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2010年6月の記事

2010/06/30

ホタァル!

ホタルって見たことある?

私は、ない。

小説やドラマ…話ではよく聞くけれど実際には見たことがなかったので、むしろ龍やグリフォンと同じ神話上の動物のような感覚でいた。


と、いうわけで、渋谷「渋谷区ふれあい植物センター」で、
“ホタルの夕べ”
というホタル観賞会があったので、行ってみた。

たーくさんのお客さん


まずはじめに「ホタルの一生」の映像を見る。

グロい。
さすがムシ…。(節足動物苦手)


しかしその後、意を決して真っ暗闇の温室に足を踏み入れると…夢のような光景が広がっていた。

ふわりふわりと宙を舞う、発光体。

もっと羽音鳴らしてブンブン飛び回っているのかと思っていたので、そのやさしい浮遊に、そして想像以上に彼らが鮮やかに光ることに、驚いた。

キレイで、夜空の中にいるみたいだった。


野生のホタルってどこにいるんだろう。

もちろん今日もすごく感動したが、野山で出会ったら、きっと今日以上に感動することだろう。

日本にホタルが生きていられる環境が、ずっとありますように。

でかいよ

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2010/06/29

変わらない。悪い意味で、変わらない。

 「指導者として大変反省している」。28日夕、東京・両国国技館の大広間。野球賭博問題に伴う力士らの処分を検討した日本相撲協会臨時理事会終了後の特別調査委との記者会見で、武蔵川理事長(元横綱、三重ノ海)は厳しい表情で謝罪の言葉を口にした。
 「調査委の指導をしっかり受け止めたい」「協会全体に責任がある」。100人を超える報道陣を前に理事会メンバーら協会トップは、何度も「責任」に触れた。
 角界追放が検討されている大関、琴光喜関に質問が及ぶと、武蔵川理事長は「(協会に野球賭博を)まったくやっていないとうそをついた。厳しい処分に当たる」と語気を強めた。
 会見は約45分間。冒頭、一斉のフラッシュに武蔵川理事長が「このまま撮り続けると、会見はやめるよ」と声を荒らげる一幕もあった。(後略)
 (10・6・29『産経新聞』

新弟子暴行事件の時もそうだし、朝青龍の暴力事件の時もそう。

毎回、
「ハイハイ関係者処分しました。もうこれでいいでしょ?」
と、いうようなカンジがする。


誰がどう悪くて、だからこう処分されたってことが抜け落ちている。
わからないことが多過ぎる。

だから未来の展望が見えてこない。


今回も、賭けごとが悪いのではなく、暴力団の資金を提供していたことが悪いのだ。
処分された関係者の中での線引きを、しっかりしてもらいたい。


毎回不祥事の度に、キャスターやらコメンテーターが、
「協会は今、膿を出し切って~。」
なんて言っているが、また今回もトカゲの尻尾切りではないが、表皮をペラリとはがしただけのような気がする。


何でもそうだけれど、古い体制というのはホント変わらない。変えられない。

リセットボタンが、あったらいいのに。

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2010/06/28

大逆転

ワールドカップ日本代表のすごいところは、世論やマスコミを180度ひっくり返したことだ。

それは結果だけでなく、試合内容、そして真摯につとめた姿…それら全ての賜物だからだ。


特に岡田監督は、よく恨み節が口から出なかったなぁと感心する。

自分が同じ立場だったら、初戦を勝ったインタビューで、
「どーだ見たか日本国民よ!」
「今まで文句ばかり言いやがって…素人のクセに…後で謝れよ!」
なんて言ってしまいそう。

彼の忍耐力には頭が下がる思いだ。


と、いうわけでサッカーに疎い私は、戦前、代表を散々こき下ろしていた評論家やサッカーファンが何と言うか…ほくそ笑みながら眺めている。

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2010/06/27

やつがいた!(その2)

(きのうのつづき)

今回の旅の目的は修学旅行のやり直しといった面もあったが、もう1つ、

せんとくんに会う”

というのもあったのだ。


前にも書いたように、私はせんとくん完全肯定派。

“着ぐるみせんとくん”のアノプチ気持ち悪さは、クセになりそうだと常々思っていた。

奈良に降り立つと、そんな彼の観光誘致ポスターがいたるところに張ってあって、かわいかった。
観光案内所で聞いたら、非売品とのこと…。

とってもステキな


と、いうわけで気を取り直して、「平城遷都1300年祭」会場に行く。

広い!
広大な敷地に、莫大な予算を投じて復元された宮殿が鎮座する。
ここは公園になっているようで、電車が横切り、観光客にまじって地元の人が自転車で通り抜けたりもしていた。

