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2008年10月の記事

2008/10/31

ハロウィンは特に何も

数年前の今頃、地元の駅で隣に立っていた女の子が、普通に“ネコミミ&しっぽ”を生やしていて驚いた覚えがある。

羞恥プレイか何かかと思って警戒したのだけれども…
よくよく考えてみるとその日は、“ハロウィン”だったことに気付くのであった。

でも、なにも家からして行かなくてもなー。


よく比較対象に挙げられるバレンタインデーやクリスマスに対すると、国内での盛り上がりは欠けるお祭り。

コスプレという文化の発生した現代に渡って来ていたのなら、もうちょっと根付いたのかも、とも思う。
今さら感でもう何もできないけれども。

ケーキくらいで止めておきましょう

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2008/10/30

“仕事”ってなにさ

 世界最大のホテルグループであるインターコンチネンタルホテルズグループが展開しているクラウンプラザホテルが発表したところによると、1日の中で最もアイデアの浮かびやすい時間があるそうです。
 オリジナリティのあるアイデアは突然ひらめくことが多いものですが、特定の時間に思いつきやすいということがあるのでしょうか。
 (中略)
 クラウンプラザホテルの調査によると、約25%の人がアイデアを出すために夜中まで頑張っていて、最も創造力に富んでいると考える時間は夜の22時4分だったとのこと。また44%の人がシャワーによる水の刺激がアイデアをひらめく助けになると答えたそうです。逆に最も創造力がなくなるのは16時33分で、92%の人が昼になるとひらめきがなくなると感じているようです。
 国際的なデザイン賞を多数受賞しているデザイナーのStefan Sagmeister氏は「思いがけないアイデアがひらめくのは夜遅くであることが多い」と語っていて、普段とは違った環境になる旅行中などにアイデアがひらめきやすいと考えているとのこと。
 日中に働いている人はオフィスから出て余裕の生まれる夜にアイデアが浮かびやすそうですが、就労時間や生活スタイルによって創造力の高まる時間は変わってきそうです。
(08・10・21『gigazine』

朝7時に起きる人の22時4分と、昼11時に起きる人の22時4分は、きっと違うよね。
それともどんな生活環境の人でも22時4分になると…これぞムーンパワーか。

残念ながら私は英語力ゼロなので、詳しいことはわからない。


一般的な社会人の生活サイクルに当てはめて考えると、夜になってオフィスを出ると余裕が生じてアイデアが出るって…
就労時間中はとにかくアイデアが出ないということ。

世界的ホテルグループの調査ということで、日本人だけじゃなく、世界中の誰もがみんな、職場から仕事から圧迫感を受けていることがわかったか。


だとすると、世界中のみんながイヤイヤやっている、“仕事”って何なんだろうって思うのだ。
なんか、もう、わからなくなる。

修行か!?
まさに人間界は、六道の1つだなー。

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2008/10/29

あげあしとりしかできないの?

 麻生太郎首相が執務終了後の夜日程で、高級ホテルのバーなどで会合、会食を繰り返していることについて22日、野党の幹部からは辛辣(しんらつ)な批判が相次いだ。
 国民新党幹部は国会内で記者団に「首相が夜飲み歩くのはひどい。人柄が出てるよ。首相っていうのは、国民が苦しい時は一緒に苦しい顔をするもんだ。それが全く分かっていない」と指摘した。
 民主党の簗瀬進参院国対委員長は記者会見で「スーパーで庶民の生活をちょっと見て、その夜は超高級ホテルで秘書(官)と食事をしている。スーパー視察は単なるパフォーマンスということだ」と述べた。社民党の福島瑞穂党首は会見で「超一流ホテルの、しかもバーで、秘書官や身内と懇談している。個人のカネで飲むのをノーとはいえないが庶民の感覚では豪遊だ。私費で普通やったら破産しちゃう。お金と体がよく持つなあ」と述べた。
 民主党執行部の1人は同日夜、夜会合について質問した記者への首相の逆質問の激しい口調について「言葉遣いが悪いなあ。よっぽど行きたいんだろうな」と話した。
 (08・10・22『iza』

以前にも書いたが、政治家等我々の代表で国を動かしている人達には、それなりの特権があっていいと思っている。

たくさん給料もらっていいスーツ仕立てようが、ハイヤーですぐそこのコンビニ行こうが、格安で都心の一等地に住もうが、全くかまわない。

全ての前提として、ちゃんと仕事をしている上でのことならば。


昨年国民から糾弾された厚労省職員を中心とした“タクシー問題”も、きっと相次ぐ不祥事など怠惰な仕事に対しての積もりに積もった不満、それが背景にあったからに違いない。


と、いうわけで、首相がどんなライフスタイルを送ろうが、我々には全く関係のないことなのだ。
仕事さえしっかりしてくれれば。

むしろ仕事後にホテルのバーなんて、リアル島耕作かと思うほどのスマートさと華麗さ。
「忙しくて自分の時間がない。」とか、「1秒でも早く家に帰って寝たい。」なんて、仕事処理能力や余裕の欠如している我々としては憧れの的だ。

また、他人の家柄に文句をつけるほど差別主義でもない。


着任したばかりで、これから総理としての手腕をはかろうとしているのに、このように全くどうでもいいことで茶々を入れるのはどういうことか。

報道も含めて、本当にバカバカしくて虚しくなる。
仕事をしろ!


