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2014年7月の記事

2014/07/29

なんのための人類か

先週、東京メトロ主催の『GODZILLA』試写会に行った。

会場は、親子連れからカップルまで幅広い層のお客さんでギッシリ。
司会のお姉さんが言うには、何でも60倍を超える応募があったのだという。

改めて、日本におけるゴジラの存在の大きさを感じた。

『GODZILLA』


上映直後から、日本人のトラウマをほじくるような災害が次々と起こる。
その恐怖や絶望のリアルさは、さすがだった。

そしてまんをじして登場するゴジラは、やはり“ゴジラ”だった。
迫力、大きさ、そしてその地球相手・人類相手の立ち位置…

昔ゴジラ映画を見ながら、
「ハラハラ…がんばれゴジラ!」
と叫んでいたことを思い出したのであった。


だからこそ、最後まで通してみて思ったのは、
「もっとゴジラが見たかった。」
だった。

そして何より痛感したことは、
「何もできない人間どものドラマ、いらねェ…!」
だった。

家族愛に夫婦愛、人類の脅威に立ち向かう軍人たち、とか、ハリウッドが大好きなテーマがほとんど本編とは関係ないのにムリヤリねじ込んであって、非常にジャマだった…。


冷静に考えたら色々と突っ込みどころが出てきてしまう設定なのだから、もっと痛快怪獣映画に振り切って、重厚感と高揚感のある音楽をバックに町を破壊するゴジラが見たかった。

特に音楽に関しては上映前から不安に思っていたので、やはり残念だった。

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2014/07/28

1つ1つを大切に

先日、職場の飲み会で、後輩が上司に雑にビールを注いでいて、
「お酒も大切にできないのか!」
と怒りを覚えた。

「上手に注げ」でも、「おいしく注げ」でもなく、その1杯を「大切にしろ」ってこと。
さすれば自然と、注いだお酒は、よい塩梅になるはずなんだけどなぁ。


「けぷ。ご飯残しちゃった。」
とか恥ずかしげもなく言えてしまう女性とは食事には行けない気がする。

お腹いっぱいになってしまうのはしょうがないけれど、食事を残すのが当たり前なのはいかがなものかと思ってしまう。


お猪口のお酒1滴や、お茶碗のお米1粒、お皿のソース1滴を大切にできない人は、別に「神様に感謝しろ」とか「いただきますの意味を考えろ」とか大層なことを言うわけでもなく、単純に色々な意味で、モッタイナイ人生を送っていると思うのだ。

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2014/07/27

90

今日は祖母の誕生日。

同時に、“卒寿”の記念日だった。


久しぶりに外出させ、レストランに親族一同集まって、「オメデトー」と食事。

母が倒れ、足腰弱い祖母の面倒を見切れなくなり、実家から施設へ強制入所させたのが、春先

あれから約半年経ったが、そこで少なからず生じた申し訳なさと、日常の距離感が、かつては衝突ばかりだった祖母と両親の間に穏やかな空気を生んでいたように思う。


おばあさんはどこまで理解していたのかはわからないが…
久しぶりの高カロリーの食事を、成人男性並みにがっつき、堪能していたのでよしとしよう。

「ババア!気を確かに生きろよ!」

速攻胃の中にしまわれた


そういえば、母親が病気をしてから、はじめて祖母と親子2人で並んでいるのを見た。

車イスの母(祖母)に、よちよちの子(母)が、寄って行き、おぼつかない言葉で、
「…大丈夫?元気?」

と、少し恥ずかしそうに話しかけているのが何とも奇跡のような、
「どっちも元気じゃないだろ!」
と突っ込み待ちかと思うような、シュールな嬉しい光景だった。

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2014/07/26

ジャイアントの脅威

大日本プロレスはリーグ戦「一騎当千~strong climb~」準決勝・決勝開催で、ストロングBJ、ここに極まれり!

裕向のヒザ殺し

痛みに耐えてジャーマン!

ワイルド!

