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2014年5月の記事

2014/05/31

「オレたちは、デカい!」

その防衛回数18回と圧倒的な強さを誇り、2013年のインディープロレス界を牽引してきた名タッグ・BJWタッグチャンピオン・ヤンキー二丁拳銃がついに陥落!

その大きな本丸を落としたのは、さらに大きな大きな、佐藤耕平石川修司による“ツインタワーズ”!

強過ぎる!


まさにインディー最強であり、最高層の2人。
圧倒的だった…!


そのインパクト、もっともっと、外に発信せねばおもしろくない!!

田中将斗杉浦貴“弾丸ヤンキース”との一戦が実現なんかしたら、それはメジャーも青ざめるほどの壮絶な試合になると思う。

デカ過ぎる!

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2014/05/28

ながー

ファイターズファンとマリーンズファンと、プロ野球交流戦・スワローズ×ファイターズを観戦。

定時終わりからだとどうしても遅刻しちゃうんだよなァ…


応援するチームは違えどプロ野球ファン仲間でのナイターは、やはり気分が上がるというものだ。


ビール片手に応援していたけれども、もちろん試合後は神宮周辺のどこのお店になだれ込んで反省会しようと考えていたのだが…

試合が…

なかなか…

終わらない!

9回北の同点ホームラン!


予想以上のシーソーゲーム、その上試合は延長戦に入り…結局決着つかず、引き分け!

その試合時間はなんと5時間超!


球場を出る頃にはすっかりヘロヘロ、電車もダイヤがまばらになり出す時間となってしまい、泣く泣くその場で解散になったのであった。

まさか久しぶりの野球観戦が、こんなタフゲームになろうとは…。

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2014/05/27

広がり過ぎた世界

 人気アイドルグループ「AKB48」のメンバーとファンが直接ふれあう場が騒然となった。岩手県内の握手会会場で、列に並んでいた男が突然ノコギリを振り回し、メンバーの川栄李奈(19)、入山杏奈(18)、スタッフの計3人が大けがを負ったのだ。岩手県警盛岡西署に殺人未遂容疑で逮捕された“ノコギリ男”は青森県十和田市の無職、梅田悟容疑者(24)。現時点で犯行の動機は不明だが、AKB48メンバーを狙った“無差別テロ”だった可能性が高い。
 25日午後4時55分。岩手県滝沢市の岩手産業文化センター「アピオ」で行われた人気アイドルグループ「AKB48」の握手会イベントで、川栄や入山らメンバーが横一列に並んでテントの中で握手をしていたところ、男は手にノコギリを持って、突然、襲いかかった。
 その場にいたスタッフらが取り押さえ、午後4時59分に110通報。現場に駆けつけた警察官が現行犯逮捕した。梅田容疑者は、岩手県警に「私がやりました」と容疑を認めたという。
 川栄は右手親指の骨折と裂傷、入山は右手小指の骨折や頭の裂傷で、それぞれ緊急手術を受けた。入山は頭部にも裂傷があり、3時間にわたる手術を受けた。スタッフを含め、3人は命に別条はないという。
 握手会を主催したキングレコードによれば、制服警備員、会場整理スタッフ約100人が警備にあたっており、事前に手荷物検査は行っていなかったが、「握手前には両手を広げていただくチェック体制をとっておりました」という。(後略)
 (14.5.26『東スポWeb』

