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2008年12月の記事

2008/12/31

15年目の引退(つづき)

(つづき)

○<第8試合>三田×真琴
ラスカチョ×真琴仕様のパープルパイプイスで奇襲を仕掛けた真琴だったが、ことごとく攻撃をはね返される。
だんだん三田がイライラ…そして最後はデスバレーボム!
しかし試合終盤、ハイキック→ダイビング無気力キックで一瞬追い込んだことが評価されたか、試合後真琴を介抱した三田であった。

○<セミ>マシンガンズ×アマンドラ
イス攻撃でタニー大流血。
その後宮崎も流血させられ、蛍光灯攻撃も受け、完全にアマンドラペース。
そんな中でも自分達のムーブを出したのは、2人の意地だったか。
ベルト奪取後久々に強さを見せる機会だったが、そのままマシンガンズ防衛失敗。

タニーは大いに縫ったそうだ


逆にアマンドラは今までNEOでかませ犬的役割が多かっただけに、ようやく報われた感がある。
マシンガンズの提唱していた“友情タッグ対決”も気になっていたので残念だが、この結果を受けてアマンドラに挑戦する若手・アイドルレスラーという図式も楽しみだ。

○<メイン>奈苗×松尾
序盤は奈苗の打撃に付き合ってしまった感のあった松尾だったが、中盤以降痛めた肩を中心に関節攻めで追い込んだ。
田村様からフォールを奪い確立させた、問答無用の丸め込みフィニッシュも期待していたが…地力に勝る王者には叶わなかった。

大善戦


奈苗は実力のある素晴らしい選手なのに、パッション・レッドという存在がまだ不安定なために損をしていると思う。
自身が顔を務めていたSUNを飛び出しつくったのは、団体でもない小規模のユニット。
なのにメンバーの強烈な結束力と熱狂的なファンばかりが浮き上がってしまい、その長であることが内輪感とお山の大将的雰囲気をつくってしまっている。
このチームの成功が彼女のレスラーとしての格上げに直結していることは言うまでもなく、今後自主興行もあるようなので、注目だ。


反論も多かったであろう試合順だが、私も同様に引退セレモニーの気持ちのまま帰路につきたかったのは確かだ。

しかしながら最後まで第一線の現役にこだわった元気の要望に答えるならば、結果ベルトを巻いている者がメインを守るのが筋。
売店や片付けの都合もあったのだろうが、「NEOの未来を見せる!」と試合を組んだ甲田社長の勇気とガンコさには、拍手を送りたい。

大きな柱が抜けた来年のNEOがどう仕掛けてくるか、楽しみだ。

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15年目の引退

後楽園ホール
NEO女子プロレス「GRAND FINAL 08 ~元気美佐恵引退試合~」へ。

大みそかの後楽園にはじめて出かけたのだけれども…そこはプロレス、場外馬券場、そして年越しジャニーズコンサートのお客さんで、カオス状態だった。
すごかったー。

○<第1試合>渋谷×中川
中川っていつの間にアマンドラに入ってたんだ。
まぁ…色々勉強になるだろう。

○<第2試合>あおい×植松
手の合う2人の明るく楽しい試合。
復帰から2ヶ月、緩やかではあるがあおいも復調。
ジャンピングラリアットのタイミングはイマイチだったが、ジャイアントバックブリーカーなんて古典技でお客さんを沸かせるのはなかなか。

○<第3試合>風香志田藤本×さんかくchu
魅せます!自称アイドルユニットライバルであるマッスルビーナスのステージ衣装をコスチュームにしてきた、ユニット“さんかくchu”。
気合いの入り方が違う!
こう見てみるとアイスリボン勢はビッグイベントの場合は特に、一角を担う貴重な存在だ。

試合はなんと藤本さくらをフォール!
しかしながら歌うならSPEEDの楽曲をという風香と、「今のこの心の叫びを歌にしたい!歌ってそういうものでしょ!?」というさくらにあって、結局負けた3人も一緒にライブを行うことに。
試合後の生歌で苦しそうな志田藤本を後目に、マイクを持たないさんかくchuはニッコニコしながら踊りまくっていて、鬼かと思った。

○<第4試合>田村様栗原×夏樹華名
復帰間もない栗原にはやはり厳しかったか。
終盤足元がおぼつかずたいようちゃん☆ボムを受けられなく、それに苛立った夏樹の顔面蹴りで決着。
素質も人気もあるし、田村様の言う通り「焦らなくてもいい。でものんびりもしてられない。」。
来年の巻き返しを期待したい。

試合後、両チームともタッグ戦線への参戦をアピールした。


○<第5試合・元気美佐恵引退試合>
 元気×勇気

前へ前へ!最後の師弟対決に、明らかに気負い過ぎていた勇気。
何度もエルボーを跳ね返され、プランチャは失敗。
中盤からはスタミナ切れで失速。
見ていられないほどフラフラで、不恰好で…それでも、向かっていく姿勢だけは崩さなかった。

何度も何度も立ち上がり、最初のGドライバーを返した姿には、少しの成長を感じた。
強さや巧さに至ってはまだまだまだまだのレスラーだけれども、今日のこの姿からはプロレスで何より大切な強い思いが伝わってきて、感動させられた。

そして後ろに2試合控えているのを知っていながら、その全てを受け止めた元気も素晴らしかった。

○<第6試合・元気美佐恵引退試合>
 元気×アメコン

アメリカ帰りのスターは、以前と変わらぬ、いやそれ以上のパワー!
場外で元気を引きずり回し、裏拳にボディープレス、そしてエプロンから場外パワーボム・オンザデスク!
元気も反撃を試みるが単発に終わり、ダメージからか最後までコングの巨体を持ち上げることができず。
防戦一方にホールから悲鳴が上がった。

…しかし元気は壊れない!
いやが応にも彼女の受けっぷりが目立ってしまったが、代名詞でもある“頑丈さ”を物語る、すごい試合だった。
3試合目へ。

○<第7試合・元気美佐恵引退試合>
 元気×京子

勇気戦と立場がそのままひっくり返った、こちらも最後の師弟対決。
先の2試合のダメージが大きく、なかなか立ち上がれない元気を待っては、渾身のラリアットを打ち込んでいく京子
そして同様に返す元気

師の教え


ラリアット…ラリアット…2人だけの時間、2人だけの会話。
15年の歴史の詰まった、濃密な試合。
ホール全体からのコールを背負い、何度も倒れては立ち上がった元気だったが、やがて力尽きる。

全身全霊をかけた3試合。
奇しくも、弟子への厳しさと愛情、ライバルと見せたプロレスラーの頑丈さ・すごさ、そして師への感謝と報恩…未来現在過去と全ての時間軸を通して彼女を見られた引退試合になった。
強かった!すごかった!