リアルビッグブーツ


強い、とにかく強かった、石川修司

“相手を痛めつけるプロレス”
がまさに彼のスタイル。

痛みの伝わる瞬間の数々…特にえげつない2階からのヘッドバッドと、ニーは、客席も青ざめるほどだった。

いざ決勝戦

ストロングBJの象徴

終盤、ドンドンヒザが鋭角に…!


試合後、改めて、一騎当千優勝者として、
「どちらがベストでスーパーな石川か!?」
チャンピオン・石川晋也に挑戦を表明した。


はたして若き王者はこの高過ぎる壁を超えられるのか…。

はじめ自分は、
「一騎当千を優勝した修司を倒し、晋也がさらなるレベルの王者へ…」
と希望を含めた青写真を描いていたが、今夜のあまりの強さと完勝劇に、王座防衛の光景が全然イメージできなくなってしまった。


大日本プロレスのリングでの石川修司は、でかくて、強くて、怖くて、本当にのびのびと暴れ回っていて、頼もしい限りだ。
正直、それは自身の団体で試合している時よりも魅力的に感じるほど。

デスマッチヘビー、タッグ、そして世界ストロングヘビー。
史上初のBJW認定ベルトのグランドスラムが、近くなってきた…!

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2014/07/24

芸術はもういい

 京浜急行黄金町駅近くに7月20日、元ストリップ劇場の建物を利用したシェアスタジオ「旧劇場」(横浜市中区末吉町3)がオープンした。
 2013年夏に閉店した老舗ストリップ劇場「黄金劇場」の建物を改装し、ステージがあった1階をアーティスト・職人の工房として、機械室のあったロフトと控室のあった2階を事務所・アトリエとして使用。横浜市文化観光局の委託を受けてBankART1929(中区海岸通3)が運営していたシェアスタジオ「ハンマーヘッドスタジオ 新・港区」(中区新港2)の元入居者6組を含む、20代~30代のクリエーター7組が運用する。管理は井土ヶ谷の日替わりカフェ「宿るや商店」を運営する「横浜ウミガワ不動産」(南区吉野町1)。(後略)
 (14.7.22『ヨコハマ経済新聞』

“アートによる街おこし”ももはや頭打ちの感がある。

世の中、そんなにアーティストばかりいるわけでははない。
才能ある芸術家なんてのはさらに限られる。

世の中、そんなみんなアートに触れたがってるわけでもない。
芸術を身近に感じている人なんてそれほど多いわけではないだろう。


もちろん芸術は素晴らしいものだが、世の中には同じくらい素晴らしいものがいっぱいあるのだから、そろそろ違った方向からのアプローチも必要なんじゃないかと思っている。

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2014/07/23

安いと高いと悪いといい。

 中国・上海の食品会社「上海福喜食品」が使用期限が切れた鶏肉を販売していた問題を受けて、日本マクドナルドやファミリーマートなど取引先の日本企業は相次いで同社製品を使った商品の販売中止を発表した。菅義偉官房長官は23日、当該製品について一時的な輸入差し止め措置を取ったことを明らかにした。
 日本マクドナルドは22日、上海福喜食品から国内で使用する「チキンマックナゲット」の約2割を輸入していたと発表。同社製品を使ったナゲットを21日付で販売中止にした上で、調達先を切り替えて販売している。ファミリーマートは「ガーリックナゲット」など2種類の商品を22日付で販売中止にした。
 菅官房長官は23日の会見で、「当該の社で製造された食品については一時的に輸入を差し止める措置を行っている」と述べ、「問題のある食品が国内に入ることがないよう、しっかり検査体制を強化するなどして国民の食の安全のための対策をしっかり講じていきたい」と語った。
 2008年には中国から輸入した冷凍餃子から農薬のメタミドホスが検出される事件が発生しており、いちよし経済研究所の鮫島誠一郎アナリストは、中国産の食品を使うことの多い外食や小売り企業にとって影響が予想され、消費者の「チキン離れにつながるかもしれない」と指摘する。(後略)
 (14.7.23『Bloomberg』