(特に)アイドルとファンの関係って、なぁなぁな部分が多いように思う。

独占禁止法違反ともとれるようなえげつないCDの販売方法や、一瞬で終了してしまうイベント。

脇が甘くお近づきになれてしまうアイドル。
恋愛禁止というルールがあるのに情事をスクープされてしまう子。

いつまでも大人になれないファン。


アイドル・営業、そしてファンの拙い三位一体。

傍から見たら首をかしげるような特殊な体制が両者の間には成立していて…
よく言えば信頼関係、悪く言えば甘え合った状態で、奇跡のようなバランスで存在している。


しかしそんなものも小規模だから成り立つのであって、あまりにそれが肥大化すると、ほころびが生じてくるもの。

これを利用してさらにおかしなことを企む輩が絶対に発生する。


“会いに行けるアイドル”が、会えなくなってしまったらね…

思うよりもメジャーになり過ぎて、AKBのシステムはもはや破たんしてしまっているように思うのだ。

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2014/05/26

ありがとうツガルさん

みんなのアイドル、ツガルさんが亡くなった。

 横浜市立野毛山動物園(横浜市西区)で飼育されていた世界最高齢のラクダ「ツガル」(雌)が23日夜、死んだ。推定38歳で、人間なら120歳ほどの長寿だった。
 同動物園によると、ツガルは同日午前から食欲がなくなり、好物の黒砂糖にも反応を示さなくなるなど体調が悪化。血液検査や点滴を行うなどしたが、午後9時55分に死んだ。死因は調査中だが老衰とみられる。
 フタコブラクダのツガルは1982年に青森県の牧場から同動物園に来園し、昨年12月18日の誕生日で世界最高齢記録を更新。関節炎を患いながらも懸命に生きようとする姿が心を打ち、多くの市民に愛される人気者だった。
 2009年には「関節炎を患いながらも生命を全うしようとする懸命な姿は生きることの大切さを考えさせた」として日本動物愛護協会の「功労動物賞」を受賞した。
 同動物園は24日から、ツガルの展示場付近に献花台とメッセージを書き込むノートを設置。近日中に追悼式を行う予定という。
 (14.5.24『カナロコ』

まさに大往生!


野毛山動物園では21世紀に入った限りでも、開園からいたゾウのはま子さんが亡くなったり、日本最高齢のライオン・モドリさんが亡くなったりと、悲しいことがいっぱいあった。

しかしそれも、長い歴史のあるここならでは。


これからも嬉しいことも悲しいことも地元のみんなで共有できる、アットホームな動物園であって欲しいと願う。

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2014/05/25

日本はせまい。

なじみのバーの周年パーティーに出かけた。

周年パーティー閉店パーティー


会場になった代官山のリストランテは、マスターが会員なので、パーティーの時はもちろん、夜中に2人でふらりと飲みに行ったり年越しのカウントダウンに遊びに行ったりとちょくちょく足を運んでいたのだが、今日受付で突然声をかけられ、ここのマネージャーが高校時代の部活動のコーチだということを初めて知った。


5つくらい上の先輩で、バドミントンがうまくて、カッコよくて、現役時代の自分はよくフォームをマネしていたものだ。


あれから10年以上経っても相変わらずの姿で、イヤ今や、「マネージャー」と「ソムリエ」の肩書きまでついてるからね…
そりゃあますますカッコいいさ!


それにしても偶然ってすごいなと思ったのだった。

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ぱるこ!

本日、調布パルコが25周年を迎えた。

同じ地で事務所を構えている水木プロダクションとのコラボレーションが実現し、今日は全館挙げての一大イベントが開催された。


朝10時の開店から飛び込み、5,000円以上のお買い物でもらえるトートバッグをGet!

午後からは鬼太郎やパルコアラの着ぐるみが来店し、撮影会とポストカードの配布!


私はお昼から他の予定があったためおよめさんにも多分に手伝ってもらい、夫婦ですっかり調布パルコ25thに華を添えてきたのであった。

コンプリート!(およめさんに感謝)


ははははは…オメデトー!

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2014/05/24

決め手はスパイス

「世界の料理を食べるの会」に参加し、自由ヶ丘“ディアフリック”というアフリカ料理のお店へ行った。

タスカーあると助かるわぁ


感心するほど日本語の上手なマスターがつくってくれる料理は、本格的でありながらも日本人に食べやすいようアレンジされていて、どれもとてもおいしかった。

絶妙な豆感

絶妙な辛み

「アフリカンパスタ」という!


