相模湖に昭和の影
きのうの話。
プレジャーフォレストに足を運ぶ前に、相模湖湖畔に行った。
1947年に完成し、東京オリンピックの競技会場を経て、その後一大レジャースポットとして整備された人造湖・相模湖。
昭和の名残が存分に残る、とても切なくも楽しく、ステキなところだと聞いていたのだ。
相模湖駅から歩いて7分。
まずは廃墟となったアミューズメントセンター登場。
いい雰囲気。
さらに3分歩くと、相模湖へ着く。
広い湖上には数人の釣り客。
湖畔には、数組の観光客。
何というか、寒々しい…。
そして奥には古いつくりのボート貸しやゲームセンター・お土産屋さん、レストランなどが数軒並んでいた。
その商店街に歩を進めると…突然、全てのお店から店員のおじちゃんおばちゃんが飛び出してきて、
「ボート出航するよー!中は暖かいよー!いかがですかーっ。」
「貸しボートどうですかー!値引きするよー!どうだいどうだいーっ。」
と一斉に客引きをはじめたのだ!
他に人いないから、自分たちだけに言ってるんだからね!ギャー怖い!
あまりにも居づらく、その場を逃げるように去ったのであった…。
ボート貸しが値引き値引きをあまりに連呼するからどういうことだろうと思い、再度こっそり見たら、スワンボート1艇がものすごい高額!
完全にバブルの頃の値段設定のままだったのであった。
係留されている大きな客船も、「くじら」や「恐竜」などお店ごとに趣向がこらされていて(でももちろん古い)、儲かっていた頃に競ってつくったのだということが容易に想像できた。
そのままの勢いで、『ゲームセンターCX』で有野課長も訪れた、“振興ボート”へ入店。
切られていた筐体の電源を入れてもらい、数々のレトロゲームを楽しませてもらった。(これが本来の目的だった)
これだけの数の古いゲームが、大切に保管、ではなく現役として稼働しているというのが素晴らしい!
話すととってもお店の人はいい人。
だからこそなおさら、この商売ベタさと湖畔の寂しさが切なくなった。
もうちょっとうまくやれば、全然うまくいくと思うんだけどなァ…。
相模湖公園でも、クリスマス期間中だけ、プレジャーフォレストに負けじとイルミネーションを開催している。
きっと手づくり感満載の、いい意味でも悪い意味でもステキなものになっているのだろう。
少しでもたくさんのお客さんが訪れますように…。
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