あんなに安いんだもん。

しかもおなじみ悪名高き中国産。

ある程度の不備は想定できるというものだ。

ただ、今回の件は想像以上のヒドさだったが…。


何度かブログでも書いているけれども、やっぱり「安かろう悪かろう」は存在しているのだ。

安いんだから、しょうがないじゃん。
そんなもんだよ。

これだけ経済的な恩恵を受けた後で文句をたらすのも、おかしい気がする。
(2回目になるが、さすがに今回は文句を言わざるを得ないレベルだが)


ただ問題は、世の中にはいい品質でがんばって値段を抑えてくれている企業や人もいるということだ。

そういうモノが値段のファクターだけで色眼鏡で見られてしまうのは、あまりにもかわいそうだ。


逆に世には、品質が悪いのに、いわゆるブランド料なんかで値段だけが高いものもそこそこ存在する。

そういうモノが値段だけで盲目的に支持されるのも、納得がいかないというものだ。

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2014/07/22

おっぱい

(つづき)

目にもね、おっぱいがあるんだよ。

にわかに宣告された職場の健康診断再検査の結果、私の病名は、
“視神経乳頭陥凹”
というものだった。

元々凹んでいる視神経の乳頭部だが、これが度を過ぎたり、歪みを生じたりすると、神経を圧迫して視野が欠けたり、緑内障につながってしまうそうなのだ。


全身においておぼつかない自分だが、目の健康だけは自信があった。

視力は子どもの頃からずっと2.0〜1.5程度で、それは小学生の頃メガネ姿のクラスメートに憧れて視力を落とそうと、
“毎日寝る前30分間、真っ暗な部屋でペンライトだけでマンガを読む”
を1年間続けても変わらなかったほどなのだから。

なのでこの結果にはとてもショックを受けている。


結局、私の場合は程度が軽く、視界の欠けや神経が死んでいることはなく、半年に1回1年に1回程度で経過を見て行くことになった。

また、悪化しても点眼薬などで抑えられるそう。


しかし今まで元気にあるのが当たり前だった体のパーツも、突然このように病気なんかに陥るのかと痛感し、おっぱいの件も併せて、初めて自分の目を愛おしく思うのであった。

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2014/07/21

さのさのしてなかった

“佐野プレミアムアウトレット”に行った。

どこのアウトレットに行っても必ずつぶやいてしまうのは、
「思ってたほど『何でもべらぼうに安い!』ってわけじゃあないんだよなァ…。」
ってセリフだ。

でも、買っちゃうんだけどね。

数日前に豪雨があったそうで心配


佐野といえば、今最も有名なのが、昨年の「ゆるキャラグランプリ」で優勝した“さのまる”

向かいに合ったゲームセンターやイオン、街中を歩くと、いたるところに彼の姿があって、さすがチャンピオンといった雰囲気であった。

さのさの…さのさのしてるー!


しかし、ここのアウトレットモールだけは別で、全く地方らしさがなかった。

さのまるの姿がないのはいいとしても、フードコートにでも行けば佐野ラーメンをはじめ地元のグルメに出会えると思っていたのに、並んでいたのは普通のチェーン店ばかりで残念だった。(小さな観光情報館だけあった)

せっかく遠いところに行くのだから、その土地のものも体験したい。
せっかく地方に施設を建てるのだから、もっと地元に色々と還元してあげてもいいのにと思った。

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2014/07/20

ホタルは涙に流るる

お昼過ぎに八王子に降り立った。

バーゲン会場をフラフラしながらTwitterを見ると、
「23区が大雨!」
とのこと。

しかし八王子の空は澄んでいて…
同じ東京都でありながらも、さすがに遠い地に来たことを感じたのであった。


夕暮れが近づいたので、高尾へ移動。

高尾の山中、深い森の中にぽっかりあらわれたのは、荘厳な合掌造りの建物。

セミがすごかった


今日の目的はコレ!
かの有名な“うかい鳥山”へ行ったのだ。

八王子市民のあこがれだという


緑に囲まれた歴史ある建物の中で、おいしい炭火焼きを堪能。
そして食後はそのままホタル狩り!

