遥かな尾瀬(2日目)
睡眠十分!
朝4時15分に起きて、外に散歩に出かけた。
しらじらと夜が明ける様を期待していたのだが、もうすでに明るくなっていた。
遠くのをものすごい早さで朝もやが駆け抜け、山の姿を出したり隠したりともてあそんでいるようだった。
朝ご飯もしっかりいただき、しゅっぱーつ!
〈本日のルート〉
6:40見晴発→7:45白砂峠
クマザサやブナに囲まれながら、少々の登り。
場所によっては雪がまだまだ残っていたり、キレイな水芭蕉に出会えたりと、尾瀬ケ原の方より寒いようだ。
朝なのでクマが出て来やしないかと少し怖かった。
→8:15沼尻
寒い!
湖畔は風がビュービュー吹いて凍えるような寒さだった。
8:30沼尻発→9:00富士見峠分岐
沼沿いを歩くため、足元が悪く、アップダウンもある。
途中からついにお陽さまが出てきた…すると一転、暑い!暑くなったー!
→9:15尾瀬沼(尾瀬沼休憩所)
尾瀬沼を半分歩いてたどり着いた湖畔の広い休憩所。
少々休憩。
9:40尾瀬沼休憩所発→10:45一の瀬休憩所
最後の一踏ん張り!
三平峠を越えるとゴツゴツとした岩場の急な下り坂が続き、さすがにヒザが笑った。
一の瀬で、宿でつくってもらったお弁当で昼食。
大きな梅とおかかのおにぎり。
おいしかった!
11:10一の瀬休憩所発→12:00大清水
歩きやすいなだらかな砂利道。
だけれども風景は全く代わり映えがなく、とにかくつまらなかった。
逆ルートでスタートして初っぱなからこの道だったらと思うと、ゾッとした。
地元では聞いたことがない虫?鳥?
とにかく何だかわからない大量の生物の鳴き声にずっと囲まれていた。
一体あれは何だったのだろう。
きのうから尾瀬を突っ切って、ついに大清水に到着!
アスファルトや車を見るのが久しぶりの気がした。
ちょっと達成感。
帰りは大清水からバスで戸倉へ。
おフロに入って(必須)、ビールを飲んで(必須)、行きと同じ関越交通のバスに乗って東京へ戻った(渋滞)。
戸倉は「尾瀬の玄関口」を名乗るだけあって開けた場所なのかと思いきや、宿がほとんどで、尾瀬土産を売っているお店なんて無くて焦った。
絶対ここで買い物して帰る人多いと思うのだけれどもなぁ。
ガンバレ戸倉!
というわけで、尾瀬は大自然と誰もが簡単にふれ合えるところ。
登山や山歩きよりもお手軽に、だ。
だがその便利さに比例して観光客も多く、さらにそれに比例してマナーの悪い人も目に着いた。
例えば木道を外れた川で靴を洗っている人がいたり、宿でハミガキコを使っている人がいたりと尾瀬初心者でもわかるようなものから、バスの中でずっと山小屋や帰りの新幹線の予約の電話をしている人がいたりと都会の日常生活においてもおかしな人まで。
自然とふれ合いに行ったのに、人が印象に残って…少し複雑な気分になった。
もちろんすばらしい尾瀬ケ原の風景も心に残っている。
そしてこの地で個人的に一番感銘を受けたのは山小屋で経験した、超☆健康生活だったかもしれない。
2日目の一日が長いこと長いこと!
こんなに時間を有効に使えるとは、すばらしい体験!
帰ってちょっとは実践してみようとして、1日もできなかったのは言うまでもない。
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コメント
うーっす。
尾瀬に行った日から、もう一ヶ月も経とうとしているのですね。
…早いですね。
今、改めて振り返ってみると、尾瀬は観光地なのだと強く印象づけられました。
山小屋も含めて、何もかもが至れり尽くせり。お金さえ持って行けば何とでもなりそうです。
でも、お土産が…あれは…全くダメですね。観光地として盛り上げるのか、あくまで環境保全が前提の観光客誘致なのか、尾瀬のジレンマを感じます。難しいです。でもまぁ、そんなもんなのかもしれません(何が?)。
投稿: STR | 2009/07/01 23:05
STRさま、きょんばんは!
間に色々あり過ぎたこともあってか、もうすっかり昔のことになってしまいましたね…。
あぁ緑が足りない…。
しかしあそこまでいたれりつくせりだとホント、大自然の有り難み?文明の有り難み?とにかく色んなものがごっちゃになってわけわからなくなりましたね。
もしあの地にもう一度行くことがあるならば…登山ですな!
お土産のビールは評判よかったです。
投稿: かんげ | 2009/07/06 20:25