○<引退セレモニー>
さまざまな団体の現役レスラー勢や、全女時代の仲間、そして師でもあるカブキや小鉄…たくさんの人に囲まれたセレモニー。
マイクでは自分のことではなく、両親への感謝と、女子プロレスの未来を最後まで口にしていた。

最後の紙テープ


今日の試合もそうだが、元気は決して勝率のいいレスラーではなかったと思う。
でも、でかくて強くて優しくて、そして頑丈…まさにプロレスラー、プロレスラーの鏡、という選手だった。
そして常に団体やファン、プロレス界のことを考えている彼女の言葉は、プロレス愛が溢れていて、とても暖かだった。

名レスラーにして人格者。
元気美佐恵という存在がリングからいなくなってしまうのは、本当に惜しい。

(つづく)

15年の花道

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2008/12/30

みなさま、今年もありがとうございました(1日前)

大みそかは後楽園ホールに行くので、きっとその記事になるはず。
なので1日前だけれども、本年の締めくくり。

2008年超個人的、重大十大ニュース!
<次々点:高橋名人を見た>
「ゲームショウ」(08・10・10)
神だ!神のようだった!

<次点:秋葉原連続殺傷事件>
「みんな考えて、みんながんばっている世の中なのに」(08・6・10)
犯人を、時代や不況や雇用体系の犠牲者とも、オタク的人間の闇の部分だとも、思わない。
ただ1人の人間として、未熟で、卑劣で、最低の奴がいただけ、ということだ。


<10位:Perfume大ブレイク>
「じ、じゃあ…Perfume(のっち)。」(08・6・18)他
すごいよねー。
ちなみにヤスタカ曲では、「チョコレイト・ディスコ」が好き。

<9位:赤塚不二夫逝去>
「これで…これでいいのだ!」(08・8・2)他
ずっと覚悟はしていたけれども、いざその日が来てしまうと、やはり悲しかった。

<8位:山あるき部・マラソン部で敗北>
「完 全 敗 北」(08・8・30)
 「実感!ランニングブーム…」(08・9・5)
山あるき部・四阿山では途中で怖くなって引き返し、マラソン部・横浜マラソン大会にいたってはエントリーさえできなかったという体たらく。
来年はもうちょっと…しっかりしたい。

<7位:死ぬほどおいしい豚汁を食べた>
「08最初で最後のマラ~」(08・12・7)
生まれてきてウン十年、たぶんイチバンおいしかった食事。

<6位:ウチの姉さんが“コアリズム”で7キロやせた>
運動嫌いで向こう4年間ままだった女性が、毎日2セット・欠かさず4ヶ月で。


<5位:不況>
「実感するようになった」(08・10・14)
今まで対岸の火事だと思っていたのに、突然!本当に今年から突然だった。
来年は色々と、ガマンの年になるのかなぁ…。

<4位:広島・尾道へ行った>
「尾道に行ったっちゅー!」(08・8・23)
 「広島に思い入れ」(08・8・24)他
尾道…はじめて行った憧れの街は、予想通りのとってもいい街だった。
そして広島…お世話になった木村兄弟雑貨店さまで感謝と感動。
出会いってステキ。

<3位:充実プロレスライフ>
「あやまらなくていい!(つづき)」(08・6・14)
 「ごらん、あれがポール・シフトさ(つづき)」(08・11・3)
 「リングデビューしました(ウソ)」(08・12・24)他
年末にプロのリングに足を踏み入れさせていただいたことは、一生忘れられない誇り。
そしてプロレスを知らなかった友人にプロレスの魅力に気付いてもらえたことは、最高の喜び。
そしてそして、今年は何といっても、“丸藤×近藤”。
この試合を目の当たりにできたことは、プロレスファンとして何よりも幸せなことだ。

<2位:アイドルユニット“Fu-Fu”結成>
「原石達」(08・2・2)
 「来年も攻めます!」(08・12・22)他
ユニット本人達の存在はもちろんのこと、ライブ会場などで出会ってファンという括りでの交友関係が広がったことも、自分にとって大きい。
学校や職場という括りとは異なり…友人と言いながらものすごい年の差があったり、驚くようなバックボーンを持った人だったり、ステキな職業の人だったり。
色んな人達と知り合えて(でもファンという柱があるから安心できる)、色んな話ができて、とても楽しく勉強になることばかりだった。
そしてそんな方々のおかげで、すんなりと未知の世界に足を踏み入れられてしまった。

<1位:加齢の実感が強まった>
「今年の変化(その2)」(08・12・26)
もはや何も言うことはない…。


と、いうわけで、本年もお世話になりました。

私の場合はどこでもこの名前で…リアルとネットの境界が無いので、リアルで遊んでくれる友人も、ブログ間を行き来させていただいているブログ同士の方も、どちらも全く同様にかけがえのない存在です。

その全ての方に、ありがとうございました!

そして新年も、宜しくお願い致します!

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2008/12/29

ぬるま湯

自分はダメな人間です。

ガンコだし、怠け者だし、小心者だし、自分のこと棚に上げて文句言うし、人見知りだし、理屈っぽいし、冷たいし、あまのじゃくだし…

とにかく、全然成長していないのだ。
子供子供!


