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2008/10/01

どうしてもあの言葉

 「成田空港闘争はごね得」「日本は内向きな単一民族」「日本の教育のがんが日教組」‐。失言を連発した中山成彬国交相が28日、在任わずか5日で辞任した。理由は「国会審議に支障があるとすれば本意ではない」。国民への謝罪を明確にすることなく、この日も日教組を敵視する持論をまくし立てた。政府内に「まるで自爆テロ」と嘆息が漏れる中、「国民本位」を掲げる麻生太郎内閣から退場した。
 麻生首相に辞表を提出後、国土交通省で記者会見した中山氏。冒頭、一連の発言に関し「『よく言ってくれた』『頑張れ』と山のようなメール、電話が鳴り続けている」と強調。騒ぎの責任については「不快な思いを与えた方々にはこの前も陳謝した」「大分県を名指ししたことについては申し訳なかった」などと切り上げ、政権や総選挙への影響を「そのことが一番心配」と述べた。
 「成田」「単一民族」発言は撤回したとしながらも、日教組に関しては「政治家中山成彬としては撤回したという考えはない」と言い放ち、1時間近く「ごく一部の過激分子が政治的に子どもたちを駄目にして、日本を駄目にしようと活動している」などと持論を展開。自民党有志による「日本の前途と歴史教育を考える議員の会」会長として、「自虐史観」批判を展開してきたことでも知られるだけに、前日の発言も含め「確信的にあえて申し上げた」と胸を張った。
 (08・9・29『西日本新聞』

ついつい・うっかり、大臣の軽率な“失言”に対しては私も不快感と情けなさを感じたけれども、最後まで撤回をしなかったあの言葉。

内閣に、政府に、そして国民に、あれだけの迷惑をかけてまで彼が言いたかったこと。

我々も少し冷静になって考えてみる価値はありそうだ。

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コメント

こんにちは。
特別彼に関心もないのだけれど、政治生命までかけた言葉だったんですねぇ。
何だか昔の日本人っぽいです。
3人の死者まで出した豪雨災害の折「これが安城や岡崎だからいい・・・」と発言した現首相のそれとはちょっと違うのかなぁと感じました。

投稿: hossy | 2008/10/05 08:38

hossyさま、きょんばんは!

まぁたっくさんの人に迷惑かけているわけですから、決してほめられたものではないのですが…でも、
“そこまでしなきゃ言えないことなのか”
という興味はありますよね。

どこの世界にも旧体制というものはありますが、往々にして我々のような一般民が入り込めるものではなく、タブー的なものが多い気がします。

最近、「世の中にリセットボタンがあったら…」って、すごく考えます。

投稿: かんげ | 2008/10/06 20:42

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