昨年の手帳を見ながら、プロレス観戦を数えてみると…
全部で48興行(無料の商店街プロレスも含む)。
ちょっと行き過ぎたかしら…。
ま、回数はいいとして、団体別に分けてみるとこんなカンジ。(↓)

さらに大日本への傾倒が進んだと思いきや、意外と攻めていたようだ。
そして先ほど、「ネットプロレス大賞2012」にも投票した。
私の投票は以下の通り。(各賞内、上掲載が上位)
〈MVP〉------------------------------
○棚橋弘至(新日本)
今の新日本の隆盛があるのも、ずっとブレないタナがいたから。
○KENTA(NOAH)
復帰→シングル王座挑戦失敗→タッグベルト戴冠→三日天下→リーグ戦制覇、と彼には一喜一憂させられた。
そして選手の離脱騒動渦中での、『週プロ』のコラム…一生ついて行こうと決めた。
○大仁田厚
初代タイガー、曙、KENTA…今年1年の対戦相手の幅広さ。
そのバイタリティには感服させられた。
〈ベストバウト〉------------------------------
○武藤×秋山(3/20全日本両国国技館大会)
〈カコキジ〉「全然まだまだ!」(12.3.20)
読み合い、間の潰し合い…2人にしかできない極上のプロレス。
年明けに内藤が武藤相手に何もできなかったのを見ていただけに、相手の土俵に上がり、勝ち名乗りを受けた秋山の姿も頼もしかった。
プロレスの試合を“作品”と言うのは好きではないが、あの試合はまさしく作品であった。
もちろん同時に“闘い”でもあった。
○小林×竹田(2/26大日本後楽園大会)
〈カコキジ〉「壮絶」(12.2.26)
両者五寸釘ボード上でバンプを取り合うという従来のデスマッチの一線を超えた試合。
終盤の狂ったようなラッシュで今までコミカルでしかなかった王者小林が強さを見せつけ、1年にわたる防衛ロードのスタートとなった。
○KENTA×杉浦(11/23NOAH後楽園大会・グローバルリーグ戦決勝)
満員の後楽園ホールを熱狂させた壮絶なタフマッチ。
KENTAの2012年の夢が結実した瞬間の美しさ!
〈最優秀タッグ〉------------------------------
○ゲットワイルド
文句なし!
タッグタイトルの奪取や、メジャーインディ問わず幅広いリングで試合をした経験、特訓映像の素晴らしさ…強くておもしろくて、最高だった。
○ヤンキー二丁拳銃
各々の活躍もあった上で、今年1年も安定して好試合を連発、素晴らしかった。
友情を媒介としたステキなタッグだ。
○NO MERCY
KENTAの復帰とマイバッハの活躍でいいチームになった。
〈新人賞〉------------------------------
○塚本拓海(大日本)
大日本のデスマッチ戦線に新風を巻き起こし、一気に未来のエースに。
みんな、待ってたんだよ!
○那須晃太郎(U-FILE)
STYLE-E無差別級への挑戦、IGF参戦、そして年末の天龍プロジェクト“MIZUCHI”の優勝など、成長目ざましかった。
○福田洋(ユニオン)
わずかなキャリアなのに、あの完成されたキャラクターは何なの!?
他団体でも自分のホームのようにしてしまうあの雰囲気は、驚異の新人だ。
〈最優秀興行〉------------------------------
○大日本/商店街プロレスシリーズ
〈カコキジ〉「みんなのヒーローに!」(12.7.27)
2012年大日本プロレスが様々な場所で開催した商店街プロレス。
特に地元横浜市では、横浜市商店街総連合会とタッグを組み、大規模なイベントを開催した。
どこの会場にも子どもからお年寄りまでたくさんの笑顔があって…プロレスの裾野を広げた功績は素晴らしい。
2013年もぜひまた開催してもらいたい!
○ALL TOGETHER/2/19仙台サンプラザ大会
〈カコキジ〉「オールトゥギャッザー!」(12.2.19)
忘れがちだが、被災地で開催された、今年の出来事。
地元石森ヘの声援に感動させられた。
○FREEDOMS/8/27後楽園大会・葛西純プロデュース興行・デスマッチトーナメント決勝
〈カコキジ〉「帰ってきたクレイジーモンキー」(12.8.27)
負けたら引退を公言し戦った、血みどろのアンダーグラウンドヒーローの姿。
イサミ、MASADAとの壮絶な試合、そして試合後の感動シーン…全てがドラマのようだった。
〈最優秀団体〉------------------------------
○新日本プロレス
試合内容ははもちろんのこと、広告、メディア戦略、その全てが他団体の追随を許さないほど完成されていた。
○大日本プロレス
デスマッチとストロングが完全に両立され、あれだけの試合数を消化しながらも、全選手どの会場でも血を流し、熱い試合を見せてくれる…素晴らしい安定感だった。
○全日本プロレス
何度倒れても立ち上がる姿こそがプロレスの醍醐味。
かつての全王座他団体流出から、よくぞここまでと感心する。
〈最優秀マスメディア〉------------------------------
○石川晋也(大日本)公式ブログ「Always Peckish!!!」
ユーモアとインテリジェンスあふれるブログ。
「アブドーラ小林×佐々木義人、子どもの頃どっちがかわいかったか対決」などファン参加の記事もあった。
選手とファンをグッと近づけた。
○テレビ朝日系『SOFTくりぃむ』3/20放送「テレビ的なプロレスラーオーディション」
耕平のジャイアントスイングで“笑いボロ儲け状態”に突入するアンガールズ田中。
自身のいい人キャラが大爆発したヌマっち。
単純に、すごく、おもしろかった!
○辰巳出版『G SPIRITS』
毎回興味深い特集を、しっかり読ませてくれる。
プロレスの魅力を再確認させてくれるステキな雑誌だ。
と、いうわけで、2013年もプロレス界で、たくさんのドラマに出会えますように…!
最後に、病気療養中の「ネットプロレス大賞」発起人・『ブラックアイ2』管理人、杉さまのご回復を、心よりお祈りしております。
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