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2008/10/11

ヨヨヨイヨイ!

浅草に行った。

この街はおじさん達のオアシスであると同時に観光の街でもある。
雨の中、たくさんの外国人観光客がいた。

しかしながらこういうところに来ると毎度、彼らのマナーの悪さが目に付く。
カメラを持っても、当たり前のようにお寺の本尊にカメラを向けたり、公演中の舞台の様子を写したり…へき易する。

「撮影禁止」の張り紙はしてあるし、常識的に考えてもおかしいと思うはずなんだけれどもなぁ。
海外ではそういうことって、うるさくないのだろうか。


歴史と伝統とーさて。
浅草寺でお参りして、リスボンでポークソテーを食べてから、浅草演芸ホールへ。

落語協会から5人の真打が誕生し、ちょうど今日から昇進と襲名の披露興行だった。

お昼くらいから人の少ない2階席でのんびりしていたのだけれども、だんだんとお客さんが増えてゆき…2時を過ぎる頃にはいっぱいになっていた。


今日昼の部のトリをつとめたのは、春風亭百栄

彼の真打披露口上は、厳しさと笑いのある、とても華やかなものだった。
ホール一体となっての三本締めは、カッコよかった。


それにしても人の話って、聴こうと思わないと頭に入らないものだ。
何も考えていないと、どんどん右から左へすり抜けていく。

しかし逆にそこでよく頭を働かせるほど…特に落語の場合は、相手の話術にも乗せられてパッと情景が想像できたり、より笑いが増したり、とても楽しめる。
落語を聴くって、頭を使うことなんだと実感した。

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コメント

 どうも。いやぁー、凄かったね、生演芸。

 丸々3人分くらいは寝ていたのですけれど。

 個人的には、鈴々舎馬風さんが良かった。分かりやすくて。

 というか、真打披露口上が一番面白かったかな。分かりやすくて。

投稿: STR | 2008/10/14 20:25

STRさま、うぉつかれさまでーす。

先週の『笑点』でも、落語協会+円楽一門での口上、やってましたね。
もちろん大幹部馬風師匠もいらっしゃいました。

当たり前のことだけれども人によって口調は様々で…きっと噺のうまいへた以前に、“自分に合う合わない”ってのもあるんだろうなーと思いました。
いい雰囲気の中で、頭使ったぁ!

投稿: かんげ | 2008/10/14 21:03

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