そんな自分が年に1回会ってお酒を飲む、小学校時代の同級生の仲間は、見事に私と同様に成長していない。
縮尺そのままに外見が大きくなっただけで、後は昔のまんま!


だからみんな、きのうのことのように昔のことを覚えていて、その上それぞれの“今”や“未来”には興味が全く無く…会えばお酒を飲みながら、思い出話ばかりしている。

まさにぬるま湯!


しかし、だからこそ、色々と安心するのだ。

生活していると、強迫観念のように、「上を目指さなきゃ。」とか「いい人間にならなきゃ。」とか思わされてしまうけれども、たまには思いっきり後ろを向いて過ごしたい。


輝ける過去があるから、それをもっと積み重ねようと、未来に向かってがんばれる。

今日はその確認作業。
1年分ゲラッゲラ笑って…またそれぞれがそれぞれの日常に戻って、前を向き直した。

いい新年への備えになった。

実のない会話と笑い疲れ

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2008/12/28

元気があれば朝まで飲める

今夜は新宿“アントニオ猪木酒場”でお酒。

ガウンや写真パネル、歴代『週プロ』の表紙が飾られ、モニターではかつての名勝負。

お客さんが入店する度にゴングが鳴り、テーブルのいたるところでは、
「イチ、ニ、サン、サラダーッ!」
の大合唱。

メニューを見れば、
「コブラツイスト」
「ジャーマン・ポテト・スープレックス」
と独創的なものばかり。

…と、ここまで話題性だけのお店かと思ったら、料理やお酒の数も多くて、しかもリーズナブル。
お店の人もみんな威勢がよくて気持ちがいいし、なかなかいいお店だった。


“忘年会”って、忘年会と言いながらも、

「今年1年、どうだった?」

とか聞いてしまって、実のところ“忘”年会にならないのだけれども…今夜に限っては、

「猪木の関節は柔らかくて極めにくいと山本小鉄が~。」とか、
「ホラっ対国際軍団だから、あそこに若き日のアニマル浜口がいるよっ!」とか、

ついついそんな話題ばかりになってしまい、完全なる忘年会になってしまった。


プロレスファンのグループで行って、朝まで飲みたい。

もしくは男女グループで行って、そこでプロレス話ばかりして、女の子に引かれたい。

そんなアグレッシブな気分にさせてくれるお店。

年末くらい、馬鹿になれ!

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2008/12/27

今日は田村様じゃなくてよっちゃん

NEO女子プロレス道場マッチへ。

今年最後の道場マッチと、道場設立3周年記念と、引退迫った元気美佐恵の道場ラストマッチ(+トークショー)とが合わさった、特別興行。

道場は底冷えし歯を鳴らすほど寒かったが、その分売店の焼きそばとスープスパ(京子作)が、おいしかったー。

本っ当に冷え込んだ


○<第1試合>元気×ピンキー
ピンキー真由香…2年目の選手にしては力強い、とてもいいエルボーを打っていて印象に残った。

○<第2試合>元気×上林
市来を含めた“「女子プロレス予備校」同窓会3way”は、今回の目玉の1つだったが…まさかの市来欠場。
夜の鬼神道・大注目のさくらえみ戦も中止になったようだし、これ以上無い最悪のタイミングだった。

しかしながら元気も上林もゴングが鳴ると、市来の亡霊(?)と戦っていた!

○<第3試合>元気田村様マシンガンズ×京子三田松尾勇気
きっと大みそかの後楽園はシリアスなものになるだろうから…
同期タッグ結成の8人タッグマッチは、その逆にとことん振り切った、楽しい試合だった。

同期って何だってステキ


○<第4試合・所属全選手参加場外転落者落書きバトルロイヤル>
こういう試合だと、京子の上手さが光る。

元気はGドライバーで田村様からフォールをとり、先の板橋大会の借りを返した。
その元気、最後タニー相手に決めたフィニッシュは…なんとムーンサルトプレス!
彼女の現役15年間における1つの夢が叶った瞬間であった。(ほぼウソ)


試合後の元気のトークショーは、×関係者、1対1で3分間のバトルトーク。

元気京子への尊敬の眼差し。
これと同様のものを、勇気が元気に向けていて、微笑ましかった。
「よく勇気と似ているって言われる。」なんて話が出ると、目を輝かせたりして。

涙タニーとは殴り合いのケンカをするという話。
そのトークを、売店で聞いている時点で感極まってしまった田村様は、自身のトークでも、その後今年1年を振り返った時も、涙がポロポロ…。
「こんなにやり合える相手は他にいない…。」と嗚咽を漏らしながら語るその姿に、2人の関係とプロレスに、美しさを感じた。


その関係や同期4人の友情はもちろんのこと、今日見ていて、NEOはまさに“一枚岩”だなと思った。
まとまった、いい団体だと思う。

後は新人さえ入って、育ってくれれば完璧なのだが…。


しかしながら大みそかに、より期待が高まった。

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2008/12/26

今年の変化(その2)

忘れもしない、今年2月の末の月曜日。
突然、自分の中に膿せんの存在を実感するようになった。

その後、徹夜した朝などは自分から満員電車の臭いを感じたり。

旅行先でおフロから自分の部屋に戻って来ると、
「アレ…誰かいた…?」
と思うくらいに違和感のある人の匂いを感じたり(自分なのだけれども)。

と、いうわけで、今年は確実に“加齢臭”と呼ばれるものが自分から発生し出した年であった。


以前から、お酒に弱くなったとか、残尿感があるとか、毛髪が細くなったとか、汗がサラサラじゃなくなったとか、少しずつ加齢の感覚は出てきていたけれども…
ここまでハッキリと、“臭い”というものでそれを実感させられるようになるとは思ってもいなかった。

急に来るものなのだなぁ。


そして今、何より恐ろしいのは!
こうして上半期にずっと思っていた、
「臭うなぁ…。」
これが今、慣れてしまったのか感じなくなりつつあることだ!