今のところ与党のままでも国がよい方向に変わるカンジがしていないのだけれども、その対抗馬が(せっかく政権交代のチャンスと言われているのに)政策論で勝負せず揚げ足取りしかできない政党とは…。

その絶望感がヒドい。

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2008/10/27

テレビ

 タモリ(63)が19年ぶりに、NHKに出演する。11月22日に放送されるバラエティー「ブラタモリ」(深夜0・10)で、江戸や明治時代の古地図を手に東京・渋谷や表参道を散策し、街の移り変わりを探る内容。NHK版「タモリ倶楽部」としてレギュラー化を目指す。(中略)
 テレビ朝日「タモリ倶楽部」にも似た企画はあるため、主な出演者をタモリと久保田祐佳アナウンサー(25)だけに絞り、タモリの視点や発想のユニークさを引き出すことに重点を置くなどして差別化を図った。さらに、NHKでは珍しく、セリフを決めずに全編アドリブで収録する試みに挑んだ。(後略)
 (08・10・25『スポーツニッポン』

『タモリ倶楽部』と、
『タモリのTOKYO坂道美学入門』

を同時に愛する人に朗報だ。


民放の多くが、スポンサーだとか目先の視聴率だとかに右往左往している間に、最近のNHKはいい番組づくりをしていると思う。

本当にコレをつくりたいという人が集まって番組をつくるから、ターゲットは小さいながらも心からコレを喜び愛する視聴者が現れる。


テレビ番組とは様々な制約の中で製作されるものだと、確かにそれも理解できるけれども…
そんな環境の中にありながらも、テレビが我々の見たいものや、我々の想像を絶する新しいものを提供してくれていたのは、いつまでだったろうと思うのだ。

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2008/10/26

合言葉は「ノーラン」

友人STRさんとの最近の合言葉は、「ノーラン」だ。

「先週ノーラン?」
「ノーラン…。」
のように使っている。


11月に“横浜マラソン大会”
12月に“はだの丹沢水無川マラソン大会”と、
市民マラソン大会参加を目前に控えているというのに、

「ノーランニング」

という意味だ!


ジムのプールも、いつの間にか週イチから月イチになってしまっている。
夜、駅からの帰り道で走っている人とすれ違うと結構焦るのだけれども、家に付くとすぐ忘れて、寝てしまう。

「来年までに肉体改造するぞ!」は例のごとく実行せず
その後の「半年間トレーニングするぞ!」は、
「3ヶ月の調整があれば行ける!」になり、

今では「1ヶ月みっちりがんばれば大丈夫なんじゃない?」になってしまっている。

たぶん今後の意識の予定としては、
「2週間の走り込みで完走できるようになる…はず。」
になるはず。


もうホント、根っからの怠惰性。

これは死ななきゃ直らなそう。
でも死なないからなー。

本番で死ぬかもなー。

自分のダメ人間っぷりにも慣れてきたこの頃ス

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2008/10/25

個の融合

アイドルユニット“Fu-Fu”が、原宿クロコダイル「POPSTYLE08」で、およそ2ヶ月ぶりにライブ。

久々ということで、緊張感の伝わるスタートであったが…
やがてそれは大きな高揚に変わり、今まで以上にパワフルなステージになっていた。


緊張したり興奮したり感動したりと忙しいが、その飾らない人間味こそがこのユニットの魅力。

もちろんそれは素人気分というわけではない。
徹底的なプロデュースや、キャラクターとかアングルとか、今のアイドル業界は売り出し方に必ず変化をつけなければならない雰囲気になってしまっているが、Fu-Fuは個々の活躍がベースにある精鋭集団。


ユニットとしての活動の場以外でも、メンバーはそれぞれがそれぞれの場所で成長していて…
いざステージでは、それだけでも魅力的な見事に分かれた個性が、自然とぶつかり合って化学変化のように昇華する。

その雰囲気が、素晴らしいなぁ、プロだなぁと、唸らされるのだ。

一言で言えば、
「みんなとっても才能のある、いい子達。」
ってことだ。


さて。そんなFu-Fu
来週は明治大学「明大祭」でのステージがひかえている。
リーダーが学園祭に感銘を受けたのがきっかけで結成されたユニットとしては、1つの目標地点到達となるのだろう。

成長の証でもある新たなステージで、彼女達のトリコになる人が、たくさん増えればイイナ!

後光がー

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2008/10/21

家族への覚悟

 東京都荒川区は19日、野良猫やカラス、ハトなど飼い主のいない動物に餌を与えたり、自宅にごみをため込むことを罰金付きで禁止する条例を制定すると発表した。区によると、動物への餌やりを罰則付きで禁じる条例は全国初という。可決されれば、来年4月1日から施行する。
 条例の適用は、生活環境を脅かす被害が住民の共通認識となることが前提。区は住民らが世話をしている“地域猫”には去勢手術の費用を助成し、対象外とする。
 区内の男性が約5年前からほぼ連日、未明に自宅周辺で生肉をまいてハトや野良猫に与えていたが、今年夏ごろにはカラスが集まり始め、ふんで道路が汚れたり、鳴き声で眠れないといった苦情が寄せられていた。
 区は地元町会から要望を受けたが適用できる法律が見つからず、警察庁との協議の上、今回の条例案をまとめたという。(後略)
 (08・9・19『スポニチアネックス』

