« 2008年3月 | トップページ | 2008年5月 »

2008年4月の記事

2008/04/29

ワレワレハ…

お台場の日本科学未来館の企画展、「エイリアン展」へ行ってきた。

幽霊、妖精、神、悪魔、怪物、UMA、地球外生命体…未確認生物、もしくは人間の空想の産物、ととらえると、エイリアンの定義も幅広い。
そんなもの全部を扱いきれるのかと不安になったのだけれども、ここでは“地球外生命体”を中心に展示がされていた。

「科学としてのエイリアン」
というテーマだと、扱うのは地球外生命体だけなのか。
例えば、幽霊を科学的見地から研究している人っていないのかな。


ここの科学館に行ったのは初めてだったのだけれども、キレイで、未来を感じさせる建物・雰囲気の、とてもいいところだった。
女性スタッフのシルバーのユニフォームがカッコよかった。
それでいて、家族のための休憩スペースも開放されていたりと庶民的なところもあって、そこもまた好印象だった。

売店も大きくて、場所が場所だけに普段よりサイフのヒモが緩みがちなお母さんが微笑ましかった。


大盛況最先端の技術による展示は驚き。
上部からプロジェクターでテーブルに映し出される画像をさわると、それがマウスでクリックしたように反応し、展開してゆく…どういう仕組み!?どういう仕組み!?

クイズがあったり、顕微鏡のように覗く穴があったり、エイリアンにメッセージを送るコーナーがあったりと、体験できる展示が多かったので、たくさんの子供達がはしゃいでいた。


しかしながら、とにかく人でいっぱいで…企画展ゾーンはそんなに広いスペースでもないので、11時くらいに訪れた時には、もう中はぎゅうぎゅうだった。
最近、テレビやラジオでよく宣伝しているからなぁ。

やっぱり朝早くか、夕方遅くに行くのがいいと思われる。
落ち着いてメッセージを投げかけないと、異星人もきっと反応してくれないもの。

友人です、泊まりに来たの

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008/04/28

もはや私はここにいてはイケナイ

お世話になっているブログ『月夜のお茶会』さまでご紹介されていた、
“エゴグラムによる性格診断”をやってみた。

ご主人のセイロン*ティーさまが、結構前向きながら辛口の診断結果をもらっていたので、少しだけ覚悟して臨んだのだが…


-------------------------------
エゴグラムによるあなたの性格診断結果

1.性格
笑った顔を滅多に見せず、口数が極端に少なくて、何時も暗い目を伏目がちに、何かを考え込んで居ると云った風なタイプでしょう。冷え切った心の持ち主で、人間らしい喜怒哀楽の感情は死んで終って居ます。その癖、病的な程に、他人の顔色や風評が気になるタイプです。死んだ感情に鋭い頭脳の回転が同居して居るタイプで、自分に付いても、世間に付いても、知り過ぎる程、全てを知り抜いて居て、しかも何をする気力も起らず、他人を愛せないばかりか自分自身に迄、かなり愛想を尽して居るような節が見受けられます。何かもう一つバランスが狂えば、発狂したり、自殺したり、と云う悲劇の生まれる可能性が少なく無いタイプです。

2.恋愛・結婚
この様な特殊な性格構成の状態では、恋愛や結婚と云う極めてポピュラーな人間としての営みが、かえって物凄く難しい大事業的な性格を帯びて来ます。結婚生活には絶対に必要な愛の心と、性に対する行動力が致命的な程、欠けて居るのです。貴方の人生観や価値観から見ると、それ等は全て空しいもので有り、何等の価値も見出し得ないと云う事に成る可能性が強いのです。大宇宙の真理から見れば、全くその通りで有り、一人一人の人間の存在など、宇宙のゴミにも値しませんが、しかしそれでも依然として我々は、生きて居ると云う事実は動かし難いものです。

3.職業適性
極く一般的な仕事は、とても勤まりそうに有りません。図書館司書、科学者、コンピュータ技術者などでしたら、その道が好きな場合には、案外向いている可能性が有ります。貴方の性格改造に最も役立つ職業を捜すのでしたら、動・植物や大自然を相手にする、農林・漁業の仕事が一番適切でしょう。

4.対人関係
思い切って人の余り住んで居ない山の中か海へ出て、大自然とは何か、人間とは何か、動物とは何か、生きものとは何か、と云う生きる為の原点を、問い詰めて見る事が、絶対に必要なタイプのような気がします。
-------------------------------


超後ろ向きぃ!

「病的」「致命的」「死んだ感情」「生きる為の原点を〜」…もはや一般社会人としての扱いじゃないなコレ!
いや生物としての存在価値さえも…。


こういう“診断もの”のおもしろいところは、
「そんなに間違ってはいないな…。」
と必ず思ってしまうところ。

そう。
そんなに間違ってはいないんだよなぁ…。

きっと1つか2つくらいは必ず自分の中に確固としてある自分像があって、それを必ず設問で導いている(私の場合は「感情をおさえる」とか「他人が気になる」とか)からなのだろう。


それにしても、相変わらずのダメダメっぷり。
こんなクソッタレなやつを好きになったりキライになったりしながら、何十年と一緒にいる自分が…それでも憎めないぜークソッタレ。

| | コメント (6) | トラックバック (1)

