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2008/06/12

素晴らしき人生

 「いやあ、映画って本当にいいもんですね」のせりふで親しまれた映画評論家の水野晴郎(みずの・はるお)さんが10日午後3時5分、都内の病院で肝不全で亡くなっていたことが11日、分かった。76歳。肝臓の持病や骨折などで、ここ数年は入退院を繰り返していた。宣伝担当者、評論家、監督として、映画にかかわり続けてきた一生を、女優三田佳子(66)らが悼んだ。通夜、告別式は密葬で営まれ、7月にお別れの会が開かれる。
 水野さんは病床でも映画への情熱が衰えることはなかった。4月22日に路上で転倒し、検査入院したのが、今年3回目の入院だった。2カ月前にはペンが持てなくなり、口頭で脚本執筆を行っていたため、親族や親しい関係者も覚悟を決めていた。
 だが、水野さんは誕生日の2日前の7月17日に復帰会見を行うつもりで治療に専念していた。枕元には監督、脚本、製作を務めてきたシリーズ「シベリア超特急」の新作脚本が置いていた。DVDで過去のヒチコック作品や新作を見て「どこからが仕事で、どこからが趣味か分かんないね」と苦笑いしていたという。(後略)(08・6・12『nikkansports.com』

テレビの映画番組から、映画評論家による作品解説がなくなったのはいつからだろう。

なくなってはじめて感じた、寂しさ。


エンターテイメントはそれだけでももちろん楽しめるけれども、その作品を誰かと共有し、語り合うことによって、さらにそれが高まる。

はじまりと終わりに必ず出てきて話しかけてくれる、映画番組における映画評論家というのは、テレビという一方向のメディアにおいてそれを可能にした、貴重な存在だったのだ。


アニメ化が幻になってしまった(?)自身の監督作品『シベリア超特急』

そして何より個人的に印象に残っているのは、トンボのようなでっかいサングラスとゴリゴリのアメリカンポリスの格好をして、バイクにまたがるの姿。


「好きなことも仕事になるとイヤになる。」
と言われる中で、
好きなことを追い続け、変わらない姿勢であり続けたその情熱には感服する。

大好きなことにずっと囲まれていた、きっと幸せな人生だったのだろう。


たぶん、みんなが思った言葉(↓)。

「いやぁ人生って、本っ当に素晴らしいものですね。」
「また、ご一緒しましょう…。」

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