「ペットは家族の一員。」
という言葉には、なるほどなと納得させられる。

誰が初めに言い出したんだろう。


家族とは…死ぬまで連れ添う、切っても切れない間柄。
そこには、お互いの生涯において、いいことも悪いことも共有するという意がある。

だからかわいい一方で、しつけはしなきゃいけないし、毎日面倒を見なきゃいけないし、そして最後には悲しい別れがある…
動物と過ごすことってのも、これと同様だ。


私の職場の周りには、ぷっくぷくに太ったノラネコがたくさんいる。

近くの飲み屋の脇の草むらをのぞくと、そこにはご丁寧にお皿に盛られたキャットフードが置いてあって、誰かが定期的にこれを与えていることがすぐにわかる。


エサをあげるほどかわいいのなら、なぜ自分の家に連れて行かないのだろうか。

その人は「かわいい。」だけでいいかもしれないけれど、そこに住む人達は、ふん尿・鳴き声・増え続ける固体…悩まされていることだろう。
全部できないのなら手ェ出すな!


このような、かわいいところだけを見て、他の面倒なことは誰かに丸投げする人達は、最も卑怯な人間だと思うのだ。

責任感ゼロ・動物を愛する資格ゼロでありながら、当の本人は、
「自分は動物の世話をしている。」とか、
「このネコ達は自分がいないと生きていけないのだ。」
とか思って悦にひたっているかと思うと、とても腹立たしく思う。


動物にかかわるということは、ペット…新しい家族を迎えるということに繋がる、まさに“覚悟”の問題。

それが欠如している人が多過ぎる。

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2008/10/20

広がる地獄

渋谷PARCOパート1ロゴスギャラリーでの、
“地獄少女~憂鬱美術展~”
へ。

DVDジャケットや、コミック表紙などのイラストの展示。
プロット段階での構想メモなども展示してあった。

会場中央では、人形作家・三浦悦子の作品が圧倒的な存在感を放っていた。

きくりとあいちゃんがいました


また会期中は、パルコ館内のレストランでタイアップメニューも食べられるそうだ。

おととしの“冥土カフェ”といい、渋谷PARCOはよくこの作品を取り上げる。


オリジナルアニメからはじまった『地獄少女』
今ではマンガになったりドラマになったりグッズになったり、様々なジャンルへ広がり、たくさんの人の手によって表現されている。

アニメシリーズも第三弾(『地獄少女 三鼎』)を迎え、これからも順調に、業火の如く広がるであろう世界に、期待したい。


(〈トラックバック〉●「地獄少女 ~憂鬱美術展~」→08・10・18『My favorite things』
●「渋谷パルコの地獄少女展、びん。」→08・10・18『スフミンの秘密基地』

22ニチマデ…

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2008/10/19

彼女達の決断。

七五三でした深川の八幡様をお参りして、不動尊参道の“六衛門”であさりめしを食べ、清澄庭園でのんびりしてから、深川江戸資料館へ。


野村佑香加藤理恵松永かなみ主演の舞台、
『エヴリデイ・エヴリナイト』
を観た。


下町深川で、
「三味線!落語!漫談!漫才!大エンターテイメント!!」
ってずいぶん大風呂敷広げたなと思っていたけれども、いやいやしっかりとまとまった舞台だった。

演芸場の舞台公演の様子を導入に幕が開き、「これって拍手するとこ?」なんて客席が戸惑うままに物語が進み出す。

三味線バンドを組み、人気が出はじめた順風満帆の女の子達が、人生の岐路に立って初めて悩み、決断する…
バックステージでのシリアスな演技。

しかしその途中途中で舞台がガラリと変わり、同演芸場の同僚達が登場し、芸を披露する。
その緩急がよいリズムを生み、とても見やすかった。


実際に登場する落語家や漫才師とは違って、三味線ガールズ3人はその道のプロではない。

しかしながら彼女達は女優。
舞台での凛とした姿、そこを降りた時の普通の女の子らしさ…見事に役を演じ上げていた。

脇を固める俳優達も非常に個性的で、老舗演芸場ならではの“なんでもあり”感がよく表現されていた。


物語は若者讃歌。

夢・恋・自身の未来…その決断。
ありがちなテーマかもしれないけれど、それが芸事という特殊な世界のフィルターを通しているため、説教臭くない。


物語の最後。

三味線ガールズ3人は、チームではなく、それぞれがそれぞれの決断を下し、異なる未来を見据えるのだけれども…その全てを尊重し、祝福するという空気がまたよかった。

どんな決断でも、悩んだ結果のものなら、その全てが明るい未来に続いてゆく。
そんな雰囲気のエンディングは、とても清々しかった。


自分がもう5歳若かったら、色んなことに迷っている時期だったら、きっと涙ボロボロ流して心揺れ動かされていたことに違いない。

すっかり枯れてしまった自分にとっては、自問の機会になった。

『エヴリデイ・エヴリナイト』

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2008/10/18

アイスアイス

今月もアイスリボン新木場大会へ。

真琴新設のベルトを巡る争い、アイドル対決…マッスルビーナスの誕生は集客やファン拡大の面で貢献しているのかはまだ不明だけれども、今アイスリボンに新しい流れを発生させているのは確かだ。

○〈第1試合・都宮ちいデビュー戦〉
 植田×ちい

早くもデビュー戦の都宮ちい。
ブログや実際会場の隅で見せる雰囲気で勝手に想像していたのだけれども、彼女は真琴のような路線でデビューするのかと思っていた。
しかし実際は、正統派!
別人かと思うほどのリング上での精悍な顔つきに驚いた。
真正面から先輩にぶつかって行き、玉砕。