「ぜいたくな夜になるぞ〜ウシシ…。」

歴史


食事もお酒もおいしく、店員さんも老舗らしくとても丁寧で、窓から庭園を眺めたり、周りの調度品を眺めたりとキョロキョロしながら楽しんでいた。

塩で焼こう


食事も中盤にさしかかる時計が7時半を指そうとする頃、今まで穏やかで風流だった外に、にわかに雨が!しかも豪雨!
お昼から東京23区に被害をもたらしていたという雨雲が、ついにこちらまで移動してきたのだ…!

食事が終わっても雨の勢いは止まらず…

基本的に雨がふっても、室内にいるホタルもいてくれるというのだが、今回はあまりにも雨がヒド過ぎて、ホタルたちのいる離れへの道が通行止めになるという完全中止。

雨ェ…


おまけに帰りはその雨雲による落雷の影響で電車は止まっていて…
思ってもいなかったまさかの事態に、豪雨のような涙を流すのであった。

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2014/07/19

今日は大谷×藤浪記念日

 <オールスターゲーム:全セ6-12全パ>◇第2戦◇19日◇甲子園
 先発した阪神藤浪晋太郎投手(20)が、大谷の162キロに脱帽した。ベンチで見ていた藤浪は、その瞬間に思わず口に手をやった。「すごかったですね。異次元のピッチングですね」と目を丸くした。
 自身も自己最速タイの156キロを記録するなどファン沸かせた。だがオリックス・ペーニャに特大弾を浴びた1発にはお手上げ。153キロを完璧にとらえられた。甲高い打球音を聞いた瞬間に「いったと思いました」。左翼席上段まで届く1発だった。「今まで打たれた本塁打のなかで、一番飛ばされたと思います」と驚きの表情を浮かべた。(後略)
 (14.7.19『日刊スポーツ』

大谷君、スゴかったなぁ!

160キロオーバーを連発し、マウンドで躍動!

こんなプロ2年目、いるかよ!


一方の藤浪君も、特大ホームランは打たれてしまったが、彼らしくのびのびと球宴を楽しんでいる姿が印象的だった。


ビッグネームが勢揃いするベテランの多い試合も威風堂々「これぞオールスター!」といった雰囲気で好きだが、今日のような若い選手によるオールスターもなかなかいいものだ。

しかも同時に、プロ野球界はしかと新しい芽が育っていることも実感できた。


大谷×藤浪の投げ合い…
今日の球宴がプロ野球史に残る、語り継がれる1日になればいいなと思う。

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2014/07/18

今年も予想します、G1。(D1)

横浜は弘明寺“プロレス道場”による、新日本プロレスG1クライマックス全試合予想大会「D1クライマックス」に今年も参加。(Aブロック)

常連たちに風穴を空けてやろうと参加した去年は、可もなく不可もなくという最悪の結果に終わってしまったので、今年は何とか爪痕を残してやろうと、頭から煙を出しながら勝敗予想をしている。


いつからかG1は、とても複雑なパズルのような星の取り合い状態になってしまっている。

それもあって、普段から新日本を追いかけていない自分は予習が大変だ。

まずはベルトの保持者と団体内軍団のメンバー、同時に移籍やヒールターン、そして勢いを確認。
昨年G1後からの試合結果に目を通し、今日に至るまでの主要選手の勝敗をチェック。
そして初めて見る外国人レスラーの勉強、など…。


私はどうしてもシリーズでのドラマまで想像してしまい、そこに勝敗予想を落とし込むので、開幕戦の勝敗を外したらそのままゴロゴロと中途半端なままで終わってしまうことになりがち。

なんとしても初戦の北海道大会はビンゴさせたいものだ。

1日半かかりました


しかしながら、いつにも増して今年のG1は“わからない”。

興行的に絶好調な団体の現状。

昨年内藤が優勝したことにより、同団体の日本人スターたちが一通り栄冠を手にし、落ち着いた状況。
今最も勢いがあるのがガイジン勢。

決勝で西武ドームという大箱を埋めなくてはならない。


見事に攻めたい部分と守りたい部分があって…どうするのだろう!?

