決して黙らず
突然の参戦、ベルト奪取以降、ユニオンプロレスへの批判・挑発の止まらない佐藤光留。
チャンピオンだからしょうがないとはいえ、それは時に偏屈で、あまりにもしつこいしめんどくさいしうるさいものだった。
そんな中今夜、「勝って黙らせる。」と、ついにユニオンの雄・石川修司がベルトに挑戦した。
両者死力を尽くし、どちらに転ぶかわからない・全く読めない展開、そして終始緊張感に包まれた空気、非常にいい試合だった。
そして、あっという間の、30分時間切れ引き分け…。
試合後すぐに立ち上がって延長を要求した石川以下ユニオン勢。
対するひかるんはなかなか立てず、まさに薄氷の防衛だったが、よろよろと立ち上がりマイクを握ると…
「(延長試合なんて)やだ!」
王者、黙らず!
結局はそのインサイドワークによる防衛劇ということで、チャンピオンの勝ちだった。
その後突如として若手の風戸が石川に変わって挑戦をブチ上げ、会場も「正直顔じゃない」といった空気に包まれたが…
なによりユニオンの選手たちがそれを認め、自分たちの“未来”として後押ししていくことを宣言し、今日の興行は終わりを迎えた。
今日劇的に変わると思われたユニオンの勢力図は全く動かず。
この未来、気になるところだ。
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