こうしてどんどん自分を省みず、気付かず、年齢を重ねてダサいオッサンになってしまうのかと思うと…恐ろし過ぎる!(気を遣わなきゃ)

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2008/12/25

まだまだクリスマス

まだ来週再来週があるかのようで、年末の実感が恐ろしい程に全く無い。
よって年賀状も手を付けていないし、仕事もダラダラと残ってしまっている。

今日は伝票整理とか、細かな仕事をシコシコと。
ちょっとイヤなことがあったりしながら…朝から晩まで。


しかしそんな中でも、私の机の一部はクリスマス!(↓)

見た目もかわいくて、味もおいしいなんて、すごいね!万能だね!


友人のhisaさまにいただいたクッキー。

パティシエなんだって!
職業柄季節柄、今死ぬほど忙しいんだって(そりゃそうか)!


それにしても、自分の腕ひとつで何かを生み出せるって、すごいなぁ。カッコいいなぁ。

特に先日ケーキつくりに失敗したばかりだから、なおさらそう思うのであった。

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2008/12/24

リングデビューしました(ウソ)

きのうの話。

アイスリボン“ICE×60王座決定トーナメント”において、新木場・北沢両大会で勝敗予想が行われ、一部的中者にグッズがプレゼント。
そして完全的中者には決勝戦の後、初代王者にリング上でベルトを授与できる権利が与えられたのだ。


聖菜がフォールをとり、感動の中授与式の準備が進められ、さくらがマイクで、
「完全的中者が1人だけいる!」
と発した時点で、もう気を失いそうだった。

…それは私です。


自信を持って予想はしたけれども、正解者多数で抽選になったりとか色々で、まさか自分がとは思ってもいなかった。

その上私は、プロレスラーは、リングに上がれるのは、選ばれた人間だけだと思っているので、そこに自分のような者が足を踏み入れるのは恐れ多くて…。


しかしながら、とにかくこの場の空気を乱してはいけないと足早でリングサイドまで行き、それから先は…あまり覚えていない。

「ロープもマットも、硬いなぁ。」と思ったのと、

「授与式なんだから、ロープ際じゃなくてリングの真ん中に行かなくちゃ!」と、がんばって足を動かしたのと、

緊張で視界が自分の半径3メートルしかなかったのか、リング上から下界を見下ろしてやろうと思ったのに向こうが真っ白で何も見えなかったのと。


いざ1対1で対峙した王者は、プロフィール欄では自分より背が低いはずなのに…でかい!

早くもチャンプのオーラ出とーる!
それとも人間としての美しさや器の大きさが表れていたか。


と、いうわけで、何かもうずっとセカセカ・アセアセしていたような気がして、大切な瞬間をブチ壊すような失礼なことを犯していたのではないかと、今になって心配で心配でしょうがない。


ただ。

「最果ての地」(さくら談)といえども、アイスリボンという1つのプロレス団体の歴史、そして聖菜というレスラーの歴史に、ほんの少しだけでも協力できていたのなら、それはすごく光栄で、誇りで、嬉しいことだ。

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2008/12/23

王者決定(つづき)

(つづき)

○〈セミファイナル〉元気しもうま×市来ハム子
全てにおいて元気の別格感がすごかった。
そんな元気、しもうまに花を持たせようと、必死にフォローしていた印象。
そしてなんとかそれに応えた!

ハム子はプロレス頭がまだまだ硬い。
5発のタックルで倒れない相手は、同じ6発目でも、同じ7発目でも倒れない。

試合後の市来の涙は、あの頃『女子プロ予備校』を見ていた者としては感慨深いものがあった。


○〈メイン・トーナメント決勝戦〉
 聖菜×真琴

選手入場と同時に会場内の空気がすごく重くなった。
まさにタイトルマッチの重み…そんな中で試合をできたことはとても貴重な経験だと思う。

2人はそれを察したのか、静かな立ち上がりから場外戦へ…スイングDDTやボディアタック、攻防は激しさを増してゆく。
トーナメントの本命と対抗、その2人の戦いだけにどちらが勝ってもおかしくない!
そんな中決めたのは…聖菜!


ここ最近の彼女の著しい成長を見れば、優勝は当然とも思える。
しかし初代王者は、「自分なんかがベルトを巻いていいものか…」という不安を口にした。

その葛藤。
それがあるから、もっと上に行ける。
不安と自信と、相反するこの世代の等身大の感情…たくさん悩んで悩んだそれが、もっとリングににじめば、その分レスラーは強くなれるのだ。


聖菜は試合前の公約通り、最初の防衛戦の相手に市来を指名した。
わずか数カ月で驚異の成長を遂げている今まさに発展途上の王者が、先のシングル戦以上のものをどう見せてくれるのか、期待せずにはいられない。

がんばれ!若きチャンプ!

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王者決定

北沢タウンホール“アイスリボン28”へ。

前回新木場大会からはじまった王座決定シングルトーナメントの完結や、年内に引退を表明しているミスター雁之助元気美佐恵の参戦等大ボリュームで、年末ビッグイベントの様相であった。

○〈第1試合・トーナメント2回戦〉
 聖菜×志田

目下優勝候補筆頭の聖菜と、さくらをして「プロレス界のエースになれる。」と言わしめる素質の持ち主、マッスルビーナス志田
この試合の結果でアイスリボンの今後の方向性が決まるような、このトーナメント1番の注目試合。

予想通りの白熱した試合展開。
今日の聖菜は全体を通してスピードに乗り切れていなかったというか、調子が今一つだったか、志田のパワフルな攻めにおされる場面が目立った。
それでも、「まさか引き分けか!?」の空気の中、ここぞの瞬間の技の切れ味はキャリアの分だけの差が出たように思う。

○〈第2試合・トーナメント2回戦〉
 藤本×真悠

前回の新木場でちいに対してやったように、藤本をひょいっと担ぎ上げた真悠に驚いた。
ナ、ナチュラルパワー…もしかたら、大器なのかも。
5カウントのストンピングは未だに付き合えていないが。