攻めに攻めまくってここまでの栄華にたどり着いた新日本が、ここからさらに攻めるのか、それとも一度落ち着かせるのか。

間違いなくこの大会が新日本プロレスの、プロレス界の今後の流れを決める大会なので、興味深く観戦したいと思う。

と、いうわけで、私の予想!(Aブロック)

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2014/07/17

ストレスが炭水化物を助長させる

昨年頭の糖質ダイエット成功以降、決してストイックに行っているわけではないが、何となく漠然と炭水化物の摂取を抑えるようになった。

特に朝晩は、肉体的にも精神的にもストレスを感じることなく控えられている。


ただし、昼食だけは別だ。

仕事をしながら、11時半くらいになるともう、

ラーメン食べてやろうか…
うどん食べてやろうか…

牛丼食べてやろうか…
カツ丼食べてやろうか…

スシ食べてやろうか…
肉野菜炒め定食食べてやろうか…

とあれこれと思いを巡らせはじめる。


食べたい食べたい!
ガッツリ食べたい!

お昼ご飯だけは、自分の好きなものを好きなだけ食べたい!


そうなる理由は間違いなく、職場にいるから。

もはや食事することが大きなストレス解消になってしまっているようなのだ。

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2014/07/16

個室ビデオにゃ泊まれない

横浜方面で酔っぱらって、終電に飛び乗った。

乗り換えの川崎駅まで15分ほどあったので、ちょうど空いていた席に座ったら、一瞬で川崎駅!
スゴいね、睡魔って。

なので慌てて飛び降りたら、そこは川崎ではなく、ずっと先の品川駅だった。
スゴいね、睡魔って…。


と、いうわけで、帰る電車をなくしてしまったので、どこか手頃なところに1泊しようと、駅前のいわゆる“個室ビデオ店”に寄ってみた。

店内受付周辺に居並ぶのは、DVD作品の数々。
そのほとんどがアダルトもの。


通された1人用の小さな部屋は、個室で、カギがかけられる。
そこには大きなテレビにパソコン、リクライニングチェア−が設置してあり、脇にはおしぼりやティッシュが。

…なるほど。
こういうところでおじさんたちは、憩うのだろう。


しかし部屋は完全な密室ではなく、天井では繋がっており(テレビやPCはヘッドホンをして見る)、エアコンもコントロールできるわけではない。


早速レンタル毛布をかぶって横になってみたが、ひっきりなしに部屋の外を行き交う人やスタッフの片づけの物音がし、直射されるエアコンの風は猛烈に寒く、全く眠れなかった。

やっぱり宿泊しに行くところではなかったのね…。

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2014/07/14

誰かが誰かのためにつくる料理のチカラ

結婚前まで家でお酒を飲むという文化がなかった上、夕食は毎日おひとりさまで外食だったので、「飲む日」と「食べる日」は別だった。

「飲む日」はなじみのお店に寄って、料理とお酒を楽しませてもらっていた。

「食べる日」は牛丼屋やラーメン屋などのファーストフードをローテーションさせて、黙々と食事だけして、家路についていた。

よって、“休肝日”があったってわけだ。


しかし結婚して「飲む日」は変わらないが、「食べる日」におよめさんのマヨっちが家でおいしい料理をつくってくれ、一緒に食べてくれるため、どうしてもお酒が飲みたくなってしまう。

結果“休肝日”がなくなってしまったのだ。


今年1年毎日毎日休むことなくお酒を飲んでいた、そんな一抹の不安の中先日受検した、職場の健康診断の結果が今日、届いたのだ。
はたして…


「A!」


内蔵どこにも悪い所見はなく、むしろ去年まで血中コレステロール値と血圧が少々高めの「B」だったので、健康になっていたくらいだった。ビックリ!