エチオピアに“インジェラ”という醗酵生地のクレープがある。

10年近く続いているこの会でもかつて食したことがあり、今でも“ぞうきん味”と形容され語り継がれている恐怖の料理であるが、このお店でならおいしく食べさせてくれるかも!?(醗酵食品のため要予約)

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商店街プロレス開幕!

大日本プロレス横浜市商店街総連合会の強力タッグで開催される、
“商店街プロレス”シリーズが今年も開幕した。

開幕戦の二俣川銀座大会は、お天気にも恵まれ、地元商店街のお祭りも相まって、たくさんの人でにぎわった。

おおにぎわい!

こういう時頼りになるフランク先輩

ベテランから若手まで

今年は「ガチカレー」


何度も書いているかもしれないが、プロレス愛と地元愛・興奮と笑顔にあふれたこのシリーズは、業界のすそ野を広げる重要な役割を担っていると思うのだ。

新しいのに新しくないような、泥臭さと親しみやすさ。
異業種によるPR企画としても、どちらの長所を活かしており素晴らしい。

ふれあい


子供からお年寄りまで、全ての人に…
「プロレスみるなら大日本!買い物するなら商店街!」

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2014/05/20

日常

元日から三途の川辺まで出かけた母が、ふたつの病院を経由して、今週からようやく実家に返ってきた。

四肢は動くのだけれども、脳のダメージはいまだ大きく、言語障害と危険察知能力の欠如を発症している。


きのう、怒りにまかせながら父に伝えようとした、
「入院中に私のピアスどこやった!」
のメッセージ。

ピアス…?


本人も障害を自覚しているため、ありがたいことに多くの友人知人から連絡が来るのだけれども、会いたくないと言うそうだ。


だから家族としては、じっくりそれを見守って、時に受け止めてやらなければと思う。

そしてヘンな言葉はおもしろく感じ、逆に笑ってやりたいと思う。

そもそもこの芸術的な語彙感覚…(今のうちに)何かに活かせないだろうか!?


それにしても、つくづく、“日常”(と感じていたもの)ってのは一瞬で無くなってしまうものなのだなァと実感している。
もはや何が日常なのかわからないくらいに。

しかしようやく、あの日一瞬で崩れた日常が、ちょっとだけ戻ってきた気がする。

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2014/05/18

今再び、“メジャー×インディー”

昨年から怒涛の勢いで走り続けていた木高イサミがついにストップ。

ユニオンプロレス後楽園ホール大会のメインで、自身の団体の至宝を、佐藤光留に奪われた。

イサミが負けるところを見るのは久しぶりだったので本当に驚いた!

足攻め!これでもか!

完敗だった…


問題は試合後。
光留にこき下ろされるユニオン勢。

「あんなベルト、これっぽちの価値もねぇ!」
「自称プロレスラーども」
「低いハードル」

それはユニオンプロレスだけにとどまらず、インディープロレス全体への挑発のようにも感じられた。
イサミは今、BJWのチャンピオンでもあるからね。


パンクラスという立派な団体に庇護され生きてきた、メジャー側の人間のこのセリフ。

それはかつての“長州力によるインディー批判”のように感じられるほどだった。


だからこそ、そこで多くのレスラーが下を向いてしまったのが悔しかったし、そんな空気の中リングに上がってきた、ミスターパーフェクト・福田洋の勇気には感心した。

若手ながら確固とした世界観を持つ彼の挑戦は、大きなリスク伴っている。

ほとんどムシされたけどね…


だからこそ彼を、応援したい!
インディーの意地を見せてやれ!

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2014/05/17

ノアを救うのは…

KENTA、NOAHでのラストマッチは、超満員の後楽園ホールで。

入場時からホール大爆発!


妥協を許さない激しい試合と、ファンへの感謝、そしてそれに対するいつまでも鳴り止まない拍手とコール。
彼らしいエンディングだった。

盟友との別れ

いつでも全力


KENTAには、明るい未来が待っている。
だから感傷的になることもなかった!