○〈第3試合・ハンディキャップイリミネーションマッチ〉
 田村様植田都×みのり安藤赤城ちい

最近のみのりはすごくいい、と思う。
パワーはもちろん、スピードも出てきて。
私の後ろにはプロレス初観戦っぽいグループが座っていたのだけれども、試合前のみのりの迫力のロープワークに感嘆の声を上げていた。

試合は田村様1人に対して3人がかりで道連れ失格。
そして残されたのは、植田×ちい。
場内はちいの初勝利を後押ししていたが…植田超えはならず。
ちいが初勝利に執念を燃やしていたのと同様に、植田は田村プロレスの勝利に執念を燃やしていたようで、勝敗が決した後の田村様との笑顔が印象に残った。

○〈第4試合〉雁之助さくらあおい×哲っちゃん松本飛香
鬼神道継承マッチと銘打たれていたが、飛香の復帰や、雁之助黒田の並んだ姿に懐古させられたりと、テーマが散らばってしまったか。

試合後、雁之助が現役引退後もアイスリボンの最高顧問に就き続けることが発表された。
道場もできるようだし、団体にとって明るい材料だ。

あっ…雁之助とさくらの歌(CD出した)は、思ってた以上にアレだった…。


○〈第5試合・トーナメント準決勝〉
 りほ×聖菜

ちょっと前までは、レスラーの格としては様々な選手とタッグを組み、他団体でも活躍をしていたりほの方が上に感じていたけれども、今ではすっかり同じ…いやそれ以上に聖菜がなっている。
しかもそれは、アイスリボン内で自分のプロレスを純化させて高めた、というところが評価に値すると思うのだ。

○〈第6試合・トーナメント準決勝〉
 真琴×藤本

アイスリボンメンバー×マッスルビーナスという図式は、軍団対抗と言うよりは世代対決のような雰囲気(キャリアと年齢が逆だが)で、心の底からのイデオロギーのぶつかり合いを感じてワクワクする。

奇襲攻撃から始まりトップからのミサイルキック、ショーン・キャプチャー(!)、619(!!)などで藤本があと一歩まで追い込むも、真琴のダブルアームでピン。
唐突なフィニッシュながら、そのスープレックスは文句無しの美しさと説得力だった。

マッスルビーナス決勝進出ならず。
映画の完成・番組の終了と共にチームの解散も決定し、彼女達は義務としてのプロレスから解放される。
はたしてメンバーはどうするのか…。
個人的には、個々の感情や思いが現れリングに投影される、これからが本当のプロレスのように感じるのだが。

(つづく)

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2008/12/22

来年も攻めます!

原宿クロコダイル「POP STYLE08' vol.5」にて、
“Fu-Fu”がライブ。

クリスマス、そして年内最後ということで、外の寒さがウソのように、汗をキラッキラ輝かせながらの熱いステージ。


彼女達の魅力は幾度か当カコキジにも書いたけれども…
改めてそれを、もっともっとたくさんの人に知ってもらいたい・見てもらいたい…そうじゃないともったいない!
と思うステキなものだった。


特に今はライブハウスでの活動がメインで、かつてのホームであった代々木公園路上に戻れていない(規制強化による)という、新規のお客さんを掴まえ辛い現状。

今回でいえば、ライブ後の物販スペースに常連のファンばかりが群がってしまうのはある意味惜しいと、自分を棚の上の上の超〜上〜に置いて、思うのであった(反省)。


私の隣に座っていた対バンのファンであろう人達が、
「秋葉系?秋葉系だ!」
と目を白黒させていたのだけれども、その人達にもチラシを配って、
「いえいえ代々木系なんですよ〜。」
と、言いたかった…。

きっとバランス。
両者のバランスが大事なのだ。

もっとたくさんの人に!


そんな中、新年早々からメンバーがギュンギュンと新たな動きを企んでいるという情報が。
これは楽しみ。

ヲタ芸打っている人も、カメラ構えている人も、目をハートにしている人も。
そして「気になり出したところ」という人も。
そしてそして初めて見た人も!

みんなが盛り上がれるものになるように。


と、いうわけで、結成1年を迎えてますます華麗にパワーアップする!であろう、彼女達の勇姿を、ぜひ!

来年も!

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2008/12/20

今日はクリスマスでした

毎年クリスマスに近い土曜日は、年に1度のケーキつくりにチャレンジする日。

そして微妙に失敗する日…。


今年は“レアチーズケーキ”に挑戦した。

『レタスクラブ』の付録のレシピに、「焼かないで、冷やすだけ。」
ってあって、簡単そうだったからだ。


生クリームグルグル。
クリームチーズグルグル。

まぜるだけ?
おっおー。カンタンだー。
順調順調!

まぜるだけ


しかしその最中、
「粉ゼラチンを湯せんして〜」
の「湯せん」の意味が分からなくて、アタフタ。

水とまぜるの?お湯?量は?
あたためる?そうすれば溶けるの?
アタフタ。

早くしないと何か色々と(根拠無し)、ヤバいんじゃないの?
アタフタ。

なかなか溶けない。
アタフタ。

…えーいもう入れてしまえ!


その結果…完成したケーキには、たくさんの溶け切れず・まざり切れずのゼラチンが残留するハメに。

このザラザラ食感…。
少々ならばよかったのだけれども、たまにものすごく大きなゼラチンだんごが出てきたりして、その時はさすがに落ち込んだ。


味と見た目は、なかなかよかったんだけれどもなぁ。
焦っちゃダメだよね。

と、いうわけで、やっぱり今年も微妙に失敗したクリ…。

器がなくてワイングラスケーキ

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2008/12/17

もっとプロレスを!

