丸藤の底力、新日本の底力
…イヤ、新日本は好きだよ。
どの団体よりも、好きなレスラーたくさんいる。
私のプロレスの入口は、やっぱり新日本だったし。
ただ、ジュニアに限っていえば、
「ノアのジュニアは最強です。」
○〈第1試合〉本間×吉橋
たくさんの黄色い声援が飛ぶ吉橋。
“黄色”といえば、本間なのに…。
○〈第2試合〉マシン亘平澤×金本タイガーサムライ
おかえり!
『アメトーーク』で取り上げられブレイクの、エル・サムライ。
満員の後楽園にサムライコールが幾度となく巻き起こった!(プロレスファン内『アメトーーク』視聴率が知りたい)
試合後金本にマイクを振られ、嫌がるサムライ、超キュート。
彼の休火山っぷりと潜在能力の高さは誰もが知っているところなので、ベルトに挑戦とかあったらすごくおもしろいと思う。
会場の全員が思っていた…「今しかないぞ!」
○〈第3試合〉後藤×岡田
岡田は上背があって将来が楽しみ。
2日後にアメリカ武者修行に旅立つというので、なおさらだ。
後藤は生で見た方が、よりナチュラルにカッコイイ。
○〈第4試合〉長州田口タイチ真壁×飯塚石井邪外
引退を表明したミラノのパートナーとして、邪道外道に因縁を抱くタイチ。
…しかし何もできず。
挑発され→エプロンから身を乗り出し→レフリーに制止され→あっさり引き下がる、を何度もくり返し、長州にとどまらず、客席からも「いいかげん行け!」の叱咤を受けていた。
○〈第5試合〉永田NOLIMIT×TAJIRIバーナードマシンガン
役者の揃った6人タッグマッチ。
デカいガイジンはもちろん。
“NO LIMIT”はすっかり雰囲気を身にまとっていた。
TAJIRIはエプロンでもどんな時でも表情豊かで…魅せるレスラー。
永田は言うまでもなく、ナチュラルに“目の離せない”レスラー。
○〈セミ〉中西タナ×中邑君矢野
タイトルマッチを控える中邑×中西が目立つ、という流れをもちろんタナが許すはずもない。
そしてイケメンが元気だと、比例するようにブサ…もとい、矢野も元気になる!
と、いうわけで好試合。
○〈メイン〉丸藤×デビ
世界ジュニアの時もそうだったが、アウェイの丸藤は本当に魅力的。
客席の空気を読んで、エグく挑戦者を追い込んでゆく。
なのでファンも、対抗戦らしくヒートアップ。
もちろん実力者のデヴィットもそれに対応し、プランチャやフットスタンプで反撃。
デビもいいレスラーだな〜。
最後はもちろん、丸藤のタイガーフロウジョン!
試合後挑戦要求した金本を、「劣化版KENTA」とバッサリ切り捨て、ノアファンの声援と新日本ファンのブーイングを要求し、最後は名言「ノアのジュニアは最強です」で締めた!
丸藤のキャラクターや今回は噛み合い過ぎた試合だったというのもあると思うが、チャンピオンの“掌の上”で、もっとファンも含めた新日本関係者の怒るところが見たい!と思った。
それにしても、新日本の底力を見せつけられた興行だった。
簡単に後楽園を満員にし、1試合目から客席が完全にあたたまっていて、選手層厚く、そのレスラー誰1人も方向性に迷うことなく戦っているイメージ。
女性ファンももたくさん足を運んでいて、スタッフの数も多く、サイン会のファンサービスも滞りなく行われ、完璧。
実感、新日本再生。
さすがと唸らされた。
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