伝説のタッグ

鳴り止まぬ声援


不安なのはNOAHの未来…。

メインではヨネが相変わらずの試合運びで永田に完敗(ヨネは試合中休み過ぎだ)。


試合後、上機嫌でナガダンスを披露するその背後にあらわれたのは…丸藤正道!

永田さん役者!


やはり今後ノアファンの思いを一身に受け止めることになるのは丸藤だった。

今回ばかりは副社長としての立場をかなぐり捨て、イチレスラーとしての挑戦を宣言しているので、有明コロシアムでのタイトルマッチはいい試合になることだろう。


しかし今日を通じて、誰よりも目立ったのは、中島勝彦だった。

パートナーだったスギにも劣らないハードヒットで、丸KENを圧倒!

その熱さと強さと、若さ…

すごい!!
すご過ぎる!!!

熱い!強い!まぶしい!


彼も大きなものを背負って、外様としてこの団体に参戦しているが…
案外、ノアを救うのは勝彦の存在なんじゃないかと思ったのだった。

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2014/05/13

国民総ジャーナリスト化

事故現場に居合わせるとその場にいた人たちが一斉に、救助をするわけでもなく、救急や警察に電話をするわけでもなく、携帯電話やスマホのカメラを向けるというのは本当なのだろうか。


にわかに街中に響いた、車のブレーキ音と衝撃音。

交差点に倒れ、頭から血を流し、ピクリともしない女性。

周りを囲む人たちは何か言葉を発するわけでもなく、それぞれ黙々と、その光景をケイタイカメラに納めている…。


想像するとゾッとするような光景ではあるが、最近テレビのニュースを見るとやけに「視聴者提供」とテロップの入った映像が流れることが多く、あながちウソではないんじゃないかと思っている。

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2014/05/11

母の日

結婚をすると母が2人になるのだった。

と、いうわけで、今日は昼下がりから、お花と、商品券と、ケーキを持って、およめさんの実家へ遊びに行った。


ずいぶん前にあいさつをしに行った時の手みやげの日本酒を、
「いつか一緒に飲む時のために。」
と開けずに置いていてくれて、嬉しかった(おいしかった)。

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2014/05/10

好きな子(白黒)

カワイイモノ好きオッサンの私がデビューから追いかけている存在が、もはや説明のいらない超有名企業キャラクター、
“Suicaのペンギン”だ。

今日は10周年を記念して、丸の内KITTEに期間限定オープンしている、
“Suica-fe”
に行った。

かーわいー


たくさんのグッズやイラスト、そしてファンに囲まれた店内は、宝石箱のよう。

コーヒーとケーキをいただきました

カップももちろん!


作者であるさかざきちはる氏直筆のサインも。

まさに幸せの空間で、写真を撮りまくってしまった。

直筆!壁に!ペン!


こうなってしまうともう止まらない!

その後東京駅八重洲口改札入ってすぐの、
“Pensta”へ。

Suica-feとかぶらないグッズもありました


さらには秋葉原に寄り、トレイングッズショップを徘徊するフルコース。

秋葉原セルテ内「TRAINIART」


家を出る前から覚悟はしていたのだけれども、やはりこの買い物の量…

これが散財というやつかー


ま、しょうがないか。今日はしょうがない!

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2014/05/09

(ヘタな)プライドの高まり

 岐阜県立東濃高校(御嵩(みたけ)町)の遠足が旅行会社「JTB中部」(名古屋市)のバスの手配ミスで延期になった問題で、県警捜査1課と可児署は5日、ミスを隠すため、生徒を装って自殺をほのめかす手紙を同校に届けたとして、同社の社員だった城谷慧容疑者(30)=名古屋市千種区朝岡町3=を偽計業務妨害の疑いで逮捕した。同社は同日、城谷容疑者を懲戒解雇処分にした。
 逮捕容疑は、同校の遠足を中止させるため、前日の4月24日、生徒が自殺をほのめかす内容の手紙を同校に届け、同校の業務を妨害したとしている。県警によると、「間違いありません」と容疑を認めているという。
 同校や同社によると、城谷容疑者は多治見支店(多治見市)に勤務。遠足前日になってバス11台を手配していなかったことに気付き、虚偽の手紙を「玄関に落ちていた」と同校に持ち込んだ。同校は全校生徒に意思を確認したうえで遠足の実施を決定し、手配ミスが判明した。
 同校は30日に同署に被害届を提出。国土交通省中部運輸局と観光庁も旅行業法違反の疑いもあるとみて、今月1日に同社本社などを立ち入り検査したほか、古田肇知事も損害賠償請求を検討する考えを示していた。
 同社の長谷川恵一広報室長は「今後は全面的に捜査に協力してまいります」とコメントした。
 (14.5.5『毎日新聞』

