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2008/06/15

街の人全員のチカラで街は動いている

 東京・秋葉原の17人殺傷事件から15日で1週間。73年から続く毎週日曜日の歩行者天国は中止になり、人通りも普段より少なかった。ホコ天の消えた「アキバ」を歩いた。
 派遣社員、加藤智大(ともひろ)容疑者(25)がトラックで突っ込んだ午後0時半。現場の交差点では、警察官が「事件を目撃した人はいませんか」と呼びかけている。殺害された7人をしのぶ献花台から、線香と白菊の香りが漂う。花を手向け、手を合わせる人が後を絶たない。
 浮かない顔をみせるのは、秋葉原電気街振興会の小野一志会長(54)。「2~3割は人が少ないねえ」。父の代から創業57年の老舗。「歩行者天国は街の顔。危険を理由にした中止は容疑者の思惑通りだし、売り上げを心配する店もある」と話す。しかし、ここ数年アニメ衣装を着る「コスプレ」文化で有名になり、「街のイメージが変わった」と歩行者天国中止を歓迎する住民がいるのも事実だ。(後略)(08・6・15『毎日新聞』

そうでなくても以前から秋葉原では、個性的な小さな商店が次々になくなり、その跡地が区画整理され、普通のファッションビルやグルメビルがギュンギュン建っている。

この現象に対して、

「“タウンマネジメント”という名の元に集まった人々が、街の利権問題を巡った末に、オタク文化を悪者に仕立ててその間に街を浄化しようとしている。」

という声も一部から上がっている。


少し前に世間を騒がせた、歩行者天国での“ハレンチ報道”。
これについて警察に逮捕された沢本あすか(22)が、テレビ局から謝礼を受け取りパフォーマンスを行ったと発言したことにより疑いが強まったのだ。

(〈リンク・トラックバック〉●「秋葉原タウンマネジメント会社が描く秋葉原浄化シナリオ 」→08・4・27『世の中に絶えてメイドのなかりせば萌えの心はのどけからまし』

この一連の問題、非常に興味深い話だ。


街は変わるもの。
だけれども、誰かの意図だけでムリヤリ変えるというのであったのなら、あまりに暴力的だ。
もしそうであったのなら、これは決して「浄化」ではない。


先の通り魔事件により、ますます街や街の人の風当たりは強くなった。

歴史があり、稀有で、愛された街。
これ以上誰かが傷つかないで済むように、関わり合う全ての人々の思いが活かされるように、たくさんモメて、時間をかけて変わればいいのだと思う。

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