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2008/04/09

ウサギのおなか

小学生の頃、学校から増え過ぎたウサギを2匹、もらったことがあった。
白くてでっかいのと、パンダ色で小さいの。

庭のすみに、屋根付きの木の囲いと、コンクリートうちっ放しの床(土だと穴掘って逃げてしまうので)の、ほったて小屋を建てた。
そこで特に名前もつけずに、5,6年は飼っていたように思う。


ある日、小屋の掃除をしに行くと、白ウサギが自分のお腹の毛をギュンギュンむしっていた。
けっこう大量に。

その時はおかしなことをするなくらいにしか思っていなかったのだけれども…次の日も、またその次の日もウサギは毛をむしっていて、さすがにストレスか何かだろうかと心配し、庭に放して遊ばせたりいつもよりも上等なニンジンを与えてみたりとおもてなしをしながら、毎日床一面に広がるそれを片付けていたのであった。


それから数日後。
いつものようにウサギ小屋の扉を開けると、その白ウサギの足元に、ポツリポツリと手羽先が4つ5つ…えっ手羽先?

それは手羽先ではなく、ウサギの赤ちゃんだった。
しかし生まれたばかりのはずの赤ちゃんはみんな、冷たいコンクリートの上ですでに固くなってしまっていた。


「ウサギは妊娠すると、出産に備えて自分のお腹の毛をむしり取って、赤ちゃんのベッドにする。」

自分の無知で小さな命を犠牲にしてしまった時の哀しさというか情けなさは、今でもよく覚えている。

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コメント

悲しい出来事でしたねweep
私もそんなウサギの習性知りませんでした。なのにやはり子供の頃ウサギ飼ってましたcrying
犬も沢山飼ってましたが皆短命でした。今実家にいる私の犬はもう15年になりますが元気ですdashそのかわり、犬のために夏は冷房、冬は床暖房、食事も美容院も至れり尽くせりです。それ考えると昔の犬たちが短命だったのも当たり前のようなーーーーおみそ汁ぶっかけご飯でしたからcoldsweats01
だから今は動物飼うのためらいます。責任があるのでsweat01coldsweats01

投稿: まんちゃん | 2008/04/09 19:35

まんちゃんさま、こんばんはー。
ウサギってちょっと憧れでした。
やっぱり結構足が早くて、庭で一生懸命追いかけたり…懐かしい。

ご実家のワンコは15年ですか。長生き。
それくらいになるとやっぱり心配で暖房冷房、色々おもてなししちゃいますよね。

そういえば我が家のネコが今1匹、20年近く生きていて、でも死にそうで、そろそろブログのネタにしようかと思っています。


でもきっと、私は昔のほうが正しかったんだと思います。
最近のペットは寵愛を受け過ぎている!
「これは違うぞ!」「ペットを甘やかすな!」と思っています。

まぁそう思っていても、情がうつってしまって心苦しい時があるんですけどね。


動物の命って、すごく考えさせられますよね。
色々とペットを見送ってきましたが、その瞬間はいつも悲しいし、でもそれまでの間はすごく楽しいし。

投稿: かんげ | 2008/04/10 18:41

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