私も含めてだけれども、近ごろの若者は、

“ミスすること”
“謝ること”

に、強烈な抵抗感を抱いている気がする。

生活環境・教育環境の変化により、ムダにプライドが高まっているのだろう。


これがあるから人間関係で傷つくのを恐れる草食系が発生し、
これがあるからミスを認めたくない一心で今回のようにその場しのぎのウソやごまかしをしてしまうのだ。


その一方で、SNSなどの発達により、今や“日本総国民ネタ時代・ボケ時代”とも言われる。
みんな何かしら、人の興味を引くものを発信したいと思っているのだ。

だったらさ。
女の子にフラれるの、イイネタになるじゃない。
Facebookに日記でも書いたら、繋がってる女の子に優しくしてもらえるかもよ?

仕事で謝ってるの、イイネタになるじゃない。
Twitterで実況しながらやったら、たくさんRTもらえるかもよ?


この相反した、それでいて持っている2つの意識の切り替えがみんなでできれば、もうちょっとだけ今の社会もスムーズになると思うのだけれども。

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2014/05/08

(ようやく)オボちゃん問題を語ってみよう

 理化学研究所がSTAP細胞の論文に研究不正があるとした調査結果に対する不服申し立てを退けたことを受け、理研の小保方晴子ユニットリーダーの代理人の三木秀夫弁護士は8日午後、大阪市内で、「結論ありきだ。腹立たしく残念に思っている」と報道陣に話した。
 その上で、英科学誌ネイチャーに掲載されたSTAP細胞の論文を撤回する意思はないことを改めて表明した。
 三木弁護士は、理研が不服申し立てを退けた報告について「何の連絡もないのに、診断書が出ていないとか一方的に書かれている」と反論した。小保方氏は理研の決定を聞いて「何を言っても通らない、絶望感にとらわれている様子」だという。
 (14.5.8『朝日新聞デジタル』

日本最高の研究所に所属するチームの論文のミスが、「個人のせいでした」はさすがにおかしいだろう。

周りの人の誰かが見ていなかったとしてもダメだし、チェックしていてこの体たらくだったのならば、なおさらだ。

このままトカゲのシッポ切りのように小保方さんだけが切り離されていくのはあまりに忍びないし、あってはならないことだと思う。


もちろん、組織だけじゃなくて、彼女にだって問題がある、

ここまで書いておきながら、本来こういった専門的な話は、我々のような素人に論じることのできないもの。

それなのにあまりに今話題になっているものが稚拙すぎて、我々もマスコミも堂々と論じ・批判できるようなところにまで成り下がってしまっているからだ。

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2014/05/06

ハチマキという男

U-FILE CAMP所属のプロレスラー・那須晃太郎が月に1回、新宿ゴールデン街“瑠璃”で開催しているイベント(みんなでナスリンのカレーを食べるというコアなもの)がある。

とある月のイベントに行った時、プロレスファンが居並ぶ小さな店のカウンター奥に、屈強な青年が座っていた。


「ボクの友達なんですよ〜。よくご飯行ったりメイド喫茶に行くんです。(ニヤニヤ)」

とナスリンが紹介してくれたその人が、キックボクサーのハチマキさんだった。


鋼のような肉体を持ち、練習風景を聞くととにかく己にストイック。

話す姿は真摯で、マジメで、マメで、まさに「好青年」という言葉がピッタリの、カッコイイ男。


それでいながら動物が苦手でネコがさわれなかったり、
「彼女いない暦=年齢」とカミングアウト、「自分はイケてないグループの人間である」と自称し、
作曲家の梶浦由記に心酔していて足しげく関係ライブに参戦。