2008/04/27

ちょっとぜいたくしちゃった。

ヨコハマは夜が早いきのう
高校時代の仲間が久々に勢揃いしたので、楽しさで半ば意図的に終電を逃してしまった。

さんざん飲んだ後、どうしようゆっくりのんびりしたい、ということで、“横浜みなとみらい万葉倶楽部”へ初めて行ってみた。


入館料は2620円。
在館中に深夜3時を過ぎると、特別料金1680円が加算される。

普通のお風呂屋さんの感覚でいると、べらぼうに高い。
なのでここができた時も、「誰が行くのだろう!このブルジョワめが!」と思っていたのだ。


しかし、施設内にはたくさんの人が。
仕事帰りのサラリーマン、デートのカップル、観光の女性グループ、家族…客層がホントバラバラで、驚いた。


肝心のおフロは、内湯に露天にサウナもあって、タオルも歯ブラシもカミソリも自由に使い放題。
手ぶらで行って手ぶらで帰れる、まさにいたれりつくせり。

広くて、シャワーとカランの数も多いので、たくさん人がいたけれども決してこんでいるということはなく、のびのびできた。
清潔だったしね。

ただ、お湯は場所によっては消毒の臭いがしたりと、いいものではなかった。
湯河原からお湯を持ってきているようだけれども、残念ながらここは銭湯の域だ。

大きな湯船で横になって、お酒でまどろんだ感覚がすっきり抜けて行く…ブクブク。


館内には、食事処や各種マッサージ・エステ、そしてゲームコーナーまである。

また、テレビ付きで一人掛けのリクライニングシートの並んだ部屋もあるので、仮眠もとれる。
ただ、こういうところには必ずイビキがすごい人がいるので…本当にしっかりと休みたいのであれば、別料金で部屋を借りることになるだろう。


お風呂でのぼせて、借りた浴衣で館内徘徊。
ロッカーキーのリストバンドで全部事後精算なのでおサイフいらず。
しっかりゲームセンターでムダ金すって、明け方に少しだけ眠った。


それでも、友人と遊んで早朝になる時はいつもヘロヘロなのに、今日はシャッキリシッカリ。
ちゃんと朝ご飯も食べて、元気に駅で別れてきた。


終電逃してビジネスホテルの代わりに、だと豪華過ぎる。
大切な日にお泊まりする、には物足りない。

今日みたいなちょっと嬉しいことのあった日に、ちょっと贅沢、にピッタリなのだろう。
「たまにはいいかな。」ってことだ。

お値段相応だと思いました

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/04/26

「被害者が君達でよかったよ…。」(受付の女の子談)

高校時代の同級生がご結婚。

今日はその二次会に出かけてきた。
おめでとう!


“結婚式の二次会”といったらアレでしょう。
「ビンゴ大会」または「大抽選会」!

と、いうわけでこのお誘いのおハガキが届いてからというもの、友人のSTRさんと、

「絶対にPS3を当ててやる…!」(STRさん)
「じゃあオレは銀色のDSを…!」(私)

と、お互い密やかに闘志を燃やし続けていたのであった。
ムダに運を使わぬように、日々を慎ましく生きながら。


会場到着。
受付で、会費と引き換えに、数字の書かれた小さなチケットをもらう。
聖戦前。気合いが入るぜ!

新郎新婦入場。
開会宣言。
ご飯を食べ、お酒を飲み。
お得意の思い出話。
幸せな2人を囲んで記念撮影をして、自分の浮き上がったみすぼらしさに絶望する。


にぎにぎしく会は進むと…とうとう始まった大抽選会!
ここでは新郎新婦が手持ちの袋から番号を引き、先ほど渡されたチケットに同じ番号があった人が見事当たり!景品プレゼント!となる仕組みだ。

わくわくしながらみんなの手にあるチケットを見てみると…

友人のカマキリさんは、60番。
同じく店長さんは、13番。
STRさんは、41番。
私は、41番。

…えっ?
何で41番が2つ、ここにあるの?


気付いた時はすでに遅し。
新郎新婦の元にある幸せの袋、そこに入っているはずの1枚が、ここにあるということは…。

決して呼ばれることのない、41番。

誰よりも張り切って誰よりも欲にまみれていた我々は、幸せのスタートラインにさえ立てなかった。
これが因果応報というやつなのかー。

人生史上最悪のダブり

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008/04/25

突っ込まざるを得ない言葉

最近テレビで、“アントキの猪木”をよく目にする。

イチオシの持ちギャグなのかどうかはわからないのだけれども、彼が真っ赤な顔とカラカラのノドで、

「落ち着け!」

って叫ぶのがすごいツボだ。


アノ、焦ってしまってついつい“猪木”から離脱して、ついつい責任転嫁しまった雰囲気が、たまらない。


テレビを見ていても、街を歩きながら突然思い出しても、その度に「ンフフフフ…。」と私もペリカン笑いをしている。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/04/24

チラミズム

電車に乗って、いざ座っている人の目の前に立ってから、
自分のズボンのチャックがちゃんと閉まっているか不安になることがある。

すごくある。

“ズボンをはく”なんてほぼ無意識でやってることだしね…。


しかしそこですぐに確認しようと、おもむろに股間に手を伸ばすのもなぁ。
変質者みたいだもの。
ちょうど座席の人の目線の前だし。

と、いうわけで、1駅過ぎたところくらいで何気なくズボンを上げるフリをしながら指先で確認したり、
立ち位置を詰めつつ、何気なく足元を見るフリをしながら目で確認したり。

