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2008/12/17

もっとプロレスを!

 日本テレビが制作する「プロレスリング・ノア中継」が、09年3月末で打ち切られる見通しであることが16日、分かった。故・ジャイアント馬場さんが1972年に設立した全日本プロレス時代から続いてきた同局での地上波放送が、終幕を迎えようとしている。
 プロレス冬の時代に、さらなる逆風が吹きそうだ。現在、日曜深夜に放送されているノア中継だが、9月末には関西地区の読売テレビが一足早く放送を打ち切った。その後を追うように、母体となる日本テレビでも撤退が検討されている。(中略)
 日本テレビとの関係は、ノアの前身である全日本設立時から続いてきた。00年、三沢光晴、小橋建太ら所属選手が全日本から大量離脱してノアを旗揚げしたが、その後も放映を継続。新日本はテレビ朝日系で深夜放送されているが、約37年、築いてきた関係が消えることはプロレス界にとって大打撃となる。
 (08・12・17『デイリースポーツ』

よみうりテレビでの打ち切りは対岸の火事ではなかったか。

テレビを全国民が見る時代でなくなった今、少ないながらも固定客がついている番組というのは大切にしなければいけないと思うのだが。


上の記事でも1つだけ間違いがある。

それは、
「プロレス冬の時代」
という言葉。


プロレス界の冬の時代は90年代半ば。
海の向こうでオクタゴンが生まれ総合格闘技が日本でも発生し、多くのレスラーがそこで食い物にされ、ファンも当のレスラーも、プロレスに自信を持てていなかった時代のこと。

今やそれは、総合を学びプロレス界の外で戦ったレスラー・より自身を純化させ高めて、プロレス界の中で戦ったレスラー…
誇り高きレスラー達の努力により、とうに終わりを告げている。
そしてファンも自信を持って、プロレス愛を叫んでいる。

プロレス界は今や新世代の台頭著しく、同時に中堅から伝説的ベテランレスラー達まで共存し、しのぎを削っている、過去にないほどの充実を見せている。

きっとスポーツ界、いや国全体、いや世界規模で冬の時代だから、上記のように思うだけなのだ。


しかしながらこういうニュースを耳にすると、現場・番組関係者やプロレス会場の熱気と、テレビ局上層部やプロレスに触れたことがない人達との間には差があることも実感させられる。

確かに、国民全員が熱狂していた大昔のムーブメントに比べてしまうと、寂しさを感じずにはいられない。


腕力だけの勝負ではない、その人の背負っているもの…“人生と人生の戦い”であるプロレスは、どの格闘技よりも魅力的だと思うのだけれどもなぁ。

他局で他の格闘技が日曜9時から流れていたり、夜のスポーツニュースで扱われていたりするのを見ると、この生かし切れていないカンジ・伝わり切れていないカンジがすごく歯がゆいし、悔しい。


できれば会場で。
いや映像でもいい。
一度プロレスを見れば、きっとわかるはずだから!

それは今年、プロレスを見たことがなかった友人と会場に行った時に、確信したことだ。

知ってもらうこと、見てもらうこと。
何よりまずそれ。
だってそれだけで、もうその人もプロレスの歴史の一部だから。

そして次があれば、もっと楽しくなる。
その次があれば、もっともっと楽しくなる。


物事・趣味が多様化しはじめている今、プロレスが巻き返すチャンスはまだまだあると思う。

だからなおさら、その入り口になりやすいと思われる地上波の打ち切りは、痛手と感じるのだ。

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コメント

せちがらい時代ですが、だからこそ、プロレスの魅力が心から伝わる余地がある…そんな気がします。
6月の横浜でかんげさんがお連れした方を”プロレス熱”で興奮させましたね…。もっともっと多くの人に見てもらえれば!という気持ちです。

投稿: ばーにんぐK | 2008/12/18 02:21

ばーにんぐKさま、きょんばんは!

こんな時代だからこそ、プロレス!確かにそうかもしれません。
今だからこそ、リングからもらうもの、たくさんあると思います。

今年は改めて!プロレスの魅力を再確認した年でした。
見ればわかーる!それなのに…なかなか理解してもらえないのは本当に歯がゆいです。
この感情…ホントもっとたくさんの仲間と共有したいですよね!

投稿: かんげ | 2008/12/18 21:56

世間はエンターテイメントよりもリアルを求めているんじゃないのかな~と。
もちろん、多様化というのもありますが。

初プロレスは小6の時。
地元の体育館に来たので友達(武藤敬司ファン)と行ったのですが、
永源遙を知らなかった僕は見事にツバをかけられました。苦笑
たまにしかテレビに出ない選手だから、そういうの知らなかったのよね…。
ちなみに、その頃は川田利明とかリック・フレアーが好きだったかな。
ハッスル見ると少々複雑ですよ。笑

投稿: ゆー | 2008/12/21 20:15

ゆーさま、こんばんは〜。

K-1も総合も目先のルールに縛られてちっちゃくなっている今、レスラーのプライドだけがルールのプロレスこそがっリアルっ!
と、私は思うのですが…なかなかプロレスファン以外の層に伝わらないのが悲しいです…。

それにしても初プロレスで永源のツバとは、まさにトラウマ。
そしてフレアーがお好きなんて、激シブですね!

私は小学校の頃は誰が好きだったかなぁ…確かにあの頃の武藤はダントツにカッコよかったですよね〜。
後は、馳ピとかかなぁ。

…なーんてあれこれ考えたり、喋ったり、たくさんの思い入れと共に在るプロレスは、まさに人生の一部っ!
そういうところが、好きなんですよねぇ…ぜひ今のプロレスも!おもしろいですよ〜(ハッスルは私もうーん…)。

投稿: かんげ | 2008/12/25 13:53

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