時に
“童帝”
“オタクファイター”
と称される、希有な存在なのだ。

今や既婚者ではあるが、元モテない男子代表の自分としては、その辺大いにシンパシーを感じたのであった。


偶然ながら出会えたキラキラと輝く若きファイターに、プロレス村の住人である自分たちも、こりゃ応援しなければと勇んだのである。


修行のため試合数を増やし、積極的に他団体にも参戦する彼が今夜、“J-KICK”のリングに立つというので、プロレスファンでありハチマキファンでありカレー同志でありTwitter仲間である友人と、応援に出かけた。

「J-KICK2014」


セミファイナルで、お互いが団体の看板を背負った注目の一戦。

1Rから積極的に前に出続けたハチマキ氏であったが、2R、一閃のカウンターに捉えられ…
そこから雄叫びを上げながら必死に立ち上がるものの、ダメージは大きく、3ダウンのKO負けを喫してしまった。


プロレスと異なり負けの美学が存在しない世界での、1発の怖さと、勝負の厳しさ。

興行終了後、悔しい思いをもてあまし、水道橋の居酒屋に転がり込むのであった。

イケ!ぼくらの星!


だがしかし、我々が見たいのは、その一瞬だけを切り取った試合ではなく、そのファイターの人生。

立ち続ける選手を応援するのはそれはそれは気持ちのいいものだろうけれど、倒れても倒れても立ち上がる人の瞬間に接する方が、それ以上の学びや、感動があるはずだ。


今日は文字通りイケてなかった…だからこそ立ち上がってくれ、ハチマキ

何度も何度もはい上がり、最後は勝って、イケてない男子の星となれ!っていうかその時にはイケてる!

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2014/05/05

柔と剛

大日本プロレス横浜文化体育館大会で、石川晋也×関本大介のBJWストロングヘビー級選手権試合が行われた。

時計の針を戻してはいけない!


今年入ってすぐの関本のケガによる欠場により、空位になった王座に着いたのが、この石川。

しかし先月復帰した関本が、あっという間に王座挑戦権を得る。


もし今日ベルトが移動なんてことになったら、この半年弱は何だったのか、ストロングBJとは何だったのか、石川晋也とは何だったのかと思われてしまう状況だったが…

これ以上ないドッシリ感

ドロップキックもイイけど延髄斬りもイイネー!


若きチャンピオンが意地を見せた。


関本超えを達成し、ようやくスタートラインに立った王者。

次の挑戦は、今怒涛の連勝を重ねているツインタワーズか、それともワイルドか…
何にせよ今まで以上のイバラの道。
心して歩みを進めていってもらいたい。

スタートライン


それにしても、パッと見“剛”に見える関本大介であるが、彼のファイトを見れば見るほど“柔”のプロレスラーだということを思い知らされる。
器用で、何でもこなせるファイターなのだ。

逆に“柔”に見える石川晋也こそ、“剛”のレスラー。
クールに、ガンコに、我が道を我がファイトスタイルを貫くタイプ。

おもしろきこの逆転(?)現象…
幾度となくくり返されているが、まだまだもっと、この2人の戦いを見ていきたいと思った。

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2014/05/03

宇都宮専門店紀行

久しぶりにギョウザを食べに宇都宮へ行った。

おめでとう!


前日に下調べをしていると、なんとあの老舗“正嗣”本店がつい先日、商店街の火災に巻き込まれ全焼してしまったというではないか。

おそるおそるお店に向かってみると…路地に連なる大行列。

正嗣はつい3日前にたくましく新店舗をオープンさせていた。…ホッ。

おいしいとわかってるからがんばって並べました


新装開店のお祝い、そしてゴールデンウィーク、さらにはお昼時も相まって、並んだ時間は2時間20分!