朝にする不必要な努力は続いている。

「誰も見ちゃいねーよ」って?必要以上に周りを気にするのがモテない男子なの(オドオド)

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008/04/23

9年間の重み

相手の感情を逆なでするような質問をあえてぶつけたり、一瞬だけの崩れた表情を撮影・掲載したり。
彼らも仕事とはいえ、マスコミ記者の取材の仕方に疑問を感じることが多々ある。

そんな中、きのうの判決の後の本村さんは、立派だった。

あれだけたくさんのマイクとカメラを向けられ、ある意味意地悪な視線が集中する中で、その場で受けた質問を冷静に・的確に返していた。
なんて強い人なのだろう!


そういえば裁判の始まった頃は、テレビの向こうで感情的に声を震わす彼の姿を見たっけ。


あんなことが起きていなければ、
あんな裁判になっていなければ、
こんな扱われ方をしていなければ、

こんなところではなく、今頃会社で仕事をしながら、昼休みには奥さんのお弁当を食べていたかもしれないのに。
テレビのカメラを見たら、「テレビだ!」と反射的に喜んでしまうような人だったかもしれないのに。


…特異な9年間が彼を色々と変えてしまったのだと思うと、やり切れない思いだ。

(〈トラックバック〉●「朝日新聞女記者「この判決で死刑に対するハードルが下がった事に対してどう思いますか?」」→08・4・22『痛いニュース』

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2008/04/22

司法を正した

 山口県光市で1999年、会社員本村洋さん(32)の妻子が殺害された事件で、殺人や強姦(ごうかん)致死などの罪に問われた元少年(27)の差し戻し控訴審で、広島高裁は22日、1審の求刑通り死刑の判決を言い渡した。
 犯行時18歳1カ月の被告に死刑を適用するかが焦点だったが、楢崎康英裁判長は2人への殺意を認めた上で「死刑を回避すべき理由にはならない」と指摘した。
 被害者遺族の訴えをくんだ形の結論で、来年5月以降に始まる裁判員裁判や、相次ぐ少年による重大事件の審理にも影響しそうだ。
 (中略)
 差し戻し審で新たに弁護団が結成され、殺意を否定。劣悪な家庭環境で精神的に未成熟だったなどとも主張し、死刑回避を訴えた。
 検察側は「事実の捏造(ねつぞう)、歪曲(わいきょく)で被害者を冒とくしている」とあらためて死刑を求めた。(08・4・22『nikkansports.com』

まだ1つの判決が下されたまでなので、全てが終わったわけではなく、何とも言うべきではないのかもしれないけれど…今はただ本村さんに対して、
「(ひとまず)お疲れさま。」
という気持ちだ。

9年間も全ての矢面に立ち、様々なものと戦い続けた彼には、ただただ敬服の思いだ。
23歳という若さで背負った大きなもの…私が同じ立場だったら、きっと耐えられないから。


この事件の一連の裁判などに対して、
「感情が先行した報道・世論。」
という評論が上がったこともあったけれども、感情論が変わらず9年も続くだろうか。

何度事件の概要を耳にしても、その度不快な思いになるのは変わらない。


「人を殺めたら、その罪には極刑があてられる。」
当たり前のことなのだけれども、当たり前のことではなかったこのこと。

今までずっと異常だった国の司法が、こうして正常に冷静に機能したのは、本村さんがいたから、他にはない。

| | コメント (0) | トラックバック (2)

2008/04/21

八重桜の季節

ちゃんとした公園のようだ八重桜が満開の季節。
我が実家の周りも、ピンク色に包まれている。

毎年同じことを書いているけれども、マンションか公園か…「カーボン山」と通称されていたここの土地を巡る権利問題も落ち着き、結局、横浜市が公園として所有することになった。


早速土地の端の土手は、生い茂った笹は掘り返され、ドングリの木は切り倒され、しっかりとコンクリで固められていた。
…そうか。公園って、営造物だものね。
そのままというわけには、いかないのか。

「桜山公園」としての2年後の完成に向けて今、様々な場所で工事が続けられている。

ここも昔はモグラやでっかいミミズ、夏はカブトムシ、ヘビもたくさんいたのだけれどもなぁ…今はもう、いなさそうだなぁ。
50年近く我が家はここにあるけれども、ここまで周りの環境が変わったのは初めてのことではないだろうか。


しかし考えてみると、マンション建設会社が買い取った土地を、
「さらに買い取って公園にしろ!」
なんて、ずいぶんと強引で一方的で無謀な要望であったにもかかわらず、ここまでした市側は素晴らしいと思う。


色々な面から見て、どちらの結果がよかったのかはわからないけれど…ここにある木々や小さな動物にとってはいいことだったのは確かだ。

そんなこと全く気にもとめていなかったように、今年もサクラの花は咲いているが。

ずいぶんとうるさくしてしまった分、これからは放置せず手をつけ過ぎず、静かにここを見守っていたいものだ。

静かにね

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2008/04/20

甦れカコキジよ

下書きをしたまま放置していた記事があった。
2006年の10月…“新庄の引退”って、大切な日のじゃない!
バカバカバカ、オレノバカ!

