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2014/11/29

永遠は残酷

『インターステラー』観賞。

舞台はそう遠くはない未来の地球と、宇宙。

特に宇宙空間。
ブラックホールとか、ワームホールとか、人類で誰も訪れたことも見たこともないものを映像化させた、その想像力には感心させられた。

また、どこまでも広がる漆黒の宇宙、そこに飛び出た瞬間の静けさや冷たさや、希望…
その空気感を味わうためには、絶対に映画館で見るべきだと思った。


物語は、近い将来本当に起こりうるかもしれない地球の疲弊からはじまる。
同時にそこに住む人類も疲弊するわけで、それらがリアルで心が痛んだ。

そこから様々なことを端折りつつ、文字通り雲をも掴むような話に飛躍し、最終的には未来のみえる話に着地するのだけれども…

物語終盤、その核をなしていた“謎”が解かれ、主人公が危機に陥ったと気付いた時、全てが補完された衝撃と納得を上回る、筆舌に尽くしがたいほどの恐怖を感じた。


科学と、科学でははかれないもの
人間の美しさと、醜さ
大局と、局所

相反するものを同居させ、深く考えさせられるのはこの監督ならではだ。

『インターステラー』


文系で映画文化に疎い自分が見ても楽しめたが、「相対性理論」「ラザロ計画」などの単語に、過去のSF作品へのオマージュなど、わかる人にはもっともっと楽しめるのだろう。

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