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2013/11/07

悔しいから忘れたくない

 次々と明らかになっている食品偽装。今回、偽装を公表した各ホテルは揃って“担当者の知識不足”などと、意図的な偽装を否定している。
 しかし、関西地方の有名ホテルの厨房で腕をふるっていた中華料理のシェフはこんな話をする。
 「確かに中華料理の世界では、バナメイエビなどは慣習的に芝エビといっていたというような事情はあります。だから、全部が全部騙す意図があったわけではないと思いますが、ホテル側は偽装自体は把握していたはずです。中堅クラス以上のホテルでは、メニューについて料理長、仕入れ担当、経理担当が定期的に打ち合わせをします。
 そこでは、メニューに載せている食材が手に入りづらい時にはどう対応するか、仕入れ価格を下げて原価率をどう抑えるかなど細かく話し合われます。食材についてはホテルの担当者間で意思疎通がとれているはずで、“知らなかった”なんてことはあり得ないですよ」(13.11.8『NEWSポストセブン』

「メニューには『ピーマン』と書きましたがパプリカでした。」

「メニューには『シェフの気まぐれ〜』と書きましたが計画性の高い料理でした。」

くらいならかわいいが、さすがに、

「『クルマエビのコース』のクルマエビがブラックタイガーでした。」(最近ブラックタイガーの人気に嫉妬)とか、

「『イタリア産ポルチー二のパスタ』のポルチーニが中国産でした。」

は、あまりにヒドい。
明らかに悪意を感じる。


「気づかずに食べてた方が悪い。」

なんてことを言っていた評論家もいたが、食には(そもそも日本文化のサービスの全てには)信頼関係というものが前提として存在するのだから、それを一方的に裏切るこの行為はどう考えたって誰が悪いかは一目瞭然だ。

日本食も日本国民の民度も、たかが知れていると思われてもしょうがない。


3年とか5年ごとに必ず巻き起こる食品偽装の問題。

今は“赤信号みんなでわたれば〜”的に、どさくさに紛れようと次から次へと謝っているところだけれども、最近は何でも情報が残る時代。

なるべくこういったニュースはまとめて、残して、どこが悪いことしたのか・どこがお客さんを裏切ったのかを、覚えておきたいものだ。

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