誰かが誰かのためにつくってくれる料理ってのは、やはり外食よりずっとヘルシーで、増幅した酒量なんかをもカバーするパワーがあるのだなぁ、と実感したのであった。


これで今年1年も大丈夫。
今まで通り、飲んで食べてヤイヤイできるぞ〜と診断書を読み進めて行くと…

突然あらわれた「D」(要追加検査)の文字。

その箇所は内蔵じゃなく…眼。

にわかにわいた予想だにしなかった一報に、文字どおり目がテンになったのであった。

(つづく)

なんじゃあこらぁ

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2014/07/13

リアルアメリカン

スコッチ文化研究所主催の、
「バーボン&アメリカンウイスキーフェスティバル2014」
に参加。

陽気な音楽も


「祭り」
「試飲」
という名の元に、昼から飲んだくれた。

オープン価格のお酒があるなんて

勉強もできます


味オンチの自分にとって、アメリカのウイスキーはなかなか差異がわからない、ハードルの高い代物。

ただ、広告やディスプレイ、“見せ方”が各社とても上手で特徴的なので、それもふまえてとても楽しめた。ヒック。

かのゆーめーな

ゴージャス!"

キュート!(お酒は甘い)

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2014/07/12

2万円超の扇風機はどういう人が購入するのだろうか

部屋が暑い。
冬あんなに寒かったのに、夏はこんなに暑い。
なぜなの!?我が家!

耐え切れなくなって、ついに扇風機を買いに出かけた。


しばらく電器屋をフラつくこともなかっただけに、どんなものだろうと思っていたのだけれども、扇風機ってのは全然カタチの変わらない、進化しない商品だねェ…。

なんて思いながらもよく見てみると、値段は結構ピンキリ。

解説POPには、

“DCモーター”
“リモコン”

“首ふり角度調節”
“入タイマー”

などの文字。
少しずつだが、今までになかった機能も出現してきているようだった。


はじめは千円くらいのでいいんじゃないかと思っていたのだけれども、なんとなく下調べしたところ、
「微風を出せる出せないで扇風機のよさは変わる」
と勉強。

間をとって、「上高地のそよ風」と書いてあった6千円弱の日本メーカー製のものを買った。

これで今夜からは、アルプスにいるような爽やかな日々になるはずだ。

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2014/07/11

王道を

 全日本プロレスの新体制が4日、正式発表され、秋山準(44)が新社長の新運営会社「オールジャパン・プロレスリング株式会社」の取締役相談役に就任した故ジャイアント馬場さん夫人の元子さんは、秋山・全日本への最大限の協力を約束した。
 久しぶりに公の場に姿を見せた元子さんは「(秋山は)馬場さんを大事にしてもらってるのが私にもすごくよく分かるので、できるだけのヘルプをしてあげたい」と話した。馬場・全日本に在籍した大森や金丸義信らと旧交を温めつつ、SUSHIの頭部に載った握りのマグロに興味を示していた。(14.7.5『東スポWeb』)

引退宣言をしたものの、いまだ業界内に強い権限を残していた馬場元子さん。

かつては三沢さんが否定し、それに追随した秋山準が、今ふたたびその元子さんを真ん中に座らせて会見している。

新社長の新たな決意と覚悟が感じられた。


以前も書いたが、ヘビー級のド迫力ファイトは全日本プロレスならではの素晴らしいコンテンツ。

素材は最高なのだから、リング上は素晴らしいのだから…あとは団体のあり方のみ。


そして何より、今の日本のプロレスの強さの象徴であり、業界の至宝でもある諏訪魔の存在。

彼がリング上のことだけに集中できる環境を整えてあげてもらいたい。


かつての栄光を取り戻すために、何度目かの新たな歩みをはじめた全日本プロレスに、期待したい。

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2014/07/10

「元気ですかー!」(追悼コメントもステキだった)

 アントニオ猪木(71)のモノマネで知られ、3日に肝硬変のため47歳で亡くなったお笑いタレント、春一番(本名・春花直樹)さんの葬儀が10日、東京都内の斎場で営まれ、爆笑問題、布川敏和(48)、松村邦洋(47)ら約50人が参列した。
 参列者によると、遺体には、モノマネのときに愛用していた茶色のガウンがかけられ、首に赤いタオルが巻かれていた。体調を崩してから節酒していた辛党の春一番さんのため、妻の綾さんが遺体にバーボンウイスキーの「ワイルドターキー」をかけ、参列者たちも春一番さんに飲ませたという。
 最後は綾さんが、春一番さんのネタをまねて「今日も負けてしまいましたが、気持ちよくやらせていただきます。ご唱和ください。1、2、3、ダー!」とかけ声を上げ、全員で拳を突き上げた。(後略)
 (14.7.10『デイリースポーツ』