 日本テレビが制作する「プロレスリング・ノア中継」が、09年3月末で打ち切られる見通しであることが16日、分かった。故・ジャイアント馬場さんが1972年に設立した全日本プロレス時代から続いてきた同局での地上波放送が、終幕を迎えようとしている。
 プロレス冬の時代に、さらなる逆風が吹きそうだ。現在、日曜深夜に放送されているノア中継だが、9月末には関西地区の読売テレビが一足早く放送を打ち切った。その後を追うように、母体となる日本テレビでも撤退が検討されている。(中略)
 日本テレビとの関係は、ノアの前身である全日本設立時から続いてきた。00年、三沢光晴、小橋建太ら所属選手が全日本から大量離脱してノアを旗揚げしたが、その後も放映を継続。新日本はテレビ朝日系で深夜放送されているが、約37年、築いてきた関係が消えることはプロレス界にとって大打撃となる。
 (08・12・17『デイリースポーツ』

よみうりテレビでの打ち切りは対岸の火事ではなかったか。

テレビを全国民が見る時代でなくなった今、少ないながらも固定客がついている番組というのは大切にしなければいけないと思うのだが。


上の記事でも1つだけ間違いがある。

それは、
「プロレス冬の時代」
という言葉。


プロレス界の冬の時代は90年代半ば。
海の向こうでオクタゴンが生まれ総合格闘技が日本でも発生し、多くのレスラーがそこで食い物にされ、ファンも当のレスラーも、プロレスに自信を持てていなかった時代のこと。

今やそれは、総合を学びプロレス界の外で戦ったレスラー・より自身を純化させ高めて、プロレス界の中で戦ったレスラー…
誇り高きレスラー達の努力により、とうに終わりを告げている。
そしてファンも自信を持って、プロレス愛を叫んでいる。

プロレス界は今や新世代の台頭著しく、同時に中堅から伝説的ベテランレスラー達まで共存し、しのぎを削っている、過去にないほどの充実を見せている。

きっとスポーツ界、いや国全体、いや世界規模で冬の時代だから、上記のように思うだけなのだ。


しかしながらこういうニュースを耳にすると、現場・番組関係者やプロレス会場の熱気と、テレビ局上層部やプロレスに触れたことがない人達との間には差があることも実感させられる。

確かに、国民全員が熱狂していた大昔のムーブメントに比べてしまうと、寂しさを感じずにはいられない。


腕力だけの勝負ではない、その人の背負っているもの…“人生と人生の戦い”であるプロレスは、どの格闘技よりも魅力的だと思うのだけれどもなぁ。

他局で他の格闘技が日曜9時から流れていたり、夜のスポーツニュースで扱われていたりするのを見ると、この生かし切れていないカンジ・伝わり切れていないカンジがすごく歯がゆいし、悔しい。


できれば会場で。
いや映像でもいい。
一度プロレスを見れば、きっとわかるはずだから!

それは今年、プロレスを見たことがなかった友人と会場に行った時に、確信したことだ。

知ってもらうこと、見てもらうこと。
何よりまずそれ。
だってそれだけで、もうその人もプロレスの歴史の一部だから。

そして次があれば、もっと楽しくなる。
その次があれば、もっともっと楽しくなる。


物事・趣味が多様化しはじめている今、プロレスが巻き返すチャンスはまだまだあると思う。

だからなおさら、その入り口になりやすいと思われる地上波の打ち切りは、痛手と感じるのだ。

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2008/12/16

30代がイチバンおさかんね

クリスマスも近づいて、街にたくさんのカップルが目立つようになった気がする。

恵比寿です


夜も遅くなると、繁華街の道端や駅の改札など公衆の面前で、ベタベタ~イチャイチャ~チュッチュッ~する人達も。

どうしても目立つので、通りすがりにそういう人達に目をやると…たいてい齢30代くらいのカップルじゃない?


それよりもっと若い子達は、初々しさであまりそういうことはしないし、

それよりもっと年上の人達は、場所を選んだりしてもう少しわきまえていることだろう。


いい大人なんだから!

近世代ながら、清々しくもなけば、カッコよさもない…すごく見苦しいだけなのだ。

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2008/12/15

0系車両、誰しにも思い入れ

 11月末で定期運転を終えた初代新幹線「0系」の引退式典が14日、JR博多駅であった。12月に入り3日間だけの「さよなら運転」の最終日で約1600人のファンが集まり、夢の超特急として昭和の高度経済成長を象徴した「団子っ鼻」に最後の別れを告げた。(後略)
 (08・12・15『西日本新聞』

以前にも書いたけれども、鉄道ファンなど無生物を愛する心理というものは美しい。
声をかけても応えてくれるわけでなく、そのファンからの一方向からのアプローチは、まさに無償の愛。

だからこうしてそんな思いに応えるようなイベントを興したJRは素晴らしいし、ファンにとっても本当にたまらないことなのだろうなぁと、テレビの向こうで号泣するおじさんを見ながら思っていた。


そういえば私も今年、0系車両に乗っていた。

カッコいいーそれは尾道への道中。
福山駅でこだま号に乗り換えた時だった。

列車が発車すると、ガラガラの車内を、カメラを持ったたくさんのマニアが行ったり来たりしている!


それまで何気なく乗っているだけだったけれど、周りをよくよく見てみると…
イスのシート、車両表示のフォント、扉の質感、窓枠の溶接具合、その全てがレトロで懐かしくてとってもステキ。

私はそれほど鉄道車両に興味があるわけではなかったのだけれども、その雰囲気はたまらなく、彼らのマネをしていっしょになって写真をバシバシ撮ったのであった。

隅から隅まで撮ろう


新幹線の絵を描くと、今でも青か緑のラインの、0系の絵になる。
きっと日本国民のうち一定の年齢を超えた世代だと、誰もがそうなることだろう。

それだけこの車両は秀逸なデザインで、何よりたくさんの思い出が詰まっている。
私も駅でこの車両を見かけると、小さな頃の初めて新幹線に乗った時や家族旅行の時の記憶を思い起こされ、ワクワクし、そして少し切なくなっていた。

たかだか電車かもしれないけれど、やっぱりみんな、そうではないのだ。


1つの時代の終焉の日。

寂しさと同時に、思い入れというチカラのすごさ・素晴らしさを実感した。

新幹線フォント?