こんなの前代未聞!
しかしそれだけのおいしいギョウザにありつけたから、よしとしよう。

しっかり味がついてるのだけれども、ショウガが効いていてサッパリ。しかもとても安い!
たくさん注文したのに、汗をかきながらパクパクパクパク、あっという間に食べてしまった。

焼きはおやっさん(水餃子もおいしいです当然)


「ギョウザ専門店」のうたい文句通り、メニューはギョウザ2種類のみで、ライスもビールも無し。
きっと地元の人はテイクアウトして楽しんでるんだろうな。

10皿くらい食べてる人もいた


このようにギョウザで有名な宇都宮だけれども、意外とこの街、“焼そば”も有名。

街のランドマーク・ヒカリ座の向かいにある小さなお店は、屋号なしで50年続く有名店。

実は老舗で有名店!


具はキャベツだけというシンプルな焼きそばは、モチモチ太麺でおいしい!しかもとても安い!

メニューは焼そば1本、
「お水のおかわりなら水道ひねってください。」みたいなラフな雰囲気も居心地がいい。

250円、テイクアウトでいただきました


帰りがけに寄ったのは、パルコ近くの路地にたたずむ“Chambertin(シャンベルタン)”

ここはシュークリームの専門店。

何語?読めない!


ショーケースに並ぶそのほとんどがシュークリームで、種類もたくさんあって、圧巻。
オリジナルのクリームはクドくなく上品で、シューともよく合って、とてもおいしかった!

ちょうどいい甘さでした


宇都宮には「専門店」と名乗るお店が多い気がする。

そのどれもが誰にも負けないようなこだわりを持ち、“この1つ”だけで勝負している。

また、それでありながら、お店の人は全くガンコではなくとっても気さくという共通点も。


何だろうこの、真っすぐさ。
風土的な影響はあるのだろうか。

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2014/05/01

1人のカリスマ

 ノアのKENTA(33)が30日、東京・有明で会見し、退団を発表した。4月半ばに申し出て了承され、30日をもって専属契約解除となった。
 14年間、所属として奮闘してきたKENTAは団体やファンに感謝しつつ「33歳となることで、環境を変えて新しいことに挑戦するには今しかない」とコメント。今後について具体的には明かさなかったが、かねて希望しているWWE入りが浮上する。ノアでは5・3ディファ有明、5・17後楽園ホールの2試合にフリーとして参戦する。
 KENTAは1999年に全日本に入門し、同年5月にデビュー。2000年のノア旗揚げに参加した。小柄な体ながら、キックを武器に闘志あふれるファイトで頭角を現す。05年7月に金丸義信を破り、GHCジュニア王座を奪取。その後もライバルの丸藤正道らと好勝負を繰り広げた。
 13年1月には森嶋猛を下し、GHCヘビー級王座を獲得。年間9度防衛の同王座最多記録を更新した。14年1月、森嶋に敗れて王座から転落したが、人気No.1の大黒柱として団体を支えてきた。
 (14.4.30『デイリースポーツ』

正直、悲観的にしか見れない。

KENTAじゃなくて、NOAHの今後に対して。


バーニング勢が退団して危機的状況に陥った団体を、たった1人で盛り上げてきたのがKENTA。
会場に行けば、メインでもセミ前でも休憩前でも、チャンピオンの時も無冠でも、誰より声援視線を受け、期待を受けていたのがKENTA。


彼自身は大丈夫。
海の向こうでもやっていける。

今まで1人で体を張って団体のためにがんばってきたからこそ、これからは自分のために夢を追いかけて欲しい。


でもNOAHはダメな気がする。

今までKENTA1人におんぶにだっこだったから…。


まさに考えがまとまらず複雑な気持ちだ。


しかしこの状況を、団体がわかっていないはずもない。

あえてそれで彼をリリースしたということは、自分達に期するものがあるということなのだろう。

危機はあの時よりも強いと思う…だからこそ、期待したい。

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