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2012年3月の記事

2012/03/30

極めて後ろ向きな杞憂

 △阪神5-5DeNA△(30日・京セラドーム)
 負けなかった阪神。だが救援陣が踏ん張れなかった試合に、初采配の和田監督は「すんなりいきたいとこだった」と本音を隠さなかった。
 2点を追う七回に代打・関本が左翼に逆転3ラン。一気に阪神ペースとなり、八回は「方程式」通り榎田が3者凡退に抑えた。さあ、というところで藤川が打たれて追いつかれた。延長十回も、いずれも勝ちゲームを任せたい筒井が先頭打者に死球を与え、福原があっさりと勝ち越しを許した。
 ただ、藤川は「狙い通りの球。やっぱりいいバッター」と同点打のラミレスに花を持たせる余裕すら漂わせ、山口投手コーチも「(藤川は)調子が良すぎる。筒井はまた同じ場面で仕事をしてくれればいい」と心配していなかった。
 「なかなか平常心ではできない」と振り返った和田監督。開幕戦という特別な試合がわずかな狂いを生んだだけか。本当の投手力が試される。
 (12.3.30『毎日新聞』


プロ野球開幕。

相変わらずオープン戦でぶっちぎりの弱さを見せつけていた阪神タイガース


私は、現役時代から和田豊現監督のファンであったので、

「和田監督の胴上げが見たい!」
と言うと思いきや…

「和田監督がファンから責められるのを見たくない…。」
と目をつぶりたい気持ちでいっぱいでいる。


ダメダメ!こんな後ろ向きじゃあ!

と、いうわけで、今年こそはがんばれタイガース!!

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2012/03/28

結界を!

休みが終わって会社に行ってみると、机の上がグチャグチャ…。

書類は散乱し、引き出しは開けっ放しだし、飾ってあったフィギュアの腕はもげてるし…まるで私の机だけ泥棒が入ったかのよう。


まさかと思って出勤簿を見てみると…しまった。
とある要注意人物が出勤していたのであった。

この人、休日出勤する時は必ず子供を連れてきて、ほったらかしにする。

そこで、CDやらおかしやらフィギュアの並んでいる私の机が、狙い打ちにされるのだ。
そりゃけじめのない私の机も悪いのかもしれないけれど…これで2回目か3回目。
毎回毎回コレじゃあね…。


現場を見たら子供相手でも殴ってしかりつけるレベルだが、親からの謝罪も無く、証拠も無いため、何となく文句も言えずにイライラだけが溜まっているのだ。

それにしても仕事もままならなければ、子供のしつけもできないとは…ホントに情けない。


と、いうわけで、今後この一家が侵略してくる時にどう抵抗すればいいのか考えて…

ものすごくHな本を机上に置いておこうかと思った。

さすがにダメ親でも、「こいつの机に子供は近寄らせられない!」と思うんじゃないだろうか。


ま、その前に、第三者からの自分の評価が暴落するだろうけれど…。

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2012/03/27

ここにもあった、愛。

崖のふちプロレス第八戦へ。

キチドルレスラー松本都代表の相手は、昨年、引退宣言→引退ロード開催→10カウントゴング中に引退撤回、というウルトラCを披露したJWP米山香織
プロレス業界にとどまらず様々なところで賛否両論を巻き起こし、色んなものを背負ってしまった米ちゃんに、禊をとらせることができるのか!?


「引退撤回」「負けたら即引退」「テリーファンク」「電流爆破」「亡霊」「タイ」「負けてもハッピー」
…新旧様々なプロレスのトレンドをオマージュした、高度でアグレッシブな崖のふちワールド。

なぜかライアーゲーム


しかしそこにあったのは、(ものすごく変形してしまっているけれども)プロレス愛。

米山も含めた、全てのプロレスラーは救われるべき。
そして全てのプロレスの事象を肯定し、消化してやろうという、慈悲の心を見た!


試合中、
「引退なんてな…撤回すりゃいいんだよ〜!」
と叫んだ米ちゃん。

あの瞬間、彼女は救われたのだと思う。

もちろんコレはウソです

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2012/03/26

大願成就

大日本プロレス後楽園ホール大会は、「一騎当千strongclimb」決勝トーナメント。

勝ち上がったのは、関本大介・佐々木義人・サミキャラハンバッドボーンズ…波乱のない、誰もが予想できた、順当な結果。

しかし、だからこそ説得力のある、濃密な試合になった。


決勝戦は関本×佐々木。

パワーだけではない、テクニックもある関本に押されていた義人であったが…粘って粘って終盤のラッシュで大逆転。

あの関本に攻め疲れの雰囲気を出させたのだから、大したもの。
誰もが納得の、有言実行の優勝だった。

バコンバコン!