この身長というハンデ…将来的には夏樹のようなファイトスタイルを目指すのだろうか。
何にせよそれまでに時間はかかる。
ケガだけは無いよう、がんばってもらいたい。

○〈第2試合〉安藤×松本
安藤マッスルビーナス相手に2連勝。
串刺しドロップキックの精度や、試合後半でのスタミナなど、後輩と比べるとさすがに大きな差を感じさせた。
ジャパニーズレグロールクラッチは2試合連続のフィニッシュホールドになったけれども、残念ながら今回は崩れてしまった。
技の説得力。レスラーとして1つ高みに上がった分の課題だ。


○〈第3試合〉高梨趙雲×宮本イサミ
リボン高梨のリボンって段々と外れやすくなっている気がする。

○〈第4試合〉米山植田×しもうま赤城
全てはフィニッシュ前。
しもうまの張り手と米山のフロントキック!
会場がどよめくほどのすごい迫力だった。

○〈休憩前〉第一回ダンス選手権
 マッスルビーナス×さんかくchu

嫉妬の炎の中から生まれた新ユニット“さんかくchu”。
その対象であるマッスルビーナスとのダンス対決だ。

さすがグラビアアイドルと言うべきか、派手な顔で自作のブリブリアイドル衣装がピッタリハマった安藤
それとは対照的に、逆にその衣装がアダとなり御足が異常に目立ってしまったさくら
目が笑っていなく、「やっぱり戦っていた方がこの子は魅力的だ。」と思わせてしまった松本

しかしながらそこはアスリート。
この2人、ダンスのキレは素晴らしかった!

と、いうわけで、ダブルスコアをつけてさんかくchuが勝利をおさめるのであった。
さぁどう出る!?マッスルビーナス


○〈セミ〉市来×聖菜
前回新木場でさくらから勝利をおさめた聖菜。
その勢いのまま市来に挑んだが…相手の雰囲気に飲まれてしまった感があった。完敗。
合わせ過ぎたか。感情を出すこともプロレスラーとして重要だけれども、さくら戦のようなテクニカルな攻めがもっと見たかった。

フィニッシュは、まさか受けるとは思っていなかったダイビングフットスタンプ。
その衝撃に会場は凍り付いた。
しかし試合後はなんとか立ち上がり、新設ベルト奪取を宣言。
そしてその初防衛戦に市来を指名した。

正直聖菜と市来ではスタイルが違い過ぎて、その接点が見つけられない。
どれだけ市来が聖菜をかっていると言っても、そこに価値が見出せないのだ。
市来は個人的に、アイスリボンのヒールでいてもらいたかったなー。

○〈メイン〉さくら松本みのり×真琴志田藤本
志田はみのりを迫力ある払い腰で投げ、藤本はコーナーからダイブしてさくら松本をなぎ倒す!
志田を見ていると私は、骨太な体格とコスチュームから、力皇猛を連想してしまう。
…すごい褒め言葉だよこれは!
今のところ新設ベルトはマッスルビーナスのいないところで動きを見せているけれども、この2人が絡んでくるのかどうなのか、注目だ。

真琴のサンセットフリップは着地時に「へなーん。」ってなってらしさ爆発。
それでもしっかりフォールを獲って、ベルトを披露した。開戦!


試合後、希月あおいの次回新木場大会での復帰が発表された。

その瞬間の場内の歓声を聞くと、やはり彼女に対する期待感・彼女が抱かせる何かは衰えていないのだと実感した。
欠場の間にプロレス界、アイスリボンは動いている。
彼女がどうそこへ、あのテンションのまま割り込んで来るのか…まずは復帰戦を見てから色々と想像を巡らせたい。

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2008/10/17

こんな時にEー

ハッピーマンデー明けの週は、その月曜日分のスケジュールが詰まるのと、「平日4日」という油断と、火曜日休みボケで復帰が遅れるのとが相まって、たいていあくせくさせられる。

今週も案の定、バタバタだった…。


エネルギーが、足りない。

こんな時は…「E缶」(ロックマン)で全回復だ!


これで…これでロックバスターでニードルマンを倒せるゼ!

じゃなかった残りも頑張れるゼ!

実は味はフツーのスポーツドリンク(アクエリ系)

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2008/10/14

実感するようになった

 東京商工リサーチが8日発表した9月の全国倒産件数(負債総額1000万円以上)は前年同月比34.4%増の1408件、負債総額は同11.6倍の5兆3625億2900万円だった。
 月間の負債総額は戦後2番目。経営破たんした米リーマン・ブラザーズの日本法人であるリーマン・ブラザース証券が民事再生法の適用を申請、関連3社を含む負債総額が4兆6957億円に上る戦後2番目の大型倒産となったことで、負債総額が急増した。
 倒産件数は2003年5月以来、5年4カ月ぶりに1400件を上回った。商工リサーチによると、08年は5月を除き倒産件数が前年水準を上回って推移し、9月は倒産の増加傾向が一段と強まった。(後略)
 (08・10・8『ロイター』