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2008/12/14

私はマニュアル人間

10年以上真っ赤に染まる電気ストーブを使っていたのだけれども、この度、“お下がり”ながら新しいストーブをもらった。

電気、ファン、ヒーターっ!
…加湿器付き!

なんてぜいたくなのだろう!
これで今年の冬はぽかぽか、しっとり、越せる。

最近の家電に替えるのは、電気代の節約にもなるらしい…ホントかしら


だけれども、これが“お下がり”の性か。

“取扱説明書”が無くて、何となく気持ち悪い。


だってさ。

「下ボタンを一定時間押し続けたら大ジャンプができる。」とか、
「左ボタンとセレクトボタンを押しながらスタートするとコンテニューできる。」とか、

気付かぬ便利コマンドがあったらもったいないじゃない!

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2008/12/13

今年の変化(その1)

生まれてこの方、プロレスラーとプロ野球選手にしかサインというものをもらったことがなかったのだけれども…
初めて、いわゆる“芸能界”にいる人からそれをもらったのが、つい昨年。

しつこいまでに当ブログ絶賛応援中の、南知里さまより。


きのうの記事の流れで振り返ってみると、2008年も見事に現状維持の1年だと思っていたが、今年は彼女の撮影会に初めて行ってみたり、彼女の所属する“Fu-Fu”のライブなどのイベント事に足しげく出かけていたのであった。

今年はちょっと環境の変化、あったじゃない。


昨年の秋のイベント
アイドル業界の右も左もわからないまま単身乗り込んだ私は、やはり会場で周りと異なる空気をまとっていたらしく、

「去年秋葉原にいましたよね?明らかに浮いてたので覚えてます。」

と今年になってライブ会場でFu-Fuファン同志の方から何度か声をかけていただき、ペコペコと頭を下げたのであった。


あれから1年。
今の自分はどうなっているのかなぁ。
客観的に自分を見てみたい。


そんな中、先日、当の南さまに、
「(コッチの業界に)染まってきましたね!(ニコニコ)」
と言われた。

あまりにも屈託のない笑顔で言われたので、家に帰ってからそれが褒め言葉だったのか逆の意味だったわかりかね小1時間ほど悩んだのであった。


と、いうわけで、そんな素人を染まらせる彼女。

完成された、圧倒的に美しき外面。
そしてそれに反するような、柔らかな雰囲気・ふにゃふにゃトークで見せる未完成な内面(いい意味で)。

その振り幅とのびしろが魅力的な、とてもステキな方です。

アイドルのアイドル吉田さん

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2008/12/12

年末ですね

12月ももうすぐで半分。
年末だ。

「もう6月だなんて…あっという間に今年も半分過ぎちゃったよ!」
って、先月くらいに言っていたはずだったのになぁ…。


2008年、自分は何をしていたのだろうと思い返そうとしても、それができず。

これは海馬の衰えによるものなのか、それとも記憶するに値しない希薄な人生だったということなのか…どちらにしてもがく然とする思いだ。

うんうん。
こういう時、ブログを書いていてよかったと思う。


大みそかに向けて計画的に、カコキジ見ながらゆっくり「今年の十大ニュース」を、そして今のところ年賀状のネタが全く浮かんでいないのでそれも合わせて、うにうにと考えようと思う。

夏休みはどこにっ!?

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2008/12/11

1日2ミカン宣言

カッサカサ乾燥肌に悩む私に対し、よく周りの人達が、叱咤と同時にその因子を教えてくれる。

「生活が不規則だからだよ。」
「ストレス溜まってるんじゃない?」
「お菓子食べ過ぎ!」
「穀類を食べないからだ!」

「シャワーじゃなく、湯船につかりなさい。」
「ビタミンCが足りないんじゃない?」
「運動不足。」
「日々の行いが悪いんじゃ…。」

みんな見事に異なってる!


なのでどれもイマイチ信じられないのだけれども…せっかくなのでこの度、

「ビタミンCが足りないんじゃない?」

を採用することにした。


と、いうわけで、冬のビタミン王と言えば…ミカーン!

今日から毎日、2個は食べようと思う。

これはオレンジだけどな!

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2008/12/10

おまけの、おまけの、きしゃぽっぽ!

 子ども向けの人気絵本シリーズ『ノンタン』(偕成社)の生みの親である絵本作家・キヨノサチコ(本名・清野幸子)さんが、今年6月19日に脳腫瘍のため60歳で亡くなっていたことがわかった。葬儀・告別式は親族のみで済ませた。
 やんちゃで元気な猫の男の子・ノンタンを描いた同作は、1976年7月に初版『ノンタンぶらんこのせて』が200万部を超えるベストセラーを記録。その後もシリーズ35作、総発行部数2800万部にのぼる人気作品となり、アニメ版ではタレントの千秋らがノンタンの声を担当した。
 同社担当によると、亡くなる1年半ほど前から入院治療を続けていたキヨノさんは生前に「自分が亡くなっても、子どもたちのなかでノンタンはずっと生き続けてほしい」と関係者らに話していたという。
 (12・9『オリコン』

日本人で、この絵本を読んだことがない人なんていないと思う。

『ノンタンぶらんこのせて』は、
かわいい絵はもちろんのこと、身近な出来事から学べる教育的なお話、そして子供達が覚えやすい見事な言葉のリズムなど、絵本の名作だ。


私も例に洩れず、
「おまけのおまけのきしゃぽっぽ。ぽーっとなったら…」
とか、今でもしっかり覚えている。

きのうの昼食も思い出せないというのに、小さな頃に覚えたことや教わったこと・好きだったことって、どうして今でも覚えているのだろう。不思議だ。


無邪気な白い子猫は、元気だけれど、泣き虫で、臆病で。
時におともだちを傷つけてしまったり、逆に傷ついてしまったり。
コロコロ変わる感情が、まるで子供の写し鏡のよう。

みんな、そんな自分のような友達のようなノンタンを見て、ノンタンと共に、育ったのだ。


ノンタン達と会わなくなって数十年。
今日ホームページを見たら、見たことのない「タータン」という子がいて驚いた。

彼も、お兄さんになっていたんだなぁ。
その早さは違えども、我々と同様に、成長していたんだなぁ。


これからもずっと、ノンタン達は子供達のそばにいて、いっしょに歩み続けることだろう。

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2008/12/09

乙女の街角

いきものがかり紅白出場”で沸いていると思われる、海老名の街角。

そこにはこんな乙女チックな公共施設がっ!

