秋が年内最後(つづき)
いわゆる歴史のある“宿坊”である。
“宿坊”なんて聞くとね。
料理は質素で、「お酒はありますか?」なんて言ったら叩かれるとか、
お部屋はふすま1枚で仕切られて、すきま風ピューピュー吹く中雑魚寝せねばならないとか、
朝は5時に起きて滝に打たれに行かねばならないとか、
そういうことを考えて、正直、ドキドキしていた。
訪れてみると案の定、門構えは老舗・歴史を感じさせる重厚さで…さらにドキドキ。
しかしお出迎えしてくれたのは、とっても上品で丁寧なおかみさん。
歴史ある建物だけれど内装はキレイにリフォームされていて、ひろーいお部屋に通されるとすぐ、お茶を出していただいた。
窓からは東京の夜景を一望。
お風呂で一日の汗を流した後は、浴衣を着て、手の込んだおいしいおいしいお料理にビール飲みながら舌鼓。
お腹いっぱいになって部屋に戻ったら、すでに布団が敷かれていて…ホント驚いた。
ハッキリ言ってこの施設・サービス・お料理では料金が安過ぎる!
これじゃ2万円台の旅館だよ!
この贅沢さに、なぜか若者言葉が止まらない。
部屋でお茶すすりながら「ヤベぇヤベぇ。」(何が?)
お風呂入りながら「ヤベぇヤベぇ。」(何が?)
食事いただきながら「ヤベぇヤベぇ。」(何が?)
昼間ストイックに歩いていたそのギャップがなんだか恥ずかしくなるような、至れり尽くせりのホント、素晴らしいところであった。
宿の方はみんな丁寧で…我々も最後は、何度も振り向き何度もペッコペコ頭を下げながら、帰路につくのであった。
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