれども…そうじゃないんだろうなァ。

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2015/02/15

おやこっこ

武田一義『おやこっこ』が完結した。

初回から物語全体を包んでいたのは、澄んだ冷たい空気。

それはまるで堀辰雄の作品を読んだ時に受けたような透明感だった。


主人公の冷えきった親子関係と、舞台になっている田舎の情景からだったのだろう。

そんな中で命の灯火を目の当たりにしながらも、そこには、『風立ちぬ』にあった、愛のようなあたたかなモノは見当たらなかった。


しかし終盤数話、物語の雰囲気がドンドンあたたかくなっていって…最終話、花が咲いた。満開の。


芽はずっとあったのだ。

親子愛、家族愛…
あたたかなモノが、確かに、そこに、あったのだ。

武田一義『おやこっこ』


美しくて、胸がチクリと痛んで…
本当にいい作品だった。

3月の単行本の発売が楽しみだ。

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2015/02/14

為末気分

地元友人たちと毎年参加している、“日産スタジアム駅伝大会”へ。

前々回はスタジアムが工事中でメイン会場が隣のグラウンド、そして前回は雪の影響で中止になってしまったので、久しぶりに日産スタジアムの中に入ったのであった。


ここのトラックに下りれて、走れることが、この大会の何よりのウリ。

各々1周程度しか走れないが、この瞬間がとても気持ちいいのだ。

今年はマリノスチアの子が少なかった…


気持ちよ過ぎてついついタスキを受け取るや否や全力疾走してしまい、その後ヘロヘロになってしまうのが難点だが。

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オナカフェ

焼き菓子ユニット“Onaka”が1日限りのバレンタインカフェをオープン。

たなかちさとさまのブログでの事前告知が、

「メニュー/バレンタインスペシャルセット3,000円」

だけで、ずいぶんブルジョワな店だな庶民お断りかよと思っていたが、実際は食べるだけでも飲むだけでもOKなゆったりカフェであった。

いちじくのやつおいしかったなぁ


疑惑のスペシャルセットも、おいしいケーキにおいしいコーヒー、さらにはお土産にクッキーや紅茶までいただいて、大満足。


告知のつたなさは相変わらずだったが、それ以外は見直した、そんな表参道の朝であった。

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2015/02/13

みんなソレ言うんだもんなー!

年明けからずっと左の奥歯上下に違和感を感じていたのだけれども、今月に入ってからは何を噛んでも痛み、冷たいものから熱いものまでまんべんなくしみるようになってしまい、夕食のお鍋が楽しめないほどになってしまった。

と、いうわけで、
「半年ごとに定期検診受けてくださいね。」
と言われたまま3年放っておいてしまった歯医者さんに、重い腰を上げて出かけた。


3年というものはやはり長く、担当の優しい女医さんは退職してしまっていた…。

そこで新しい先生に、相談しながら、全体も見てもらうと、やはり目に着くのはしっかり生えたままの親知らずのようで…

「虫歯になるようでしたら、抜いちゃいましょうか?」


ででで

ででででで

出たー!

定番、歯医者さんのフランク「抜いちゃいましょうか?」発言!


これを言われるのが怖いから、歯医者に行きたくなかったんだよもーぅ!

何度も言うけれど、健康な歯をイキナリ抜くなんてできるかい!

気軽に言わないでください!

絶対イヤ!a

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2015/02/11

はじめての味

きのう飲み友達宅でいただいた大吟醸スパークリング“ARROZ”がとってもおいしかった。

「清酒」って書いてあるー!