月曜日から満員となった後楽園。
客席の熱さもリング上に負けていなく、勝負が決まった瞬間の盛り上がりはスゴかった。

まさにストロングBJ極まれり!

今は決勝の2人が突き抜けてしまっているが、面子はこれからの選手ばかり。
期待ばかりが湧いてくる。
全試合終了後の、ハシの涙はどういう意味だったのだろう…印象的に残った。


終盤のラリアットはどれも強烈過ぎました


優勝者はストロング枠のベルト創設を宣言。
そして、「大日本を世界一の団体にしたい!」と叫んだ。


できる!

かつて同じ言葉を叫んだのは、デスマッチドラゴン伊東竜二


こうしてストロングBJと大日デスマッチが揃い立った今、大日本の未来は、とにかく明るい!

オメデトウ!

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2012/03/25

高尾の多摩御陵へお参りしに行ってきた。

大正天皇、昭和天皇の御陵がある。

広い!


偉人のお墓参りブームが言われて久しいが、恥ずかしながらこの地に天皇陵があることを知らなかった。

お墓巡りをするのならば、まずはここに行くべきだろう。

大きい!


よく晴れた青空の下、静かにそびえるそれは壮大で、幽玄であった、が…
参道は杉並木で…

多い!


グシュン、グシュン!

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2012/03/24

春を飛び越し、夏を求めて

今年はあまりにもウィンターが長いので、東京サマーランドに行ってみた。

水着+Tシャツでちょうどいい気温でした


予想以上の盛況!
ちょうどキッズダンスイベントが行われていて、家族連れや、春休み満喫中と思われる小中学生のグループなどでにぎわっていた。


と、いうわけで、波にもまれてきた。ザブァァァン!

屋内ながら水着だけだとちょっと寒くて、“初夏ーランド”といったところだったか。


サマーランドの醍醐味といえば、プールだけではなく、レトロな遺産的ゲーム筐体の存在も。

水着でどすこ〜い


コチラ、その名も「THE SUMO」!

センスを感じる…


大関を狙うと宣言したそばから休場とは…来場所ガンバレ関脇!


アッもちろんプリクラとかは最新機種なのでご安心を。


閉園まで楽しめました

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2012/03/23

フライング

渋谷桜丘がこの冷たい雨の中、そしてサクラの1ミリも咲いていない中、「さくらまつり」を開催中。

今年の春は、やっぱり遅いなァ…。

やきいも配ってました


以前はサクラの季節に、道路を封鎖して屋台をいっぱい出したり、水木一郎コンサートが開かれたこともあるここ桜丘も、最近はイベント縮小傾向。

景気がよくなるのも、まだまだ先かなァ…。

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2012/03/22

ハ、ハ…ハ…

春はイチバン好きな季節。

だんだんと暖かくなってきて、無条件にルンルン、もしくはスヤスヤするはずなんだけれども、なんだか…

今年の春は、ハ、ハ…

ハッ、ハ…ハ…

ハッブショイ!!


マズい!
まさかここに来て“アレ”の症状が出はじめるとは。

きのう今日は特にヒドくて、鼻をズルズルし過ぎて脳に酸素が行かないのか、一日中ボンヤリしてしまっている。


このままでは春がキライになってしまう。

治まれ治まれ~!

ズルズルズルズル

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2012/03/20

全然まだまだ!

全日本プロレス両国大会のテーマは、
「両国の借りは両国で返す!」

前回の両国大会で、団体のベルト全てが流出。
そしてあれから4ヵ月経ったというのに、未だに1本も戻ってきていない非常事態だ。


乱発される対抗戦。

お客さんは入り盛り上がるが、あまりにも安易な上、カード的に全日本が本気でベルトを取り返しに来ている雰囲気は皆無。

他団体ファンの私が見てもそう思うくらいなのだから、全日ファンの心情は察するところ余りある。


今夜はなんといっても、メイン。

武藤×秋山!


武藤はヒザ攻め、秋山は首攻め。

低空ドロップキック、ドラゴンスクリュー、ニーアタック。
四の字固め、フロントネックロック。
シャイニングウィザード、エクスプロイダー。

わずかこれだけの技で試合のほとんどが組み立てられていて、それでいてハラハラ、一瞬たりとも2人から目が離せなく、間がありながらもあっという間に時が過ぎ…濃密な、素晴らしい試合だった。

ヒザ!


