遥かな尾瀬
「♪遥かな尾瀬~。」
歌でしか知らず、ずっと憧れだった、尾瀬に行った。
職場の上司のお兄さんは、尾瀬に行って感動し、自然を何よりも愛でるようになり、北海道に移住したそうだ。
まさしく“尾瀬に人生を変えられた”パターン。
私も人生、変えられちゃうかも!
〈本日の電車とバス〉
6:15横浜駅(JR東海道線)→7:00東京駅(関越交通高速バス「尾瀬号」)→11:00尾瀬戸倉(関越交通バス)→11:40鳩待峠
東京駅と新宿駅から尾瀬戸倉直通のバスが出ていて、とても便利だ。
鳩待峠に着くとたくさんの人がいて、乗り合わせバス内の乗客が一斉に(自分を棚に上げて)ため息をついた。
家族連れから高齢者まで、そして完璧な登山装備の人から街を歩いているのと変わらない姿の人まで、幅広い。
またここは、すでに相当な標高の場所なのにお土産屋さんやトイレが完備。
食事はもちろん、装備まで整えられて、いたれりつくせり。
バスの中で、
「向こう行ったら何もないぞ!どこが最終売店ラインだろうか…ドキドキ。」
と言っていたのがバカらしく感じるほど。
このお客さんの幅広さと便利さ、やはり尾瀬は有数の観光地なのだ。
〈本日のルート〉
12:00鳩待峠発→12:50山の鼻
この辺はまだ木々に囲まれて歩き、尾瀬ケ原までゆっくりと下ってゆく。
小雨が降ったり止んだり程度のお天気。
レインウェアを着ることもなく歩けて助かった。
尾瀬といえば整備された木道。
ここの土地の7割を所有する東京電力の尽力には感謝せずにはいられない。
しかしこの雨で…滑る!
もっと空とか木々とか周りを眺めたいのに、足元を見ていないとツルリとなってしまう。
現にたくさんの人が転んでいて、傷だらけのおじさんはともかく、足を大きく腫らして歩けなくなってしまったお姉さんまでいて、気を引き締めた。
13:10山の鼻発→14:25竜宮
尾瀬ケ原到着。
広い広い!
ずーっと向こうまで広がる広大な湿原。
これぞ尾瀬という風景だ。
日本は広いなぁ。
そしてたくさんの人!
木道は大渋滞で、まるでドラクエを並んでいるかのよう。
カメラを構えて立ち止まることもできず、流れに身をまかせてじわじわと歩いた。
→14:50見晴
牛首を越えたくらいから、あれだけあった人波がぱったりとなくなる。
どうやら日帰りの人が多かったようで、そのスケジュールだとここら辺までは来られない(ある程度のところでUターンする)のだ。
視界に自分達以外誰もいなくなる時もあり、近くのカエルと遠くの鳥の鳴く声だけを聞きながら、目の前の風景をボンヤリと眺めたり、カメラを手に思うがままに動き回ったりして、ようやく自分の思うがままに歩け、落ち着くことができた。
たどり着いた見晴は、集落のように山小屋がまとまっているところ。
今夜はここで1泊だ。
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