「2013年は少しプロレス観戦を減らそう」
と思っていたのに、ふり返ってみると…
アレ?ちょうど50興行。
…増えてる。

大日本プロレスの興行数が多くなったその分、比例して増えたのだろう。
ファンはおサイフのダメージだけで済むけれども、一年を通してあれだけの戦いをくり広げているレスラーの体力は、やっぱりスゴい!と痛感させられる。
そして今年も、「ネットプロレス大賞」に投票した。
私の投票は以下の通り。(各賞内、上掲載が上位)
〈MVP〉------------------------------
○KENTA(NOAH)
中心選手が離脱し危機的状況だった団体を、たった1人、本当にたった1人で先頭に立ち照らし続け、今の状態にまで盛り返した彼のがんばりは、絶対に評価されないとイケナイ。
○中邑真輔(新日本)
2013年の名勝負製造器。
誰と戦っても熱くおもしろく、話題になった。
1年を通して安定して目立ち続けたのもスゴい。
○関本大介(大日本)
今年も多くの団体を股にかけての大活躍。
試合数の多さと、NOAHをはじめ他団体でもメインを任され、それを全うしたポテンシャルの高さ。
〈ベストバウト〉------------------------------
○石川×竹田(6/30大日本後楽園大会)
〈カコキジ〉「まさに王者!」(13.6.30)
デスマッチアイテムという凶器だけでなく肉体という凶器も使われた実力者同士の一戦。
チャンピオン石川の恐ろしい強さと、それを受け止めた竹田の狂いっぷりが最高にスイングして、目も当てられないほど壮絶なのに清々しい、最高の試合だった。
町田プロレス同好会として鼻が高い!
○関本×石川(2/4大日本新木場大会)
〈カコキジ〉「新木場ブランド!」(13.2.4)
石川のしつこさと、それをはね返す関本の、隠れた名勝負。
改めてシンプルなプロレスのおもしろさを実感させられ、目から鱗が落ちた。
あんなド迫力のグランドコブラ初めて見たよ!
○中邑×飯伏(8/4新日本大阪ボディメーカーコロシアム大会)
G1日程が決まった瞬間からの期待値の高さ、話題の上がり方…そしていざ試合が始まってからの盛り上がり!全てが素晴らしかった。
これが「たぎった」ってやつなのだろう。
またこの試合がリーグ戦のイチ公式戦で行われたというのもスゴい。
〈最優秀タッグ〉------------------------------
○ヤンキー二丁拳銃
どう考えたってこの2人。
試合数防衛回数、話題の大きさ、勢い、全部含めてどう考えたってこの2人!
○バラモン兄弟
ハチャメチャ通り越してもはや安定感さえ感じてしまうから。
○飯塚・矢野組
東スポプロレス大賞を受賞したTMDKも、そのスタートはこの2人とのタイトル戦から。
このチームの存在のありがたみは、みんなが感じていることだろう。
〈新人賞〉------------------------------
○赤井沙希(DDT)
初めて見た時に、誌面からでも伝わるそのオーラに驚いた。
手足が長くて、派手で、見栄えがよくて、久しぶりの大型新人といった雰囲気で…もうちょっとだけ本腰入れてプロレスやってくれたら嬉しいものだ。
○以下該当なし
〈最優秀興行〉------------------------------
○小橋建太引退興行/5/11日本武道館大会
〈カコキジ〉「小橋建太引退試合」(13.5.11)
来て欲しい人が来てくれて、見たいものが見れて、熱さも幸せも…全てが素晴らしかった!
○NOAH/5/12後楽園大会・方舟新章
プロレスのひとつの時代が終わった次の日の、NOAHの…イヤKENTAと杉浦の新たなる決意表明には感動させられた。
○大日本/6/30後楽園大会
セミ・メイン共に、どん欲に上に食らいつく若いレスラーと、それを圧倒的な強さではじき飛ばすベテランという構図になり、期せずしてテーマの強い興行になった。
熱い試合と、挑戦者を後押ししようとする会場の大声援が忘れられない。
そんな中最終的に両チャンピオンが意地を見せたところもまたシビれた。
〈最優秀団体〉------------------------------
○新日本プロレス
2013年の新日は、よりライトな層への発信が成功し、会場の雰囲気も大きく変わってきている。
「次のステージに行ったな」という感を受けた。
気になるのは今やすっかり肩身の狭くなった昭和のプロレスファンやアントニオ猪木ファン。
この人たちがウザがられようとも意固地に主張しないと、おもしろくなくなっちゃうよ!
○大日本プロレス
ストロングもデスマッチもあれだけの激しい試合をしながらのこれだけ多くの興行数。
ファンサービスも素晴らしいし、泥臭くとも1歩1歩前に進んでいる団体。
○ドラゴンゲート
当たり前のように後楽園ホールを毎度満員にする強さ。
〈最優秀マスメディア〉------------------------------
○新日本プロレス公式動画(Youtube)
プロレスを知らない人が最初に訪れる入り口で、あれだけのコンテンツを揃えていることが素晴らしい。
○キリン生しぼりCM「プロレス編」
世間に多くの話題を提供した。
「夢」と「プロレス」ってやっぱり相性バッチリだよね!
○日本テレビ系『Going!Sports&News』5/11放送「小橋建太生出演」
今まで腰が重くヤキモキさせられていた日本テレビが、小橋のおかげでようやくやる気になった!
観戦の興奮冷めやらぬうちにテレビで小橋に会え、映像でふり返ることができたのは嬉しかった。
去年のプロレス界は間違いなく新日本の一人勝ちだった。
他の団体も負けじとがんばって、業界全体が盛り上がりますように…!
実際そうなのか、それとも自分の観戦が偏るにつれて思うようになったのかわからないが、最近『東スポ』『週プロ』の2大賞レースの結果と、世間のプロレスファンの意志がかい離しはじめている気がする。
だから今こそ「ネットプロレス大賞」の存在が大切だと思うのだ。
歴史と権威ある賞を目指して…非常に勝手ながら『ブラックアイ2』管理人杉さまをはじめ、関係者さまには期待をせずにはいられない。
〈トラックバック〉○「ネット・プロレス大賞2013に投票します~ブラックアイ2の投票」→14.1.6『ブラックアイ2』
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