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2008/10/21

家族への覚悟

 東京都荒川区は19日、野良猫やカラス、ハトなど飼い主のいない動物に餌を与えたり、自宅にごみをため込むことを罰金付きで禁止する条例を制定すると発表した。区によると、動物への餌やりを罰則付きで禁じる条例は全国初という。可決されれば、来年4月1日から施行する。
 条例の適用は、生活環境を脅かす被害が住民の共通認識となることが前提。区は住民らが世話をしている“地域猫”には去勢手術の費用を助成し、対象外とする。
 区内の男性が約5年前からほぼ連日、未明に自宅周辺で生肉をまいてハトや野良猫に与えていたが、今年夏ごろにはカラスが集まり始め、ふんで道路が汚れたり、鳴き声で眠れないといった苦情が寄せられていた。
 区は地元町会から要望を受けたが適用できる法律が見つからず、警察庁との協議の上、今回の条例案をまとめたという。(後略)
 (08・9・19『スポニチアネックス』

「ペットは家族の一員。」
という言葉には、なるほどなと納得させられる。

誰が初めに言い出したんだろう。


家族とは…死ぬまで連れ添う、切っても切れない間柄。
そこには、お互いの生涯において、いいことも悪いことも共有するという意がある。

だからかわいい一方で、しつけはしなきゃいけないし、毎日面倒を見なきゃいけないし、そして最後には悲しい別れがある…
動物と過ごすことってのも、これと同様だ。


私の職場の周りには、ぷっくぷくに太ったノラネコがたくさんいる。

近くの飲み屋の脇の草むらをのぞくと、そこにはご丁寧にお皿に盛られたキャットフードが置いてあって、誰かが定期的にこれを与えていることがすぐにわかる。


エサをあげるほどかわいいのなら、なぜ自分の家に連れて行かないのだろうか。

その人は「かわいい。」だけでいいかもしれないけれど、そこに住む人達は、ふん尿・鳴き声・増え続ける固体…悩まされていることだろう。
全部できないのなら手ェ出すな!


このような、かわいいところだけを見て、他の面倒なことは誰かに丸投げする人達は、最も卑怯な人間だと思うのだ。

責任感ゼロ・動物を愛する資格ゼロでありながら、当の本人は、
「自分は動物の世話をしている。」とか、
「このネコ達は自分がいないと生きていけないのだ。」
とか思って悦にひたっているかと思うと、とても腹立たしく思う。


動物にかかわるということは、ペット…新しい家族を迎えるということに繋がる、まさに“覚悟”の問題。

それが欠如している人が多過ぎる。

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コメント

こんにちは。
(><) 私は以前、シーズーを飼っていたのですが、事情が変わってやむなく手放し、実家に里子に出してしまいました。
当初、環境が変わったことで、ワンコはガリガリになり、うちの両親も対処がわからず・・・月日は過ぎ、あれから14年もたち、今では老夫婦と老犬でなんとかやっているようですが、あのときのことを未だに考えます。。。
でも、私には結局その資格がなかったのかなって反省しています。
今、ペットがいればな・・・と考え中ですが、本当に面倒見れるのかもう少し自問してみたいと思います。

投稿: まんちゃん | 2008/10/22 09:43

まんちゃんさま、こんばんはー。

以前私の友人が、たくさんの子猫の里親探しに奔走している時がありまして…なんでもそれが友人のかわりにしていることだと聞き、憤ったことがありました。

飼い主の事情が変わってしまうのは時としてあることですよね。
そこで責任を持ってその子に次の人生を用意してあげられるか、その責任感が大事なんだと思います。

環境変わってワンコも大変だったかもしれませんが、きっとそれにも慣れて、幸せな人生…じゃなかった犬生を過ごしていることだと思いますよ~。

投稿: かんげ | 2008/10/22 23:29

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