公園だから入場無料


暑さにやられてあまり歩き回らなかったので言えないが、いわゆるありがちな日本の観光地の博覧会。
ただ、ここの壮大さだけは一度見ておいて損はないと思う。


ディズニーランドにおけるミッキーのごとく、せんとくんがいると思ったのだけれども、どこを探しても姿はなく…インフォメーションで聞いてみたところ、「ステージのイベントに出ます!」とのこと。

イター!イタヨー!


いたー!
すごい人気!
たくさんの人達が集まり、写真を撮っていた。

やっぱりプチ気持ち悪い…。
頭と体のバランスが、ここ数年のキャラクターにはないんだよなぁ(全ていい意味で)。


ととリンかわいーちょうど鳥取県の観光イベントも行われていて、かの有名な“トリピー”や、来年鳥取で行われる全国豊かな海づくり大会の“ととリン”もいて、会場内はちょっとした着ぐるみフェスティバルの様相を呈していてステキだった。


と、いうわけで、満足満足。

奈良、よかった。

まだまだ行っていないところもたくさんあるので、また今年中に行こうと思った。
やっぱりせんとくんもクセになってるし。

夢のツーショット

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2010/06/26

やつがいた!

中学校の修学旅行以来で、奈良に行った。

奈良県には新幹線が通っていないのだね。
京都駅で乗り換えて、奈良線でゴトンゴトン。


奈良駅周辺は、チェーン居酒屋にデパート、お土産屋さんにアニメイトまで!何でも揃う街。
商店街が伸び、たくさんの喫茶店に古本屋さんもあって昭和の香りも。

そこから少し南に歩いた、元興寺とその境内であったならまちは、江戸時代の町家が並び路地が入り組み、神社仏閣に小さな雑貨屋や料理屋が点在。

併せて歩き甲斐のある、とてもステキなところだった。

奈良ホントいいところ


御霊神社で“恋のおみくじ”をひいたら…大吉だったー!
今まで凡退の山だったのに、こっこれは下半期に奇跡がっ!?

「少し年の差がある、東南か東の、A型の人。」
に縁があるそうだ。
どこだー!どこだー!

どこだー!待ち人どこだー!


心に染み入る…もちろん、東大寺春日大社興福寺にも行った。

歴史的建築物や、仏さまを改めて訪れて…学生時代には感じなかったものを、確かに感じた。


奈良公園には、もちろんシカ。

鹿せんべいのおばちゃんのお店の横に並んで、買いに来る人を待ってる!(おばちゃんは襲撃しない)

150円と引き換えに、せんべいを受け取るや否や…襲われる!
ペコリペコリと頭を下げつつもギュンギュン追いかけてきて、その勢いに怯んでいると、ズボンまでクチャクチャと食べられた…。

見返り美人…あオスか


お世話になった宿は、ならまちの“静観荘”さん。
古くて趣のある、まさに歴史遺産の宿。

素泊まりだけれど、前述の通り奈良ではご飯に困らない。いやむしろ、外でご飯が食べたくなるから大丈夫。

お安いお値段でこんな雰囲気のいいところに泊まれるのは、古都ならではだ。

ステキな中庭


(あしたにつづく)

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2010/06/25

どこがストロング?

「ペプシストロングショット」
を飲んでみた。

大げさじゃない?


缶の警告文にワクワク!