と、いうわけで一応、アップしてみました…。

〈カコキジ〉
06/10/26「新庄引退」
06/10/27「青い旅」
06/10/28「京都に行ってきたどす」
06/10/29「京都に行ってきたんどっせーい」

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/04/19

オカVIP

驚いたことに晴れたので、“横浜どうぶつえんズーラシア”に行った。

オープンしたばかりの頃に行ったきりだったので、2回目。
「こんなに大きかったっけ?」と、広くて驚いた。


大人のカップルもそれなりにいました園内は、「アジアの熱帯林」「アマゾンの密林」など生息域に合わせ分けて動物が展示してあり、またそれに合わせてセットというか何というか…それ風の建物や小道具、植物などで雰囲気を演出している。
ディズニーランドのようだ。
道もしっかり鋪装されているので、ベビーカーも転がしやすく、お父さん大喜び。
子供も走りやすいのか、絶叫と共に疾走し、あちこちでぺたんぺたんと転ぶ音が聞こえていた。

ベンチやトイレ、広場もたくさんあったので、お弁当とバドミントンセットを持った家族連れにはとても楽しく過ごしやすいところだと思う。
そんなにこんでいないしね。

これはシャクナゲまたちょうど今は花の季節。
美しかった。


「生息環境を再現」しているため、動物は遠い。
オリがあって、動物が目の前の、今までの動物園の感覚でいると違和感を感じる。
でも動物達のことを考えると、しょうがないのだろう。

希少動物を中心に扱っているため、「見たことある!」的な有名どころばかりではないのも、ここのウリなのだろう。


オススメは…

アクティブな「ボウシテナガザル」。
ヘッドバンキングをし続ける「ホッキョクグマ」。
「シロフクロウ」のアルカイックスマイル。
「コモンウーリーモンキー」の肉体美。
名前の響きとは異なり意外とかわいい「ヤブイヌ」。
「アフリカタテガミヤマアラシ」、超痛そう。


ここにもウェルカムオカピしかしズーラシアといえば何といっても、
「オカピ」!
園の顔である彼の待遇はやはり他の動物とは格が違い…ホラ、ここにもそこにもあそこにも、放し飼い状態でいっぱいいる!

その扱いはまさにスーパースター。


そこにもオカピ遊具


あそこにもオカピアイス500円


当の本人は、そうかわいらしい動物でもないのだけれどもなぁ。
反すうしているし。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2008/04/18

Dの行方

ずいぶん昔から、「リポビタンD」の“Dマークのシール”を飲むたびに会社のゴミ箱に貼っていたら、ずいぶんな数になっていた。

溜めてしまうと愛着というか何というか…捨てる気にはならないし、応募券に貼るのにもかわいそうな気がするし。


んで。
もっと「仲間を増やしてあげよう。」と思って買うのだ、リポD。無償の愛。

ファイトーっ、63ぱーっ!

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2008/04/17

退く勇気だって

 熊谷公園球場で15日に行われた高校野球春季埼玉県大会北部地区予選1回戦、進修館—川本戦で、川本が0—66の2回裏1死から試合を放棄する出来事があった。試合は規定により、進修館が9—0で勝利した。けがなどによる部員不足での試合放棄の例があるが、申し出による試合放棄は極めて異例の事態だ。
 川本は先発投手を含む2人が正式部員で、他部からの助っ人を集めて今大会に出場。初回に26失点、2回は1死までに40失点していた。先発投手の球数が250を超えたため、健康上の理由から飯田貴司監督が大会本部に試合放棄を申し出た。
 飯田監督は「このペースだと4回で500球近く投げることになる。他の選手も集中力を欠くことで、けがの危険性があった」と苦渋の決断だったことを説明した。(08・4・16『スポーツ報知』

切ないなぁ。
私も学生時代は人数の少ない部活動に入っていた(バドミントンなのでチーム競技ではなかったけれど)ので、とても切なさを感じる。
後輩がいなくて、誰にも応援されないまま戦う大会ってのは、思った以上に寂しいものなのだ。

しかもこの川本高校、今年で他の学校に統廃合されてしまうというではないか。
最後の大会、もちろん勝つつもり・思い出に残るいい試合をするつもりでグラウンドに出て行っただろうに…切ない。


同じ高校生でここまで差が出るというのにも驚いた。

しかし「2回1/3で250球」でも、「4回500球」とは限らないじゃないですか!監督!
この後立ち直って完璧なピッチングをするかもしれないのに!

…でも250球も投げたとあっては、その時点で肉体的にも精神的にもその子が心配。


監督も勇気のいる決断だったのだろうが、しょうがないよなぁ。
投手もよく止められるまで耐えたよ…それはそれですごくがんばった、貴重な時間だったのだと思う。

| | コメント (0) | トラックバック (2)

2008/04/16

『離婚た女房が店に来た日』でメジャーデビューしてます。

学芸大学の雑居ビルの屋上から、ギター片手に1人毎朝、目の前を通り過ぎる通勤電車へアピールしている、

“屋上パフォーマンス”のkeybowさん


今朝もいつもと変わらぬ朝で、いつもと変わらぬ電車。
なので同様、いつものように何気なく…いやもはや、戦地に赴く荒んだ心では何とも思わず(失礼!)眺め過ぎ行くこの屋上、のはずだったのだが…

今日は3人に増えてた!