軽やかで、まるでワインのような、本当に米の甘みなのかと疑うほどの初体験の味で驚いた。

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その答えは年末に

1年間守ってくれた大きなお札を抱え、特に昨年およめさんのマヨっち(本厄)が厄よけでお世話になった東京大神宮へ。

今日も境内は女性ばかり、手水に列ができるほどの大混雑。

男性2割


お正月以外でも受け取ってくれるのかと心配していたが、納所は入ってすぐのわかりやすいところにあった。

絶賛受付中☆


ナムナム…

その流れで小さなお守りを購入。

いわゆる後厄の1年は、ご祈祷せずに、このお守り1つで対策十分との目編みのようだ。

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2015/02/08

“ガラホ”の隆盛を待つ

「似合うよね〜。ガラケー。」
とずっと言われ続けてきた自分だったけれども、この度、スマートフォンに乗り換えることを決意した。

先日友人宅に招待されたのだが、メールに張り付けられていた地図(URL)が自慢の緑のガラケーでは開けず、街をさまようことになってしまったからだ。


と、いうわけで、ケイタイショップで予想以上に高額な請求書に落ち込みながら、機種変更。

iPhoneだと物足りなさそうだったので、Androidにしてみた。

みどりからこいあお


…が、早くもガラケーが恋しくなっている。


文字の入力が全然慣れず、フリック入力はお手上げなので液晶画面を連打している。
押している実感もなく物足りなく、おまけに気づけば押さなくていいところをギュンギュン押してしまっていてイライラ…。

それに色々どうでもいい機能が多いし、なのに肝心な機能はなかったり、肝心なことはできなかったり。


何より“グーグル的排他主義”がとてもウザったい。

何だよ「Googleが許可していません」って!
自分のスマホで、自分のつくったデータを、なぜいじれないんだよ!


パソコン代わりになると思ったのに、やはりスマホはスマホ、全然違うものなんだね…。


一度スマホに行った人がガラケーに戻ってくる現象も多いと聞いたことがあったが、納得。

結局は、“ネットが見られるガラケー”が最強であり、理想なのだ。

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2015/02/07

たねあかし

前回の本ブログの記事。(↓)

「お母さんしづらい電車」(2015.2.5)


その元は、当日の朝、Twitterに投稿した140文字。(↓)

こんなもんさ


文章ってのは簡潔にまとめるのは難しいけれども、ダラダラと長くするのはとてもカンタンだ。


なのでこれを、言い回しを変えたり、肉付けしたり、ふくらませてふくらませてふくらませて体裁を整えると…

ホラ!ブログっぽい文章のできあがり!


