行け、ドールズ!
今から30年前に公開された、ロバート・オルドリッチ遺作、
がリバイバルロードショー中。
古きよきアメリカを駆け抜ける、女子プロレスロードムービー。
主人公は、「カリフォルニアドールズ」という新人タッグチームと、そのマネージャー。
3人は時にはぶつかり合い、時にはだまし合い、時には励まし合いながら、ドサ回りの日々を続けていた。
プロレスラーの悲哀
成り上がる喜び
プロレスとしての勝負論、試合の興奮
スポーツアスリートとしての成長と清々しさ
スクリーンには、プロレスの素晴らしさの全てが詰まっていた!
女優2人は本物のアメリカンプロレスのチャンピオン(初代NWA世界女子王者ミルドレッド・バーク)のジムで指導を受けていたため、レスリングのシーンも素晴らしかった。
日本のレスラー、ミミ萩原とジャンボ掘が出ていて、彼女たちとの対戦が物語のクライマックスへと続いてゆくところも見物。
最後ドールズのチャンピオンシップでは、鳥肌が止まらなかった。
そして泣けた。
この興奮と感動…間違いなく、本物のプロレスがあったのだ!
この作品の上映を最後として、シアターNは閉館する。
あまり映画文化のない自分でも、地元から映画館が無くなってしまうのはやはり寂しいものだ。
最期にこんな素晴らしい作品を上映してくれ、出会わせてくれて、感謝したい。
そして、渋谷桜丘に映画の灯を、ありがとう!
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