わざわざ危険に首を突っ込むセガール気分で、そーっと缶を空けて、飲んでみると…

「あれっ!?普通じゃない!?」


比べればわかるのだろうが、コレ単品だと、ノーマルペプシとの違いがわからなかった。


「ぶわっ、何じゃコリャ!?ぺっぺっ!」

みたいな強烈さを想像していたので…ちょっと「ストロング」という言葉に期待し過ぎていたか。

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2010/06/23

悲惨だが、よくあることかもしれない。

以前にも書いたけれど、インターネットのおかげで今や誰もが“主張”できるようになった、国民総芸人時代。

「もっと注目されたい!」
「もっとたくさんの人をアッと言わせたい!」

しかしそこには、才能というものがある。

普通の人は普通で行き詰まり、自分が普通であることを受け入れるのだ。


しかしそんな中、その現実を受け入れられない人は…思いが空回りして、行き過ぎてしまう。


中学生くらいの、自我の固まっていない、不器用で、それでいて他人との差異を激しく求める時期の、悲惨な事故。

何が悪いって…何も悪くないんだよなぁ。


 21日午前5時25分ごろ、全羅北道群山市のSマンション7階の通路に設置された鉄製の防護柵で、中学2年生のA君(14)が、「命懸けの懸垂」と呼ばれる遊びをしていて、転落し死亡した。
 A君の友人S君(14)は、警察の調べに対し、「友達が突然、『命懸けの懸垂をやる』と言い、止めるのを聞かず、防護柵にぶら下がった。『懸垂』をする場面は見ていないが、友達が『助けてくれ』と言ったため、引き上げようとしたところ、『あっ』と叫んで落ちていった」と話した。(後略)
 (10・6・22『痛いニュース』


(〈トラックバック〉●「中2少年、「命懸けの懸垂」でマンション7階から転落死 ネット動画の影響か」→(10・6・22)『痛いニュース』

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2010/06/22

爽快!?ランニング!…実は3ヵ月ぶり。

このブログの「カテゴリー」の、「スポーツ」をクリックすると、私が、

“した”か
“見た”か
“考えた”かの

スポーツの記事が羅列されるのだけれども…

最近圧倒的に、“した”スポーツの記事が少ない。


さかのぼってみると、最後の“した”は…

「ファミリーマラソンを独身男性3名が疾走す。」(10・3・14)


…つまりこれ以降、ノー運動ってこと。

これはマズい!

何もないけれど、どうせ何もないけれど、夏に向けて、少し体を絞らなければ!
Tシャツが似合わなくなってしまう前にっ!


と、いうわけで、今夜は久々に走った。

半年前まで爽快に走っていた同じコースを、ヘロヘロになりながら…。

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2010/06/21

もう鎌倉はこんでるかなー。

雨を待ち焦がれるように、アジサイが咲いている。

しろ!


「梅雨入り宣言が出ると、晴れる気がする。」
「…コレ、毎年言ってるような気がする。」

↑この2言、セットで毎年言っているような気がする。

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2010/06/20

三沢光晴という人

“6月13日”に、ミシマ社から発行された、『ドンマイ、ドンマイッ!―プロレスラー三沢からのメッセージ』を読んでいる。

故三沢光晴の、携帯コラム集だ。


当時寮住まいだった若手レスラーとの交換形式で連載されていただけあって、ここでの三沢は、自分の半分ほどの年齢の後輩相手に、一緒にバカもできて、でも暖かく見守る、兄のような懐の深さを見せている。


下ネタの直後に、ケガで欠場中のレスラーへの気遣いを見せたり。

「エ~、男だけでカラオケ~!?」って言いながらも、朝まで盛り上がっちゃうとか。

「オレは、お前たちみたいな『オタク』ってのじゃないからな!」って言いながら、仮面ライダーの変身ベルト集めちゃったり(棺にフィギア入れてもらってたくらい)。


ファンに対する言葉は、
「今回のイベントは、女の子のファンが少なかったなぁ…男のファンもすごく嬉しいけどね!」

と、こんなカンジ。


いいな、こんなアニキ!

改めて人間的にも素晴らしい人だったと実感させられ、そしてそんな三沢を身近に感じることができる、いい本だ。

三沢光晴『ドンマイ、ドンマイッ!―プロレスラー三沢からのメッセージ』

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2010/06/19

どこでも卑屈なモテない男子。

友人に、生まれて初めて“キャバクラ”に連れて行ってもらった。

友人は、大分その道の玄人のよう。
「穏やかに話せる店と、盛り上がって話せる店と、どっちが~?」のように、オススメポイントをおさえていたりして。


抱いていたのは、そこら中でシャンパンの栓が抜かれ、そこら中でマナーの悪い客を黒服が馬乗りで殴っている、バブリーバブリーデンジャラスデンジャラスなイメージだったのだが…思っていたよりも普通だった。

あまり覚えていないけれど、女の子ともたぶん普通の会話をしてた。

マナーファシズムの話とか。
…いや、マナーファシズムについての論議がこの場で普通なのかはわからないが。なにせ初めてなもので。


「フリー」なので一定時間ごとに女の子が入れ替わるのだけれど、そこでその子を気に入れば、お金を払って「場内指名」というもので引き止めるのだそう。

しかしそこで、
「どうしますか?」
「私、どうしたらいい?」
なんて聞かれても…。

自分みたいな者が、女の子に評価を下せる訳ないじゃない!