何か大道芸人さんみたいな、ダンサーみたいな、派手な格好をした2人がいた!
すっごい笑顔でフラフープを回していた女の人、その「朝」と「フラフープ」のミスマッチに衝撃を受けた。

と、いうわけで、「ふっ増えたー!」。
この思わぬ増員に電車の中で吹き出してしまって、恥ずかしかった。


今までは彼とそのパフォーマンスに、何となく孤独とか苦労人とかのイメージを抱き、それを時に励みにしていた。

だけれども今日窓の向こうでは、底抜けにバカバカしく楽しんでいて…その「なんだ。思ってたよりも楽しそうじゃん!」といった雰囲気が、また新たなる励みになった。


電車の中から毎朝、疲れはてた顔で何気なく眺め続けたこの屋上パフォーマンス
なんでも10年目を迎えた今年で終了するらしい。

たぶん無くなったら気付くのだ。
それはそれで寂しいのだと。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008/04/15

あなたも見られている

同世代くらいの働く女性と話していると、どこの会社にも必ずいるのだ。

“毎日女性社員のファッションを細かくチェックしている、男性社員”!


毎日、職場全員の女性を上から下までしっかりチェックし、
「今日のスカートはかわいいね〜センスいい。」
と言うくらいならまだしも、

「今日はバランス悪くない?」
「そのメイクは職場では不相応だ!」
などまで言う、いわばなんちゃってドン小西が、どこの職場にも1人はいるのだ。


んで。
そんな会話をしながら女性達は、
「毎日気を遣わなきゃいけないから、イヤだー。」
と言いながらも、まんざらでもなさそうな顔をしているのだ。


鈍感さが吊るし上げられるのが男だけれども、

「ファッションやメイクなど、具体的なポイントを誉めることが大切。」
ってのはずいぶん前から『SPA!』などの男性誌で伝えられてきている、定番の“モテる男像”だけれども、

ここまで異性に対してマメマメしなけりゃイケナイ(毎日だよ、毎日!)のかと思うと、その素質の無い私は人生に対してぷち絶望の思いだ。


そしてここまでズケズケと他人にものを言えてしまうことにも、抵抗を感じる。

自分がもし女性の立場だったら、誉められているうちは気分もいいだろうけれど、そのうち、
「ウザい!キモい!」
と発狂しそうだから。

やっぱり女性は誰しも、不特定多数にでも、人に見られているということが嬉しいのだろうなぁ。


不器用さと自信の無さと遠慮と、「なりたいものは空気」の塊のような私から見れば、踏み込めない・理解できない領域である。
…脱落。

いつでも見ていますよ…ヘッヘッヘ

| | コメント (2) | トラックバック (2)

2008/04/14

ちょうくつう運転

完成を4年後に控え広告費が増えたのか、最近よく、地下化される東横線渋谷駅~代官山駅の話題を目に耳にするようになった。
「渋谷の地下に巨大空間が!?」なんて。

「東京メトロ副都心線との相互直通運転に伴う東横線渋谷~横浜間改良工事」
ってやつだ。
この計画で東横線は、新しくできる東京メトロ線と直通運転をし、横浜から埼玉西南部まで一気に行けるようになることが、この計画のウリらしい。


しかし毎日電車に乗っている身であれば、これだけ都心に鉄道が走っているというのに、この計画の必要があるとは到底思えない。

ただでさえ毎朝電車が遅れているのに、直通運転をし、さらに遅延させる必要は、無い。
大小限らず事故後のリスクを考えると、そこにつながる路線全てが影響を受けてしまう直通化は、必ずしも賢い選択とは思えないのだ。
東京じゃ、ちょっと歩けばすぐ違う電車の改札。
乗り継げばいいじゃない。

超個人的に言わせてもらえば、帰宅時渋谷駅始発でゆっくり東横線に乗れていたのに、直通運転で渋谷を通過駅にし、私が電車に乗る時の車内を混雑させないで欲しいと思っている。

そして最も問題なのは、当たり前のように断行される運賃値上だ!
望んでいないのに…。


また、渋谷駅~代官山駅間の東横線の古めかしいガードは、とても絵になっていた。
向こうに巨大ビル郡をのぞみ、渋谷川と並走するガード。
ガード下およびガード沿いの、小さな店舗や路地。

灰色の空の下に映え、まさに都会といったカンジの、意外とCMなどにも使われていた隠れた名所だったのに。
これが地下化され、無くなってしまうことには寂しさを感じずにいられない。
きっと4年後にできる地下都市はのっぺりとした、情緒の無いものだろうから。

ガードとか、駅舎とか、踏み切りとか、今までの電車の風景って、これからどんどん無くなっていくのかなぁ。


ただの懐古主義かもしれないけれど…私は、改めて便利さはたくさんの犠牲の上に成り立っているのだと感じている。

コンクリートジャンゴー

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/04/12

偉業達成、達成。

 お待たせ! 阪神金本知憲外野手(40)が横浜5回戦(横浜)の7回、寺原から右前適時打を放ち、プロ野球史上37人目の2000本安打を達成した。6日の巨人戦で王手をかけてから19打席目は歴代の達成者で最も苦しんだ。遅咲きだが、年を重ねるごとに成績を上げ、40歳0カ月での到達は史上3番目の高齢になる。連続試合フルイニング出場の世界記録を更新中の鉄人に、新たな勲章が加わった。(後略)(08・4・13『ニッカンスポーツ』