2人とも、緩急。
ここぞという時のラッシュは、若手レスラーよりも、自身の若い頃よりも、素早いんじゃないだろうか。

負けてしまったが、メインのリングに上がった武藤の覚悟は賞賛に値する。

ヒザ!


他にも、セミで悪い流れを断ち切ったゲットワイルド。
大森がスリーカウントをとった瞬間の会場は、すごい爆発だった。

混乱の中で、最後締めたKENSOもさすが。
最近みんな彼に頼り過ぎだと思う。


しかし結果を見ると、今回も惨敗…。

上記の3人はよかったが、相手に合わせ過ぎていた諏訪魔と近藤、そして選手権試合ではないけれど大切な試合で、キャリアが下なのに勢いが全くなかった河野と真田はヒドかった。

これでよかったのか!?
まだまだ全日本の本気が見えてこない!


私は好きな選手・応援していた選手がみんな勝ったので大満足の夜だったが…

そろそろファンは、怒るべきだと思う。

包囲網

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崖のふちは割愛

アイスリボン後楽園ホール大会。


注目はやはりメイン。
アイスのテーマ・「プロレスでHAPPY」を巡る、イデオロギー対決。

対照的な2人が向き合い、志田はよりストイックに、あおいはよりプロレスの幅が広がり…それが科学変化のように、スイングした試合になった。

序盤は自由奔放なあおいに翻弄されていた志田であったが、強烈なニーと投げ技で逆転。そしてそのまま勝利をもぎ取った。

スリーカウント!


プロレスの価値観は違えども、プロレスへの「好き」だという思いは一緒。
そしてメインのプレッシャーも一緒だったようで、試合後に涙と笑顔にまみれた2人は、とても印象的であった。

この2人、おもしろい!
もっとずっと、こうして切磋琢磨してゆくところを見てみたいと思った。

涙と笑顔

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2012/03/19

スタンリー!

映画『シャーロック・ホームズ シャドウゲーム』を見た。


アクション、VFX、友情、世界を巻き込む陰謀…オシャレでカッコよくて男臭くて、勧善懲悪。純粋に楽しめる映画だった。

ホームズの無敵っぷりが最高に素晴らしく、爽快感と満足感を抱きながら、劇場を後にした。

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2012/03/18

毎月第三土曜日はスタイルE。

きのうの夜は、STYLE-E、西調布格闘技アリーナ大会へ。
会場はもちろんU-FILE CAMP
相変わらずの独特の雰囲気だった。

久々のスタEでした


セミ前に村上和成が登場。
久々にシングル戦で見る村上は、デカい!
小川の横にいた時は全然思わなかったが、やはりインディーのリングに立つとその存在感も含めて、ものすごく大きく感じる。

イキのよさがウリの那須であったが完全に飲まれてしまった。
オープンフィンガーグローブでありながら、グーを出させず終い(張り手)。


メイン。
絶対王者となりつつあった竹田であったが、熱戦の末アラケンに敗北。

試合後に団体をコキおろすアラケンのそれが、過激ながら正論で…スタEファンは「グムム~」と思っていたに違いない。

悔しい!悔しいけどうまかった!アラケン


と、いうわけで、団体8周年記念興行においてベルトが外部に流出してしまうという非常事態。

しかし新チャンプの前に立ちふさがった柴田、そして誰よりも先に突っかかって行ったナスリンは頼もしく、西調布の未来も感じた。

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2012/03/17

湘南グルメ

バーのマスターと、玉川高島屋「湘南グルメフェスタ」へ。

盛況盛況鎌倉“花ごころ”の応援、と言うと聞こえがいい。
ただご飯を食べに。


なかなか盛況で、名物の「サザエの炊き込み御飯」は午前中で売り切れてしまっていた。
と、いうわけで、「ひじきとお豆の御飯」をいただいた。

やわらくて香り高いひじきのご飯に、豆と塩漬け桜のアクセントがステキ。
さっぱりとしていて、おいしかった。

ひじきと豆とじゃことさくら!


「~フェスタ」では他にも、地元の野菜、お肉、スイーツ、おせんべい、海の幸、ジャムなどがいっぱい。

湘南唯一の蔵元・熊澤酒造のお酒もとっても飲みやすくて、ついつい赤い顔でお店巡りをしてしまったとさ。

ゲフ〜


開催は20日火曜日まで!

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2012/03/15

世界が野毛に!