世の中が不況だ不況だと言われ続けて何年も経っているが、今までそれをあまり意識したことがなかった。

ニュースを見てもずっと「?」だったのだけれども…この夏あたりから急にそれを実感するようになった。


(FXでヒイコラ言っている友人は置いておいて)
近所のどこどこのおっさんが廃業したという話を聞いたり、
ずっとやっていた仕事が「今年は経費確保できませんでした。」の一言で無くなったり…まぁこれは私の至らなさが原因かもしれないけれど。

とにかく、周りから景気の悪い話ばかりが聞こえてくる。


不景気なんて世の中の中心の出来事だとばかり思っていたのだけれども、いよいよ私のような社会の隅でひっそりと暮らしていた者までもがそれを実感するようになるとは…今さらながら、ことは重大なのかもしれないと気付いた。

十数年もの間、ずっと改善されなく、ずっと右肩下がりで…下がって下がって下がった肩が、ついに私の頭にぺったりくっついた、ようなカンジだ。

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2008/10/12

噺家の子供か!

きのうの話。

浅草神社の境内に1匹のネコが鎮座していて、お賽銭をもらっていた。

神さまの使いか!

20円


めずらしい光景にカメラを構えていると、私の後ろで見ていた子供がボソッと、

「ネコに小判だ。」

って言って去って行った。

やるなー。

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2008/10/11

ヨヨヨイヨイ!

浅草に行った。

この街はおじさん達のオアシスであると同時に観光の街でもある。
雨の中、たくさんの外国人観光客がいた。

しかしながらこういうところに来ると毎度、彼らのマナーの悪さが目に付く。
カメラを持っても、当たり前のようにお寺の本尊にカメラを向けたり、公演中の舞台の様子を写したり…へき易する。

「撮影禁止」の張り紙はしてあるし、常識的に考えてもおかしいと思うはずなんだけれどもなぁ。
海外ではそういうことって、うるさくないのだろうか。


歴史と伝統とーさて。
浅草寺でお参りして、リスボンでポークソテーを食べてから、浅草演芸ホールへ。

落語協会から5人の真打が誕生し、ちょうど今日から昇進と襲名の披露興行だった。

お昼くらいから人の少ない2階席でのんびりしていたのだけれども、だんだんとお客さんが増えてゆき…2時を過ぎる頃にはいっぱいになっていた。


今日昼の部のトリをつとめたのは、春風亭百栄

彼の真打披露口上は、厳しさと笑いのある、とても華やかなものだった。
ホール一体となっての三本締めは、カッコよかった。


それにしても人の話って、聴こうと思わないと頭に入らないものだ。
何も考えていないと、どんどん右から左へすり抜けていく。

しかし逆にそこでよく頭を働かせるほど…特に落語の場合は、相手の話術にも乗せられてパッと情景が想像できたり、より笑いが増したり、とても楽しめる。
落語を聴くって、頭を使うことなんだと実感した。

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2008/10/10

ゲームショウ

75分待ちでした今日は5分の1お仕事で、東京ゲームショウ2008に行った。

モンスターハンターのブースがたくさんの人で、えらいことになっていた。
みんな何分待ってたんだ…あしたからはさらに行列が延びるのだろう。

カプコンは他にもラインナップを勢揃いさせ、たくさんの人でにぎわっていた。


他気合の入っていたメーカーは、マイクロソフトハドソン、かなー。
大がかりなセットとたくさんのコンパニオンのお姉さんで、華やかだった。


個人的注目は、セガの『龍が如く3』。

ブースには、声をつとめた有名人からの花と、グラスタワー、そしてドレス姿の美女。
…このゲームの代名詞的存在、キャバクラじゃないか!
今にも裏から桐生チャンが出てきて、「そうですねー。」って接客しそうな雰囲気だった。

45分待ちでした


アイレムではPS3ダウンロードソフト『みんなでスペランカー』

25年の時を超えて発表されたあの名作の新作は、とても旧作を大切にしつくられていて、好印象だった。
落ちている爆弾とか、扉開いた時の変なオブジェとか、サイズが大きくなって書き込みが増えているけれども、基本的なデザインは昔のまま!

もちろんハシゴで←ボタン押し過ぎるとすぐに落ちて死んでしまったりと、作品特有の、
「探検家とは常に危険と隣り合わせである…我も人なり!」
というシビアな教え(致死判定)もしっかり踏襲している。
その上、インディジョーンズばりの大岩ゴロゴロがあったり仕掛けは派手になり、ドキドキ感アップ。

あっ、“お化け”だけはグラフィックがすごく怖くなってたー。
これにもドキドキ。


ハドソンのイベントステージには、高橋名人がっ!

グラビアアイドルに、
「お兄ちゃん(はぁと)。」
って言われてデレデレしていた。

2日目にしてすでに声はかれはじめ、デレデレ~ツルツル~のその姿を何も知らない人が見たら、ただの163センチのおじさんかもしれないが…
我々から見たら、神だ!