いわば本ブログの記事なんて元々、つぶやき程度のものなのだ。

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2015/02/05

お母さんしづらい電車

今朝の通勤列車はダイヤが乱れたせいもあって、車内はギュウギュウだった。

毎度毎度、ダイヤ乱れした時の井の頭線の混雑の破壊力はスゴいなと、つくづく思う。


そんな中でも車内は静か。
誰一人声を発することなく、きゅうくつそうに身を固め耐えながら、職場という戦場に出向くにあたり各自思い思いに心を整えている。

ガタンゴトンと車輪の音だけが響いていた…
そんな中、突然、車両の奥の方で赤ちゃんが泣き出した。

その瞬間、車内の空気がピリッとささくれ立つのが手に取るようにわかった。


それを感じ取ったのだろうか、抱いているであろうお母さんのなだめる声が、ドンドン焦りに変わっていく。

「シーッ、シーッ!」
「お願いだから静かにして!」

「はァ…!」

もはやパニック状態。


それはまるで戦時中の沖縄

壕の中に身を潜めながら、
「赤ん坊を泣き止ませないと鬼畜米兵に見つかってしまう…モゴモゴ。」

と、我が子に手をかけてしまう母親といった雰囲気で、とにかくいたたまれなかった。


赤ちゃんは泣くもの。(これが物心ついた子どもだとイラッとするが)
おまけに乗っている電車は通勤急行とかでもないただの各駅停車。

そこまで気を揉む必要なんてないのに…。


きっとお母さんは同じような状況で、他の乗客に文句を言われるなどのイヤな思いをしたことがあるのだろう。

(母子にとって生きづらい)社会は、国だけがつくっているわけではない、自分たちにも責任があるなと思った。

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2015/02/04

愛は1つだけ

大学生の頃から1本のマフラーを愛用していた。

エンジとグレーのツートーンカラーのマフラー、これをずっと。


しかし先月、久しぶりにめずらしく気に入ったのが見つかって、もう1本マフラーを購入した。

今度は青と紺でツートンのマフラー。


「赤系と青系のマフラーが揃って、これでファッションに合わせて使い分けられる!」

と、今日から自分もスタイリッシュパーソンと思った途端、赤系のマフラーをなくした…。


しかも無いと気づいたのが1週間後くらいで、いったい何曜日に、どこで見失ったのかがぜんぜんわからず、時間差で途方に暮れてしまっている。

過去にも1度無くして、それでも戻ってきた愛マフラー…今どこで何しているのか…あの奇跡よふたたび…。


それにしても、意識の比重が分かれた途端にこれとは…

自分は1つの対象しか愛せない人間だというのか!?
オンリーラブ、ラブユーオンリー!

イヤ単に、ただのだらしないダルダルパーソンか…。

カンバーック!カンバーック!

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2015/02/03

とっつぁんぼうや

1日があっという間なの同様、1週間もあっという間だし1ヵ月もあっという間だし、1年も5年も10年もあっという間(に感じる)だ。

殊に最近、30代になってからそれは加速度的に強まり、そのせいか、
“自分の思っている自分の年齢”と
“実年齢”
との間にギャップが生じてしまっている。


気持ち的にはまだ30歳くらいなのに、実際は加齢集は漂うわ、なかなか痩せられないわ、髪は薄くなるわ、すっかりオッサン。


また、年上だと思っていた有名人のほとんどがよくよく考えると年下だった。

ウン十年前の、
「高校球児が年下に」
からはじまって、

「アイドルが年下に」
「スポーツ選手が年下に」
を経て、


数年前の、
「個性派俳優が年下に」
「売れっ子お笑い芸人が年下に」


そして今や、
「熟女系AV女優が年下に」
…。


ちなみにこの記事を書くきっかけは、ずっと年上だと思っていた吉田沙保里が年下だと知って衝撃を受けたから。

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2015/02/02

怪獣大戦争

いやぁ、スゴかった!

BJW認定世界ストロングヘビー級選手権、
石川修司×岡林裕二


あんなにデカい2人が、あんなにゴツゴツとしたハードヒットの応酬で、20分を超える時間動き回り飛び回り、そしてカウント2.99の粘りを見せ…

持ち上げ切った!

序盤からエンジン全開!

飛べるジャイアン

全てを止めるヒザ!


そんなまさしく“怪獣大戦争”に、後楽園ホール大興奮!


あれだけ完璧に決まったゴーレムスプラッシュを返すとは…!

全てがカンペキだったのに…!


憎らしいほど強いぜ石川

ボコボコ


関本大介抜きでここまでの熱狂を生み出せたことに、ストロングBJが1つ上のステージにあがった感がある。


見事防衛を果たしたチャンピオンの言葉は、
「河上に勝ってベルト巻いて、岡林に勝って、あともうお前しかいないだろ、関本大介!」

ストロングBJ、出し惜しみのない大攻勢だ!!

機は熟したか

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2015/02/01

鈴木軍が止まらない

年明け、突如NOAHへ侵攻してきた鈴木みのる率いる“鈴木軍”。

その勢いが止まらない。


先日観戦した大阪大会のイリミネーションマッチでは、メンバー3人を残しての圧勝。

すっかり懐刀をサビつかせたヨネの存在が哀しかった…。


イヤ、そんなことよりも目立つ、鈴木軍の存在感。

強いのがいて、デカいのがいて、小ずるいのがいて、ナチュラルヒールがいて、暴れ回るのがいて、すごくバランスのとれてるチーム。

そして何よりリーダーがプロレス愛に溢れ、業界をおもしろくしようとしている思いが伝わるので、とにかく手がつけられないのだ。

現にNOAHも連日満員マーク。
観客動員が確実に増えている。


この圧倒的な実力…!

ノアファンがよく使う、“説得力”という言葉。
ノアの誰よりもそれが上回るチームの出現に、

「憎たらしい…でも憎めない…。」
そんな複雑な思いを抱えざるを得ない。

怒られるのしょうがない!


それもこれも全てはノア勢のふがいなさのせい。

さぁこれから、どう巻き返す!?

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