「どうすればいいの!?どうすればいいのっ!?」
ってあたふたしていると、向かいに座っていた友人が、鉄仮面のような表情で…

「…チェンジ。」

さすが玄人。


と、いうわけで、今夜の友人からのダメ出しは、

「お金を払ってるんだから、(ある程度は)やりたいことをやれ。」

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2010/06/18

今さらながら“実況”にハマる。

2ちゃんねるの実況板のようなことを、Twitterのタイムライン上でもできるのは承知の事実だ。

スポーツ中継やドラマ、テレビを見ながら、遠く離れた他者とその瞬間を共有する。

「うあー、シュート外した!」

なんてどうでもいい言葉なのに、大勢で同じツイートをしていると、その共有感でおもしろくなる。
1人でいるのに、1人でいないみたい!


今夜はテレビ朝日『ハガネの女』を見ながらTwitter

衝撃の展開が続くドラマなので、みんなで、

「えっ!?」とか、
「あっ!?」とか、言いっ放しだった。

えっえっえっえっ

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2010/06/16

発泡酒はうすくてかなわんな~かなわんな…

「やっぱり発泡酒は薄くてね~。」

なんてよく言っていたけれども、今日会社で“ききビール”をやったところ、全然ダメだった。

ビール3本、発泡酒3本


銘柄がわからないのはまだしも、ビールと発泡酒をカテゴライズすることさえままならないとは…。


↓ここから言い訳タイム↓------------------------------

まぁ缶で飲むのと湯のみ茶碗で飲むのは違うからね。

それに、途中でぬるくなっちゃったから。

お腹もタプンタプンになって、飽きちゃったのよ。
酔いもちょっとまわってたし…。

後、ビールを味わうのは、“のどごし”だからね。グビグビ飲まないと本来の味がわからないんだよ。

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2010/06/15

何をわかっているのだろう。何をできるのだろう。

自分が丹精込めてつくり上げてきたものを、完成目前で壊される…その悲しみ・辛さは、想像に難くない。

しかも宮崎県の口蹄疫の事例は、そこに命があるから、余計にやり切れない。


毎日何千もの命を殺していく作業。

きっと現地は地獄絵図のようになっていることだろう。

経済的なダメージはもちろんだけれども、関係者の精神の疲弊もヒドいことだと思う。


休日の渋谷で配られていた保守系新聞の号外には、そんな現地の悲惨な状況のレポートが並んでいた。

途中から民主党批判へ展開してしまっていて、話題がすりかわりそうで怖かったが、国の対応への疑問が持ち上がっているのは確か。
そして、圧倒的に報道が少ないのも確か(上記紙によると、全ての報道機関は民主党寄りのため、政党のマイナスになる本件は意図的に抑えられているとのこと)。


同じ国の中で、こんな悲惨なことが行われている現状…。

まず大切なことは、知ること。

こういう時に、ブログやTwitterなど、何にも脚色されない生の声が聞けるインターネットがあって、本当によかったと思う。

県知事のツイートをさかのぼりながら、自分には何ができるのだろうかと思っていた。

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2010/06/14

思い出のブーン

靴下屋の「父の日フェア」の広告が、とってもステキで、ほっこり。

わかりやすくて、優しくて…久々にいい広告を見た。

ブーン


この「ブーン」、楽しいよね。

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2010/06/13

6月13日

あれから1年。

お花を抱えて、有明に行った。

今日は特別な日、いつまでも


昨年の「お別れ会」の時のような大混乱を想像していったのだけれども、行列などは無かった。
1年という時の流れを感じた。

それでもディファ有明入口の献花台には、たくさんのお花やお酒が。
そしてそれを見下ろすかのように、故人の遺影と、ガウンがあって…様々な思いが頭を巡った。


正直、まだ信じられないし、まだ実感はない。

でも時は動いてるんだよな…。


超満員の会場に入れなかったファンのために、モニタースペースをつくってくれた団体に感謝。

昨晩はDVDで試合を見て、今朝は三沢のテーマを聴きながら洗濯をして、そして家を出てきたように、今日ファンは色々なことを回顧し、後ろ向きな1日だったろうけれど…

モニター越しで見る選手たちは、もう確実に前を向いていた。


三沢が旅立っても、彼が命をかけたプロレスは、永遠。

今日たくさん振り向いた分、またあしたから、しかと前を向いていこう!