イチゴの傘の下、おままごと…などではなくこの時は少年達がDSに興じていたけれども


田園調布の“いちごのお家ギフトゲート”にも匹敵する乙女チクチクさだ。


よく見るとしっかり行書体で、「えびな」と記名してある…
そんな残念なハズしっぷりも、この地らしくてファンシーだ。

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2008/12/07

08最初で最後のマラ~

寒ーい!
今朝は4時に起きた。

寒ーい!
小田急線に乗って、着いたのは神奈川県秦野市

“はだの丹沢水無川マラソン大会”(ハーフマラソン)
に参加した。

寒い寒ーい!


スタートゥ直前参加者約3,600人。

秦野に工場がありスポンサーである、不二家のお菓子セットやリンレイのガラスクリーナー(年末なので嬉しい)を参加賞でもらった。
また物販スペースには地元の特産品を売る出店が出ていたりと、地域色の強い大会だった。ほのぼの。


スタートして10キロ弱は、運動公園脇の細い道を、さらに折り返しして走るので、とにかく狭い。
スタート時に目標タイムごとのラインなんて用意されていないから、ペースの異なる大勢が密集してぶつかるように走り、とにかくひどい有様だった。
すごく疲れた…。


しかしそれを過ぎてからの後半。
秦野の山間部を走り抜けるコースは素晴らしかった。

キレイな空気を吸いながら、山道を突っ切り、畑を突っ切り。
林を抜けたら真っ白な富士山が向こうに顔を出していて、感動した。
大自然!いーい景色!

税金の無駄遣いだとして話題になったという“風の吊り橋”も、今日はステキな風景を見せてくれる感動スポット。
思わず走りながらカメラを握ってしまった。

カメラ忍ばせながら走っちゃった


また、沿道に出て手作りの旗を振って応援する地元のじいちゃんばあちゃん子供達や、給水所番のリトルリーグの無邪気な少年達など、人のあたたかさも特徴。

途中沿道で、箱を抱えながら応援してくれているお父さん。

「ファイトでーす。ファイトでーす。」
と言っているのかと思ったら、

「リンゴでーす。リンゴでーす。」
と言っていた。

まるで給水の如くリンゴを配ってるの!
シャリシャリ食べながrun。

他にも、ミカンやアンパンなどを配るお母ちゃんも。
さすがに…さすがにパンは乾くYo!


山道なので当然かなりの高低差があって、とっても辛いのだけれど、楽しく完走することができた。

ホント、コース前半がもうちょっとよければなぁ…。

辛いけど楽しい


あっ大事なこと忘れてた!

この大会で何より特筆すべきこと。
それはレース後にふるまわれる“豚汁”。

疲れて、冷えた体をあたためるこの豚汁のおいしさは…
「っふわぁ~ふわぁぁぁ~。」
言葉では表せられない!

自分の人生において、イチバンおいしかった食事かもしれない。

一杯の豚汁が…ふわぁぁぁ~

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2008/12/06

さそり!

“and Me”プロデュース公演、
『鈴木家のはなし#00』へ。

『鈴木家のはなし#00』母親の急病により、家族が久々に実家に集まるところから物語は始まる。
この鈴木家、一男五女の、ごくごく普通の家族なのだけれども…
実はそこには1つだけ、姉妹の心に影を落とす、過去の出来事があった…。


舞台に実際に登場するのは、義姉を含めた六姉妹。
…と、友人1名。

この姉妹、どうでもいいことで笑い合ったり、ケンカしたり。
だけれども、大切なところまではそれぞれ踏み込めなかったり。

また、義姉に対する遠慮っぷりとか、
「上と下は両親にかわいがられるけれど、真ん中はてんで放任だ。」

とか、演技も設定も、全てがすごいリアル。
(小道具もリアルだった)


自分には同性の兄弟がいないので本当のところはわからないのだけれども、きっとこういうカンジ。

まるで本当の姉妹のようで、目の前の光景を微笑ましく眺めながら、何だか少し羨ましく思い、物語途中からは他人の家のお茶の間を覗き見しているような背徳感さえ受けるほど引き込まれた。


強烈な個性を光らせぶつからせながらも、お芝居という共同作品を完成させる。
役者ってすごい職業だなと実感させられた。


笑いがあって涙があって。
鈴木家の姉妹は・家族は、この日また少しの軋轢を経験して、乗り越えて、そして今までよりも少しだけ強くなり、前を向いて、また日常が流れてゆく…。

身近なテーマで、心にするりと入ってくる。
ドカーンと感動する大作!というよりは、心の中にずっとあって、ゆっくりじわじわとあたたかくしてくれるような、そんな心地よい作品だった。

姉妹で見ることのなかったあのDVD、借りました

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2008/12/04

ジューシー

カバヤ食品“ジューC”はクセになるおいしさだ。
1度口に入れると、次から次へとボリッボリ食べてしまう。

特にキャンディチップが入って甘さと食感が洗練された、青リンゴ味!


また、強めの香料も好き。

香りの残る空のパッケージを、小さな子供が手放さないのもよくわかる。


50年近いロングセラー商品なのに、味やデザインをコロコロ変えたりする、その攻めの姿勢も好き。

たくさんの人に愛されてはいるものの、決してお菓子業界のトップを獲るといったわけではない、ダークホース的な雰囲気もステキだ。


と、いうわけで、好きだー。ジューC

ジューC食べる大人はダメですか?

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