追悼の重さ
建長寺で行われた、
「東日本大震災~一年目の祈り~追悼・復興祈願祭」
に行った。
仏教・神道・キリスト教…鎌倉中の宗教者が集まり、被災地・被災者へ祈りを捧げるという、まさにオールスター戦だ。
ワクワク…じゃない。
心より追悼してきた。
境内はたくさんの人で、青空の下、お焼香に、静かに長い列が伸びていた。
あの日のことなんて、誰もが絶対に忘れることはないだろう。
だから、今日をどう過ごしたって、国民1人1人の追悼の重さは同じだと思う。
祭事参加後はいつものように、友人と、おいしいお酒を飲んで、おいしいご飯を食べて、思い出話に花を咲かせた。
それ以上でもそれ以下でもない。ただ、それだけ。
神道、仏教、キリスト教の宗教者が合同で祈る「追悼・復興祈願祭」が、鎌倉市山ノ内の建長寺で行われた。鶴岡八幡宮、市仏教会、市キリスト教諸教会の主催。約7千人の参拝者が訪れ(主催者発表)、ともに祈りをささげた。
午後2時半、鶴岡八幡宮の神職約20人に続き、市内のキリスト教会の司祭や牧師ら約30人、市内約40寺院60人ほどの僧侶が列をなし、ゆっくりと本堂の周りを歩いた。巡堂ルートの両脇は一般の参拝者が埋め尽くし、通過する宗教者をじっと見つめたり、手を合わせたりしていた。
同46分。鐘の音が5回響き渡る間、多くの人が黙とうをささげると、境内は静まり返った。その後、宗教者の行列は法堂に入り、各宗教ごとに祈りをささげた。(後略)
(12.3.11『カナコロ』)
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コメント
あの日、私も事務所にいました。うちの事務所があった場所は、横浜でも一番揺れたんじゃないかっていう場所です。
ビルは倒れるかってくら揺れて、ロッカーは倒れて、机の上のもの、PCも本も全部落ちました。コピー機も何もかも信じられないくらい移動していて、机の下に隠れていたのですが、上からいろんなものがガシャンガシャンと落ちてきて、あ~、これはもしかして死ぬかも・・と思いました。
同じビルの上の階からは火が出て、近所の郵便局が入っているビルからは、水道管が破裂して、噴水みたいになっていました。
日本の最後みたいな画でした。
あれから、一年。
生きていることに感謝しつつ、亡くなった方のご冥福を祈りながら、、、、重々しい気持ちです。
未解決の問題が山積みですものね。
なのに、だんだん風化しつつある自分自身を反省しないと。。。
長くてスミマセーーン。
チャーハンとギョウザは・・・悔しかったですね^^;
投稿: まんちゃん | 2012/03/14 10:49
わぁ…高層ビルはものすごく揺れるから…脳裏に死がよぎったのもわかる気がします。
火とか水とか…!!
チャーハンパラパラだから、飛び散るんですよね。
おまけに油まみれですし…ギョーザでもタレまみれでしたし…しくしく。
あれから…あっという間でしたよね。
あの時のことを思い出す頻度は減るかもしれませんが、忘れることなんて絶対ないから、これから前を向いて行くためにそれはそれでいいのかもしれませんよ。
ただたくさんの解決できてない問題は…絶対何度も反すうしなきゃイケナイですよね。
投稿: かんげ | 2012/03/14 20:01