と、いうわけで、横にいたオシリーナじゃなくて名人のことばかり見ていた。

なんと神々しい…


テレビでも雑誌でもどの分野でもそうだけれども、高橋名人全盛期の頃とは違い、ゲームもまた“必ずみんながするもの”ではなくなった。
これはあの熱狂的な頃がすごかっただけで、当たり前の正常なところに落ち着いただけだと思っている。

だけれども、たくさんの海外メディアの姿などを見ると、やはり日本のゲームはまだまだ世界に誇れる文化で、まだまだ可能性があるジャンルだとも思った。

部類としては懐古ゲーマーになってしまっているけれども、そんな私にもやはりゲームの未来は気になるし、明るいものであってもらいたい。

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2008/10/09

ストレス中継

 <巨人3-1阪神>◇8日◇東京ドーム
 腰を下ろしてはいられなかった。阪神の岡田監督は攻撃のたびに立ち上がり、ベンチの段差に右足をかけ、上体が前のめりになるほどグラウンドにせり出した。この攻撃的な姿勢も実らず、大一番のスコアボードには1点しか記されなかった。「打つ方が1点だからな。追いつける場面はあったのだけど、結局、追いつけんかったからな」。声に張りはなかった。勝って8度目の優勝マジック3を点灯させるはずだっただけに、開幕から立ち続けてきた首位の座から陥落したショックは隠しきれなかった。
 点差以上に、ホームが遠い、苦しい展開だった。3者凡退は3回表と9回の2度だけ。残り7イニングは1死までに走者を出した。6安打6四球で塁は埋めたが、劣勢をひっくり返す一打が出なかった。(後略)
 (08・10・9『ニッカンスポーツ』)

先の対巨人3連戦から、いやその前から数えても、ずっと打てない・守れない状態のタイガース
せっかくのテレビ中継だったが、ものすごくストレスだけが溜まる放送だった。

「イライライライラ…。」

「イライライラ…キーッ!」(鳥谷の三振の時)


しかしながら、ファン以上に選手達は悔しいはず。
がんばっている彼らを無下に責めることはできない。


腹が立つのは、上原とか李とか、ペナントとは関係のないオリンピックのおかげで復調した選手達。

そして何より!
10ゲーム差ついていた時はコソコソしていたのに、ここにきて急に鬼の首とったかのように開幕前の順位予想を出してくるプロ野球解説者!

開幕前、100人中100人が「巨人優勝」って言っていたから、別に手柄にも何ににもならないよーだ!
そもそもその中で、この大接戦を予想できた人はいたのだろうか。


そう考えると今年のタイガースは、誰もが圧倒的不利と見る中で、がんばったってことなんだよなぁ。

そうだまだまだ熱戦真っ只中。

相手は昨年のペナント覇者。もっとがむしゃらに、挑戦する姿勢を。
今季のプロ野球を引っ張ったチームとして、誇り高き試合を。

そして我々は、最後まであきらめずに応援しよう!

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2008/10/08

100!

レモン味の清涼飲料水かと間違えて、レモンジュースを買ってしまった。

トルコ産「ジュース」だものね…飲むものじゃない、よね…?


そもそもよく見たら、ド真ん中に「100%果汁」って書いてあるじゃないか。

でもこのボトルのデザインだと、グビグビと行くものかと思うよなぁ。


「眠気覚ましにいいかも!」
と思って口をつけてみたが、ノドが焼けるように痛くなって気絶するかと思った。

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2008/10/07

あの頃を生きてきたのに…こんなものなのか!

昨年の販売延期を経て、ついにハドソンの通販から、
復刻版“シュウォッチ”
が届いた!

正式名称は、“連射測定器付時計シューティングウォッチ”って言うんだ知らなかった…っていうか時計だったんだ…。

待ってました!


80年代半ば、ファミコンから派生した「高橋名人」と「16連射」が社会現象を巻き起こしていた頃、私は小学生で、例に洩れず彼のパワープレイに熱狂させられていた。


当時の私の教室では、誰かと誰かのシュウォッチ2個が、常に「公共物」として友人間を分け隔てなく流通していて、授業中休み時間関係なく、常に腕に自信のある猛者達が代わる代わる新記録への挑戦を繰り返していた。

幾多の挑戦者達の手あかと摩擦で表面のテープは剥がれ、黄色一色になったシュウォッチの姿を今でも鮮明に覚えている。


連射の基本スタイルは、「叩き」。
名人の言葉によると「こすり」は邪道とされる。

しかし我々の間では「こすリ」が常識で…みんなネイルサロン行った後のように爪をピカピカと輝かせていたものだ。


それどころか記録への貪欲な争いはとめどを知らず、やがて鉄製の定規でてこと振動の原理を利用して「べんべん」やったり、家から怒るお母さんをかいくぐり電動歯ブラシ(当時はまだ珍しく高価だった)を持って来たりと、道具を利用して挑戦する者まで現れ、まさに“連射バーリトゥード”の様相を呈するのだった。


しかしね。
あの頃は若かった。
勝利の美学なんて何も無かった。

私も大人になりました。
大人になった私は、正々堂々、「叩き、1ボタン押し」で挑もうじゃないか!
(ちなみに49歳になった先日の高橋名人の記録は、「128」だそうである)


…くぅ~っ!何だか気負い過ぎてボタンが空回りする!

そんな私の結果は…「104」。

情けない…


少なっ!
こんなものなのかオレェ!
邪道だったといえどもかつての連射プレーヤーとして情けない。


こうなったら“なんでもあり”突入だ。
こすりでも定規でも何でも使ってやる!

せっかく買った復刻シュウォッチ、汚れてもいいや。

だって保存用にもう一個買ってあるから。

…やっぱり私も大人になったなぁ。

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2008/10/06

♪なんかのさなぎじゃなーい?