そして変わらずプロレス界を応援していこう!と、改めて思った。

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2010/06/12

はつぼり

友人たちと“市ヶ谷フィッシュセンター”に行った。

アノ、JR市ヶ谷駅から見下ろせる、釣り堀ね。


都会のド真ん中にポッカリと空いた、水辺の空間は壮観!

お昼過ぎ、炎天下の下でも、たくさんの人がビールケースに腰を降ろしてじっと獲物を待っていた。

そこに自分も周りをマネて参加してみると、よく眺めていた“東京の風景”の一部になれた感がして、嬉しかった。

都会のオアシス


釣りなんてしたことのなかった私でも、相手は鯉だし、練りエサだし、お姉さんやおじちゃんお母さんは優しいし…焦ったりとまどったりすることなく、楽しめた。

ま、焦らなかった実の理由は、(自分だけ)1匹も釣れなかったからなんだけどね…。

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2010/06/06

もう大丈夫。ノアはもう大丈夫。

プロレスリングNOAH後楽園ホール大会。

会場は超満員札止め。
場内に渦巻くのは、熱気というよりは、“期待”。

復帰するKENTAに対して、そして“丸藤×KENTA”という団体最高のカードに対してのものだろう。


まずは2試合目。
マルビンの、健斗に対する厳しさがよかった。

実績もあり、モリシのパートナーでもある健介は別として、ノア(ファンも含め)の健介オフィス勢に対する姿勢は他団体なのに優し過ぎると思っていた。
そんな中でのマルビンの「何もさせない!」姿勢は、すごく刺激的だった。

マルビンって、結構、結構~熱いんだよね。


第5試合では、ついに吉江森嶋が遭遇。
お互い先発をかって出て、イキナリはじまったド迫力のぶつかり合いに、客席はどよめきっ放しだった。
モリシ吉江をふき飛ばせば、吉江モリシを投げ飛ばす!

そして試合後、ラブコールが成就し、シングルが決定!
この試合、見たい!

とにかくすごい肉厚!


セミファイナル。
場内がKENTAコールに包まれると、それに呼応するように丸藤コールが起こり、それが入り乱れての大歓声に。
やはり客席は、この2人の戦いを求めてたのだ。

おかえり!


やはり足攻め想像をはるかに超えるハイレベルな攻防に、熱い思いが加わって…過去の対戦以上の素晴らしい試合に!
ハイクオリティ!ハードヒット!
すごかった!熱かった!


三沢が亡くなって、追悼興行も終わって…ここ半年くらいのノアに沸き上がった、数々の不満。

それは欠場中のKENTAが全て代弁してくれた。
客席の空気を敏感に察知し、ファンの期待に応えるのが一流プロレスラーなら、KENTAは試合をしていない時でも、まさしくそれ。

復帰戦にこのカードを選んだのは、本当に勇気のいることだったと思うけれど、予想以上の完全復活だった。


そしてその不満を受け止めた丸藤も、立派だった。

「オイクソ野郎!…おかえり。」

言葉は要らない


2人が答えを出してくれた。

この熱さ、この緊張感、この充実感…ノアに足りなかったものはコレ!
そしてそれが今日、戻ってきて、ピースがパチッとハマったような感覚を受けた。


今日を境に、きっと団体はいい方向に転換してゆく。

だからもう大丈夫。ノアはもう大丈夫!

イケメンへのヒザ蹴り

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2010/06/05

まだ続く、NEOの未来。

夜はNEO女子プロレスの板橋グリーンホール大会。

松本×羽沙羅・大畠×イオと感情のぶつかりあうシリアスな好勝負があり、奈苗広田×マシンガンズ、ランジェリー武藤参加の3wayとコミカルな好勝負があり…バランスの取れたいい興行だった。

ベルトへ!