以前も書いたけれど
「継続は力なり。」の言葉。

これを、
「ただそれを続けているだけで、勝手に自分の力になる。」
と履き違える場合がある。


浪人生の頃の自分は毎日予備校に通っていたけれども、そういえばその「毎日通っている」という事実に満足して、ただ黒板の文字をノートに写して、これが勝手に自分の中に入ってくるのだと思っていた気がする。
…例えれば、こんなカンジ(実話)。情けない話だ。

どんなに意味がないことを続けても、ムダなだけだ。
途中にでも最後にでも、とにかく“結果”が伴わなければ、何の意味も無いのだ。


そんな中、プロ野球という厳しい世界での“2000本安打達成”は、“連続フルイニング出場記録”に続き、常に第一線で活躍しながら・常に結果を出し続けながら彼がいたことの証明だ。


おめでとう!
アニキがいてくれるから、チームは勢いづき、そしてそんな彼の背中を見ながら若虎は育ってゆく。
過去も今も未来にも、全てにおいて結果を出している…すごい!

おんぶにだっこで頼り切ってしまって申し訳ない…でも、きっと今日のこの瞬間は、10年後20年後のタイガースの指針になっているから。
ケガにだけは気をつけて、これからも頼らせてください。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008/04/11

待ってるぞアニキ!

 史上37人目の2000本安打に残り1本と迫っていた阪神・金本知憲外野手は11日、敵地・横浜スタジアムで行われた横浜戦で4打数無安打に終わり、大台到達はならなかった。
 6日の巨人戦第1打席に2000本安打へ王手となるセンター前ヒットを打って以来、15打席(13打数)連続安打なし。さらに、15打席で6三振を喫するなど産みの苦しみを味わっている。試合は横浜が2対1と阪神に勝利した。(後略)(08・4・11『スポーツナビ』

「アニキ2000本安打オメデトウ!」

の記事を待ち切れずにずいぶん前に書いて、下書き保存したままけっこう経ってしまっているのは、ナイショ。


アニキが打つとチームが勢いづく!今日の試合はその証明。

待ってます!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/04/10

魔性

 横浜市港北区の市立新田中学校(示野章子校長)で今年3月、1年生の学年末通知表で「計算力を向上させ魔性(ましょう)」などの記載ミスが見つかり、生徒58人に訂正版を配布していたことが分かった。教諭3人がパソコンで作った元データからコピーする際に誤った。学校側は3月末に保護者の指摘で気づいて謝罪したが、「魔性」と誤記載された女子生徒の父親は「誰でも間違いはあるが、ミスを見過ごした学校全体に不信感を抱く」と批判している。
 同校は昨秋に前期分、今年3月には学年末分の通知表を作成して生徒に配布。学年末分は前期の成績を再掲載する欄があった。
 市教育委員会によると、数学の男性教諭は女子生徒1人について、前期分で「魔性」と記載し、配布前に同僚の指摘で修正したが、元データは修正しなかったため、学年末の再掲欄で誤った。「不快な思いをさせて申し訳ない。前期で直したので間違っていないと思い込んだ」と話しているという。
 英語の女性教諭2人は観点別評価欄で、前期成績の「ABBA」を、学年末は「ABAB」などと再掲。通知表とは異なる順番で元データを作成していたのに学年末はそのままコピーしたため、当時の1年生212人全員の記載順を間違えた。うち58人は訂正が必要となった。
 市教委は「成績には影響ないが、チェック体制が甘かった」と話し、指導主事が学校訪問の際に注意を呼びかけて再発防止を図る。【野口由紀】(08・4・10『毎日jp』

魔性…。

ニュースを見て、モニターの前でゲラゲラと笑ってしまった(仕事中)。
通知表という真面目な書類の中に突然出てくる、非現実な「魔性」の言葉。
しかも計算力をダメ出しされた文章で出てくるんだもの。
ちょっと自分の中で魔性ブームが来そうなほど、おもしろかった。

あぁ後、その時ファミコンの「魔鐘」もなぜかドーンと頭の中に出てきた。
アイレム…。


と、いうわけで、意味の通らないこの程度のタイプミスはかわいいもので、批判している保護者には同情はできない。
ニュースにするほどのことかとも思った。

しかし、記事の後半を見てみると、あまりにも他のミスが大き過ぎて驚いた。
子供にとって通知表の数字が「A」か「B」かってのは、今夜がカレーか手巻き寿司か以上に大きなこと。
そこに関しては、許しがたい気がする。


これもパソコンの力に頼り信じ切ってしまった弊害か。
コンピューターもそのソフトも道具の1つ。
そして道具を使いこなすことって、結局は手先だけの問題ではなく、頭とか意識の問題なのだ。

先生。
プリントアウトした後は、横着しないで、最後はしっかり自分の目で確認し魔性。

(〈トラックバック〉●「行き過ぎ。どれだけ完璧を求めるの?」→08・4・10『News DEPOT』
●「魔性の中学生。」→08・4・10『やわらかい日々』

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2008/04/09

ウサギのおなか

小学生の頃、学校から増え過ぎたウサギを2匹、もらったことがあった。
白くてでっかいのと、パンダ色で小さいの。

庭のすみに、屋根付きの木の囲いと、コンクリートうちっ放しの床(土だと穴掘って逃げてしまうので)の、ほったて小屋を建てた。
そこで特に名前もつけずに、5,6年は飼っていたように思う。