表題、有名な大ヒットシングルではなくて。

今朝、急ぎ足で出かけようと傘を開いたら、その内側に2匹、“なにかのさなぎ”がピッタリとくっついていたのだ。
人さし指の先っぽくらいのが、繭みたいなベッドにくるまって。


ムシ嫌いの私はゾクゾク鳥肌をたてながら、へばりついたそれをつぶさないようにそ~っと、別の傘の先でこそぎ落とそうと四苦八苦していて…
見事に電車に乗り遅れたのであった。

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2008/10/05

芸術鑑賞法

現代アートの国際典
「横浜トリエンナーレ2008」
へ行った。

3年ぶりの開催だが、前回は1人で出かけてすごくおもしろくなかったことを思い出し、姉さんに付き合ってもらった。
いや、作品がじゃなくて、体験型作品に恥ずかしくて参加できなかったことや、作品についてああだこうだ語り合うことができず、不完全燃焼な思いをしたのだ。


メイン会場が前回と同じだと思い山下ふ頭に出かけたら、違っていた…。
正解は赤レンガ倉庫の隣の新港ピアというところ。

他にも赤レンガ倉庫日本郵船倉庫大さん橋ランドマークプラザ三渓園と、横浜のいたるところに作品が点在している。
チケットを1回買うと、当日ともう1日、利用できるので、2日をかけてじっくり廻っとくれということか。


と、いうわけで今日は赤レンガ倉庫と新港ピアに行ってみたが、前回に比べて映像作品が増えた感を受けた。
その分間延びしたというか、パワーダウンしたというか、時間をかければかけるほど作品と共にいられれるけれども、アプローチが一方通行でとにかく疲れるし、あまりインパクトの残るものがなかったように思った。

特に元々芸術に対して斜に構えている私のようなひねくれ者には、より理解し辛かった。


しかしながら、

「ああいうことじゃないの?」とか、
「よくわからないねー。」とか、
「わかりやすさを放棄した作品は卑怯だ!」とか、

文句でも何でも含めて、こうして鑑賞した者が考え・話し合うことまでが現代芸術の場合は作品鑑賞の一部になるのだろうと…ホラ、「家に帰るまでが遠足方式」で…と、まとめてみたりする。

今回は緑色

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2008/10/04

20周年、30周年、40周年(つづき)

(つづき)

○<第4試合>ハルクラ×元気田村様
NEOのファンは他団体の選手も平等に声援を送り優しいイメージがあるけれども、田村様と元気がタッグを組んだ時の期待値は別物だと実感した。
2人への声援が方々から飛び交っていた。

しかしそんなアウェイの状態もなんのその。しっかり時間切れでの防衛を果たしたハルクラ。
JWPは見ていないのでこのチャンプは名前しか知らなかったのだけれども、あのNEO最強コンビ相手に一歩も引かず、いや体力に関しては試合終盤でもしっかりと動けていて、挑戦者チームを圧倒していたように思う。
こんなすごいレスラーいたのかと驚いた。

○<第5試合>ラスカチョ×アマンドラ
レジェンド復活!あのカラーパイプイスももちろん復活!
下田はメキシコで何を学んでいたのかと思ったら、オーバーアクションだった。
しかし試合が進むと往年の合体技、鉄柵攻撃、2人並んでの相手を切り捨てるような冷静なマイク…ラスカチョはやはりラスカチョだった。

レジェンド


対するアマンドラ。
憎まれ役を一身に背負って戦い、キムキョンは自身で持ち込んだ有刺鉄線ボードに落とされる。
場内の大歓声と、べっとりと血のりのついた有刺鉄線ボート…そのやられっぷり、あっぱれ!

場外カウント・反則カウント無しの荒れた試合のフィニッシュは、三田のデスバレーボム。
「1.2・3!」
と会場が一体となりコールし、イチバン盛り上がった試合だった。

○<第6試合>NEOマシンガンズ×松尾風香
試合後の売店で“ラスカチョと3ショット”と双璧をなして行列をつくっていたのが風香の売店だった。
やっぱりすごい人気だな!
そうなるとマシンガンズの予告した、“スーパー恥ずかし固め”に密やかに期待していた人が相当いたのだろう。
残念ながら(?)私の席は東側だったので、フィニッシュの瞬間はスモークに包まれていた…。

それはそうと松尾と風香って、プライベートじゃ絶対仲よくならなそうな雰囲気があると思うのは私だけだろうか。

シュールな画像だ…


○<第7試合>京子×奈苗
メインまでの時間が長く、パワーファイター同士の大味な試合だとお客さんもダレてしまうのではないかと危惧していたが、魅せるところは魅せ、しっかり引き締まったタイトルマッチになった。さすが。

京子は負けてしまったが、本人の言葉を除いても、「もうこれで一線退いたな…。」って感じが全くしなかった。
本当に彼女は30周年40周年を狙っていると、そう感じられた戦いだった。

20年の重み!


ベルト流出。

今後NEOマットは高橋奈苗を中心に回るのか。

(井上京子より)若手は、今こそ自己主張しなければいけない。
そうでもしないと、また井上京子の存在に潰されてしまうぞ!

