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2014/09/10

長く愛される店とは

2年くらい前に職場の近所に小料理屋ができて、できた頃からよく通っていた。
同い年のおかみさんが1人できりもりしていて、カウンターに座って日本酒を飲みながら、手作りの料理が出てくるのをゆったりのんびり待っていたものだ。

しばらくするとお店のがんばりがむくわれ、お客さんが増えるようになった。
めでたくお店が“軌道に乗った”状態になったというわけだ。


しかしそれと同時に、ガラッとお店の雰囲気が変わってしまった。

客席が変わったのではない、おかみさんの雰囲気が変わってしまったのだ。
たくさんのお客さんに対処しきれず、常に眉間にシワを寄せ、あくせくあくせく…。
接客もとても雑なものになってしまった。

と、いうわけで、すっかりしっぽりするような場所ではなくなってしまい、自分もいつの間にか足を運ぶことがなくなってしまったのであった。


以前、渋谷で39年バーをやっているマスターが、
「『忙しい』とか『疲れてる』が顔に出る奴は、店やるのに向いてないんだよ。」
と言っていたことを思い出した。


他にも、44年続く居酒屋や、17年間毎日店を開けているスナック、16年間趣味を追究しているお店…
なじみの長く続いているお店を見てみると、お店の人本人が、

“ものすごくカッコつけてお店をやっている”か、

“周りを巻き込むほど楽しんでお店をやっている”

ことに気づいたのであった。

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