ある日、小屋の掃除をしに行くと、白ウサギが自分のお腹の毛をギュンギュンむしっていた。
けっこう大量に。

その時はおかしなことをするなくらいにしか思っていなかったのだけれども…次の日も、またその次の日もウサギは毛をむしっていて、さすがにストレスか何かだろうかと心配し、庭に放して遊ばせたりいつもよりも上等なニンジンを与えてみたりとおもてなしをしながら、毎日床一面に広がるそれを片付けていたのであった。


それから数日後。
いつものようにウサギ小屋の扉を開けると、その白ウサギの足元に、ポツリポツリと手羽先が4つ5つ…えっ手羽先?

それは手羽先ではなく、ウサギの赤ちゃんだった。
しかし生まれたばかりのはずの赤ちゃんはみんな、冷たいコンクリートの上ですでに固くなってしまっていた。


「ウサギは妊娠すると、出産に備えて自分のお腹の毛をむしり取って、赤ちゃんのベッドにする。」

自分の無知で小さな命を犠牲にしてしまった時の哀しさというか情けなさは、今でもよく覚えている。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008/04/08

妄想ってすごい(ステキ)

先日電車の中で、カップルのカレシがカノジョに、
電気グルーヴとはなんたるか”
で、熱弁をふるっていた。

「彼らはああいう人達だから本当は〜。」
「彼らの苦悩を解放してあげて〜。」
「新しいアルバムに込められた思いを受け止めなければ〜。」

やがてその話は、
「J-POPがダメなのは、そもそも日本語というものがダメだからで、結果彼らは海外で〜。」
まで飛躍していて、私は前に立ちながらずっと、
「お前は関係者か!?何様か!?」
と、心の中でつっ込みを入れていたのであった。

当の本人達は、そこまで意図して曲づくりをしているかどうかもわからないのに…!
たかがファンにそこまで勝手に妄想させてしまう、電気ってすごい。
そしてそんな、ファンってすごい。


そういえばイチローがオープン戦でヒットが出なかった時も、周りでは、

「新しい打法を試してるんだよ。」
「シーズンに向けて完全充電中なんだよ。」
とか言ってたっけ。

当の本人はただヒットが打てなかっただけなのかもしれないのに…!
イチローってすごい。
ファンってすごい。


きっと内容どうあれ、妄想している時って、楽しいのだ。
誰も入って来ない自分だけの世界の中で、自分の思うがままのストーリーを、ああでもないこうでもないとつくれるのだから。

なんというか無邪気な純粋さと排他的な醜さが同居している、はかない・未成熟な美しさがある。


そんな妄想の発生は、何も有名人に対するものだけではない。

クラスの女の子が髪を切っただけで、
「あっ…もしかしてあの子失恋したのかな…チャンスかな…ドキドキ。」

好きな子が別の男子と楽しそうに話しているだけで、
「あぁ…やっぱあいつが好きなんだ…どうせオレなんて…いじいじ。」

などという、モテない男子が女子に勝手に抱く感情。
これこそが、この真髄なのかもしれない。


当の本人は意図して行動なんかしていないかもしれないのに…!
その気なく周りを一喜一憂させてしまう、女の子ってすごい。
そしてそんな、モテない男子ってすごい。

うじうじうじうじ妄想して、かといって何をするわけでもなく…そうして彼ら(僕ら)はだんだんと、思慮深くなってゆくのだ。

妄想は、精神の成熟に必要な、とっても甘酸っぱい薬。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2008/04/07

決められたことだけをすることが仕事ではない

 八王子市南町の路上で19日夕、男女2人が腹に包丁が刺さるなどして倒れているのを通行人が見つけた。2人は病院に運ばれ、命に別条はないという。女性(41)は直前まで警視庁八王子署で「身内に危害が及ぶ恐れがある」とストーカーとみられる被害を訴えていた。相談は初めてだったという。女性が署を出た直後に男(38)が路上で襲い、自らの腹を刺したとみられる。(08・3・21『産経新聞』

サラリーマンがサービス残業をするとか、
学校の先生が部活動の顧問で日曜出勤するとか、
プロ野球選手が練習後につめかけたファンにサインをするとか、

仕事にはそれを定義する“マニュアル”とか“決まりごと”があるけれども、みんなそれ以外・それ以上のことをしている。


お給料は変わらないのだから…
定時になったら帰ればいいし、
休みの日には家から出なければいいし、
ファンなんて置いてすぐに帰ればいい。

それでもそうしないのは、みんな自分の仕事に誇りとか、責任を持っているからにほかならない。


それなのに、警察にだけは、そういうものは無いのだろうか。

お決まりの言葉、
「警察は、何かがあってからじゃなきゃ動けないんですよ。」

…そんな“決まりごと”だけを守っているだけでいいの?
何かが起こる前に動こうと思う人は、1人もいないの?