しかし、今日の全ては、メイン。

勇気彩が女王にどこまで迫れるか、そしてそこに未来が見えるのか。


…結果的に言えば、完敗だった。

しかし予想以上に勇気が健闘したのも確か。
田村様の腰に狙いを絞り、一点集中。
試合の大半は田村の悲鳴が占めていたようにも思う。


しかし、王者を追い込めば追い込むほど、土壇場での差が見えてしまった感がある。

試合後半になると下半身がついていかなくなり、技を受ける方にヒヤッとする場面もあった。


ここ1年くらいで感じていたが、今の田村様は、確実に全盛期ではなく下降線をたどっている。

でもだからこそ、今の田村様は強い。
ファンの“思い”がのっているから…相当のことでなければ彼女のベルトは奪えないだろう。

フィニッシュ!


だからこそ、今日ようやく王者と同じラインに立ったと思われる、勇気の“ネクスト”に期待したい。

試合後の呼び掛けに、ノーコメントでリングを後にしたのは、何かの決意だと思いたい。


私の好きな言葉は、かつて欠場明けの栗原に田村様が送った言葉、
「焦らなくてもいい。でものんびりしていられない。」

誰よりも、今の勇気へ当てはまる。

次を待つ!

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アイスリボンいつの間に

アイスリボン板橋グリーンホール大会へ。

アイスリボンの興行を見るのは約1年ぶり。
サイトやTwitterで団体の動向は知っていたけれども、やはり試合を観戦するのとはわけが違う。

派生した「19時女子プロレス」同様、ここの団体も“選手たちの成長劇”がメイン。
やはり長いブランクを空けての観戦は、驚きの連続だった。


迫力を増した志田の攻め。“後輩の壁となる姿”・そして説得力のあるストンピングが、よかった。

『19時女子プロレス』の中継でも驚いた、ちいの成長。確実に力強さが増していた。
は自身の世界観をよりパワーアップ。もう、なくてはならない存在に。
昨年末からの東スポとの絡みで、吹っ切れたハム子。キャラクターを確立し、新コスチュームでの悩殺っぷり。ラリアットはまだ手打ちだったけれど、団体内での使い手として磨きをかけて欲しい。

いいエルボーを受けていた安藤。芸能活動を充実させることで、アイスリボンでの居場所を自ら得た感。さすがだ。
飛香はあの長身の上に、柔軟性と空中技に磨きをかけ、強烈な存在感を見せる。
もうすっかり一人前のレスラーの雰囲気をまとっていた真琴。


同期2人が自分の得意分野を伸ばしていたのに対し、はじめからプロレスの完成度の高かった藤本は、インサイドワークでの成長を見せ…早くも幅が広がってきたように思う。

女王率いるユニットに参加し、新たな舞台を見つけたしもうま。
激しい試合を制したみのり。安定感はさらに増し、感情が試合によりあらわれるように。


そしてルーキー。

“世界の帯広”は爽やかで、まさにアスリート。さくらが彼女に『19時~』を任せた理由が、少しわかった気がした。
わずか3ヵ月のキャリアでメインを任されたつくしは、危なげなくその責務を全うし、感心させられた。


でも、やっぱりさくら。

昨年の女子プロレスMVPが、アイドルとの2足のわらじレスラーと、中学生レスラー相手に防衛戦を行う。自分の価値を全く落とさずに。
これは本当にすごいことだと思う。

逆に相手は、経験値と価値が上がっていく。

そして団体全体の底上げがなされていく。


いつの間にか選手層が厚くなり、そしてどの選手も個性的で…アイスリボンはすごいなと思った。

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2010/06/04

超特大キャベツ太郎の中身は…

ゲームセンターのプライズや、ドン・キホーテで売っている、“大きなおかし”。

アレ、一度体験してみたかったんだ。

中はどんなになってるんだろう!?


と、いうわけで、職場の後輩に買ってきてもらった。

しかも私の大好きなキャベツ太郎だ!わかってる!


100円前後で売られている大きなキャベツ太郎と比べても、この大きさ!