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20周年、30周年、40周年

NEO女子プロレス井上京子デビュー20周年興行
「NEO DREAM 2008 ~終わらない夢を見るのもいいが新しい夢を描いてみせよ~」
へ。

会場は1階席は埋まっていたけれども、2階席には空きが。
ビッグマッチを有効利用して新規のお客さんを増やしたい、女子プロレスファンの底辺を広げたい、と関係者は当然思っていたようだけれども、今回は少し宣伝諸々が足りず反対の結果になってしまったようだ。
そういえば去年は前日にラゾーナ川崎でイベントしてたことを考えると、寂しいものだ。


昨年の京子欠場の一報で、いよいよ彼女も第一線を退く時が来たかと思っていたが、1年という期間での復帰→ベルト奪取。
まさか、当たり前のように、以前よりも状態よく復帰して、チャンピオンに返り咲くとは。

この世代の女子プロレスラーはみんな息が長い。

気力体力の両方が充実しなければ続かない実力の世界。
あれだけのキャリアを積めば現状に満足し、後輩達に道を譲ろうと思いそうなものなのだけれども…それを許さない向上心と、いい意味での自己主張。
本当にすごいことだと思う。


○<第0試合>マッスルビーナス提供4×4イリミネーションマッチ
アイスリボン所属の“マッスルビーナス”が川崎大会で第0試合。
同時にその模様は撮影中の映画のラストシーンで流されるそうだ。
先週新木場で見たよりも各々チグハグさが目立ってしまった感があったが、川崎のあの大舞台で、イリミネーションマッチという難しい試合形式を考えれば、がんばっていたと思う。

勝ったのは志田光
最後に決めたのはスープレックス!
思いがけない人間橋に、驚いて何の技だったか忘れてしまったけれど、美しかった。

テレビ番組や映画の内容はわからないけれども、こういったプロレスが外部に向けて何かを働きかける時は、イチプロレスファンとして何か協力できないかと思ってしまう。

○<井上京子20周年セレモニー>
歴史会場には歴代コスチュームの展示。
ジャングル・ジャックとの髪切りマッチや100代目WWWA王者の瞬間など、懐かしいヒストリー映像も。
たくさんの花と金一封とお酒に囲まれ、グレート・カブキの来場や、ブル中野からのメッセージが届けられ、涙のセレモニー。

しかしマイクを持つとキリッと引き締まり、
「20年と言わず、30周年40周年と続けていきたい!」
と、言うことは言う姿に脱帽した。


○<第1試合>勇気小林×夏樹華名
途中華名のヒップアタックや夏樹のソバットがいいところに入り、ガクッと動きが止まった勇気。
確かにこの試合での彼女への期待度は高かったけれども、一人で背負い過ぎた。

勇気は元気の引退までに何らかのアクションを起こさないのだろうか。
例えば、何か技を1つ継ぐような…。
引退試合の相手に立候補したっていいとも私は思う。
今日は違ったけれども、元気のタッグパートナーは勇気なのだから。

○<第2試合>植松×中川×さくら
試合前に植松が噴いたのはカブキ直伝の毒霧!
他団体のリングだと、改めてさくらえみというレスラーのよさを実感させられる。

1人エア手四つ


○<第3試合>松本×ベネッサ
圧倒的体格差のある相手に真正面からぶつかって行き、ダウンをくり返す松本
「もっと頭を使え!」
と思っていたら、体力の切れてきたベネッサをタックルで倒し、アルゼンチンで担ぎ、徐々に優勢になっていく。
終盤決まったバックドロップでは、3カウントとったと思ったんだけれどもなぁ。

(つづく)

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2008/10/03

衣替えはお早めに

もうすっかり秋本番。
気付けば朝晩、寒さを感じるようになっていた。

それなのに我が部屋は、最近帰っていなかったせいもあって、扇風機・掛け布団の無いベッド・Tシャツ短パンの寝間着…と、いまだに夏真っ盛り。

おかげで今朝、凍死するかと思った。


今週末こそは衣替えしよう…。

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2008/10/01

どうしてもあの言葉

 「成田空港闘争はごね得」「日本は内向きな単一民族」「日本の教育のがんが日教組」‐。失言を連発した中山成彬国交相が28日、在任わずか5日で辞任した。理由は「国会審議に支障があるとすれば本意ではない」。国民への謝罪を明確にすることなく、この日も日教組を敵視する持論をまくし立てた。政府内に「まるで自爆テロ」と嘆息が漏れる中、「国民本位」を掲げる麻生太郎内閣から退場した。
 麻生首相に辞表を提出後、国土交通省で記者会見した中山氏。冒頭、一連の発言に関し「『よく言ってくれた』『頑張れ』と山のようなメール、電話が鳴り続けている」と強調。騒ぎの責任については「不快な思いを与えた方々にはこの前も陳謝した」「大分県を名指ししたことについては申し訳なかった」などと切り上げ、政権や総選挙への影響を「そのことが一番心配」と述べた。
 「成田」「単一民族」発言は撤回したとしながらも、日教組に関しては「政治家中山成彬としては撤回したという考えはない」と言い放ち、1時間近く「ごく一部の過激分子が政治的に子どもたちを駄目にして、日本を駄目にしようと活動している」などと持論を展開。自民党有志による「日本の前途と歴史教育を考える議員の会」会長として、「自虐史観」批判を展開してきたことでも知られるだけに、前日の発言も含め「確信的にあえて申し上げた」と胸を張った。
 (08・9・29『西日本新聞』

ついつい・うっかり、大臣の軽率な“失言”に対しては私も不快感と情けなさを感じたけれども、最後まで撤回をしなかったあの言葉。

内閣に、政府に、そして国民に、あれだけの迷惑をかけてまで彼が言いたかったこと。

我々も少し冷静になって考えてみる価値はありそうだ。

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