春一番によるアントニオ猪木のモノマネは、他の芸人さんとは異なり、必要以上にアゴを出したり誇張することもなく、淡々としている。(モノマネの方向性の違いもあるが)

それなのに雰囲気というかオーラというか、全体的にすごく似ているのだ。


きっと彼の存在自体が、猪木に近づいていったのだろう。

破滅的な生き方も、その一端なのかもしれない。
糖尿病を患う前の猪木のような、“らしい”生き方だった。


数年前に春さんが腎不全によりICUで生死の境をさまよっていた時、そこにおもむろに入ってきた猪木さんが「元気ですか−!」と叫び、飛び起きた彼に追い討ちの如き闘魂ビンタをしたら病気が回復してしまった。
という伝説的なエピソードがある。

話は大きくなっているだろうが、太い絆でつながった2人の関係性をあらわすような、すごくステキな話だ。


 IGFのアントニオ猪木会長が、3日に肝硬変で亡くなった芸人・春一番さんへ追悼のコメントを発表した。春さんはアントニオ猪木氏のものまねで人気を博し、イベントなどで共演することもあった。
 以下は追悼コメント。

 送る言葉に相応しくないかもしれませんが、
 あえて、元気ですかー!!を送ります。
 謹んでご冥福をお祈りいたします。
 アントニオ猪木
 (14.7.4『スポーツナビ』

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2014/07/09

ふぁんしぃ

80年代のファンシーカルチャーを特集した、
『ファンシーメイト』
が秀逸。

『ファンシーメイト』


ファンシーグッズ特集
観光地メルヘングッズ特集

80年代原宿タレントショップ特集

兵藤ゆき×高田純次対談
酒井法子インタビュー

マル文字特集

クラッシュギャルズ特集etc…


自分が物心ついた時には、すでに世間はファンシーなグッズや情報であふれ返っていた。
つまり思春期がおとずれる少し前に、ファンシー全盛期を迎えたようなカンジだ。


クラスメイトの誕生会に行く時は必ずサンリオショップでプレゼントを買って(おまけにつけてくれる小さなおもちゃが何より嬉しかった)、

クラス全員が同じテレビ番組を見ていて、

原宿にもいつかは行ってみたいとずっと思っていて、

気づけばマル文字になっていた。(男子なのに)


あんなことあったこんなことあったと懐かしみ、ピュアな気持ちを蘇らせてくれる、いい本だ。

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2014/07/08

これでいいのか逆算人生

最近、(特に仕事で)すっかり逆算することが板についてしまっている。


急ぎの仕事が舞い込んできた。

ハッキリ言って失礼なくらいのスケジューリング。
しかし物理的にはムリではなく、1日くらい徹夜でザンギョーすればなんとか間に合いそうな案件だった。

依頼してきた人はそこそこ困っている模様。


若い頃は断るって言葉も知らずに何でも受け止め・がんばっていたのだが(それがいいとも思わないが)、今では気持ちいい「ハイ!」の言葉はスムーズに出ては来ず、

(あしたは集中してやりたい仕事があるんだよ…)
(あさっての飲み会はキャンセルしたくないし…)
(週末遅くなるのはイヤだなァ…)

(そもそもこの職場はザンギョー代出ないからなァ…)

なんて考え、出てきた言葉は、
「ムリです!」。


“器用さ”とか“力の抜き方を学んだ”とは異なる、単純なる意欲の低下と怠慢。

今日は1日、漠然とした怒りを、自分にも他人にも抱いていた。

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2014/07/07

悩ましき三世の誕生

「力道山の孫」のふれこみで、昨年末32歳の遅咲きデビューを果たした、力(ちから)。

二世対三世!