何のためにこの組織があるのか、何のために自分がここにいるのか。
自分がこの組織に入る時に、思いえがいた志はどんなものだったか。

特権意識ばかりが肥大して、みんな忘れてしまったのかな。


「中にはそうじゃない人だっている!」
なんて声も同時によく聞くけれども、上記のようなニュースが続くと、それもだんだんと信じられなくなってきてしまう。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008/04/06

自社ビルだらけ

きのう、秋葉原“まんだらけ”のビルが建っていた。

大阪でも先日移転オープンがあったばかりだそうだし、儲かってるなぁ。


たーかいー敷地面積が狭いため8階まであるフロアは、ウィンドーショッピングには向かないか。
しかし見晴しはこの通り、素晴らしかった。


土地柄、外国人のお客さんも多い。

出国前最後の買い物なのか、ハングル文字の書かれたでっかいスーツケースを引きずりながら、必死で買い物をしている人とか。
特撮系のソフビのショーケースにへばりついて、急に知識のひけらかし合戦をはじめる白人男性グループとか。

どこの国のオタクもやっぱり同じだな!


お布施として、生まれて一度も見たことがなかったような、クソッタレにつまらなそうなファミコンのカセットを買って帰った。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/04/05

30代も代々木公園へ

2月に結成されたアイドルユニット“Fu-Fu”が、
渡辺美奈代(事務所の先輩)の『瞳に約束』をカバーしている。

テレビ番組『アメトーーク』での「華の昭和47年組」をはじめ、80年代が注目を浴び続け、おニャン子クラブも確実にその対象にありながらも…なぜかそのソロ曲はあまり注目されていなかったような気がする。


しかしどれも秋元×後藤というゴールデンコンビによる、“あの頃のアイドル”の王道をゆく名曲ばかり。

特に生粋のアイドルであった渡辺美奈代の曲は、その象徴。
しかも『瞳に約束』は、初々しさとそこから発生する大胆さに拍車をかけた、彼女のデビュー曲。
一度聴くと忘れられない、印象的なメロディの名曲だ。

「♪離さないでね…初めてだから…。」
ってねぇ、音にでものせないと言葉にできないよなぁ!


と、いうわけで、アイドルの定義が常に変化し続けている今、消えかけた貴重な流れを受け継いでいる、Fu-Fu

ライブ中足を止め、「だれがかわいい?」とか言い合っている若い男子グループやカップルもいいが、子供をだっこしつつ懐かしそうに耳を傾けるお父さんの姿もまた、いい。


路上ライブも次回で10回目を迎え、お客さんも増え、固定客がついてきた。

そうなるとこれからは、“新規開拓”と“固定客確保”という2つの流れに挟まれることになる。
常連さんを大切にし過ぎると一見さんは入り辛いし、一見さんを大切にし過ぎるとなじみの客はヘソを曲げ居場所を失う。

これはアーティストやアイドルだけでなく、プロサッカーチームでも、洋服屋でも、飲み屋でも、ゲームメーカーでも、サービス業なら必ず出てくるとても難しい課題。


色々な意味で大切な時期を迎える、これからの彼女達に注目だ。
老若男女たくさん人が集まって、もっともっと大きくなればイイナ!

♪ない・ちゃう・かも!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/04/03

革命戦士

日曜日、“ながら見”ながらテレビ東京『元祖!大食い王決定戦』を見ていたが、
やはりギャル曽根という人には、他の出場者との格の違いを感じた。

カメラによく抜かれ注目されるのは、ネームバリユーかもしれないけれど、

笑顔でおいしそうにご飯を口に入れることとか、
口の周りや食器を汚さずキレイに食べることなど、

他の出場者とは明らかに違っていた。


“食べること”って人間の原始的・生理的な行為だからか、それを見られたり見たりするのは恥ずかしくみっともないと思うし、クセなどでイヤな部分はすごく目につく。
「ソバをすする音がイヤ!」…王監督の娘さんみたいに。

それをみんなものすごい勢いで、なりふり構わずやっているのだからなぁ…そんな理由で私は「大食い」というバラエティのジャンルに嫌悪感を抱いていたのだけれども、彼女のおかげですごく救われた感がある。


見られているということを意識し、より広く業界のことを考えているというか…彼女から感じたのは、強いプロ意識。

やはりこの業界に革命を起こした、すごい人なのだなと思った。

残念なことに番組を見ている限りでは、他に彼女のほどの意志を持った人はいないように思えた。

| | コメント (4) | トラックバック (1)

2008/04/01

少しは新たな気持ちで

ネットの世界ではエイプリルフール、世間一般は新年度で盛り上がる、4月1日。

私にとっては全く変わらない、いつもの朝に過ぎず、
「電車がこむのはイヤだなぁ。」
くらいにさえ思っていたのだけれども。


ふと駅で、母親の肩につかまり、真新しいヒールの靴にティッシュを詰めている女の子を見てしまうと…
人間というのは単純なもので、今朝がとても新しい、未来への希望に満ち溢れた光景に見えはじめてしまった。

「今日は多摩川がキラキラ輝いている!」
「今日の空はいつもより澄んだ青色だ!」
「道行く人もみんないい顔しているな!」

なーんて、思ったりして。
まぁこれも、職場に着くまでだけの話なのだけれども。


とりあえず、
“4月何かはじめなきゃ症候群”
にかかって、デザイン本やフランス語会話教材などを買い込まないように。

ここだけは、いつもの自分でいたいと思っている。

うまい棒タコヤキ味ウマー

| | コメント (6) | トラックバック (0)

« 2008年3月 | トップページ | 2008年5月 »