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2010/04/22

宇宙人も、ブタも、舞ってた

映画『第9地区』
を見た。

1980年代初頭、ヨハネスブルクにUFOが不時着。
搭乗していた異形の宇宙人達は難民として受け入れられるが、彼らの特別居住区“第9地区”は、やがてスラム化する。

そして2010年、その対策として、彼らを新たな居住区に移動させる計画が持ち上がるが…。


映画をあまり見ない私からするとまず、その映像技術に驚いた。

リアルな宇宙人達。
どこからどこまでがCGなのか、全然わからなかった。

さらにドキュメントタッチに物語は進むので、本当にこんな事件が起きていたかのような錯覚に陥る。


だから、全編を通して、宇宙人達はとても気持ち悪い。

しばらく“エビ”は食べたくなくなる…。


物語のはじめはそんな容貌の彼らを憎んでいたが、話が進むにつれその対象が変化し、自分の立ち位置が変わっていることに気付く。

作品の裏に南アフリカの問題が込められているというのも、納得できるというものだ。


もちろん、そんな社会的な面ばかりだけではない。

先にも書いたような映像美、そして激しいアクション、さらにはハイクオリティなメカニックデザイン、様々なエンターテイメントが詰まっていて、色々な面から楽しめる作品だった。


“自分が自分でなくなる”

というのは怖い。

外見だけじゃなく、あしたから自分の大切な思い出・記憶の全てがリセットされてしまう…
よく小説や映画で使われるネタだけれども、コレに私はすごく恐怖を感じるのだ。

そう考えると、最後の最後の衝撃のシーンには、驚きと悲しさを感じたのと同時に、少しの安堵を覚えたのだった。

渋谷東急で見ました

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