ワクワク、ワクワク!
いやが応にも期待はふくらんだが…

20袋入り…。


…いや。
私もいい大人だから、そんなことわかってたよ。

わかってたんだけど…ちょっとは夢見た、こぶし大・ボーリング大のスナック菓子。

いやわかってた、わかってたんだよ…だけれども、ちょっとガッカリ。

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2010/06/03

評価って何から来ているのだろう

私は、好き嫌いは激しいけれど、その感情があまり変化しない。
好きな人はずっと好きだし、嫌いな人はずっと嫌い。

そんな私から見ると、毎度の首相の落はくの光景…マスコミや世論の“掌返し”には、驚かされる。


つい半年前まではその人に熱い声援を送っていたのに、今では「裏切られた!許さない!」なんて恨みの対象になっている。

まぁ鳩山首相の場合は、期待値が大きかっただけにその反動も大きかったのだろうが。


しかし8ヶ月前にも今と同じおかしな言動はあって…当時は「宇宙人」なんてもてはやされていたのに、今では「ブレ」や「ただの変人」。

8ヶ月前にもしていた特徴的なファッションも、当時は「際立った個性」だったのに、今では嘲笑の対象。


その人の評価ってのは、何がさせるものなのだろう。
…実力かな。

それだけだったのならわかりやすいし、文句は言えないけれども、どうなのだろう…“評価”って、怖いなぁ。


  普天間米軍基地問題の迷走で、海外メディアから手厳しい批判を浴びていた鳩山由紀夫首相が、今度はファッションでも評判を落としている。会合で着ていたカラフルなシャツが、米国で「時代遅れで最悪の服装」などと報じられ、海外のネットユーザーたちも「胸くそ悪い」「公式の場でこれはダメでしょ」などとコメントしている。
 話題になっているのは、鳩山首相が2010年4月、支援者を官邸に招いて「リアル鳩カフェ」を開催したときに着ていたシャツ。赤、黄、緑、紫、青の5色から成るチェック模様が入ったカラフルなもの。サイズが大きめなのか、肩幅も合っていないように見える。
 ■首相のファッションは「犯罪」レベル?
 国内では『週刊朝日』の4月23日号で、ファッション評論家のドン小西さんが「ワーストドレッサー早くも決定!」などと酷評。これを受け、米CNNは5月12日付けで「日本の首相が服装で集中砲火」と報じた。(後略)
 (10・5・18『J-CASTニュース』

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2010/06/02

選挙前だから

 鳩山由紀夫首相は2日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題をめぐる混乱や、社民党の連立政権離脱を招いた責任を取って、退陣する意向を固めた。首相は自ら公約した普天間問題の「5月末決着」を果たせず、指導力不足などを批判され、内閣支持率は10%台に急落。参院選を前に「鳩山首相の下では戦えない」と早期退陣を求める声が民主党内に強まり、首相は辞任を決断。昨年9月発足した鳩山政権は8カ月半で退陣することになった。
 首相は同日午前、国会内で開かれた民主党緊急両院議員総会に出席し、退陣表明する。
 (10・6・2『時事通信』

当たり前のように「選挙に向けて」という言葉が出てきて、へき易する。

この辞任劇も、選挙前じゃなかったら無いものだったのだろうか。


誰も見るべきところを見ていない、誰も筋を通せていない…

まだ先日の社民党の方が、「政策が合わなかったから辞めます。」…筋を通していてわかりやすい。


今年の夏は国民全員で、何かに踊らされることなく冷静に、個々での判断を下したいと切に願う。

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2010/06/01

19時!?女子プロレス!?

週3回・19時からのUstream生中継だけを興行とする、
“19時女子プロレス”
が旗揚げした。

mixiアイスリボン旗揚げ”の時といい、さくらえみの仕掛けは本当に早い。
話題づくりに奔走し、常にプロレス界のことを考えている。

彼女の信念、プロレスの間口を広げる・「見たらきっとおもしろいから!」のためには、ピッタリだと思う。


決まり通り19時に映像がスタートしたと思ったら、イキナリさくらが「練習の音がうるさい!」と怒ってる場面で…
まぁアイスリボンの日常なのだけれども、一見さんにはどう映ったのか気になるところだ。

誰でも気軽に見ることができるようになって、これからは全国、全世界が相手になる。
チャンスが増えたのと同時に、リスクだって負うことになる。

乱暴に言ってしまえば、
「今までのように、プロレスマニアだけを相手にしていればいいわけじゃない。」

試合はもちろんのこと、カメラワークからはじまって、音声・進行…様々な面の完成度を高めていかねばならないことだろう。


アイスリボンからしばらく遠ざかっていたため、“帯広さやか”というレスラーをはじめて見た。

たった1人で団体を任せられたってことは、さくらえみが彼女に何かを感じたからなのだろう。


もちろん新人のため、試合はつたないが…19時女子プロレスの大意はきっと、“成長劇”。
1人のレスラーの成長としての、そして団体のコンテンツとしての成長と。

だから、今のうちから見ておかなければ、もったいない。

プロレスという大河ドラマに、また1つ新しいものが加わった日に。

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