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2008/04/22

司法を正した

 山口県光市で1999年、会社員本村洋さん(32)の妻子が殺害された事件で、殺人や強姦(ごうかん)致死などの罪に問われた元少年(27)の差し戻し控訴審で、広島高裁は22日、1審の求刑通り死刑の判決を言い渡した。
 犯行時18歳1カ月の被告に死刑を適用するかが焦点だったが、楢崎康英裁判長は2人への殺意を認めた上で「死刑を回避すべき理由にはならない」と指摘した。
 被害者遺族の訴えをくんだ形の結論で、来年5月以降に始まる裁判員裁判や、相次ぐ少年による重大事件の審理にも影響しそうだ。
 (中略)
 差し戻し審で新たに弁護団が結成され、殺意を否定。劣悪な家庭環境で精神的に未成熟だったなどとも主張し、死刑回避を訴えた。
 検察側は「事実の捏造(ねつぞう)、歪曲(わいきょく)で被害者を冒とくしている」とあらためて死刑を求めた。(08・4・22『nikkansports.com』

まだ1つの判決が下されたまでなので、全てが終わったわけではなく、何とも言うべきではないのかもしれないけれど…今はただ本村さんに対して、
「(ひとまず)お疲れさま。」
という気持ちだ。

9年間も全ての矢面に立ち、様々なものと戦い続けた彼には、ただただ敬服の思いだ。
23歳という若さで背負った大きなもの…私が同じ立場だったら、きっと耐えられないから。


この事件の一連の裁判などに対して、
「感情が先行した報道・世論。」
という評論が上がったこともあったけれども、感情論が変わらず9年も続くだろうか。

何度事件の概要を耳にしても、その度不快な思いになるのは変わらない。


「人を殺めたら、その罪には極刑があてられる。」
当たり前のことなのだけれども、当たり前のことではなかったこのこと。

今までずっと異常だった国の司法が、こうして正常に冷静に機能したのは、本村さんがいたから、他にはない。

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