今年実現した、大日本プロレスCZWwXw、三団体によるワールドトライアングル。

そして今月の大日本のシリーズに合わせ、ついにガイジンレスラー達が一挙来日。
日米独のレスラー集いしイベントが、野毛で開催された。


「キャンユースピークイングリッシュ?」
「ノー!(キッパリ)」
という自分にはとても不安な宴であったが…周りのファン仲間と、試行錯誤ながらもじっくりコミュニケーション。

もどかしさを感じつつも、普段絶対にコンタクトのとれないだろう海外のレスラーと色々なことを話せて、とても楽しい会だった。


サミに頭に爪楊枝を刺されまくってたDJハイドの手には、コーラ。
「CZWの代表として、アルコールは飲まない!」

待望の来日サミ・キャラハンは、とても男前。
「LoveProwrestling!LoveBeer!」

カッコイイ!


日本に来られて夢が叶ったと、熱く熱く語っていたのはアダム・コール

覚えた日本語が「超スゴイ!」のバッド・ボーンズ。
上腕超スゴイ!


みんな明るくて、もてなし上手で、紳士で…これがナイスガイってやつか!

そしてそれぞれ団体の主力選手なのにとても若く、海外のプロレスの代謝のよさと充実っぷりを感じた。

ヌマっちごしのなぜか裸のジャンケン大会

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2012/03/14

境界線

 短文投稿サイトの「ツイッター」にバスジャックの予告文を書き込んだとして、警視庁高輪署は13日、威力業務妨害の疑いで、兵庫県内に住む男子中学生の少年(15)を書類送検した。同署によると、少年は「反響の大きそうな書き込みをすることで、フォロワー(読者)の数を増やしたかった。勉強のストレス発散もしたかった」と容疑を認めている。
 送検容疑は、昨年10月31日午前1時ごろ、インターネットの通信機能が付いた携帯型ゲーム機で、ツイッターに「明日、午前9時36分品川行きのバスをジャックする。みんな殺して肉の塊にしてやる」などと書き込み、バス会社の職員を警戒にあたらせるなど、業務を妨害したとしている。
 書き込みを読んだ人が110番通報。都営バス会社からの被害届も受け、警視庁は書き込み記録を調べるなど捜査を進めていた。
 (12.3.13『産経新聞』


「犯罪予告」と「シャレ」の境界線は、結局、“突っ込んでくれる人がいるかいないか”によるのだと思う。


職場で隣に座っていた同僚が、突然、
「あした渋谷駅前で大根振り回して、ハチ公を真っ赤に染め上げてやる!」
と叫んだら、私は、
「バーカバーカ!」
と突っ込むことだろう。

twitterでいつもプロレスの会話で盛り上がっているフォロワーさんが、突然、
「芸能人の○○、ムカつくぜ!あしたテレビ局前で待ち伏せして、フランケンシュタイナーキメてやる!」
とツイートしたら、私は、
「は…?何言ってるんデスカ…?」
と突っ込むことだろう。


誰かが、その言葉に、悪意を持たず反応するだけで、それが額面通りではなくなっていく。


これは、リアルでもネットでも同じ。

知ってくれている人がいる。
近くにいてくれる人がいる。

これって、すごく大切なことで、同時にすごく幸せなことなんだなぁって思う。

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2012/03/11

追悼の重さ

建長寺で行われた、
「東日本大震災~一年目の祈り~追悼・復興祈願祭」
に行った。

先陣は神道者!


仏教・神道・キリスト教…鎌倉中の宗教者が集まり、被災地・被災者へ祈りを捧げるという、まさにオールスター戦だ。

ワクワク…じゃない。
心より追悼してきた。

境内はたくさんの人で、青空の下、お焼香に、静かに長い列が伸びていた。


あの日のことなんて、誰もが絶対に忘れることはないだろう。

だから、今日をどう過ごしたって、国民1人1人の追悼の重さは同じだと思う。


祭事参加後はいつものように、友人と、おいしいお酒を飲んで、おいしいご飯を食べて、思い出話に花を咲かせた。

それ以上でもそれ以下でもない。ただ、それだけ。


 神道、仏教、キリスト教の宗教者が合同で祈る「追悼・復興祈願祭」が、鎌倉市山ノ内の建長寺で行われた。鶴岡八幡宮、市仏教会、市キリスト教諸教会の主催。約7千人の参拝者が訪れ(主催者発表)、ともに祈りをささげた。
 午後2時半、鶴岡八幡宮の神職約20人に続き、市内のキリスト教会の司祭や牧師ら約30人、市内約40寺院60人ほどの僧侶が列をなし、ゆっくりと本堂の周りを歩いた。巡堂ルートの両脇は一般の参拝者が埋め尽くし、通過する宗教者をじっと見つめたり、手を合わせたりしていた。
 同46分。鐘の音が5回響き渡る間、多くの人が黙とうをささげると、境内は静まり返った。その後、宗教者の行列は法堂に入り、各宗教ごとに祈りをささげた。(後略)
 (12.3.11『カナコロ』

締めは仏教者!