試合数が少ないのもあるが、変わらぬ不器用さを見せている。

動きも硬くバタバタしていて、受け身もできているのかははなはだ疑問。
肉体は仕上がっておらず、祖父の影はみじんも見えない。

かつてプロレスリングNOAHの入門テストを不合格になっているようだが…
そこからさえも成長していないんじゃないかと思わされるほどだ。


一部のファンや、今夜東京愚連隊興行で戦った高木三四郎は、愚直な彼を茶化して・笑い者にするという新たなステージでの活用をすでに始めているが、自分にはまだそこまでの器量はなく、ただただ痛々しさを感じている。

三四郎茶化し過ぎ


何より「力道山の孫」がこのザマではいけない。

祖父の名前で久しぶりにプロレス会場に来るファンもいるだろうに、そんな人たちを落胆させるのは絶対によくないことだと思う。


彼のファイトから、一生懸命さは伝わる、必死さは伝わる、マジメさは伝わる。
でも、それだけ。

それだけでは間違いなく生き残れない、厳しく華やかな世界にいるのを、わかっているのだろうか!?


どんなに中途半端でも、プロレスラーとしてデビューしてしまった・させてしまった以上は、ヘタなことはできない。

彼は今すぐ父親元を離れ、赤の他人にイチから指導してもらった方がいいと思うのだ。

そして、たくさんのプロレスラーを見て、たくさんの試合を経験して、カタチからでいいから、もっとカッコつけてもらいたい。

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2014/07/05

美しい国・日本。

自然も、街も、人の心も繊細で、美しい。

しかしそんな国にいると、それに満足できなくなり、逆に雑多なものを求める人も出てくるかもしれない。


インドのガンジス川流域の光景。

ブラジルのスラム街。

マレーシアの屋台街。


そんなものに気軽に出会いたいなら、新宿は旧コマ劇前にある第2東亜ビルに上ればいい。

屋上にある“新宿アジア横町”は、日本を含むアジア各国の屋台が集うビアガーデン。

すごい熱気だよー!


とにかくそれはそれはもう…雑なのだ。


狭い空間にギュウギュウに敷き詰められた座席は、雑。
特に土曜日の夜などは人であふれ返り、今火事でも起こったらどうなるんだろうと恐怖を感じるほどだった。

「屋根あるから雨でも大丈夫!」
なんて言いながらも上を向けば、ビニールシートで覆っているだけ、なんて場所も。

降らなくてよかったァ…


店員さんは外国人が多いので接客も、雑。

おまけに料理の味も、値段設定も、雑。


久々にこんな雰囲気を味わい、

「たまにはいいよね!」
「たまにはね!」
「たまには!」

と、みんなで合い言葉のように発しながら、ビールをグビグビやったのであった。

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2014/07/04

ハナキン、涙雨怒雨

ハナキンの仕事終わり。

今夜はおよめさんのマヨっちが晩ご飯をつくってくれるというので、ウチ飲み用のお酒を補充するため、小雨舞う中、駅の近くにある酒屋さん“やまや”に寄った。


20:55 入店


ワインもウイスキーも1,500円以内と決めていたので、買い物はあっという間に済んだ。


21:00 退店


…が!
このわずかな時間で悲劇が起きた。

「傘がない…」

丁寧にバンドで留めて、店頭の傘立てに入れた、自分の傘が、無くなっていたのだ。


「誰だ!」
と叫びながら外に走り出て、周りを見渡しても、犯人らしき姿は見当たらず…。

そのまま重い酒ビンを提げ、雨に濡れながら、呪いの舞いを踊るのであった…。


それにしても、“傘ドロボウ”ってなぜなくならないのだろう。

世の中ビニール傘ばかりになり、いつでもどこでも気軽に買えるようになったというのに。
…イヤ、そんな安い物だからこそ、罪の意識が芽生えなくて、犯罪が起こりやすいのだろうか。


いずにせよ、そういう輩を何とかギャフンと言わせることはできないだろうか。

“正しい開き方をしないと高圧電流が流れる傘”
とかできないのかな。

それでおとり捜査だ。

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