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2010/05/29

「おとうさんっ!」

今さらながら、村上たかしの『星守る犬』を読んだ。

村上たかし『星守る犬』


おとうさんを慕い続けるハッピーのまっすぐな愛と切なさ。

誰も恨むことをしなかった、おとうさんの優しさ。

そして2人の信頼。


ページをめくる度に色々なことが心にチクチク刺さって、それが最後に大きな波となって響いて…喫茶店で1人で読んでいたので、感情を押さえるのに必死だった。


あとがきにある言葉、

「ちやほやしろとは言いませんが、普通に真面目に生きている人が、理不尽に苦しい立場に追いやられていくような、そんな世の中だけは、勘弁してほしい。と、やるべきことすらちゃんと出来ていないダメな僕は、切に思うのです。」

まさしくそう思う。


でもきっと作品中、心の狭い私にはたくさん理不尽に見え怒りを覚えたことも、旅した1人と1匹にとってはもう、どうでもいいことだったのだろう。
最後に奥津が語っていたように…。
そう思いたい。


村上たかしといえば、小学生の頃には『ナマケモノが見てた』の“おじいちゃんのモゴモゴを牛の反すうと間違える”というネタで大爆笑し、思春期の目覚めの頃には『天国でポン』の下ネタで性のお勉強して…
私を育ててくれたギャグマンガ一筋の作家さんというイメージだったのだが、それを思いきり覆された。

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