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2012/03/10

3月11日

昨年の3月11日、14時26分は、職場の机に座って“餃子の王将”で買ってきたチャーハンとギョーザ(昼食)を、ヨダレを垂らしながらまさに開けた瞬間だった。

はじめはいつものと思っていた地震がどんどん大きくなり、後輩と必死で席の隣にあったガラスの戸棚を抑えているうちに、他の棚や私の机が次々に崩壊。
ようやくおさまったと思ったら…私の机にあったはずの、まだ一口も食べていないチャーハンギョーザが、無い!

その後泣きながら、油まみれなったお気に入りの本達を拭いたのだった。


ついに関東大震災が来たのだと思いながらテレビをつけてからは、誰もが知っている通り。

東北地方を襲う津波の映像。
次々と増える犠牲者。

そこからは一気に不安が押し寄せてきた。
テレビを見るだけなのに辛く、一人暮らしの子や仙台出身の友人が心配になり、食事もノドを通らなかった。

福島第一原発が爆発した時は、さすがに家のマドを締めきり目張りをしたほどだ。


何を信じたらいいのかわからない中で、ラジオから流れてきたのはバブル時代に流行した単純な応援ソング。
いつもなら嘲笑するようなそんな曲で、涙を流しそうになった時に、自分が弱っていることに気付いたのだった。

きっと日本国中のみんながそうだったのだろう。
だからこそ、もうあの時のような思いは絶対にしたく無い。


ゆっくりだけれども被災地が前を向き出し、あの時から色んなものが流転しているけれども、変わっていないのは原発問題と国への不信感だ。

今でも、何が正しくて何が間違っているのかよくわからないし、今でも、東京電力と政府の隠ぺい体質と身内に甘い体質は変わっていないように思う。

あれから1年を迎え…いい加減にもっと厳しい、現実的なところも考えていかねばならない、そんな時期になっているのだ思う。


 東京電力福島第1原発事故により、津波で行方不明になった家族を約1カ月間捜索できなかった福島県浪江町の遺族たちが震災1年の11日、避難先の二本松市で遺族会の設立総会を開く。遺族の間には今も「原発事故さえなければ家族は助かったのではないか」「遺体を長く放置され、許せない」との思いが強く、東電への慰謝料や謝罪を求めていく方針だ。(後略)
 (12.3.10『毎日新聞』

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2012/03/09

タクシー代でもう8杯飲めたのに

歌舞伎町で飲んで、少し早めに切り上げた木曜日23時00分。

「まだ早いから、いつものバーに寄って帰ろうかな~。」
「あしたの午前中を楽にするために、やり残した仕事片付けて帰ろうかな~。」

なんて考えながら渋谷に向かうため、山手線の内回りに乗り、ちょうど座席が空いていたのでぽちゃりと座ったら、あっという間に深い眠りに…グゥグゥ…。


「いけね!寝ちゃった!」

と気付いて、渋谷であろう駅で飛び降りたら、なぜかそこは高田馬場だった…。


なぜか日付も変わっていて、なぜか後続列車は無くて…
「山手線ってホントにクルクル回ってるんだな~」と途方に暮れながら実感した、金曜日1時00分であった。

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2012/03/03

今年の冬は寒かったからね。

梅の花を探しに、鎌倉へ。

手書きの魅力東慶寺、浄智寺、建長寺と大きなお寺を巡ったけれど、まだ白梅は3分咲き。

「春は…まだだったんだね。」
「今年の冬は寒かったからね…。」


なんて寂しさを感じながら、夜ご飯にすっかりおなじみになった和田塚の“花ごころ”へ。

おいしい料理に舌つづみを打ちながら、奥さまに、「梅はまだなんですね…。」なんて話をしたら、

「えっ!?そこら辺全部満開だよ!」と。


そっか。北鎌倉は日陰が多いから、花が咲くの遅いんだね…。

春はまだまだ!(北鎌倉)

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